新次元ゲイムネプテューヌVⅡ SSRと言う名のG(凍結) 作:藤和木 士
ジャンヌ「……いや、チューハイ1缶だけ飲んだだけですよね……?どうも、皆様。今回が終わると2週間ほど休みをもらいます。ジャンヌ・ドラニエスです」
レイ「いやー、久々のまとまった休みだよ!この前藤和木の研修旅行の時も休んだけど、2週間も休みがもらえるのは嬉しい!どうも、みんな!休みは何しようか考える、レイ・オーバだよっ!」
うん、二人には頑張りすぎるくらい頑張ってもらったからね。それでも遅れは取り戻せてないけど、それはこれからまた取り戻すので。さて、今回は黒の館をお届けします。
ジャンヌ「序盤から登場しつつも、あまり触れられていなかった聖魔剣デュランダルを含めた心造兵装の説明に加え、過去の回想のデータを明らかにするんですね」
レイ「別に良かった気もするけど、何か理由が?」
あー、うん。これからの光樹君の転換点とも言えるから、その周りを明らかにしといた方がいいかなってね。あと、華南ちゃんはTwitterでもう出してたから。
レイ「ふーん、そうなんだー」
ジャンヌ「ですが、光樹さんのガンダム以外の、初のNP紹介になりますよね。このフェニオンは」
そう。それも光樹君のガンダムとはコンセプトが一緒でも、その配置はかなり違うからね。ではそろそろ本編へ!!
藤和木「はいさて皆様、今回も始まりました、黒の館。今回もわたくし藤和木弘と」
ジャンヌ「アシスタントのジャンヌ・ドラニエス!」
レイ「もう一人のアシスタントのレイ・オーバでお送りするよっ!」
藤和木「今回のゲストは光樹君と激闘を繰り広げた者達、ゴールドソフツの2人がゲストだぞ!!」
ビーシャ「おおっ!わたしたちも遂にラジオデビュー!?どうも、小さな子供の味方!ゴールドサァドのビーシャだよ」
R1「ラジオってわけじゃないだろう、ビーシャ……。っと、いけねぇな。おう!俺がDRXの頭脳!R1だぜ!!」
ジャンヌ「今回はお二方、よろしくお願いしますね」
ビーシャ「へぇ、この子が作者さんの恋人?」
ジャンヌ「あらっ♡、そんないきなり言われると……嬉しいですっ!」
レイ「あはは、ジャンヌちゃんも機嫌いいね。にしても、私としては、R1にはDRXで出て欲しかったなっ!」
R1「まぁでも、DRXだとこの部屋に入れないからな。仕方ないぜ」
藤和木「一応、部屋の空間の大きさ変えれば余裕なんだけど、それの設定面倒なんだよね……。疲れるっていうか……」
レイ「っていうか、私が驚きなのはDRXを今回紹介しないんだね」
藤和木「うん。DRXはネプテューヌ編終了時に解説に回そうかと考えてる。あと、ついでにフェンリル・キャノンも同じ」
ジャンヌ「……というか、話を書いていた時も思いましたが、フェンリル・キャノンってバトスピのあのスピリットと同じ名前……」
R1「そうなのか?普通にありな名前だと思うが……」
藤和木「うん、最初はいいと思ったけど、瞬きした次の時に違和感して、「match」飲んだ瞬間、「あ、これJ君のフェンリルキャノンだわ」って言ってた(笑)。けど、それ以外に名前が思い付かなかったんだよ……。決してパクリではありませんので!(汗)」
ビーシャ「これは重罪だね!今すぐ新しい名前に変えよう!!」
ジャンヌ「それは流石にもう無理ですよ。それにわたくしも、それで怒ったりとかはしていないので」
藤和木「ジャンヌさんがいい子で良かったよ……」
ジャンヌ「けど、もう少し、なかなかない奇抜な名前を考えて欲しいです。フェンリルタイプブラスターとか」
藤和木「あの……フェンリルキャノンタイプB……」
ジャンヌ「う……そ、それは置いておいてくださいっ!(かぁ)」
藤和木「はは、流石にそんなことは言わないさ。さて、今回紹介するものについて、レイさん」
