お待たせしました!
それではどうぞ☆
『もしかして戸塚さんて……八幡の……彼女かなんかなの……?』
突然の留美ちゃんの言葉に、ぼくは完全に固まってしまった。
──あ、あ……れ?
ぼくは留美ちゃんに八幡のことを悪く思わないであげて欲しいってお願いしてたはずなのに……なんで彼女なの?とかっていう質問をされてるんだろ、ぼく……?
というか……!かっ、かっ、彼女って!?
ぼぼぼぼぼくが八幡のっ!かっ、彼女ぉ!?
「ち、違うよっ!ぼ、ぼくは八幡の彼女じゃ無いからね!?」
「……なんでそんなに慌ててんの……?なんかやっぱり怪しいんだけど」
ちょっとだけパニックになりかけながらも、真っ赤になっているであろう顔をブンブン振っているぼくに、留美ちゃんは物凄いジトッとした眼差しでさらに追及してきた。
「ホントに違うからね!?」
「……じゃあ……なんで戸塚さんは、八幡の為にこんなことすんの……?」
「なんの為って……」
──ぼくはなんの為にこんなことしてるのかなんて、そんなのはっきりしてるよ。
「それは、八幡がぼくの友達だからだよ」
「……友達、か」
ぼくのなんの迷いもない答えに、留美ちゃんは顎に手を添えて思案中。
なにか変だったのかな?
すると留美ちゃんは、俯いていた顔をスッと上げた。
「……八幡に友達なんて居たんだ」
「居るよ!?」
留美ちゃんてば酷い!?
「ふーん…………まぁ、あの冷たい感じの美人と、あとは頭がお花畑そうなのも八幡と仲良さそうだったし……まぁ、居てもおかしく無いか……」
冷たい感じの美人、は雪ノ下さんだよね。
あ、頭がお花畑……は、申し訳ないけど……うん。
「でも、なんか美人の女ばっかりなんだけど。……あの人たちにしてもあんたにしても……ホントにただの友達なの?……八幡のこと狙ってんじゃないの?」
「狙っっっ……!?」
さ、最近の小学生って、こんなに進んでるのぉ!?
ぼくさっきから留美ちゃんに顔を熱くされっぱなしだよっ……
大体なんで留美ちゃんはこんなにこの件につっかかってくるんだろ?
元々ぼくが留美ちゃんにお話があったから来て貰ったのに、いつの間にかぼくの方が攻められっぱなしになっちゃってるし……
それに……ぼくはまだ一番重要なことをまだ言ってないんだ!
「ね、狙ってなんて……そのぉ…………ないし…………それにね?留美ちゃんはすっごい勘違いしてるからね!?」
「……なに?勘違いって。……大体あれだけ必死に八幡八幡って八幡のこと庇っといて、狙ってないとかなんか無理ない……?」
「だ、だってぼく……男の子……だもん」
激しい留美ちゃんからの追及に、ようやく言えた真実。
……ていうか……ぼくって、こんな小学生の女の子からも、そんなに女の子に見えるのかな……ちょっと凹む……
すると留美ちゃんはぼくの口から出た真実に、とっても冷めた言葉を切り返してきたのだった。
「は?なに言ってんの?そんなわけないじゃん。バカじゃないの」
…………ひ、酷いっ!
