SAOにプレイヤーチャットが搭載された件【連載するよ!】   作:秋ピザ

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UAがいつの間にか40000突破してた上にお気に入りが300突破だと……バカな……ありえない!

これを読んでくれている全員に最大級の感謝を。


【キレる体長】SAO最強決定戦part2

幼女泣かせた犯人を擦り付けられますた。

なにこれ俺も泣いちゃっていい?泣きながら全方位に王の財宝ごっこしちゃっていい?するよ?ねぇ王の財宝しちゃうよ?

装備メニューを開きながら、そんなことを伝えたくて周りを睨む。

すると、なんか全体的にいかついおっさんたちがやってきた。

……なんだお前ら。

うんうん、なになに?幼女泣かせた許さんデュエれ?

いいよ。バトルロイヤルモードはないけど、やろうか。

だが俺はちょっと忙しいから、初撃決着でよろしくな。

デュエル申請。初撃決着モード……受理!

デュエル開始まで一分である。

正直今すぐ黒の剣士をぶっ殺したいのに動けないからこの一分がものすごく憎たらしい。

早く過ぎないかな一分。キンクリされないかな一分(されません)。

「隊長……お主は紳士であると思っていたのに、残念だ」

 

「知るかぁ!」

 

あー、なんだろう。ここは事情を説明した方がいい筈なのに物凄くイライラしてめんどくさくなっちゃったなー。

八つ当たりにコイツらフルボッコしたくなっちゃったなー。

あ、残り五秒。

3…2…1……

「いざ尋常に……「サマソルからのバックラッシュ(片手剣ソードスキル。出が早く、場所を問わずに後ろに方向転換しつつ斬る)!」ひでぶっ!?」

 

俺は、デュエル開始と共に相手にサマーソルトを喰らわせ、そこから片手剣現状最速で出せる一撃であるバックラッシュを喰らわせた。

コイツ、本来は対奇襲用カウンターもどきなんだが、奇襲対策としての出の早さを活かしつつ今みたいに背中を見せてやれば良い感じに削れるのだ。

クックック。謂われなき罪を押し付けた罪は重いぞ!今度は誰だ!

「くっ……やはり団長じゃないと無理なのか……団長さえ、団長さえ居れば!」

 

るっさい。ところで勝負するかね?

全員最速を追い求めて作ったコンボシリーズで一瞬の内に沈めてやるから、早くしろよ(暗黒微笑)。

俺は、男たちを挑発する。正直もう黒の剣士うんぬんよりむしゃくしゃしてのストレス解消が主になってるが、別に良いだろう。

「お前たち!撤退だ!」

 

おっと逃がさんぜ。

「エフ子!そいつらを止めろ!」

 

「了解です!」

 

エフ子を動かして退路を塞いでやった。

そしてデュエル申請を送る。一瞬で拒否されたが、次の瞬間また送る。

拒否される度に送って、何度でも送る。

だが中々引っ掛からないな。さっさと間違えてYESを押してくれるとありがたいんだが。

……いや、むしろ間違えさせるより、間違えさせた方が良いかもしれない。

難しいことじゃないんだ。ただ睡眠PKの要領でウインドウをタッチする手を俺が動かせば良いだけだから。

見上げられたもんじゃないがこれが一番楽だろう。

俺は、どうすれば他の奴にデュエルを挑めるかを考えたあげくのその発想を実行するため、行動を開始する。

 

まず、クラウチングスタートの体勢をとる。

当然相手は何かを感じとって逃げようとするが、そこにはエフ子が。

別になんらかの方法で物理的に退ければ良いのだが、コイツらには厳しい可能性がある……やっぱり。

逃げるため走り出そうとした男たちは、エフ子が立ち塞がると歩みを止めてしまった。

お前らが紳士なのは認めるさ。実に感動的だな、その精神。

だが無意味だ。俺はクラウチングスタートから一気に加速すると男たちの内の一人を抑え込み、手首りを掴む。

そして多分そこら辺にある。と思われたウインドウを無理矢理操作した。

……よし、受理されたな。強制デュエル、成功だ。

まぁどっかの誰かさんはルールを守って楽しくデュエルとも言っていたが、ルールを破って無理矢理デュエル。でも意外と語呂は合っている。

あくまで語呂のみだけどな。

「悪魔だ……隊長は、悪魔だ……」

 

悪魔か、むしろ大魔王じゃないかそこは?

ほら、逃げられないだろう?

大魔王からは逃げられない!

「それはエフ子ちゃんが居るからだ!」

 

そうか、それじゃ試してみるか?