レイ「はーい!今回は光樹君の生身で使ってた武器の本当の姿、心造兵装の3タイプと鈴ちゃんが語った光樹君の過去に登場したGKPの元総司令官「ザ・フェニックス」こと、鳥門轟火と所有するNP「ガンダム・フェニオン」!そして~?」
ジャンヌ「ツイッターの交流で最初に顔見せして、光樹さんのフラッシュバックで本編登場、そして前話でようやく語られた光樹さんの義妹、和藤華南さんの紹介になります。というか、前も思いましたが、光樹さんの義妹って本当に光樹さんのことを思っているんですよね。恋人みたいです」
藤和木「大丈夫大丈夫。義妹なら結婚可能範囲!」
ジャンヌ「……それ、本気で言ってます?」
藤和木「……大丈夫。予定では光樹君は華南ちゃんと結びつかないから。家族として好きだから。光樹君はそんな禁断の関係に手を付けるわけないよ!」
レイ「それならいいけども……。っていうか、義妹になる過程もすごいよね……」
ビーシャ「うん、4万人位に対して、4人で挑むなんて、無双ゲームじゃなきゃ無理だよね、それ」
R1「それを行う光樹もそうだが、共に戦った鈴とかもすげぇよな……これ。確か鈴は光樹のことを嫌ってたんじゃ……?」
レイ「だよね。絵里奈ちゃんならなんとなく分かるけど、鈴ちゃんが一緒に不利な状況で戦うなんて、思えないっていうか……」
藤和木「まぁ、それも、今までの不満×華南ちゃんの想い暴露に、卒業前に何か残したいって気持ちから、ですよ!」
ジャンヌ「最後のは絶対に違うと思います……(汗)。でも、前の2つはあり得そうですよね」
藤和木「事実、前の2つが主理由なんだけども。さて、そろそろ紹介行きますか」
レイ「最初の紹介は、光樹君の「新」兵装、もとい、「真」兵装、そして「心」兵装な武器、心造兵装「デュランダル」とそれを構成する心魔剣「エクスカリバー」、心聖剣「アロンダイト」だよっ!」
・心造兵装
使用者の心を元に形成される、心象をベースとした武器。この類の武器は、過去に光樹達が戦った者達も使用していた武装の一種であったが、光樹達はまだ持っていなかった。
本兵装を光樹達が使うようになったのは、光樹達が「超次元ゲイムネプテューヌ THE ANIMETION」の世界の第4話近くの、アンチシェアクリスタル登場後から。というより、これらの武装は、アニメ版ネプテューヌにて確認されたアンチシェアクリスタル、およびアニメ世界のイストワールから譲渡してもらったシェアクリスタルを体内、もしくは機体に取り込んで誕生した兵装である。
これまで魔剣として使用されてきたエクスカリバーはアンチシェアクリスタル、聖剣として使用されてきたアロンダイトはシェアクリスタルから生成される。そして、これらの武装を両方合わせることで完成するのが、光樹が今まで使ってきた「聖魔剣デュランダル」こと、心造兵装「デュランダル」となる。
通常、アンチシェアクリスタルとシェアクリスタルは相反する力であり、融合などは出来ないが、これらは光樹およびそれらを機能として取り入れたSSRシリーズの機体の力によって成せる業である。特に光樹の物はそれぞれ2つずつ、その体に取り入れた影響で、二刀流となっている。これらの武装はシェアのような暖かな心の力とそれに反する力を相手にしても、戦うことのできる兵装となっている。また、光樹の場合、偽りを持ちし者に対しては、最大出力かつ持ち主本人の心とのシンクロ係数の高さによっては、それぞれの相反機能で偽る姿、事象をすべて白黒はっきりさせる(つまり、ダミー機能、および擬態機能、事象改変などを断ち切る)機能を持つ。
序盤でロッカ・タカナキが占った際には心造兵装であることは明かされなかったが、これは情報ロック機能によるもの。相反する力が外部に漏れないためである。
