新次元ゲイムネプテューヌVⅡ SSRと言う名のG(凍結)   作:藤和木 士

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皆様お待たせしてしまい申し訳ございません!今日ではなく、明日が投稿日だと勘違いしてゆっくりして家に帰る途中で今日が投稿日だと気づき、急いで帰ってきました、藤和木弘でございます。ホント、ごめんなさい!

レイ「ゆ、ゆっくりし過ぎだよー。しかも今日が投稿日だってツイッター見た時に気づくとかさ。どうも、みんな!レイ・オーバだよっ!」

ジャンヌ「まさか気づいていなかっただなんて、わたくしも思っていなかったです……。どうも、皆様。ジャンヌ・ドラニエスです。今日は黒の館の第10回後編をお送りいたします。」

いやー、二人が「投稿日いいの?」って言ってくれなかったら、たぶん気づかなかった……(;^ω^)とはいえ、今日も変わりなく、解説を紹介していきます。では、後編の始まりですよー!」

レイ「ジャンヌちゃんもいじられまくり―!!」

ジャンヌ「はうあぅ……!」


黒の館 第10回 後編 解説~福内絵里奈、ガンダムR-ZX~

藤和木「はい、それでは後編も進めて参りましょう!黒の館!第10回後編のメンバーは私藤和木弘と、」

 

絵里奈「うふふー!ジャンヌちゃん、ほらー。藤和木とツーショット!!どうも、みんなー。臨時アシスタントを務めてた福内絵里奈だよー。」

 

ジャンヌ「はぁうう……え、絵里奈さぁん、そ、そんなに写真撮らないで……」

 

レイ「ほらほら、ジャンヌちゃん!藤和木の方にもっと寄ってーっ!あ、どうも、みんなー!ジャンヌちゃんと藤和木の写真を撮るのが楽しくなってきたよー!レイ・オーバだよっ!」

 

ジャンヌ「レ、レイさんまで……恥ずかしいですっ!お願いですから、も、もうやめ…」

 

勇也「いや、二人共もっとやってやれ、せっかくだし。さて、前回に引き続いて登場の古谷勇也だ。」

 

ジャンヌ「っっっ!!あぁ、ダメです!藤和木と一緒だと、わたくし、恥ずかしすぎて…(でも、一緒に写れて……嬉しいっ!)。ど、どうも、皆様っ。帰って来てから、色々と……恥ずかしくて、嬉しくて、胸が苦しいジャンヌ・ドラニエスですっ!!」

 

藤和木「う、うん。ジャンヌさんも恥ずかしい思いしてるから、みんなそのくらいで許してあげようか?」

 

レイ「えーっ!?」

 

絵里奈「ここからが面白いのにねー。」

 

勇也「まぁ、いつまでもいじってたら、ジャンヌも困り果てるというか、精神的にも持たないか。」

 

ジャンヌ「はぁ。よ、ようやくいじられるのが終わりました。わたくし、先程気絶から目覚めて、藤和木からSSRNPの初代メンバーさんの馴れ初めの設定を聞いていたら、すぐに絵里奈さんやレイさんが次々と藤和木との写真を撮ったりと…。何かとわたくしをいじってきますから……。」

 

レイ「あー、ごめんね?ジャンヌちゃん。でも、私としては、二人の仲が気になるからさっ!」

 

ジャンヌ「レ、レイさんなら喜んでっ!」

 

藤和木「うん、ツイッター上でのこと以来、デレが多くなったよね、ジャンヌさん。」

 

勇也「当然だろ。作者がクリスマスイブで二人が帰ってきた後で告って、ジャンヌさんも良いって言ったんだし。」

 

絵里奈「あんな度胸があるとは思わなかったよー。」

 

藤和木「まぁ、昔は……割と積極的だったんだけどね。今は色々と卑屈だったり、弱気だったりと、マイナス方面でしたからね。」

 

ジャンヌ「ほ、本当に中々藤和木が積極的になってくれませんでしたから……。それにわたくしも決めきれませんでしたし。で、でも……」

 

レイ「でも?」

 

ジャンヌ「あの時の藤和木は……嬉しかったです…っ!」

 

藤和木「っ!そ、そうですか。(ヤバイ、ジャンヌさんの表情が可愛い……。)」

 

勇也「あ、また二人で喜んでるっていうか、笑顔になってるな。というよりもラブラブってか。」

 

