新次元ゲイムネプテューヌVⅡ SSRと言う名のG(凍結) 作:藤和木 士
ジャンヌ「この猛所の中、本当にお疲れさまでした、藤和木。どうも、皆様。ミニモードの時でも日傘をさして熱中症対策をしていました、ジャンヌ・ドラニエスです」
レイ「ほんと、暑いよねー。冷たい飲み物欲しくなるよ。どうも、みんな!いつも元気でも、やっぱり日焼けは乙女の天敵!日焼け止めクリームを塗って外に出てる、レイ・オーバだよっ!」
まぁ、そんなことが日中にあっても、私はバトスピショップバトルに行ってきましたが……結果はお察しだったけど
レイ「でも、ネクサス対策とかして速度の落ちた死竜コントロール相手に健闘してたじゃん。対戦相手も「ここまでウルトラマンをうまく使える人はいない」って言ってくれてたんだし!」
うん。それは素直に嬉しかった。けど、やっぱヴォーダンとか、ブリュンヒルデとかを何とかしないときつい……トライアングルバンで8コスト指定してバースト発動不可にするか?……でもそれだとアビスが抜けるかもしれないし……
ジャンヌ「藤和木。それもいいですけれど、最新話の投稿ですよ?」
おっと、そうだったね。今回は第116話の投稿になります。
レイ「光樹君が覚醒して、反撃の開始ってところだったね」
ジャンヌ「タイトルの黒き鋼の心、とは何なのでしょう?」
さぁ、光樹君は強敵DRXを撃墜判定まで持っていけるのか?それでは本編へ!
光樹が消えた瞬間、観客席は二つの声に割れていた。一つはネプテューヌの「光樹がやられた」と思った声。そしてもう一つは、「光樹が避けた」ということを理解した、絵里奈達の次の行動を確認しようとする声だった。
「そんな!光樹がやられ……」
「いや違う」
「えぇ、避けて……」
「……いたっ!!」
絵里奈の声が響くと同時に、DAIモードに変形しつつ横に回り込む光樹の姿を確認する。その速さは今までの記憶をなくしていた光樹のものよりも早い。記憶をなくす前ほどではないが、それでも十分な速さで、DRXを回し蹴りで吹き飛ばす姿を確認する。
回し蹴りを放って静止したことでようやくネプテューヌも光樹が無事だったことを理解する。見事に決まった光樹の反撃の一撃に、ネプテューヌは興奮気味にその様子を言葉にする。
「おおっ!?キレのある一撃っ!!」
ネプテューヌの言う通り、光樹のその攻撃は今までとは違う。ここ最近の訓練ではまったくそこまで行くほどの動きではなかったはずなのに、今の光樹の攻撃の動きは記憶を失う前の、「総司令 和藤光樹」に近い動きであった。
しかし、今いったいなぜ。急に動きがよくなるのもおかしいと言えばおかしい話であった。光樹の動きを確認できていた絵里奈達も、疑問を浮かべていた。が、そこで光樹が叫んだ言葉で考えがとある方向へと結びつく。
『子供だけへの「愛」だけが「正義」なんて……そんな「正義」、絶対に違う!!そんなの、子供への「愛」でも「祝福」でもでもねぇ。強者だと思い込んでいる者の、ただの「自己満足」だッ!!!!』
「その言葉は…………」
鈴は驚きをつぶやく。心当たりのある言葉だったからだ。勇也もその言葉に苦笑を浮かべる。
「……ははっ。懐かしいこと言ってるじゃねぇか」
二人の顔にはどこか懐かしさを感じる表情を見せていた。二人の反応に続き、絵里奈もその言葉を理解し、気恥ずかしさを感じながら、攻撃を放つ光樹に向けて独り言をつぶやく。
「そっか……。その記憶を取り戻したんだ……!」
記憶を取り戻したということをなんとなく理解した言葉を発する。そんな言葉を放っている間に、光樹のゴッドクロス・ダイは次々と連撃を浴びせていく。絵里奈達はそんな光樹の姿に、早く記憶が戻ってくれることを願いつつ、勝利を願う。光樹の取り戻した、「黒き鋼の心」の宣言に思いを込めて……。
♦