なお、偽りを白黒はっきりさせる機能に関してだが、現在超次元で起こっている事象も、これで解決することは可能である。が、それには光樹の意識の奥底で眠る「神獣 アルセウス」および光樹の記憶が必要であり、現状すべての記憶が戻っていない光樹は、この機能を使うことは出来ない。これは記憶の中にその機能を使うための出来事があるためであり、それを「体験」したことを体で思い出す必要があるためである。
共通する機能はAN粒子循環による、パワーブースト機能である。
心魔剣「エクスカリバー」
アンチシェアクリスタルを媒介に生成される魔剣。心の力を否定する力であり、攻撃に特化した性能となっている。
能力は「ブラッドカイン・デッド(生命能力の強奪、およびそれを剣のエネルギーとする力)」、「バーサーク・ブースト(理性の暴走)」。特にバーサーク・ブーストは第1章序盤でのメガスレイモンとの戦闘時、ZEROシステム稼働時に顕現していないにも関わらず、発動し、暴走を誘発させていた。
心聖剣「アロンダイト」
シェアクリスタルを媒介とする聖剣。人々の思いの力の増幅、および守りに特化した性能を持つ。
能力は「ホーリー・リンク(エネルギー、体力の共有)」、「ブーステッド・ウィッシュ(意志の力の増幅)」。
第2章終盤でのトランザムレボリューションバースト起動時にもこの機能が発現しており、これにより、エクストリィムの「タキオンスライサー・ダークネスドライブ」の出力を上回るシェアの増幅を1機で可能にしたと鈴達は予測している。
心造兵装「デュランダル」
心造兵装としての力を完全に発揮した、アンチシェアクリスタルとシェアクリスタルの融合体。見た目はエクスカリバーとアロンダイトの主要パーツが合体したものであるが、それぞれの干渉・増幅機能で通常出力でも両兵装の最大出力に匹敵する。
が、これら機能はどれもNPでの運用を想定したものであり、生身で使用した場合は作中通り、モンスターとのぶつかり合いが限度の武装である。だが、それでも生身の武装としては一級品であり、その力は侮れない。
機能は世界の偽りを暴く「ブレイク・ザ・イルージョナリー」、突き刺した先のエネルギー機関やエネルギーの流れを増幅・減少させる「ブレイキング・コントロール」、そして武装のパーツを変形・変化により形を変更する「シェイブシフト・ウェポン」である。
藤和木「これが、心造兵装の能力になります」
ビーシャ「……へ?」
R1「……あのよぉ……ひょっとして記憶を取り戻せば、万事解決なんじゃねぇのか?」
レイ「それ思うよね……偽りを暴くって、恐ろしすぎるよ……」
ジャンヌ「しかも、事象そのものに干渉って……アカシックレコードの機能ですよね、それ」
藤和木「けれども、出来ることには限りがあるよ。ドラ○ンボールみたいに、ね。けれども、この能力、ほぼ事象に干渉できてもせいぜい改変をフォーマットするくらいのものだよ」
ジャンヌ「主に、ツイッターでの小ネタ用にですか?」
藤和木「まぁね。それでも、本来の光樹君実際この能力意欲的に使ってないらしいけどね」
ビーシャ「えー、どうして?こんな便利な能力なのに……」
藤和木「記憶を取り戻した真・光樹君曰く……」
レイ「ちょっと待って、それゲンムの社長さんの復活時の名前……」
藤和木「細かいことは気にしない気にしない!」
ビーシャ「それで真・光樹曰く、何なの?」
藤和木「余程手詰まりでもない限りは最初からチート機能は使わないっていうのが信条なんだよ。とはいえ、この作品のタグの、主人公後半チート化=記憶取り戻したらの如く、チートと言える強さを持つんですがね」
ジャンヌ「光樹さんの強さの核は……この話はもう少し先ですかね」
藤和木「出来れば、今回の後半に持っていきたい話だね(笑)」
レイ「二人とも息が合ってるね。お互いのことをよくわかってるって感じ」
ジャンヌ「交際して、もう1年半近くですから♡」
藤和木「一緒に生活するようになって、もうそんなにか……ジャンヌさん達には感謝してるよ。ヒカルに代わってアシスタントになってくれて、私のことを直接的にサポートしてくれてるっていうのは本当にありがたいよ」
