新次元ゲイムネプテューヌVⅡ SSRと言う名のG(凍結)   作:藤和木 士

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どうも皆様、お元気でしょうか。
最近の趣味はバトルスピリッツのデッキ構築を考えるのと激次元タッグブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団をプレイする、藤和木弘です。
第25話、投稿です。

今回のお話はあの通常攻撃の効かないモンスターと海男の登場です。
でも攻撃効かないのって通常攻撃だけだったっけ、とあやふやです。間違っていたらごめんなさい。

では本編をどうぞ。


第25話 過去のデータ、強敵出現

 

 

光樹達はあの後、モンスターを倒しながら、先を急いでいた。割と奥まで来たが、それでも目的の海男は見つからない。

だが、うずめは表情を崩すことなく、笑みを浮かべつつ、敵を倒している。大丈夫そうだ。

階段を上ったり下りたりしている途中、ネプギアが思い出したかのように言った。

 

「あっ、公衆電話だ。ごめんなさい、ちょっとここで待ってもらえますか?」

 

「えっ…おい、ネプギア。どうした、急に…。」

 

だが聞いた光樹の声が届いていないかのように、ネプギアは走っていく。何やら公衆電話を見つけたようだが…。

 

「どうしたんだろ?公衆電話なんて珍しくもないのに。」

 

ネプテューヌも不思議に思う。

そこでうずめがその理由を推測した。

 

「たぶん、ネットじゃないか?外でネットに繋ぐのって、公衆電話とかの外部端末に繋がなきゃいけないし。」

 

その推測に納得する。今朝もどこかにコードを接続してネットにアクセスしていたと言っていたのを思い出す。

となると、しばらくは休憩タイムだろう。確か先程、ネプテューヌはお腹が空いていると言っていたな、と思う。そこで光樹は背負っていたバッグ(うずめの拠点にあったものを拝借してきた)から乾パンの缶詰めを取り出す。

 

「とりあえず、休息するか。ネプテューヌ、さっきお腹が空いたって言ってたよな?乾パンならあるぜ。」

 

「おーっ!気が利くね。食べる食べる!」

 

「そうだな、少しでも腹を満たしておかないとな。」

 

ネプテューヌとうずめがこちらに来る。三人は少しの間、休むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は公衆電話までたどり着くと、すぐにポケットから有線ケーブルを取り出す。そして接続口を探し、見つける。

 

「Nギアをケーブルで繋いで…っと。うん、これでよし。」

 

繋いだのを確認すると、ネプギアはすばやくNギアを操作し、回線をつなぎ始める。

ものの数十秒で回線は繋がった。

 

「………よかった、ここからなら、この街の管理サーバーにアクセスできるみたい。プロテクトも一昔前のものっぽいし…。よし、侵入できた。」

 

プロテクトを突破した後、ネプギアは早速サーバー内のデータを黙々と見ていく。

 

「………。」

 

じっくりと内容を見ていく。何か使えそうなデータが無いか、それを調べていく。

…しかし、1分後。

 

「ほとんどのデータが壊れてる。」

 

ここから入った街のデータベースには、壊れたデータがほとんどだった。使えそうなものはほとんどない。

諦めようかとも思った所で、ネプギアはあるデータに眼を止める。

 

「あ、けどこれなんだろう。えーっと…。」

 

内容は、今朝見つけた、あのデータに近いものだった。

内容は以下のとおりである。

 

 

 

 

1ページ目

『□がつ□にち □□□□□□□から □□□が はつばいされた こちらがさきなのに かざむきがわるい』

 

2ページ目

『□□□□□□□に たいこうして □□□□□□□□□をとうにゅうする しかし とうにゅうじきがおそすぎる このながれは かえられない だれか □□□を すくってくれ』

 

 

 

 

その内容を見て、ネプギアはゆっくりと息を吐く。

 

「…見つかったデータはこれだけ、か。」

 

それしか見つからなかったことに、がっかりはしたが、収穫はあった。それは文の口調から分かったことだ。

 

「けど、この記録を書いたの、この間みつけたのと同じ人かな。」

 