延々と追い掛けてやるぜ。

……今デュエルしてる奴を倒してから、な。

あえて大魔王感を出すため、口角を上げて高笑いをしてみた。

すると相手は怯んだ。

えっちょ何?お前もしかしてこの程度でビビってんの?うわなっさけねー。

「クソ……ど、どうせお前なんてリアルだとぼっちのDQNの癖に!」

 

「……あ゙?今なんつった?え?ワンモアプリーズ?もっかい言えよ」

 

……あぁそう、言わないのか。

良いだろう、ならば言わせてみせよう。物理で。

 

 

 

【助けて】ただのケンカのはずが大惨事を巻き起こしてる

 

【ムッコロ星人】さん、【ダニマン】さん、【たこ焼き】さんが入室しました。

 

1.ムッコロ星人

たすけて。

 

2.たこ焼き

どうした。隊長でもキレさせたか?

 

3.ムッコロ星人

2»お前エスパー?なら話は早い。

ただのケンカのはずが大惨事になったので止める方法教えて。

 

4.ダニマン

ケンカって何?少なくともそれが分からんとなんとも。

 

5.たこ焼き

出来れば現状も一緒に。

 

6.ムッコロ星人

4、5»おk。まぁ最初は転移してきた隊長が嫁さん押し倒したところから始まる。

 

7.ダニマン

6»すまんお前を殴っていいか?

 

8.たこ焼き

6»ちょっとお前を蹴りたい。ものすごく蹴りたい。

 

9.ムッコロ星人

お前ら酷いなwまぁ続けるぞw

んで、俺はとーぜんキレた。押し倒して胸を揉むとかマジゆ゙る゙ざん゙って感じで。

そして鬼ごっこ化した。

 

10.たこ焼き

つまりは隊長に嫁押し倒されて追い掛けた。と。

だが大丈夫か?隊長ってバケモノどころじゃ利かないって聞いたけど。

 

11.ダニマン

10»いや、9»も相当な強さだろ。そうじゃなきゃ数秒で撒かれるだろうし。

 

12.たこ焼き

だとすると9»はなんなんだ。

 

13.ムッコロ星人

12»考えなくて良いぞ。

で、続きな。

俺は逃げる隊長を少しでも減速させようと、ピックを投げたんだ。

隊長がせれを避けても掴んでも多少は遅れるからな。

 

……で、道端の幼女に命中して、泣かせて、犯人が俺だと名乗り出ようとしたら謎の紳士軍団が出てきて混沌化。

 

14.たこ焼き

13»大惨事ではないな。

 

15.ムッコロ星人

ところがどっこい。その紳士軍団は隊長とデュエったんだ。

もちろん負け、そして全員逃亡……しようとして、他の奴らはエフ子ちゃんにより阻まれ腕を動かして強制デュエルで戦ってる。現在進行形で。

16.ダニマン

これは無駄にほっかほかのニュースやな。

 

17.ムッコロ星人

で、そのデュエル相手の二人目が、隊長の逆鱗的な物に触れちまったみたいなんだわ。

 

18.ダニマン

17»もしかして:ぼっち

 

19.ムッコロ星人

何故分かったし。お前はエスパーか……

まぁ、とにかく二人目の対戦者は隊長にぼっち、DQNと言ってキレさせた。

 

20.たこ焼き

そらキレるわな……つーか隊長ってなにげにコミュ力はあるし、ぼっちは無いだろ流石に。

 

21.ダニマン

まぁ、二人目くんがうっかり地雷を全力で踏み抜いちゃったってところか。

 

22.ムッコロ星人

それだけじゃねえ、ちょうど今のことだが、隊長が二人目どころか最後の一人を倒した。

 

23.たこ焼き

22»今すぐ逃げるんだよぉぉぉぉ!!!

 

24.ダニマン

22»レッツゴー第一層!とにかく逃げろ!

 

25.ムッコロ星人

23»24»どーしたね突然に。

 

26.たこ焼き

どーしたもこーしたもねぇ!

 

27.ダニマン

最初のピックの件で隊長が飛んでくるぞ!少なくとも俺が隊長なら、事の発端であるお前を殺しにいく!

 

28.ムッコロ星人

……残念、もう手遅れだ。

隊 長 か ら は 逃 げ ら れ な い !

 

【ムッコロ星人】さんが退室しました。

 

29.たこ焼き

あっ、死んだな。

 

30.ダニマン

28»お前の冥福を祈る。

 

31.ダニマン

ただしあと三秒でここを抜けるからそれまでだけどなw

 

【ダニマン】さんが退室しました。

 

32.たこ焼き

わーお俺一人寂しいなー切ないなー。

 

【漢】さんが入室しました。

 

33.漢

語り 合 わ な い か ?

 

34.たこ焼き

33»お断りします!

 

【たこ焼き】さんが退室しました。




どうでも良いですが隊長は現状ぼっちではありません。
ただしぼっちは禁句。怒りのボルテージが物凄く上がる。
具体的にはリアルなら平和島ごっこをしてしまえるほどに……
隊長「あ゙ぁ゙ん゙!?」(道路標識ソード装備)
うわぁ恐ろしいや。

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