絵里奈「ほんと、うらやましい限りだよー。私も光樹君とそういう関係になれたらなー。」

 

レイ「あれ、絵里奈ちゃんは光樹君の事を?」

 

絵里奈「うん、好き。でも、なかなか気づいてくれないっていうか、流されちゃってるんだけどねー。」

 

レイ「なんだか藤和木と同じだねー。」

 

勇也「いや、でも藤和木の方がまだマシだぞ。光樹の場合は知ってるような、知っていないような口ぶりで遠回りに返事をするからな。」

 

ジャンヌ「な、なんだかすごく面倒くさい性格なんですね……光樹さんって。」

 

絵里奈「うん。でも、その性格を考えたのは他でもない藤和木…」

 

藤和木「そんな事言ったら、オリキャラ全員がそれ当てはまりますよ。まぁ、光樹君の本来の性格は、ここでの私をベースに明るさと冷静さ、冷徹さを引き上げていますからね。その分、かなり面倒くさいやつには仕上がってます。」

 

レイ「そうなんだー。じゃあ、絵里奈ちゃんはどんな子になっているのかな?」

 

藤和木「では紹介に入りましょうか。今回の紹介は福内絵里奈とガンダムR-ZXです。」

 

絵里奈「私のデータ、是非目を凝らしてみてねー!」

 

 

 

 

 

福内絵里奈(ふくち えりな)

 

年齢 17歳

生年月日 1997年10月20日

血液型 O型

身長158㎝

外見 ツインテールの髪型に、少しの垂れ目が目立つ。大人しさを持つが、表情には穏やかさを通り越し、のほほんとした表情が多い。肌の色は薄肌色。髪色は黒。

好きな物 スイーツ(和菓子系)、和藤光樹、静かな場所

嫌いな物 急ぐこと、量の多い食事

 

GKSWAXPに所属しているガンダム装着者。元ガンダム・アズールセブンシリーズのマスターであり、初代に当たる。しかし、絵里奈は鈴達とは違い、鈴達がGKSWAXPという組織に所属するようになってから出会った仲間である。というのも、SSRシリーズを手に入れたのは光樹達ではあったが、GKSWAXPを光樹は作ってはいない。正しくは、別の組織が作った組織に所属していたのである。光樹達がGKSWAXPの前身である「GKP」という組織に所属してから、絵里奈は適性があったためスカウト。その後鈴達と同じ時期に一度組織を離れたがすぐに組織に戻っている。

性格は今までの発言通り、かなりのおっとりさを持ち、更には周りを笑わせるほどまでの発言を行う天然である。また彼女の行動の中には、光樹に関わるものが多く、その様子は無意識かつ表情に出さず言葉でさらっと出てくる病んでいないヤンデレともいえる。

戦闘ではNPシリーズではあまり見ない射撃戦、それも更に運用されている例は少ないと言われている狙撃戦、加えてMPの方でもなかなか見られるものではない機動狙撃戦を非常に得意としている。その狙撃能力は機動性が高い機体が相手でもあまり動いていないときはおろか、高速機動中でも攻撃を当てられるなど、ことさら狙撃に関して言えば、光樹よりも数段上とメンバーの中でも言われている。また近接格闘戦も光樹ほどではないものの、迎撃格闘を行う際は上手く捌くなど、狙撃戦に最低限必要な要素はこなせるだけの実力がある。

固有能力は「XN(ザン)ドライバー」。これはSSRNPのメンバーが有することのできる能力のうち、モデルが存在しない能力であり、能力は他の物と繋げ、新たなものを生み出す力。ちなみに、ガンダム・レッドジョーカー系列が持つリアクトエンゲージシステムもこれに似た性質を持つが、こちらは人と人の心も繋げ、当時の最強攻撃であった「XNコンビネーションフォースビックバン」という技を使用する際の更なる攻撃力の強化を行うことができた。

生身での武装は他のメンバーと同じくフォトンサーベルと、絵里奈専用にチューンされたマテリアルビームスナイパーライフル。ライフルは弾丸の切り替えが可能で、実弾も撃てる。

零次元編では自信を気遣って出撃した鈴の代わりに本部の指揮を執り、超次元を調査する他のメンバーからの情報をまとめていた。しかし、それでも光樹への心配は絶えず、また光樹への心配をするあまりに、好き宣言をしてしまっている(しかも、本人はそれを言っていることを意識していない)。