ジャンヌ「うふふっ♡」
R1「さて、それはいいけども、次の紹介に移った方が良いんじゃないか?」
ビーシャ「そうだよ!早くしないと、枠内に収まらないよ?」
レイ「だから、ラジオじゃないよー?」
藤和木「うーん、でもメタいこと言うと、時間経過が遅くなる=文字数多くなるの関係だから、次行こうか」
レイ「め、メタい……。でも、そうだね。次の紹介に行こう♪」
ジャンヌ「それでは、次は作中の過去語りで存在が語られた存在、初代GKSWAXPもとい、GKPの総司令「ザ・フェニックス」こと、鳥門 轟火の紹介になります。彼は何のために、光樹さんと敵対することとなったのか。その過去も明らかに?」
・鳥門 轟火(とりもん ごうか)
性別 男
身長 183cm
体重 64kg
コードネーム 「ザ・フェニックス」
誕生日 1974年 6月12日
享年 38才
外見 黒と白のメッシュの髪。目元はバイザーで常に隠している。瞳は藍色。感情の気迫はほぼなく、冷徹。
好きな物 効率、大義
嫌いな物 役立たず、情、家族
かつてのGKSWAXPこと「GKP」にて、総司令の地位についていた男。当時の光樹達の上司であり、数々の作戦の指揮を執った軍師であり、歴戦の傭兵。
光樹達がその元で活動するようになってから、あまり戦場に出なくなったが、それまでの戦歴では、たった1人、それも生身(MPやNPが登場するようになる以前のため)でかつてとある国の政府反対派の暴動を鎮圧したほどの実力者であり、SSRシリーズのEFX系列のNP4機を完全に抑え込み、オーバードライブ状態の光樹のかつての切り札「ブラッドィアジークガンダム」とも互角に渡り合うほどである。
その過去については、光樹が彼を撃破した「オペレーションニュージェネレーション」前には明らかになっていなかったが、彼の撃破後、出てきた手記から得られた情報が分かっている。
その手記によれば、彼は幼い頃に両親から妹と共に捨てられ、孤児院の出身であった。だが、妹を強制的に売られ、妹を取り戻す一心で裏の世界に踏み入れた。そこで究極の傭兵「ケイネル」に弟子入りし、そこからとある国の軍に入隊。多くの戦場を彼と共に駆け、次第にケイネルに匹敵するほどにまで成長する。
しかし、数々の任務の果てで、再開した妹と恩人ケイネルの命を天秤にかけた任務に遭遇。両方救おうとした結果、その両方を失う結果となる。その過程で迷いを認識した鳥門は、「迷いが誰かの命を失うこととなる。ならば、誰かがその道を決めてしまえばいい」という考えに到達。それを実現すべく、GKPを立ち上げた。
その結果として、今のGKPに迷いを抱いて、華南を救うべくか考えていた光樹を「導く」ために華南を敵対者として処刑する命を出す。
結果として、彼は暴走し、GKPのメンバーを総動員して光樹達と圧倒的戦力差で倒し切ろうとした。光樹達とは機体の性能差、そして戦闘技量で当初は完全に圧倒し、追い詰めるが、光樹達へ「お前たちは私が指す道を進んでいればいい」「子供とは、ただ大人が、「正義」が与える未来を歩めばいい……それが弱く未熟な小童どもへの祝福」と発言。とどめを刺そうとしたところで光樹の覚醒を許し、光樹の元に今一度現れた希望「ブラッドィアジークガンダム」と対峙。歴戦の腕前で対抗するが、覆ったわずかな機体性能差、そして、光樹の迷いを捨てた「覚悟」に呼応し、AN粒子の出力が上がったブラッドィアジークの前に敗北を喫する。
その後は拘束され、新生GKSWAXPの監視下に置かれたが、数日後独房で病死する。原因はかつての核戦争阻止の際に浴びた大量の放射線によるがん。
だがしかし、彼がオペレーションニュージェネレーション直前に残した遺言によると、彼は当時の光樹と自身を重ねており、その危うさ、もしくは彼の覚悟を確かめるべく今回の行動に出たと取れる発言をする。つまるところ、彼は光樹を試したのである。
