Fate/buro   作:這い寄る劣等感

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我慢できなかった


これを本編と言ってもいいのだろうかどちかといえば幕間なのではないかな?まあ一般論でね?けどまあ本編ということにしておこう俺は優しいからな他の奴らにも伝えるべき

「けど、ブロントさん。魔術の修行と言っても何をするんですか?そももも一朝一夕で身につくものではないと思いますが」

 

 

私はブロントさんに質問をする。

これでも一応は魔術師の名家の出身だったのである程度はわかるつもりだ。

よほど才能がなければ魔術なんて身につかないし、ついたところで付け焼刃より更に脆い何か程度にしかならないだろう。

現に叔父さんも一年も使っておきながら得られた魔術は臓硯から間借りした蟲魔術だけ。

いや、あれはあの爺の趣味ですね。叔父さんは悪くない……はず。

 

 

「普通ならぜいいんがそう言うところを俺は言わなかった。桜ならわかると思うが魔術師には属性があるんだが?間桐は水だった感」

 

「その属性に合わせてブロントさんが魔術を教えると言うことですか?「」確かに当てずっぽうでやるよりかは効率的ですが……」

 

 

叔父さんは水属性として私な自分自身の属性がわからない。

いや、一つわかっているのは無理矢理水属性を入れられたことだ。

だから水属性と相性がいい魔術なら多分使えるはず。

 

 

「カリー屋は水属性と言うのがわかってるからよ。桜の属性を確かめるべきそうすべき。スクロールをおごってやろう。これを読んでいいぞ」

 

「はあ、それじゃあ……」

 

 

まずは私の属性確認から始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほむ。あsくらの属性は何かはわからにいが水と闇の魔術が使えるらしいな。これで方針は定まったな」

 

 

私がスクロールを読んだらウォーターと書かれたスクロールとバイオと書かれたスクロールが反応した。

どうやらそれが私が使える魔術らしい。

 

 

「まずはおもえら一緒に水属性から教えるべきだな。自慢じゃないが「ヴァナの金八先生ですね」と言われたこともある。スクロールをおごってやろう」

 

「え?またですか?」

 

「む?ああそういえば言ってなかった感。ヴァナだと習得レベルにまで達していた時にスクロールを読むとそれだけで魔術が使えるようになる」

 

「そういうのって経験値とかいるのではないですかな?まあゲーム論でですね?」

 

「本来ならそうなだろうがどうもこっちでは魔術師の才能=レベルとなっているらしい。更に属性を限定することで覚えやすさは更に加速した!」

 

 

まあ、なんてお手軽でしょう。

こっちの魔術師が聞いたら卒倒しそうですね。

 

 

「しかし、ブロントさん。さっきは教えるとか言っていたがその話を聞く限りだと教える必要性がないように感じるぞ」

 

 

「」確かにそうですね。

スクロールを読むだけで魔術が覚えられるなら教えなんていらないという事実。

一体ブロントさんは何を教えてくれるのか【興味があります。】

 

 

「お前頭悪ぃな。魔術を覚えてもそれを使わなかったら意味がないでしょう?宝を持ち腐れという名ゼリフを知らないのかよ」

 

「つまり、ブロント「さんをつけなさいデコ助野郎!」お前が魔術を受ける、と?」

 

 

くそ、あのあんこくw改心したと思ったらブロントさんをさん付けしないとかマジぶっころしょ?

 

 

「その通りだ。ひゃ区分は一見にしかずという名ゼリフもあるからな。やるだけやってみるべき」

 

 

この後めちゃくちゃスクロール読んでブロントさんに魔術を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっ!」

 

 

ギィン!

甲高い金属音が蟲蔵に鳴り響く。

私がブロントから借りた剣とブロントが持つ恐らくは宝具である剣がぶつかり合い出た音だ。

私のマスターとブロントのマスターの魔術の修行が始まって二日経っていた。

桜は才能は凄いらしく、ブロントが渡したスクロールをほぼ読破してその魔術を身につけていた。

対して雁夜、私のマスターは明らかに才能が桜より劣っており、例としてあげればウォーターという魔術もⅡまでしか覚えられなかった。

で、現在私はブロントと模擬戦(ただし刃は潰さない)をしている。

いくら私に無窮の武練があるとして、それにかまけて日頃の鍛錬を怠る怠るのは合理的ではないと思い、こうして戦っているわけだ。

現状私はバーサーカーでありながら狂化の影響を受けていない。

いや、正確には狂化による肉体強化は為されているのだが、思考は極めてクリアであり、マトモに喋れている。

流石に魔力消費までは減らせなかったが充分であろう。

こうしている最中にもマスターの魔力はガンガン減っているのだがブロントが渡したジュース(エーテル)を適宜飲んでどうにかしている。

 