そして超次元編では遂に絵里奈もゲイムギョウ界へと参戦。ゲイムギョウ界トーナメントでは自身のMPガンダムR-ZXで参戦。ロボボ出場メンバーではグリーンプロテクターと交戦しており、槍の速度に苦戦した様子を見せるも、攻撃を完全に回避し、至近距離での連射でグリーンプロテクターを戦闘不能まで追い込み、ロボボ決勝へと駒を進めている。

 

 

 

 

 

 

ガンダムR-ZX(ゼクス)

形式番号 RZX-X001

機体解説

福内絵里奈が装着するガンダムタイプMP。機体の全体的なモデルは「ロックマンZX」に登場した、ロックマンモデルZX。名称もそれにちなんでつけられた。機体の戦闘性能としては近・中距離に重きを置いた万能機であり、絵里奈が得意とする狙撃戦を行える装備は一切装備されていないなど、光木鈴のMPであるガンダムR-EXEグレイガよりも、元SSRNPでの得意分野を引き継いでいないガンダムである。これには絵里奈も流石に使いにくさを当初は言っていたが、機体のモデルをベースとすることを重視したことと、絵里奈自身もそのような戦闘法を使っている内に気に入ったことから(とはいえ、中には光樹がそれを設定したことから、光樹を好いている絵里奈自身が光樹の意志に従った面もあるが)、今なおこの仕様で普段は戦闘を行っている。とはいえ、状況に応じては、スナイパーとして前線に出ることも多い。その為、本機は初代SSRマスターの使っているMPの中でも追加兵装システムを使うことが多い。

しかしながら、一つも絵里奈が運用していたガンダム・アズールセブンシリーズのNPの特徴を引き継いでいないかと言えば、そういうわけではない。ガンダム・アズールセブン系統の特徴として引き継いだものとして、機体装甲裏に格納された特殊兵装と、胸部に装備された、獣のような口である。これらの解説については後ほど。

また、機体形状はガンダムR-ZEROに似ており、この点はオリジナルがZEROのモデルを参考にしているため、ある意味では設定どおりではある。

 

 

 

システム系

 

TRANS-AMシステム

機体を赤色化させ、圧縮粒子を解放することで機体性能を三倍化させるシステム。本機では、特殊なコロイドシステムがこの機能に対応し、敵の誘導ミサイルの誘導を完全に切れるほどである。

 

TFDS-∞

機体の粒子生産能力を向上させるために、機体に2基装備されたANドライヴの同調率をMPで行えるだけの同調率で運用可能としたシステム。初代メンバーの運用するMPでは共通の機構。

 

エレメントシフト

機体の攻撃に火・水・風・闇・無の五つの攻撃属性を与える特殊機能。属性にはそれぞれ特徴があり、火は機体の武器に熱を追加し、敵へのダメージを向上させる、水は敵の動きを阻害、風は機体の速度を向上させ、機動戦に有利になる、無属性は敵の防御機構にある程度影響されずにダメージを与え、闇属性は敵への心理的プレッシャーを攻撃が敵か敵の武器に当たる度に与えるなど、戦闘を有利に進める機能となっている。しかし、これらの能力は、同じような機能を所持する機体、特にSSRNPに対しては、SSRNPが本来持つ属性付与機能に相殺され、持ち味を生かすことができない。

しかしながら、そのような能力を持つのはほとんどがNPであり、上位クラスの元SSRマスターのMP以外のMPなら、その能力を存分に発揮できる。

 

ANフィールド

機体周囲に展開するAN粒子防壁。

 

ノイズドエナジーウイング

AN粒子を硬質化させ、飛行性能を向上させるユニット。本機では他の同シリーズのMPとは違い空戦・宇宙戦も想定されているため、機動力向上の恩恵を多く受けている。更に、ブースターとの組み合わせで、ブラックエースシリーズしか運用不可能であった攻撃パターンを使用可能である。

 

フルノイズドエナジーフレーム

機体のフレームとして採用されている特殊フレーム材。しかしながら、本機のそれは特殊装甲武装との兼ね合いでフレームにある程度の改造が行われている。

 

カートリッジシステムMark-Ⅱ

機体の武装に装備される出力瞬発的増大システム。

 

トランザムバースト

機体をTRANS-AM状態にして圧縮粒子を完全開放するシステム。R-ZXはこの機能を使う際は後述するOXモード時のみになる。

 