その結果として、光樹はGKSWAXPの総司令に着任。彼の本当の理想を目指すべく、彼の遺志を継いで、「漆黒の不死鳥(ブラックフェニックス)」と名乗るようになった。彼の過去は光樹達の壁として立ちはだかった最大の「敵」であったが、それと同時に、未来への可能性を託した最大の「味方」でもあったのである。
レイ「以上が、鳥門 轟火の解説になるよっ」
ビーシャ「……うん、なんというか、完全な悪ってわけじゃないんだね」
R1「それな。光樹達の敵になったが、最もその先の未来を心配した味方だったんだな」
ジャンヌ「そうですね。彼は大人として、最後の仕事をしたんですね。……ちなみに、本編でこの件を話した鈴さんは、この話のあと、光樹さんと勇也さん、絵里奈さんの前で涙を見せたそうです」
ビーシャ「鈴も完全な悪人じゃないってことから、そう反応したんだね……」
レイ「ううっ、泣ける話だよっ!!ちなみに、光樹君はこのことを思い出したの?」
藤和木「あぁ、完全には思い出せていないみたいだ。けれど、鳥門……ザ・フェニックスが考えあってこの騒動を起こしたことはなんとなく思い出しているらしい」
R1「まぁ、光樹はその話を聞いても一概に悪人とは捉えないだろうよ」
ビーシャ「そうだね。光樹なら、きっとそのことも思い出すよね?」
藤和木「そのはずですよ。さて、では次は鳥門の操ったNP、ガンダム・フェニオンの解説です」
ガンダム・フェニオン
形式番号 GKNP-UX001F
機体解説
GKPで調査した遺跡の中から発見されたNPのフレームと動力機関「ANドライヴ」のサンプルを元に装甲と武装を取り付けた機体。
バイザーの下にツインアイを有するガンダムであり、形状は鳥をモチーフとしている。翼部分は光樹のSSRシリーズ「ブラックエース」から得られたデータを元にしており、ウイング内部には遠隔操作端末を有する。
その性能は発掘当初からアップデートされ続け、オペレーションニュージェネレーション時には、封印直前のADXシリーズからデータを反映させたことでADXシリーズ最終機体とほぼ同等の性能を有する。
だが、最も恐ろしいのは鳥門の戦闘技能を完全に反映させることが出来ることであり、それらと機体性能が合わさることで、オーバードライブ状態のブラッドィアジークと渡り合うことが出来た。
システム系
TRANS-AM
ANドライヴとコンデンサー内の圧縮粒子を完全開放し、性能を向上させる機能。SSRシリーズを反映させてきていたため、性能は変わらない。
T0DS∞
AN粒子生産量を向上させるシステム。性能は無印シュバルトゼロの0タイプとほぼ同性能。
ANフィールド
AN粒子による防御兵装。
ノイズドエナジーウイング
スラスター部の発信機から生成される固形化されたAN粒子の翼。ガンダム・フェニオンの場合、ウイングユニットから生成される。
フルノイズドフレーム
フレームとして生成されたAN粒子の結晶体。
カートリッジシステムMarkⅡ
武装に取り付けられた、機体の武装出力を増大させる機能。
武装
ANビームアサルトライフル「ケイネル」
機体のメイン兵装となる射撃武器。いたって性能は普通だが、出力増大型のバーストモードへの変形を持つ。鳥門が傭兵時代に愛用していたライフルがベースとなっており、鳥門の技能が合わさって、必中の性能を持つ。カートリッジシステム対応で、弾数は6発。
名称は鳥門の恩人「ケイネル」から。
ANダブルエッジ・セイバー「スノウ・フラワー」
機体のメイン兵装となる格闘武器。実体剣と真ん中辺りがビーム刃となっているハイブリット仕様。大型の見た目に反し、実際にはかなりの軽量化を行っており、素早く振られる一撃は障壁をも軽々切り裂く。
名称は鳥門の妹「雪花」の英語訳。
ANディバイドシールド「ディスティニー・ティアーズ」