 

「ハイスラァ!」

 

 

ブロントが大きく踏み込み上段からの斬撃を放つ。

私はそれを一旦剣で受け止め、そこから滑らすようにして鍔元まで持っていき、鍔迫り合いに持ち込もうとする。

そこをブロントが左手に持つ盾で殴りかかってくる。

私が微妙に前に進もうとしているためカウンターの形となっていた。

私は顔を仰け反らせ避ける。が、やや遅れたために頬にかすってしまった。

 

 

「おらっ!」

 

 

刹那の後ブロントが私に蹴りを入れる。

流石に体勢が崩れていたため、甘んじて受けるほかなかった。

鎧を着てはいるが、衝撃を完全に吸収できるわけではないので蹴られた勢いのまま後方にズザーッと音を立てながら下がる。

 

 

「……この模擬戦ははやくも終了ですね」

 

「む?何故だ、私はまだ余力を残しているが」

 

「いあ、かいrやを見てみろよ。頭が大きくなって眼が四つになって足は蹄になって背中に羽が生えているあるさま。これどう考えてもエーテル病だろ……」

 

 

実際にそのようなことにはなっていないのだがそれでもマスターはグロッキーな状態にはなっていた。

流石に模擬戦を長引かせすぎたか?

 

 

「それで、ブロント。聖杯戦争をお前はどう展開するつもりだ?」

 

「うむ。まず俺という存在が他の奴らに認可されていないというのが重要だぬ。つ宇治ょう聖杯戦争だと七騎しかサーヴァントは呼ばれにいが俺という唯一ぬにの存在がいることでその根底は覆された。本当は正正堂堂としていたいのだがワガママ言っていられる状況ではないからな我慢してやる」

 

「ああ、確かにお前はこの聖杯戦争におけるイレギュラーだよ」

 

 

そう、私の言葉通りだ。

通常存在し得ない八騎目のサーヴァント。

それも私自身はブロントを今の今まで知らなかったのに私の真名をすぐに判明した者。

先程、模擬戦をした時に感じたことは荒々しくも洗練された戦い方だったということだ。

明らかに実戦により培われた技術だ。寧ろ実戦だけしかしていないようにも感じられる。

他には、こちらの方が重要なのだがーーーーブロントは私の戦い方を知っていた。

真名だけならば少々疑問に残るが、知識が豊富で判ったものと思えた。

だが戦い方まで知っていたとなるとそうは言えない。

確実にブロントは私を知っている。

私がまだ生きていた時代。あの時に私はブロントと戦場か、或いは試合会場かどこかで遭っている。

私のことを知っているとなると我が王や円卓の騎士たち、BANZOKUに部下と大量にいる。

一体このうちのどれだと言うのだ?

 

 

「……何を考えてるのかは知らにいがあもり深く考えすぎると頭にきてハゲるぞ。ちなみに俺はハゲてない」

 

「誰がハゲるか」

 

「他にもおもえという存在もどちかといえばイレんぎュラーだな。お前を見たら相手はバーサーカーなのにバーサーカーじゃなかったというか鬼なるからな。だがお前はバーサーカーらしく振舞うべきそうすべき」

 

「何故そのような真似を?……いや、相手を油断させるためか。私がダゴネットのように振舞うのか。ふっ、なんの因果だろうな」

 

「ほう、経験が生きたな。ジュースをおごってやろう。……そろろろ始まるな、聖杯戦争が」

 

 

ブロントはそう言いながら天井を見透かして空を見ているかのように、上を向いた。




次回から本格的に聖杯戦争が始動するんだが?
どんな結末を迎えるかはすでに固まってるからよお前ら全力で待ちわびていいぞ。

作中で言った魔術師の才能=レベルで属性を限定することでさらに覚えやすさは加速したっていうのは極端に言えばウォーターⅥとかでもヴァナでの習得可能レベルの半分くらいで習得できる。まあ才能があればの話だがよ。

俺はこの話が完結したら次の作品も作ろうと思ってる。まあ時系列的のね?
更にそれが終わったら東方有頂天モノを作ろうと思った。
俺の妄想は収まることを知らない。

そいやステータスを一応作ったのだがそれに関するコメがなかったな。別にコメをくれてもいいんじゃよ?(チラッ)

では闇系のコスプレがあるからこれで

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