追加武装システム

機体のハードポイントを使用することで多種多様な武装を装備可能なシステム。絵里奈は主に狙撃戦を得意とするため、状況に応じてはスナイパーライフルのマウントジョイントを装備することも多い。

 

OXモード

本機最大にして、オンリーワンなモードチェンジシステム。モード説明としては、機体の動力経路を変更し、本機の活動制限リミッターを解除、圧倒的粒子放出によってフィールドを完全制圧する。要するに、このモード発動時には限界まで機体性能を使用可能ということである。TRANS-AMと違うのはトランザムが粒子放出量を解放するのに対し、こちらは粒子全てを武装や機体に回し、機体性能だけに粒子を割り切るということである。つまりは、自分の機体だけにトランザムバーストを起こしているということになる。

本システムの発動により、R-ZXには常時AN粒子によるオーラが展開。並大抵の射撃兵装は通用しないようになっている。また、エレメントシステムにも大きく影響を与え、属性付与率が増加、NP系列の必殺技でもあるNFBに近い攻撃を行うことも可能である。

システムモデルはロックマンZXに登場するロックマンモデルOX。その圧倒的な出力と技のバリエーションを受け継いでいる。

 

ミラージュガストレイドコロイドシステム

機体の装甲の隙間から特殊粒子を散布。それにより、機体を透明化する、ガンダムSEED系列のミラージュコロイドに近いシステム。本機のシステムは姿を消すだけではなく、残影のように機体を見せるデスティニーガンダムの光の翼と同じ運用も可能。特に残影を見せる時には機体の飛び武器の残影を見せることもできる。

 

 

 

 

 

武装

 

 

 

 

 

ANZXアームズ

機体サイドアーマーのソケットに差し込む形でマウントする、遠近両用のマルチウエポン。カートリッジシステムを持つ武装で、弾数は4発。デバイスに変形機構を備えた武装であるが、R-ZEROの持つANゼットセイバーとは違い、形状記憶合金によるものではなく、細かなパーツの組み換えによるモードチェンジを行う。モードは剣のZXセイバーモードと銃のZXバスターモードを備える。特にZXセイバーは斬撃時に属性付与が可能かつ、柔軟な運用で様々な攻撃が可能である。更にバスターモードでも、属性を込めた弾を撃つことができる。

武装モデルはロックマンモデルZXのZXセイバー。

 

ANHXウイングスラスター

機体の背部に装備された、二枚のウイングユニットとバックパックで構成される推進機関。ANドライヴから直結してエネルギーを供給しているため、ドライヴ自体を推進機関として使わない、主推進機関としてはかなりの推力を生み出す。

ウイングユニットは可変式で、ノイズドエナジーウイングモードと折りたたむことで直線的な加速力が強化されるブースターモードとしても使用できる。更に、ノイズドエナジーウイングモードでもノイズドエナジーウイングを最大出力でエネルギーを発することで、ウイングを剣として使用することで、敵を切り裂く「ウイングブレード」という、ブラックエース系列専用の攻撃方法が可能である。これは他の機体ではなかなか出来ず、機体の性能を極限まで発揮できるため、出来た芸当である。

武装モデルはロックマンモデルHXの背部ウイング。

 

ANFXキャノンバスター

ウイングスラスターの側面に2基懸架される大型射撃火器。高出力のエネルギー弾を放つ。しかし、その形状はかなり異質。というのも、その形状は銃口と持ち手を装甲で覆い、四角形のような形をしていて、そのまま殴打できる格闘兵装としても使用可能。

その射撃は様々な撃ち分けが可能で、通常のキャノンモードと、遠隔操作システムを応用して、脳内で思う通りに弾丸を曲げられるエディットバスターモード。そして敵に格闘攻撃を仕掛けられるストロングナックルモード。

武装モデルはロックマンモデルFXの腕部に装備する兵装であるキャノン砲、ナックルバスター。

 

ANLXハルバード

ANHXウイングスラスターのバックパックユニット内部に格納されている近接格闘専用兵装。近接武器でも、リーチが長いので、攻撃にバリエーションを持たせることができる。また、本機の水中での運用兵装の一つである。

武装モデルはロックマンモデルLXのハルバード。

 