× × ×
結局、何度釈明しても「八幡を狙ってないって言い訳にしたって、いくらなんでもその言い訳はなくない?」と、しばらくのあいだ信じてもらえなくて、どうしたものかと頭を悩ませていた時に、ふと──そういえばぼくって、外出中はいつも生徒手帳を携帯してるんだった!──って事を思い出して、ポケットから取り出した生徒手帳を見せたらようやく信じてくれた。
「……ホントに男なんだ…………そ、その……さっきは失礼なこと言って……ごめんなさい……」
さっきまでは妙に攻撃的な態度だったけど、自分の間違いをちゃんと認めてペコリと頭を下げてくれた留美ちゃんは、やっぱりしっかりした子なんだなぁ。
「んーん?気にしなくてもいいよ?……あはは、よく間違えられるし、実は八幡と初めてお話した時も八幡信じてくれなかったしね」
苦笑しながらそう答えてあげると、ようやくペコリと下げた頭を上げてくれた。
「そっか……ありがと。……でもさ、じゃあなんで戸塚さんは、八幡の為にこんなことまですんの?……言いたいことは分かったけど、なんか……やっぱりただの友達とは思えないんだけど。普通こんなことの為に、高校生が小学生に頭下げんの……?」
「んー、普通の友達とは思えない……かぁ。……えへへ、それは確かにそうなのかも知れないね。ぼくは、八幡のことをただの友達とは思ってないもんっ……」
そう。八幡は、ただの友達なんかじゃ決して無いんだ。
うぅ……でもそれを口に出しちゃうのはちょっと恥ずかしかったかも……!
ぼくが思わず頬を染めちゃってたら、留美ちゃんが半歩だけ下がって声を漏らした。
「……え……」
「ち、違うからね!?そ、そういうんじゃ無いからね!?」
も、もう留美ちゃんたら……!
ホントに違うんだからね!?…………ち、違う……んだよ?
「あ、あのね!?ふ、普通の友達とは思ってないって言うのはね!?……んん!ん!…………八幡はぼくにとって……憧れの存在なんだ。ぼくも、あんな風になりたいなって、そんな存在」
……はぁ……まさか、さっき初めてお話したばっかりの留美ちゃんに、ぼくがずっと胸に秘めてきた気持ちを話すことになるだなんて思わなかったな……
……うん、違うか。そんな、ある意味無関係な存在である留美ちゃんにだからこそ話せるのかも知れない。
「……ちょっと長くなっちゃうけど……聞いてくれるかな?ぼくの気持ち」
そしてぼくは語りだす。
なんでぼくがこんなにまで八幡に憧れているのか。八幡と、ずっとお友達になりたかったのか。
今まで誰かに話してみたかったけど、でも決して誰にも言えなかった、ぼくの心の内を。
× × ×
えへへ……ぼくね?こんなんだからさ、男の子の友達が全然居ないんだ。
小学生の頃から、周りにはいつも女の子の友達ばっかりだった。
小さな頃からずっとそうだったから、それに別に疑問も持たなかったし、普通のことだって思ってた。
でもね、小学校の高学年くらいになった時に、これはそんなに普通な事なんかじゃないんだって気付き始めた。
ある日、ぼくは男の子達からハブられてるのかな?って感じ始めたんだ……
一度それに気付き始めたら、今まで目に見えないモノが……耳に聞こえなかった事が聞こえ始めた。
ぼくを見て笑う男の子たち。ぼくを女男って馬鹿にする子たち。
異端な存在だったぼくは、男の子グループから完全に排除されてた。
中学生になったら、そんな空気が明確に出ててね?……たぶん、思春期の男の子たちからしたら、ぼくは……気持ち悪い存在だったんだと思う……
それが結構辛くてね、じゃあ強くなれば異端な存在じゃ無くなるのかな?って。
仲間に入れて貰えるのかな?って。
だからぼくは苦手だったスポーツで心も体も鍛えようって思ってテニスを始めたんだ。
でもなんにも変わらないまま中学生も終わっちゃって、高校生になって今度こそ!って思ってる時に出会ったのが……八幡だった。
八幡はさ、高校の入学式の日に交通事故に遭っちゃって、ようやく怪我が治って登校してきた時には、もうグループも出来上がっちゃってて、どこにも入れなくて1人ぼっちだった。
ぼくはぼくで、小学校中学校の頃と同じで、女の子の友達した居なかったんだけどね。