先程の言葉を放っての攻撃は、見事に相手のDRXの胸部を強打する。攻撃がヒットすると、そこから衝撃がDRXの体を貫く。攻撃によるダメージがDRXの動きを鈍らせる。再び動きが止まると、光樹もまた、今度は反対の腕で殴り掛かる。
連続した拳の一撃は、徐々にDRXの体にダメージを重ねていく。光樹自身の怒りそのものが次元力を纏った拳のダメージを増大させていたのだ。
攻撃を重ねていく光樹自身も、確かなダメージを与えていることは感じ取っていた。しかし、それ以上に怒りの感情が必要以上に高まり、ほぼ直感だけで攻撃を行っていた。さらにその眼からは光が消え、口を閉じていれば冷静沈着な様子をうかがわせる表情となっていた。その状態でも、光樹は確実に敵のボディにダメージを重ねる。
が、そこでDRXも黙ってはいない。繰り出される猛攻の合間に機体装甲に防御障壁を展開する。DRXの強固な装甲をさらに固くする、「サイキックフィールド」にゴッドクロス・ダイの攻撃が今一度阻まれる。
が、それでは光樹はもう止まることはなかった。受け止められた左腕をそのまま押し付けつつ、光樹はゴッドクロス・ダイのシステム系に脳波信号を送る。その信号を受け、ゼロがその指示を受け止め唱える。
『カートリッジ、ロード。パワーブースト』
その音声と共にゴッドクロス・ダイの左腕の手甲部から二回に渡って「パシュッ!」という音と白い煙が放出される。出力の増大システム、カートリッジシステムのロードだ。
カートリッジシステムを稼働させたことで、障壁に打ち込んだままであった左の拳を押し込む力が増す。徐々に障壁は押し込まれていき、さらに激しく火花を散らせる。
続く攻撃と防御の我慢比べだが、このまま延々と続けるつもりはなかった。その状態のまま、光樹は左拳をゆっくりと開く。障壁の影響で時間がかかりつつも、手を開くと、その手で障壁を「掴む」。
掴むと、その障壁を強引に引きちぎる形で破壊する。
「んなっ……!?サイキックフィールドを砕いた!?」
「不味い。R1!!」
DRXのうちR2からの注意がフィールドを壊されて驚くR1に響く。それに構わず、光樹はゴッドクロス・ダイの攻撃を放つ。
「ゼロ、このまま撃ち込む!!」
『了解』
ゼロからの合図とともに、光樹は開いた腕部から次元力のこもった衝撃波を零距離から放つ。
「ミドガルズ・ゲショス!!」
緑色を帯びた、半透明の弾が生成されると同時に爆発を起こす。爆風により、DRXは再び地面へと倒れる。光樹も爆風を受けつつも地面に降り立つ。
かなり高威力を与えたと思われる攻撃だ。これでおそらくはライフゲージも半分以上を削ったと感じていた。事実、光樹の予想は正しく、既に相手のダメージはレッドゾーンへと突入していた。
ところが、DRXも諦めを見せない。頭を振りつつ、立ち上がるとDRXは怒りを露わにして言葉を吐き捨てる。
「くそが……。俺達の正義が自己満足だと!?ふざけるじゃねぇよ!!」
その言葉と共に、模擬戦場に新たな機影が出現する。出現した人型の機体がこちらにけん制攻撃を放ちつつ、DRXの元に静止する。DRXの手助けにやって来たロボットは、体を光らせたのち、大きくその姿を変形させる。上半身が折りたたまれ、腕部に持っていた武装が脚部に連結され、砲身を形成する。
「銃」の姿に変形した機動兵器をDRXがその手に装備する。この光景は以前にも見たことがあった。そう、あの日、ゴールドサァドとゴールドソフツ達に敗れた日。光樹自身を破った、あの攻撃だ。
「へへっ……俺達は負けねぇ……正義のヒーローのとっておきは、最後の一撃にふさわしいもんだぜ!!」
DRXが得意げに言いながら、こちらにその銃口を向ける。しかし、そのセリフはこちらも同じだ。あの日以来、目覚めてからどうすればいいか。それだけを考えていた。鈴達にどうすればあの攻撃を突破できるかを相談し続けていた。