左腕に装備される、大型の実体シールド。先が前面と後面に分離し、クローとなる。開いたクロー内部にはバンカーがあり、捕らえた相手を確実に一撃で仕留めることを考えて制作されている。
名称は鳥門の過去をイメージ。
ANドラグーンⅥ「フェニックス・フレイム」
背部ウイングに浮遊格納された遠隔操作端末。ブラッドゼロのドラグーンの発展形、ブラックエースⅣとシュバルトゼロのドラグーンのプロトタイプでもある。機能は砲撃のみになっているが、ドラグーン自体にビームコーティング処理が施されており、AN粒子による実弾防御耐性と機動性も合わさって落とすことは難しい。
名称は鳥門 轟火から連想して命名。
レイ「これが、ガンダム・フェニオンの解説だよっ。元傭兵ゆえの装備の簡略化・シンプルさを追及した武装構成になってるんだって」
R1「確かに、光樹達のガンダムと比べると、圧倒的に武装が少ないな……」
ジャンヌ「まさかの4種類だけ。それもビームサーベル系統の武器がないなんて、すごい潔いと言いますか……」
藤和木「けど、それだけ彼自身の戦闘技能が高かったということです。機体性能もチューンナップされていて、ADXシリーズに引けを取らないのは技能と機能、2つが完全に型にはまっていたからです」
ビーシャ「確かに……人と武器の相性が完全にぴったり一致して、あの話になるから、鳥門……ううん、ザ・フェニックスは強かったんだね」
藤和木「シンプルな機能と武装で光樹君を追い詰めた彼は、おそらく当時もっとも最強の人類だったでしょう。さて、いよいよ最後の紹介になりまっす!」
レイ「だねー!最後は光樹君の義妹!」
ジャンヌ「過去の回想で、迷いを抱いていた光樹さんの道を示した少女、和藤華南さんの紹介になります!」
・和藤 華南(わとう かなん)
年齢 16歳
生年月日 西暦1998年8月22日
血液型 B型
身長156cm
外見 モデルは「這い寄れ!ニャル子さん」のクー子。髪は銀髪のツインテール瞳の色は藍色。表情は感情の上下の激しさはないものの比較的表情のバリエーションは多い。
好きな物 クレープ、リズムゲーム、義兄
嫌いな物 漬物、軟体動物、家族を愚弄する者
かつてGKPに唯一の肉親であった傭兵の父「神足 レイジ」を殺された少女で、現在はGKSWAXPの総司令和藤光樹の義妹。当初の名前は「神足 カナン」
父が存命だった頃は、傭兵部隊「リッド」の若きエースパイロットであり、次の隊長候補と隊長である父からもその実力を認められていた。しかし、GKPの襲撃時、前作戦で既に自身のMPが中破していて、父から出撃を禁じられて拠点の中枢で隠れながら、戦況をうかがっていた。
だが、父の死ぬ瞬間を目撃したことで若さゆえに忘れていた「死への恐怖」が起こり、戦う意志との衝突で錯乱。光樹へと生身でナイフを向けて特攻するも取り押さえられる。
その後は光樹に匿われたうえで捕虜として扱われる。父のいない世界に生きる意味はないと話すが、「お出かけ」を通して戦いから離れた世界を見せつづられ、次第に光樹に感化されていく。何度目かのお出かけののち、光樹達の動きを察知した鳥門の指示によって処刑を言い渡されるが、その際に光樹達に対し「生きること」を強く希望し、無事新生GKPことGKSWAXPに保護される。
GKSWAXPに保護された後は、華南たっての希望から光樹の義妹に戸籍を変更。名前も本来の名前をベースに「華南」と名付けられ、光樹の家族となる。
現在は兄と同じ高校に通いながら、新型MPのテストパイロットとしての活動がメイン。親を嫌う光樹としては、気兼ねなく話し合える家族であり、華南自身も光樹に対しての好意もあって仲睦まじい兄妹として過ごしている。