だから、異端扱いされてるぼくはずっと気になってたんだ。
高校生活のスタートに居られないで、クラス内で異端扱いされてる彼は、これからどうやって高校生活を送っていくんだろう、どうやって友達を作っていくんだろうって。
でもね?彼は……八幡はなにもしなかった。
八幡は、そんな自分を受け入れたんだ。
林間学校も体育祭も、誰ともお話することもなくずっと1人だったんだけど、それが当然であるかのように、黙って毎日生活してた。
なんて強い人なんだろう……って思ったと同時に、元々そういう人なのかも、って思うこともあった。
言い方は悪いけど、全てに無関心な人なのかも……って。
でもね?毎日彼を観察するうちに、そういえばどうしても気になることがあったなぁって、ある日先生に聞いてみたんだ。比企谷くんは、どうして交通事故に遭ったんですか?って。
だって、それがなければ、八幡はは今みたいじゃ無かったかも知れないから。
そしたら先生は「恥ずかしいから言わないでくれって頼まれたから本当は内緒なんだけど戸塚なら大丈夫か。誰にも言うなよ?」って前置きをした上で教えてくれたんだ。
……八幡はね?車にひかれそうになった犬を助ける為に車に飛び込んで事故に遭っちゃったんだって。
自分の飼い犬でもなんでもない、たまたま目の前にいた犬を助ける為に。
ぼくはそれを聞いて、自分の考えが間違いだったって分かったんだ。
彼は、比企谷くんは全てに無関心な人なんかじゃ無いんだって。
犬を助ける為に車に飛び込んじゃうような人が、全てに無関心なわけがない。
ホントはとっても優しい人なんだって。
そんな……誰かを救う為なら身を挺しちゃうようなホントは優しい人が、クラスで異端扱いになって1人で居ることに心を傷めてないわけがない。
傷めてないわけがないのに……それでも1人で居る現実を受け入れて、なんてことないって平気な顔して毎日学校に来てる彼は、なんて強い人なんだろう!って、なんて格好良いんだろう!って、ぼくは心から憧れたんだ。
だからぼくは、そんな憧れの八幡といつか友達になりたいなって、いつか隣に立ちたいなって思って頑張ったんだっ。
もう、男の子たちから異端視されてることも、男の子の友達が居ないことも気にしないようにした。
そんなの、別に大したこと無いじゃないか!って。
そしたらね、ぼくはちょっとだけ強くなれた。
そしたら八幡と友達になれた。
八幡と友達になれたら、今度はもっと強くなれた。
えへへ、今じゃテニス部の次期部長候補なんだよ!ぼく。
八幡を見てきたから、八幡の隣に立ちたいって思えたから、だから今のぼくが居るんだ。
こうやっての八幡のおかげで少しだけ強くなれたぼくだけど、でも八幡と友達になれたのは、まだまだ弱かったぼくが八幡を頼っちゃったからなんだ。
だからぼくの次の目標は、もっと頑張ってもっともっと強くなって、今度は八幡に頼って貰えるような、そんな対等な友達になること。それが今のぼくの目標。
だからさ、ぼくにとっての八幡は友達ではあるんだけど、でもそれ以上に目標にしてる憧れの人。
それが、ぼくにとってただの友達じゃないんだよってことなんだっ!
× × ×
「……ふぅ〜」
興奮しすぎちゃったぼくは、たぶん高揚して頬が赤くなってると思う。
でも今おもいっきり吐いた息は、言いたい事を言い切れた、満足感いっぱいで吐いた幸せの息。
うぅ……でも興奮しすぎて熱くなりすぎちゃったかな……?
ぼくが話し終えてから、留美ちゃんは俯いたままずっと黙ってる。
や、やっちゃったかな……
で、でも、最後にもう一度これだけは言わなくちゃ!
「……だからね、留美ちゃん。不器用だから伝わり辛いかも知れないけど……八幡はそういう人なんだ。……だから、八幡のことを悪く思わないであげてくださいっ……」
そういってぼくはもう一度留美ちゃんに深く頭をさげた。
「あのさ」
ようやく口を開いた留美ちゃんだけど、その口から出てきた言葉は、ぼくの想像していた言葉とは全然違っていた。
「そもそもなんだけどさ、勘違いしないでもらえない?……私、八幡のこと、ひとつも悪く思ってなんてないんだけど」
…………………………………………………………へっ?