ANPXアームズギア

機体の腕部に装備されたエネルギーウエポン生成兵装。武装内部にてAN粒子を硬質化させ、ユニットから取り出されることで武装として運用できる。

使える武装は、ANノイズドエナジークナイとANノイズドエナジーシュリケン。特にクナイは、絵里奈が手持ち武装としての使用も多く、R-ZXの持つミラージュガストレイドコロイドで、姿を隠している際の暗殺兵装としての使用が多い。

武装モデルはロックマンPXの武装。

 

ANアルゴスハンドレットアイミラージュアーマーⅡ

機体腕部・脚部・肩部装甲を展開して露出する装甲裏に装備された精神侵食型特殊兵装。展開される装甲内に電子的な機器を装備し、発せられる電磁波や催眠波を敵に浴びせることで幻覚を引き起こして、敵を惑わせる。

本兵装では幻覚を見せるのと、ミラージュガストレイドコロイドを発生させるミラージュガストレイドコロイドモードと機体の任意の部分に超高度のAN粒子の壁を形成するアイシクル・クリスタル・ミスト・リフレクターモードを備える。

兵装モデルは「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」に登場したロシア系列の国の機体、ユーノワⅧの持つ武装百目翼こと別名「アルゴスの百目」である。

 

ANミラージュブラスターソード

機体の腰背部に装備された大型マルチウエポン。剣の先にビーム発射口があり、遠距離の砲撃戦を行える。しかし、機体の粒子量をかなり使うため、絵里奈はあまり本兵装を使っていない。

 

ANケルベロスヘッドユニット

機体の胸部を形成する装甲。胸部を形成する装甲が、獣の形をしている特殊な兵装で、ただの飾りでは決してない。武装も内蔵している他、相手への威嚇機能を備えている。

 

ANバスターキャノンⅤ改・改

ケルベロスユニットの口に当たる部分に内蔵された高出力ビーム砲。その構造からかなり敵からこの攻撃を予測することは難しく、不意打ちとしての使用が主な運用となる。

この兵装もまた、遠距離への攻撃が可能のように思えるが、かなり圧縮させてから放たないと遠くへは届かないため、絵里奈は専ら近接戦での突発的な運用がメインとなっている。

 

ANビームファングⅣ

ケルベロスユニットの牙に当たる部分から発生させるビーム兵装で、かなり扱いの難しい兵装。というのも、この武装の搭載位置は胸部。つまり、敵に密着する程の距離で胸を突き出すようにしなければ攻撃出来ないという、かなり変な欠点を持っているのだ。これには流石に絵里奈も苦言を続けており、それでもこの機構は運用廃止にはしていない。

その理由なのだが、絵里奈がSSRNPのマスターをやめたのちのガンダム・アズールセブン系列のNPに、支援兵装「ブラウォケルベロス」を投入していたためである。このブラウォケルベロスは装備時にNPの胸部に頭部ユニットを装備する形となっていて、絵里奈が使用した際の使い勝手を見るため、この装備を搭載したままである。

 

ANマルチサポートユニット

脚部に外付けの形で装備された戦闘支援兵装。絵里奈自身の元々の戦い方をある程度支援するための兵装である。

武装の構成は増加装甲のように脚部に装着されており、装甲内部にANチャフミストマイクロミサイルを片側3発の計6発。そして、側面に大きく出た形状のANハイパーEXブースターである。チャフミストマイクロミサイルは発射すると敵を範囲内に捉えると爆発し、敵の視界を奪うと同時に、敵の動きをある程度封じるという、特殊な炸薬を持つ。一方、ハイパーEXブースターの方は機体の加速性能を向上させる目的で装備されており、直線的な回避運動においては、この兵装が役に立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンヌ「以上が、絵里奈さんとガンダムR-ZXの解説になりますっ。」

 

レイ「な、なんだか光樹君に嫌われているというか、ないがしろにされているかのような武装選択と説明だったね……。」

 

絵里奈「そうなんだよー。光樹君って、他の子の機体の武装はちゃんと合った物を用意してるのにさー。」

 

勇也「でも、これもある意味では光樹らしい武装のチョイスなんだよな。」

 

レイ「っていうと?」

 

勇也「これらの武装は、いずれもSSRNPとかかわりのある兵装ばっかりだ。光樹も、もしかするとまた絵里奈や俺がSSRNPを纏うことを考えて、その時に運用しやすいようにわざわざ苦手な武装とか戦闘法を行なっていたりするのかもな、ってことなんだが……。」

 

絵里奈「あぁー、それなら私も納得だねぇー。」

 