光樹の行方不明後は当初華南に対しては情報の箝口令を敷かれていたがとあるミスで情報を知ることとなり、彼女も光樹の捜索隊に加わることを志願。だが、鈴から待機を命じられる。しかし、待機中も何か役立てるようにとテスト機体で試作型の武装のテストに志願したり、更には独自に光樹の場所を探しに別世界へと渡り歩いたりしている(その度にGKSWAXPのメンバーに捕まっているが)。
レイ「以上が、華南ちゃんの情報になるよー!」
ジャンヌ「華南さんは光樹さんにとってかけがえのない家族であり、理解者という立ち位置ですね」
ビーシャ「確か親を嫌っているんだっけ。それで妹だけに心を開いてるって、少し王道展開だね」
藤和木「少しそうかもね。けど、華南ちゃんにとっても、光樹君は自分の命の恩人だし。ちなみに華南ちゃんは両親に対しても友好な関係だよ」
R1「なんか、親の心配を華南が伝えてそうだよな」
藤和木「R1さん、まさしくそんな感じ!」
R1「当たっちまったか……。まぁ、光樹にとっても遠慮なしに話し合える家族が一人いるっていうのはそれだけ余裕があるってことなんだな」
ビーシャ「そんな可愛くて良心的な義妹のことを忘れているなんて、光樹もダメなやつだね!」
藤和木「んー、それを証明してしまっているというのは仕方のないことだね」
レイ「早く兄妹で再会できる時が来るといいねっ!」
ジャンヌ「そうですね。その時光樹さんはどんな顔をするのかも、楽しみですっ」
藤和木「さて、今回はここでお開きとなります。次回予告よろしく!」
ジャンヌ「はいっ。……ビーシャさんとR1さん達とお互いに助け合うことを誓ったネプテューヌ様と光樹さん達」
レイ「しばらくの間、分担分けで上手く国を治めていくみんな」
ビーシャ「だけど、その平穏はあっけなく崩れ去る……」
R1「偽情報におびき出された光樹達、本命を追いかける裏で、ビーシャと俺達に魔の手が迫る……」
ジャンヌ「盗まれたゲーム機、それを持ち去った2体のロボット」
レイ「そして、プラネテューヌで暴れるネズミの魔物と」
ビーシャ「事件を裏で糸を引くものに操られてしまったわたしとDRX!」
R1「2人を止めるために、ネプテューヌと光樹は、戦う!」
ジャンヌ「次回、「新次元ゲイムネプテューヌVⅡ SSRと言う名のG」!」
レイ「第127話「支え合っていく者達」
ビーシャ「意識を闇に飲まれても、言葉は響く」
R1「誰かを救う力、それを今、ここに!」
全員『闇を切り裂け、ガンダム!!』
藤和木「さーってみなさん!お待ちかね、新キャラというか、新アシスタントの紹介でーす」
ジャンヌ「う……まだあんまり認めたくないですけど……でももう呼んであるんですよね?」
藤和木「うん。でもジャンヌさんも休みが欲しかったんでしょ?」
ジャンヌ「……わたくしは、藤和木とも一緒に休みを取りたかったです……。……だから、わたくしの担当の時は甘えさせてくださいね……?」
藤和木「う、うん、分かった(あ、可愛いや)」
レイ「じゃあいっくよー!私達に追加で登場するアシスタントちゃんはこの2人~!」
シエラ・ムルセーヌ「えと、あ……こほん!シエラ・ムルセーヌよ。今回はこの男と伝説の救世主「ロロ」様からの命で、この男のアシスタントとして雇われることになったわ。……別に、緊張してなんか、ないんだから!」
藤和木「おお、ツンデレツンデレ」
シエラ「っ!!藤和木弘!あなたが毎回ちゃっかりとこの世界軸でのグランロロで活躍しているの、認めないんだから!」
藤和木「そのやつはまったくの非公式だから特に気にしてないですよ。次回からよろしく、シエラちゃん!」
ジャンヌ「シエラ……ちゃん?」(ゴゴゴ……)
シエラ「あっ……と、とりあえず、ちゃん付けはやめなさい。ジャンヌさんの思い人でもまだ認めたわけじゃないから」
???「シエラ、そんなに強く言っちゃだめだよ。仮にも雇い主さんなんだから」
シエラ「……ソニアもそんなに肩入れしないの!」
レイ「さてさて、ソニアちゃんも自己紹介~」