ところが、鈴達は「記憶が戻れば、あの程度の攻撃は真の「ディメンションブレイカー」で余裕、と言われていた。本当の力なら、その程度で突破できる、ということだったが、あいにく光樹自身もどのタイミングで記憶が戻るかなんて分からなかった。
それは、記憶が全部戻れば、全性能を発揮したシュバルトゼロガンダム・ゴッドクロスの力で押し切れるというのは分かる話だ。そんな分かり切った話が出来ないのだから聞いたのに、その答えで返されてしまったのだから、もうため息が自然と出てしまう。
そのため、ゼロと、有志として協力してくれた絵里奈と共に考えた、今の光樹でもできる方法を考えた。そこで思い付かれた案が、次元力を極大まで高めたNFB「ディメンション・ブレイカー」で突撃する、というものであった。
単に攻撃を避けるという案も当然あった。当初ゼロもシュバルトゼロの機動力であの程度の攻撃は避けられる、ということで提案を受けた。しかし、それでは光樹自身が納得できなかった。真正面から破られたのなら、今度はこちらが真正面から破らないと納得できない、そうでなければ本当の勝利とは言えない。そう思ったからだ。
光樹自身も、あまりにも固すぎる、また変に真面目すぎる考えだと思っていた、しかし、その話を聞いていた絵里奈からは「それこそ光樹君らしい」と言われていた。どうやら記憶を失う前の、機動兵器を扱う面の自身も、負けず嫌いなようだ。
そうして、次元力の一撃で攻撃を受け止めそのまま吹き飛ばす、という考えが決まったわけである。だが、少し前までこの場面になって使うことをためらっていた。
その理由はもちろん、この対戦形式だ。耐久性のバトルは、攻撃が当たれば、特殊なことをしていない限り、ダメージを受ける。当然、フィールドで防御するにしても、受けた攻撃の威力を抑えきれるほどのエネルギーでなければ、ダメージはカウントされてしまう。DRXも攻撃を念力フィールドで抑えていたが、それでもダメージを軽減させる程度の能力だったため、ダメージを受けていた。
まだ最初のうちなら、もしくは耐久性とは違う、決着の形式だったなら、この攻撃に賭けるということで躊躇いなくエネルギーを込めて突撃していただろう。だが、今は耐久ゲージが半分を切るどころか、レッドゾーン。装甲の薄いゴッドクロス・ダイには、あと一撃大きな攻撃を受ければ、撃墜判定をもらう体力だ。攻撃を凌げなければ、間違いなく終わる。
確実性を得るためには、避けるしかない。あの攻撃がどれだけ連射できるか、もしくはDRXがどのように攻撃してくるかによっては、それもなかなかリスキーなことだった。今現在、ゴッドクロスはDAIモードを起動させている。システムが停止する制限時間終了直後の隙を狙われても終わる。
光樹の中では、どちらかを選ばなければ終わる状況の最中であったのだ。刹那の中、迎撃しようと考えたものの、それらを想像してしまった光樹が、後者を選ぼうとしたところで、その考えは変わった。
(……そうか、そうだよな。ここで逃げれば、証明なんて出来ない。昔の俺だって……)
よみがえった記憶と、新たに考え付いた戦術が光樹のたどり着いた「答え」につながる。もはや迷っていられない。光樹は真っ向から立ち向かう方を選ぶ。
光樹はゴッドクロス・ダイのNFBモードを起動させる。未だ一度も試したことない、即興の攻撃のためゼロからは『NFB』としか発音されない。NFBモードにより、次元力とAN粒子が右手に集中していく。
そして、ここからが、過去と今の戦術が合わさる時だ。チャージを行いつつ、ウイングユニット内のANシェイブシフトドラグーンが分離し、機体の前方に展開される。展開されたそれらは、形状を変化しつつ、6つの編隊を作る。
その形状は、何かの筒を作る板だ。外側は小さな山を作りつつも表面は平ら。一方、内側にはエネルギーの発生装置が内側に、何かを光線で繋ぐようなレーザーサイトの装置が側面に設けられている。