そう、文の口調が、書き方が同じ人物であるという可能性だった。言葉の区切りに句点、読点を使わない所、そして、ひらがなとカタカナがメインで、漢字が使われていない所が同じだ。

そこでネプギアはそこから読み取ったものを、以前手に入れたファイルの内容と合わせて考察しようとする。

と、その時、ネプギアを呼ぶ声が聞こえた。

 

「おーい、ぎあっちー。なにしてんだー!先にいくぞー。」

 

それはうずめさんの声でだった。どうやら、かなり時間が経ってしまっていたようだ。いけないいけない、今は海男さんを助けに行かないといけないのに。

 

「ご、ごめんなさい。今、いきまーす。」

 

そう声を返すと、ネプギアはコードを外して再びポケットに入れた後、すぐに走っていった。

ちなみに、合流した後、光樹さんから乾パンをいただいた。お腹も少しは満足したかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい、こっちこっちー。」

 

「うずめさん、やっときた!」

 

急に響いた声に、思わずわたしは反応した。だれだろう、と思ったわたしはその声の方を向く。

すると、そこには大量のモンスターたちが居た。

 

「これで安心だね。あれ、なんか三人知らない人がいるよ。」

 

「本当だ。誰だろう?」

 

「うぉっ!?なんか、ひよこ虫がいっぱいいる!?」

 

わたしは驚きの声を出した。こんな光景、あまり見たことが無いので、びっくりしてしまったのだ。隣から見ていたネプギアと光樹も、同じように驚いていた。

 

「凄い、三十匹はいるね。私、こんなにたくさんのひよこ虫みたの初めてかも。」

 

「可愛いモンスターもこれだけいると怖いもんだな…。まぁ、敵意は無いみたいだな。」

 

わたしたち三人が驚いている間に、エビフライが前に出てきて聞き始めた。

 

「おまたせなのです。海男さんとモンスターはどこにいるんですか?」

 

そう聞くと、すぐにひよこ虫の一体が答えた。

 

「海男さんなら、モンスターを引き付けて向こうに行ったよ。はやく行って助けてあげて。じゃないと、食べられちゃうよ。」

 

ひよこ虫の言った方に目を向ける。ここからではまだモンスターの姿は見えないけどいるんだね。

それを聞いたうずめは、ひよこ虫たちに感謝の言葉をかける。

 

「お前らも危ないのにわざわざここに残ってくれてたのか。サンキューな。」

 

「気をつけてください。とっても強そうなのがいるんです。」

 

一体のひよこ虫がそう言った。強そうなのが一匹いるんだ、と思う。でもどんな奴でも倒しちゃうぞ!そう意気込む。

ひよこ虫の発言に、うずめは笑顔で答える。

 

「それなら、心配はいらねぇ。こっちには助っ人が三人もいるんだ。」

 

「そうだよ!わたしとネプギア、それに光樹がいるんだもん。モンスターの一匹や二匹任せてよ。」

 

「はい、任せて下さい!」

 

「大丈夫だ。海男も助けてくるよ。」

 

三人はうずめに続いて自信満々に言葉を発した。

実際、この四人なら、どんな敵でも大丈夫だと思う。私やネプギア、うずめは女神だからもちろん勝てる。そして光樹も「ガンダム」になるんだから。大丈夫!きっと勝てる!

 

「そういうことだ。カタが付いたら呼びに来るから、安全なところに隠れてな。」

 

うずめが避難を促したのち、ネプテューヌ達はすぐにモンスターのいる方へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

数十秒後、わたしたちはひよこ虫たちの言っていた場所に着いた。しかし、そこには驚くべき光景が広がっていた。

 

「うわっ!?なにここ、いかにもなモンスターがいっぱいいるよ。」

 

思わずそう叫ぶ。大量のモンスターがたくさんいた。これだけのモンスターから逃げていたなんて、海男ってすごいなぁ、と考えていた。

だがうずめは落ち着いて言う。

 

「こいつらが海男を襲ったモンスターか。へっ、どんなやつらかと思えば、雑魚ばっかじゃねぇか。」

 