ソニア・A・ワスプ「あ、はい。レイさん。……は、初めまして、みなさんっ!わたし、トワイライトゴシック所属で、ジャンヌ・ドラニエスさんの後輩に当たります、シエラの友人のソニア・A・ワスプでしゅっ!……はうぅ~……また噛んじゃったぁ~……」
シエラ「ちょっと、本番でも噛んでどうするの!?」
ソニア「はうぅ~……ごめん、シエラ……」
ジャンヌ「まぁまぁ、シエラさん。結構ここ、話すときに噛んでしまう方が多いので、そんなに言わずに……」
シエラ「え?まさかジャンヌさんも台詞を言えなかったことがあるんですか?」
藤和木「あぁ、2、3回あったね。結構可愛い感じに噛んでくれたね」
ジャンヌ「も、もうっ♡藤和木ぃ……♡」
ソニア「はわわ……やっぱりジャンヌさん、男の人が出来て変わったんですね」
シエラ「え、……ごめんなさい、失礼だけど前と変わってないような気も……」
レイ「シエラちゃん、それは違うよ!ジャンヌちゃんは藤和木に惚れて、色々変わったんだから!ソニアちゃんの言う通りだよー」
ソニア「や、やっぱりそうなんですねっ!」
シエラ「いえ……対象が変わったというだけで、本質は変わってないような……」
藤和木「あー、シエラ並みに常識人な子がいると正常さがよく分かるわ。でもジャンヌさんの病んでるところが好きになる」
ジャンヌ「シエラさんも藤和木のアシストのために、この空気に慣れてくださいねっ。けど……藤和木を取るなんてことしたら……分かってますよね……?」
シエラ「……安心して、ジャンヌさん。それはあり得ないから」
レイ「あはは、藤和木とジャンヌちゃんの仲は裂けないって!」
ソニア「ほんと……そこまでくっついてるところをみると、そう思えます。ジャンヌさん、変わりましたね!」
藤和木「本当、私責任重大だわ。さて、次回から2回分はシエラとソニアがアシスタントを担当、そこからはランダムに組み合わせてアシスタントを選んでいきます。黒の館は全員集合に近いことになるかも?」
レイ「それじゃあみんな!これからも!」
ジャンヌ「この作品をよろしくお願いいたしますっ!」
ソニア「次回からよろしくお願いしましゅ!」
シエラ「また噛んで……え、もう時間が!?ま、また見なさいよっ!!」
今回もお読みいただき、ありがとうございます。アシスタントとして入ったシエラとソニアは2週間分を担当していただきます。
シエラ「まぁ、これまでジャンヌさんとレイの扱いを考えれば、これくらいの休みが妥当な気もするわ」
ソニア「うん。連続5,6か月くらいもアシスタントってすごいよね……」
レイ「まぁ、藤和木の実習にも付き合ってたから、つまらないことはなかったけどねー。でも私達もちゃんと詩姫学園から出てる宿題とかやったり、この世界を更に満喫したい!ってね」
ジャンヌ「そうなんですよね。帰り道とかにいい店とかがあったんですけど、藤和木が入りたがらないので、行けないから……」
ソニア「ちなみにどんなお店なんですか?」
レイ「あー、藤和木とか男の人が1人で入るのは厳しかったりするお店とか」
シエラ「……まぁ、可愛いもの系ってことにしときましょう。あっち方面っていうのもこの男に迷惑だろうし」
シエラさん、助かります。私が直接言ったりするのは警察事になりそうですからね。
シエラ「言うだけでそれって……あなた何なのよ」
最後の青春を謳歌している、学生ですが?
シエラ「あぁ、そう……」
ジャンヌ「でも、帰ってくるのは藤和木の部屋ですから、こっちも見ることはありますけれど♡」
ソニア「それでも、息抜き出来るのはいいことですっ。その間、わたしとシエラで支えるので、二人は楽しんでくだしゃい!」
レイ「あはは、また噛んでるよ。けど、二人とも、よろしくねー!」
さて、それでは今回はここまでかな。
ソニア「えっと、次回は1週間後の月曜日に投稿するそうです」
シエラ「次回も、また見てくださる?」