そして、それらは光樹の進行方向上に予想通り筒のような配置をする。まるで、発射台のようであり、実際そうであった。配置されたANシェイブシフトドラグーンは一度中央に集合するとすぐに離れる。離れると同時に、そこに大きなエネルギーの膜を形成。再び元の位置にてエネルギーの膜を固定した。
それを確認し、光樹はゴッドクロス・ダイのスラスターを全開にし、突っ込む。右手を前に突き出すと、エネルギーが幕を形成して突撃する光樹のゴッドクロス・ダイを覆う。
突撃したゴッドクロス・ダイが筒の中を通ると、エネルギーの膜がゴッドクロス・ダイに重なる。エネルギーが蓄積される。通ると同時に、加速がつき、すぐに次の膜を通る。
次々と膜が重なり、スピードを上げてDRXに突っ込んでいく。それにDRXも気付くが、その時点でゴッドクロス・ダイは3つ目のドラグーンの筒を突破していた。
「自殺紛れの特攻か!?けど、こっちの方が早ぇ!!」
ちょうどチャージが完了していたDRXの大出力砲撃……「限界突破一発必中砲」を放つ。
「次元無敵の、一発必中砲!!!!」
DRXの中核となっている者の声と共に、全エネルギーを込めた砲撃が放たれる。放たれる頃には、光樹はすでに4つ目の筒を抜け、5つ目のドラグーン帯に手を伸ばしていた。
ゴッドクロス・ダイが抜けるのが早いか、それともDRXの砲撃が飲み込むのが先か。その勝敗の行方を、観客席の面々も見つめる。そして、その時は来る。
ゴッドクロス・ダイが最後の膜を破ろうとしたところで、ビームがドラグーンに激突する。攻撃を受けたドラグーンと光樹が飲み込まれると同時に、大爆発を引き起こす。さらに伸びるビームが後方の壁まで伸び、大きなエネルギーの爆発を引き起こす。しばらくの間、砂埃と爆炎がフィールドを覆い尽くした。
「やったぜ!!!!俺達の、勝ちだッ!!」
勝利を確信したDRXのうち、R1の声が響く。爆風に飲み込まれた相手の機体を見ての反応、当然のことであった。
しかし、ことはそう上手く運ぶことは、遂になかった。直後、爆風の中から機体が出現する。それは、エネルギーを右手に溜め切り、攻撃を凌いだ光樹の姿であった。
「なっ……」
「馬鹿なっ!?」
「不味い、何とか避け……」
「くぅぅっ!あたしが盾に……!!」
突然の襲撃に驚きを隠せないDRX面々。何とか銃の形態となった機動兵器を掲げて防御しようとする。だが、それはもはや無意味な壁となる。圧倒的速度で敵に激突し、押し込む。同時に、全エネルギーを解放……NFBを放つ。
『ノイズフォースビックバン、ネイムド?』
ゼロから名称の要求を受け、光樹は名前を付ける。
「ディメンション・ブレイカー・ディスチャージ!!」
その声と共に、機体の前にシールドを形成していたエネルギーが集まり、大出力のビームが一気に放出される。ゼロ距離から放たれたビームは容易く銃の機動兵器を撃ち抜く。その勢いは止まることなく、DRXの体にも直撃する。殺傷力のない設定のビームでも一気にDRXの体も撃ち抜く。幾重にも重ねられたエネルギーの過分出力がドリルのような形となって突き抜け、外壁にもダメージを発生させる。エネルギーの放出が終わると、そこには機体の中央に黒い丸の燃えカスが形成されたDRXが立っていた。
まだ戦えるのか、と思い、再び警戒する光樹。だが、その心配はなかった。機体が揺れたかと思うと、DRXは何も言わずに地面へとその巨体を押し付ける。手を付くことなく倒れた姿は、まるで抜け殻だ。
そうなったところで、観客席の方にいた鈴の声がこちらに響く。
『体力ゲージ0、加えて、DRXの信号途絶。よって、この勝負、和藤光樹の勝ち!!』
それは戦いが終わりを告げた相図であった。その声と共に、待機していたと思われるDRX側の整備兵たちがDRXの元に駆け寄る。それを見てようやく、光樹も緊張を解き、地面に膝をつく。