「うずめさん、倒せる?」

 

唯一避難しなかったエビフライが聞くと、うずめは返事をする。

 

「答えるまでもねぇ。行くぞ、ねぷっち、ぎあっち。」

 

そして、わたしたちはモンスターとの戦闘に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

『戦闘不能…。』

 

「よし、次!」

 

目の前にいた腕がガトリング砲になっている機械系モンスターをライフルで倒し、すぐに次のモンスターの懐に潜りこみ、倒す。次のドカーン系のモンスターは耐久が高い。光樹は右手にANビームライフルⅤ・ロングライフルモード、左手にANビームサーベルⅤを構え、飛ぶ。

ライフルからビームを放ちつつ、接近していく。ロングライフルの反動が大きく、ほとんど牽制のようになり、ビームは当たっていなかったが、接近することに成功する。敵は防御態勢の盾のように正面面積を広げた体制を取る。それに構わず、ビームサーベルを横に振るう。

しかし、切り裂ききれず、耐えられた。反撃の爆風が光樹を襲う。

 

「くっ…!」

 

シールドを構えて爆風を防いで交代する。しかし、若干構えるのが遅かったため、右半分に爆風のダメージが発生している。

そのカウンター攻撃に便乗して、他のモンスター達がこちらに向かってくる。光樹も迎撃しようとする。

が、そこに光樹のフォローに、うずめが割って入る。

 

「下がってろ。」

 

「うずめ!」

 

すぐにうずめはメガホンを介しての声の衝撃波をモンスター達に放った。倒しきれなかったモンスターも居たが、ある程度は倒したようだ。

うずめもやるな。そう思いつつ、光樹は装備を変更しつつ、うずめの前に出る。

 

「フルバーストで一気に決める!!」

 

「おう!頼んだぜ!」

 

うずめの声を背中に受けつつ、両手にANビームライフルⅤ、背中のANランチャーキャノンⅡ・キャノンモードとランチャーモード、ANヴェスバーレールガンⅣ・レールガンモード、更にANドラグーンⅤを展開しての一斉砲撃、ドラグーンフルバーストを放つ。ストライクフリーダム以上の火線が、敵を襲う。

撃ち終わると、ドカーン系やガトリング砲持ちの機械系モンスター諸共、消滅していた。どうやら完全にこちらは完全に倒しきったようだ。

 

「よし、撃破だな。」

 

「そうだな、後はネプテューヌ達の方だな。」

 

うずめとそう言葉を交わす。

その言葉通り、現在俺たちは、俺とうずめ、ネプテューヌとネプギアで別れてモンスター達と戦っていた。なぜそんなことになったかと言うと、簡単に言えば、横道から挟撃されてしまったのだ。

後ろに下がっていればよかったかもしれないが、後ろに下がれば、ひよこ虫達の方に被害が及ぶということで、仕方なくそのまま迎撃することになったのだ。

光樹達は後ろに行かせないため、その場に残り、ネプテューヌ達は横道のモンスター達を遊撃的に応戦することとなった。そのおかげで、モンスターを完全に食い止め、こちらは完全に倒した。後はネプテューヌ達が戻ってくるだけだ。

そう思っていた、その時、ネプテューヌ達のいる方から何かが飛び出してきた。

 

「きゃっ!!」

 

それはネプギアであった。思い切り尻餅をつく。

最初は何か攻撃を受けて仰け反ったのだと判断した。しかしそれなら倒れることは少ない。それに、ネプギアと武器のビームソードは、傷はほとんど見受けられない。つまり攻撃は受けていないのだ。

だが、なぜ?光樹は考えたが、何も思い浮かばない。記憶があれば、何か考え付いたのだろうが…。

そんな中、更に横道の方から人影が出てきた。出てくるものと言えばただ一つ。

 

「んもー!なんなの、あいつ!」

 

ネプテューヌだ。後ろに大きく引きながらの登場だったが、大丈夫そうだ。反対の方を向くと、そこには馬に翼の生えた、いわゆるペガサス型のモンスターが四本の脚で余裕そうに立っていた。