ジャンヌ「な、納得しちゃってます……。……でも、藤和木はその設定はどう考えていらっしゃるのでしょうか?」

 

藤和木「うん?あぁ、まぁ簡単に言えば、それも入っているね。けど、作品の方に入って言わせてもらうと、ある程度は元々前に使っていた機体をベースに新しいものを取り込む、ってのを光樹君は前提にしているからね。」

 

レイ「そうなんだー。じゃあ絵里奈ちゃんも、ある意味光樹君に愛されているのかなっ?」

 

絵里奈「うーん、どうだろう……。光樹君、鈴ちゃんが原因で女の子に興味なくなっているからねー……。」

 

レイ「あ、ひょっとして鈴ちゃんに心を大粉砕されちゃったのかな?」

 

藤和木「うーん、鉄の覇王はやっぱり怖いですよねー。私もトラウマですよ。」

 

勇也「ちょっと待て。それバトスピの大粉砕の話になってないか?」

 

藤和木「あ、ごめん。レイさんが言ったもんだから、ついそっちの方の話に……いや、なにせ今度のバトスピ界放祭に参加しに行こうと思いまして、色々とバトスピ関連のデータ見てるので。」

 

勇也「なんだそりゃ……。光樹もバトスピ好きだが、あのデッキははっきり言ってどうなんだろうな。」

 

藤和木「そりゃ、あのデッキは白緑、それもラグナ・ロック主軸でしたからね。でも、今の光樹君用のデッキって、かなりおかしいですよ?」

 

レイ「そりゃあ、そうだよ……。なんで白緑でデッキ破棄してるのさ。」

 

ジャンヌ「あれには驚きましたね。わたくしのデッキのレディアント・ぺガスを召喚したら、鉄の覇王がバースト発動しましたし。」

 

藤和木「でもまあ、その時は思いっ切りバースト外して召喚できなかったというね(笑)」

 

絵里奈「あれ、いつからバトスピ談議になったの?」

 

藤和木「そうじゃん!ここ黒の館で絵里奈さんとかR-ZXのことについて談義する場面じゃん!」

 

レイ「素で忘れてるよ……。まぁ、私が話逸らしちゃった部分もあるけどさっ。」

 

ジャンヌ「あぁ……レイさんのお転婆っぷりもいいです……!」

 

勇也「……とりあえずこのデータには間違っているところはないな。レイとジャンヌはどう思う?」

 

ジャンヌ「あ、はい。わたくしはガンダムR-ZXの武器の一つ、ANZXセイバーが勇也さんのガンダムのゼットセイバーと似ているような気がしたのですが……。」

 

絵里奈「あー、それは簡単!実は、勇也君と私のガンダム、モデルは色々と遡ると、同じ存在にたどり着くからねー。」

 

レイ「えー、そうなのっ!?」

 

絵里奈「そーなの!」

 

勇也「もっとくわしく言うなら、俺のガンダムはレプリロイド「ゼロ」をモデルとしているが、絵里奈のR-ZXはロックマンモデルZXシリーズがモデル。そして、そのロックマンモデルZXのモデルは、レプリロイド「ゼロ」。ってことさ。」

 

レイ「……うん、だ、大体分かったっ!」

 

藤和木「いや、その反応分かってない気がする……。レイさん。要するに、二人の機体は、言うなれば、ロックマンの一人、「ゼロ」っていう存在をベースにして、アレンジを別にしたって感じだ。」

 

レイ「あー、アレンジだねっ。理解できたよー。要するにいろんな衣装スピリットが色々な効果を持ってるってことだよねーっ!」

 

ジャンヌ「ちょ……レイさん!?」

 

藤和木「……まぁ、いいや。そういうことで……。」

 

絵里奈「藤和木さんが折れたよー。で、そろそろ次回予告?」

 

藤和木「あ、すみません。前にとある方から指摘されたことについて少し質問返答を。」

 

絵里奈「あ、うん。分かったよー。」

 

レイ「今回の質問はこちら!「鈴さんの発言ってサードチルドレンのやつ?」だって。サードチルドレン?」

 

藤和木「あぁ、それエヴァの碇シンジ君のことですね。これはとどのつまり、鈴さんがセカンドチルドレンこと式波・アスカ・ラングレーっぽいってことで言ってくれたようなんですよね。」

 

勇也「あぁ。確かに鈴のセリフ、それと同じだもんな。で、それが何かあるのか?」

 