何とか勝った。あの時と完全に同じ状況(4対1)ではなかったものの、DRXに勝った。あの必中砲を破った上で。単体の相手に対してはこれ以上ない、最高の勝利であった。
光樹が繋いでいた通信回線からは、ネプテューヌと絵里奈の喜びの声が聞こえてくる。2人もこの勝利を喜んでいた。そう思うと、光樹も自然と頬が緩む。
「やったんだ……俺は。あの時のリベンジを……」
『その通りだ。少なくとも、あの機体……DRXはお前が倒した。よくやったというべきだろう』
「……へへっ」
ゼロからの珍しい褒め言葉に、なぜだか喜びを感じる。するとそこに、鈴からも称賛の声が贈られる。
『よくやったじゃない。……まさか、あんな新技を完成させるだなんて』
「ははっ、鈴が協力してくれたら、もっといい攻撃が出来たかもしれないけどな」
『……言ってくれるじゃないの。今度からもーっと訓練メニューを強化しておいた方がいいかしらね?』
「……」
冗談交じりに鈴に強がってみた結果がこれであった。やはり、挑発を交えての応答はいけなかったようだ。本当にそうならないか、心配になってしまう。
鈴からの返事に若干反応に困る光樹に、勇也が声をかける。
『……まぁ、おめでとさん、って言ったところか。リベンジ戦は制したことだし、早く戻ってきな。絵里奈が早くお前と話したいみたいだしな』
「そっか。……絵里奈には色々と世話になったしな」
『だよな。まぁ絵里奈としても、それは本意みたいだったし、それに対して俺は何も言わないぞ』
勇也の言葉に光樹は少し驚いたのち、口元を緩める。どうやら、勇也は自身と絵里奈の「作戦会議」については知っていたようだ。見られていたんだろうかと思うが、それよりも早く絵里奈に会ってやらないといけないことを理解して光樹は先程の勇也の言葉に返す。
「そうかい。じゃあ、そっちの方に戻るよ」
『了解。こっちに合流したら、アイエフ達と合流するぞ。そろそろあっちも起きるころかもしれないからな』
「分かった。すぐに戻る」
それを伝えると、光樹は通信を切って体を反転させる。振り向きざまにDRXの方を見る。何人かの専属スタッフが端末を用いて再起動のようなことを行っている。
しかし、かなり四苦八苦している様子だ。それも当然だろう。先程の「ディメンション・ブレイカー・ディスチャージ」によるダメージは、攻撃を放った感覚的に、かなりの威力であることは明らかだった。それこそ、セーフティモードであったとしても、その威力は間違いなく敵機体のシステムに大ダメージを与えたはずだ。
(しばらくはあのままだろうな。ま、殺す……いや、壊したりはしていないから、すぐにまた動くだろうけど)
先程の戦闘で少し戻って来た直感でそう感じつつ、作業を背に光樹は鈴達との合流を急いだ。
TO BE CONNTINUED
今回もお読みいただき、ありがとうございます。見事大勝利しました、光樹君でしたね。
ジャンヌ「そうですね。まさか、正面から攻撃を突破するとは思ってもいませんでしたけれど。それと、黒き鋼の心は、昔光樹さんが言っていた言葉だったんですね」
そうです。具体的には、前話で前の総司令との対決時に言ったのが「黒き鋼の心宣言」ですね。これによって、志願制の子供兵士徴兵ができるようになった感じですね。とはいえ、利点ばかりではないですけれども。
レイ「でも、光樹君の新しい必殺技、かっこよかったね!エネルギーをため込んで突撃して、攻撃をはじきつつ相手にダメージを与えるなんて!」
一応元ネタはあります。ガンダム知っている人には、ディスチャージの言葉でわかるかもしれません。次の話からは、ワレチューとの話になりますので、戦闘回はそれらを挟んでからまた行いますね。それでは、本日はここまでです。
レイ「次回もまた土曜日だよー!」
ジャンヌ「それでは皆様、また次回お会いしましょう」