俺はすぐネプテューヌとネプギアに何があったのかを聞く。

 

「どうした、ネプギア、ネプテューヌ。何かあったのか?」

 

「光樹さん!」

 

「光樹!ちょうどよかった。あいつ強すぎだよ!攻撃が効かないよ。」

 

「攻撃が効かない…?」

 

ネプテューヌから語られたのはそんなとんでもないことだった。攻撃が効かない。それから予想されるのは、何かバリア的なものが存在しているのか、それとも単純に力量が足りないのかである。

前者ならまだ勝てる可能性はある。だが後者であったなら、最悪海男を見捨てる選択もあり得る。

だが、そこにネプギアが希望のあることを言う。

 

「何か、普通の攻撃だと通りにくいんだと思います。それ以外の…例えば、お姉ちゃんのスキル攻撃の「クロスコンビネーション」とかは攻撃が通りやすいって思いました。」

 

「スキル攻撃が効きやすい…かなり厄介そうだな。」

 

ネプギアの言うスキル技といえば、スキルポイント、通称SPという精神力のようなものを消費して使う攻撃の事だ。何回も使える様なものじゃないが、その分威力は高い。

それなら、スキル技を主軸にしていった方がいいのだろう。更に話を聞いていたうずめも言う。

 

「…なるほどな攻撃が効きづらいって聞いた時はまさかとは思ったが、あの野郎、物理バリアを張ってやがる。」

 

「物理バリアって…倒せるのか?あいつ。」

 

そう聞くと、うずめは冷静に答える。

 

「大丈夫だ。怪しいのは、あの〔翼〕だな。たぶん、位置的に、正面からぶん殴れば、壊せそうだな。」

 

「当然壊せば、普通に攻撃は通るよな?」

 

「あぁ。間違いない。」

 

それを聞いて安心した。あれを壊すことが出来れば、あとは殴っていけば大丈夫。なら、こちらもNFBは使わずとも、チャージショットやディバイドエッジが効くはずだ。

そう判断した光樹も他の全員同様に武器を構える。すると、ペガサス型のモンスターはこちらに突っ込んでくる。それを回避する。

 

「よし、全員でフルボッコだ!!」

 

そしてうずめの声と共に、全員がペガサス型のモンスター「ユンゲルトス」に向かって攻撃を集中させる。

ネプテューヌのクロスコンビネーションが連続で敵を切り裂く。そして次にネプギアのミラージュダンスがヒットする。

しかし、敵も負けずに反撃の暴れ攻撃をする。それらをネプテューヌとネプギアは回避する。

 

「いくぜ!!」

 

暴れて疲れたところに、うずめのスキル技、「咆哮夢叫」がユンゲルトスを襲う。蹴りから飛び上がっての衝撃波が広がる。

それでもなおユンゲルトスは余裕を見せている。翼の部分も破壊されていない。

だが、まだ攻撃は残っている。

 

「こいつで…決める!!」

 

『ディバイダー・ゼロシステム起動。アタックシフト、ディバイドエッジ。』

 

飛翔した後、ディバイダー・ゼロシステムを起動させ、攻撃態勢に入る。それを見たユンゲルトスは、防御態勢を取る。しかし、その防御態勢は翼までカバーしきれていない。そこに、攻撃を定める。

 

「ディバイド!エーッジ!!」

 

DAN粒子の衝撃波を放って、一気に降下し、強烈な突きを繰り出す。それらすべてが左側の翼にヒットする。

すぐに後退し、ダメージを確認する。かなりのダメージだったが、それでも翼は壊れなかった。

流石に硬すぎだろ、と思ってしまう。だが、その心配は無駄に終わることになった。

 

「よし、ねぷっち、ぎあっち!いくぞ。」

 

「オッケー!」

 

「問題ありません!」

 

三人がユンゲルトスを囲むようにすでに展開していた。光樹は何をするのか全く分からなかった。だが何かの攻撃であることは俺にも分かった。

そして、攻撃が繰り出された。

 

『トライバースト!!!』

 