「……え、えっ!?そ、そうなの!!?……だ、だってっ……八幡と目を合わさないようにして横を通り過ぎてたから、ぼ、ぼくてっきり留美ちゃんは八幡のこと嫌いになっちゃったのかと…………っ!」
「やり方は酷かったから、ちょっとムッて思ってたのは確かだけど…………でも、私が惨めなのはもう嫌だって……その……泣いちゃったから…………だから八幡が私の為に考えてしてくれたことだって分かってるし、それに……私の為のあの酷い方法のせいで、あんまり表には出してないけど、八幡が辛い思いをして、八幡が辛い顔をしてたのだって分かってる」
「そうなの……?」
「……うん。……でも、ただ泣き付いちゃっただけの私が、私の為にしてくれた八幡の酷いやり方を、責めるのも、ありがとうってお礼を言うのも……なんか違う気がしたから……」
「……」
「……だから……私が八幡にありがとうって言うんだとしたら、まだ今じゃないかなって……もう、八幡にあんな顔させないくらいに、もう心配させないくらいになれてから、その時にちゃんと“ありがとう”って。“でもあの方法は無さすぎでしょ、バカ”って言いたかったから……だからさっきは無視したの……まぁ、もしまた会えたらだけどさ」
……びっくりした……本当にびっくりした。
留美ちゃんは……ぼくが思ってるなんかよりも、ずっとしっかりした考えを持ってたんだ。
…………八幡良かったねっ!こんな小さな女の子でも、ちゃんと八幡のことを見てくれる子だって居るんだね……!
でも……だとしたら……!
ぼくは我に返って顔が物凄く熱くなってきちゃった……
あんなに1人で熱く語っちゃってたのに、留美ちゃんにはちゃんと八幡が見えてたって事は、な、なんかぼく……馬鹿みたいだよぉぉ……!は、恥ずかしいっ……
「……そうなんだねっ!……あ、あはははは、なんかぼく、1人で長々と語っちゃって馬鹿みたいだね…」
「でもさ……なんていうか……戸塚さんの話聞けて良かった……かも。ハブられて辛かったけど頑張れたって話も聞けたし……自分の考えが間違いじゃないってことも分かったし、それに……八幡のこと知れたし」
そう言って頬を染めて俯く留美ちゃん。
なんかぼく、小学生の女の子に気を遣われてるみたいだ……うぅ……
でも…………そっか!
なんで留美ちゃんが、女の子だと勘違いしてたぼくにあんなに突っ掛かってきたのかと思ってたけど……ふふっ、もしかしたら、八幡は留美ちゃんの初恋だったりするのかなっ?
なんでお話したこともないぼくに呼ばれて、なんにも言わず来てくれたのかも分からなかったけど、留美ちゃんは、そのぉ……ぼ、ぼくが初恋の相手の……か、彼女なのかもって思ったから……どうしても気になっちゃって来てくれたのかもね。
うぅ〜……何度考えても……ぼ、ぼくが八幡の、かっ、彼女だって思われてただなんてっ……は、恥ずかしいな……っ。
「わざわざ来てくれてありがとうね、留美ちゃん。気を付けて帰ってね」
「うん。別に……なんてことない」
お話も終わって、ぼくと留美ちゃんは自分の居場所へと向かう。
ちょっと恥ずかしかったけど、でも……留美ちゃんとお話出来て良かった。
「あっ、……あのさ」
自分の部屋へと歩き始めた留美ちゃんの背中を見送っていると、留美ちゃんはなにかを思い出したかのようにぼくへと振り向いた。
「今日会ったことと私が話したこと、八幡には言わないで。……いつか、ちゃんと自分で言いたいから」
……あ、そっか……このこと、八幡には言えないのかぁ……
八幡には、留美ちゃんが本当は感謝してたよ?心配しなくてもいいよ?って言ってあげたかったな……
でも、それはぼくの役目じゃないんだよね。そんなことをぼくがするのは野暮だもんね。
「うん!もちろん」
だからぼくは留美ちゃんが心配しないように、笑顔で元気にそう応えたのだった。
ありがとうね!留美ちゃん。
八幡の事を真っ直ぐに見てくれる留美ちゃんみたいな子が居てくれて、ぼくは本当に嬉しい……!