藤和木「いやー。それを言われて、まぁ、元ネタはそれなんだけど。色々と設定を思い返すと、…ですね。」

 

絵里奈「どうしたのー?」

 

レイ「なんだか言いにくそうだけど…。」

 

藤和木「うん。簡単に言おう。……鈴さんとアスカさん、共通項が多いことが発覚した(笑)」

 

絵里奈&レイ『…………え?』

 

藤和木「いや…言われて気付いたんですよ。よく見ると、鈴さん、色々とアスカに近い部分があるなって。」

 

絵里奈「まさかそれってパクリー?」

 

藤和木「パクリと言うわけではない。だが、無意識にいろんな所が似ていたんだよ…。」

 

勇也「口調はある程度近いとは思うが……ほかに何かあるのか?」

 

藤和木「まず、髪型。今の鈴さんはショートヘアなんだけど、昔はツインテール系列の髪型で、確かアスカがツーサイドアップだってどこかの資料で見た気がするから、似てるって感じ。」

 

絵里奈「確かにー!鈴ちゃん中学1年生の春はツインテールだった気がするもん!」

 

藤和木「続いて機体関連。搭乗、および装着していた機体がどちらも赤を主色としている。」

 

勇也「思いっ切りかぶってんな。全体のカラーリングは流石に違うみたいだが。」

 

藤和木「そして三つ目。その機体が同系列機体のシリーズの2号機。」

 

ジャンヌ「な、何という偶然……。これ、藤和木は無自覚で?」

 

藤和木「口調以外ほぼ無自覚で当てはめてた(笑)。まさかこんなことになっていたとは……ご指摘ありがとうございます!多分言われなかったら一生気づかなかったかもしれないです。」

 

勇也「さて、とんでもないカミングアウトも終わったことだし、そろそろ次回予告じゃないか?」

 

藤和木「ですね。じゃあ皆さん、後はよろしくです。」

 

レイ「りょーかーい!!……黄金の塔、そして黄金の戦士達が支配する世界となった超次元ゲイムギョウ界。」

 

ジャンヌ「ネプテューヌ様と共に行動をすることとなった光樹さんとSSRNP初代メンバー達はプラネテューヌへと足を進めた。」

 

勇也「そこでネプテューヌは大親友のアイエフと出会う。しかし……」

 

絵里奈「アイエフちゃんは、ネプテューヌちゃんや光樹君を覚えていなかった!?」

 

レイ「誰も自分の事を知っていない世界の中でネプテューヌちゃんはもがく。」

 

ジャンヌ「しかし、一筋の光、一人の存在が覚えていてくれたこと、そして、黒の魔女との再戦で流れは変わる!」

 

絵里奈「暗躍する忍者と騎士との、黄金の頂に君臨する者との邂逅、対決、そして共闘!」

 

勇也「そこで、光樹は取り戻す。失われた記憶の欠片を。」

 

レイ「光樹君達は、プラネテューヌを取り戻せるのか!?」

 

ジャンヌ「次回、『新次元ゲイムネプテューヌVⅡ SSRと言う名のG』!!」

 

絵里奈「第3章 超次元編 ネプテューヌSTORY!!「第1次超ロボット大戦G(ゴールド)」!!第92話「プラネテューヌへの帰路」!!」

 

勇也「次元の力が少年の思いに応える……」

 

全員『プラネテューヌを取り戻せ、ガンダム達!!』

 




今回もお読みいただき、ありがとうございます。完全に投稿日を忘れていた件については、本当に申し訳ありませんでした……。

レイ「でも、こうして投稿出来たんだし、よかったよかった!」

ですね。さて、次回からは第3章のネプテューヌSTORYが開幕!!メンバーはネプテューヌを中心に、光樹君と鈴さん、それに今回の黒の館二本立てで紹介したお二人が、プラネテューヌの異変を解決していきますよー!

ジャンヌ「さらに、藤和木によれば、光樹さんの失った記憶にも、話が絡むそうですっ!」

さて、どう展開するのか?光樹君はどう活躍するのか?そして女神の戦いは?それは次回以降です。

ジャンヌ「それでは、次回は月曜日の投稿とさせていただきますね。」

レイ「なんか、次回からは話の書き方に変化があるんだって!分かるかな?」

まぁ、結構分かりやすい変化ですし、今までなんでしてこなかったの?とツッコミされるような気がしますが……次回もお楽しみに!

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