その叫び声が重なると、三人の構えていた手のひらから雷のような攻撃が、ユンゲルトスに向かって伸びる。

その光はユンゲルトスに直撃し、爆発する。爆風はこちらまで広がる。思わず顔を腕で覆う。

爆風が収まった後、腕をどけると、そこには未だに健在のユンゲルトスが見えた。ところが本体の方にはかなりダメージが入っているようで、翼の方はヒビが大量に入っていた。

 

「今だ!光樹!!」

 

うずめの叫び声にすぐに反応する。俺に決めろと言っているのだ。

そう判断した光樹は、すぐにANビームライフルⅤをロングレンジモードに切り替え、構える。そしてディバイダー・ゼロシステムをブラストシフトに切り替える。

 

『ブラストシフト・シルバーハンマー、ファイア。』

 

ゼロの音声と共に、ライフルから漆黒のビームが放たれる。そのビームが、ユンゲルトスを貫き…。

 

パリィィン!!

 

そんな音と共に、ユンゲルトスの翼は、砕け散った。

そこを、四人は見逃さない。

 

「みんな!突撃ライクハート!!」

 

ネプテューヌの言葉と共に、一斉に距離を詰め、武器での攻撃を再開する。ユンゲルトスは避けようとせず、その攻撃を受けた。

体力がなかったのか、翼が破壊されたことに衝撃を受けたのか、どちらにせよ、関係ない。今はこいつを倒すだけだ。

攻撃が集中すれば、いくら今までバリアで耐えていたモンスターも、かなうわけがない。幾度もの攻撃の後、ユンゲルトスは床に倒れこみ、消滅した。勝ったのだ。

それを確認した後、全員はふぅ、と息を吐いた。

 

「これで最後かな。」

 

「みたいだな。モンスターの反応もないし、これで安心して海男を探せるな。」

 

ネプテューヌと光樹が安心し、そう言った。これなら、もう安心だと、思ったからだ。

実際、今はゼロに周囲の敵反応を調べさせている。大丈夫なはずだ。

と、そこで、ネプテューヌがふと、海男のことについて話す。

 

「けどさ、海男ってどんな人なんだろう?声から予想するに、渋くてイケメンなおじさまじゃないかな?」

 

なるほど、ネプテューヌはそんな予想をしているのか。確かにあの声ならそんな予想が普通かもしれない。だが、俺はやはり、ニムバスさんのような騎士道かなにかに固執しながらも、仲間たちをまとめるリーダー気質な二十代の青年を考えていた。

 

「そうかな?俺は少し残念なイケメンで、騎士道に精通した、独身の二十代だと思うぜ。」

 

「何それー。さすがにそれはないんじゃない?」

 

「そうか?ありえそうだけど…。」

 

そんな話をしていると、辺りを探していたうずめが、声を出した。

 

「海男、無事か!」

 

どうやら海男を発見したようだ。すぐにあの綺麗な二ムバス声が響く。

 

「すまない、心配と苦労をかけた。」

 

「このくらいのこと気にするなって。それに、お前に紹介したい人もいるしな。」

 

「紹介したい人かい?」

 

「ねぷっち、ぎあっち、光樹改めて紹介する。こっちに来てくれ。」

 

それを聞いて、光樹達は、顔を見合わせる。どうやら、遂に海男と会うことが出来るようだ。すぐにうずめの元に集まる

そして、うずめがこちらに顔を向け、海男の方には右手を向けて紹介する。

 

 

 

 

「こいつが海男だ。」

 

 

 

 

そこにいたのは、真顔を見せ、空中に浮く、一匹の魚であった。

 

TO BE CONNTINUED

 




いかがだったでしょうか。
次回のお話はあの宿敵と再会です。

ちなみに冒頭でお話ししました、激次元タッグの方ですが、私は現在カット8まで来ました。なんかこの辺りから敵が強くなっているんですが…。自分無双ゲー若干苦手ですからね、前作とかガンダム無双とかエンディング見たらもう終わりって感じでした。

では次回の投稿は金曜日になると思われます。
次回もお楽しみに!

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