いつか、その可愛らしい初恋が叶う日がくるといいね!
…………ついつい八幡と成長した留美ちゃんが結ばれた姿を想像しちゃったぼくは、なぜだか胸が苦しくってモヤモヤしちゃったんだけど…………うん。年の差カップルになっちゃう心配に対してだよねっ!
バンガローに戻ると葉山くんと戸部くんは思い思いに過ごしてたんだけど、八幡はどうやらお風呂に行ってるみたい。
……お、お風呂っ……
昨夜の記憶が頭の中を駆け巡るっ……!
わぁぁあぁぁぁあぁぁ!ダメダメぇ!
もう忘れて!ぼくのばかぁぁっ!
よ、よし!お布団お布団!
お布団の用意をして、もう寝る準備をしようそうしよう!
今日は本当に疲れちゃったもん。早く寝なくちゃね。
そうだ!八幡のお布団も敷いておいてあげよっと。
自分のと八幡のお布団を隣り合わせで敷いたぼくは、今日の色々な疲れがどっと押し寄せてきちゃったから、八幡が戻ってくるまで少しだけ横になることにした。
別に寝ちゃうわけじゃないんだっ……た、だ……ちょっとだけ…………よ、こ、に…………なる……だ……………………け……………
× × ×
ふと目を覚ますと、まだ薄暗くはあるものの、カーテンの隙間から少しだけ光が零れてきてる。
どうやらもうちょっとで夜明けみたいな、そんな仄かな光。
っ!!
どうやらぼくはあのまま寝ちゃったみたいだ……
ふと隣をみると、八幡が安らかな寝息をたてていた。
うぅ……もったいないなぁ……八幡とお泊まり出来る最後の夜なのに、いくら疲れ切っちゃってたからって、八幡が帰ってくるのも待たずに眠っちゃうだなんて……
「すー……すー……」
ふふっ、今日も良く眠ってるなぁ。
……八幡て普段はキリッとした格好良い目をしてるのに、こうやって安からに眠ってる顔は本当に可愛いっ……!
周りを見渡すと、葉山くんも戸部くんも、まだ深い夢の中にいるみたい。
ぼくはみんなが起きちゃわないようにそ〜っと起き上がると、八幡の隣にペタンと女の子座りをして、そして…………八幡の頭をそっと優しく撫でた。
───この林間学校は本当に色々あったね。
小学生のお手伝いしたりカレー作ったり、お風呂で鉢合わせたり川遊びしたり、そして…………肝試しで辛い思いしたり……
本当に色々あったけど、でも、はじめての一緒の夏休み楽しめたよね……?
でも、まだぼくたちの夏休みは始まったばかりだもん。
だから帰ってからも、一緒に映画行ったり一緒にランチしたり一緒にテニスしたりして、もっともっと一杯楽しもうねっ!
そしてぼくは昨日ちゃんと言えなかった一言をそっと言う。
八幡の頭を優しく撫でながら……
「……八幡、おつかれさまっ」
友達との夏休み編・終わり
ありがとうございました☆
なんとかギリギリ友達として終われました(笑)
本当は文化祭編、修学旅行編とかも考えてはいたんですけどもう私ダメポ(白目)
というわけで、とりあえずこちらのSSは一応の終了という形とさせて頂きますね〜(・ω<)
放置期間がかなり長かったりと色々あったSSではありましたが、長いあいだ最後まで本当にありがとうございましたっ♪