米屋、出水、緑川達のランバネイン戦に玉縄隊・折本も参戦していた。
オサム達を助ける場面で出す予定です。
留美視点。
「ダメです。ドアが開きません」
ボーダー本部へ向かうために連絡通路に来たが、なぜかドアが開かない。すると雨取さんが………
「追いかけてくる……! 二人、すごい速さで……!」
雨取さんが言うと、さっき木崎さんと平塚先生達が足止めしていた人型ネイバー二人が追い付いてきた。
八幡からもらった『影武者』もダメージが大きく、戦える状態じゃない……すると……
ドガンッ!
「!?」
空から何かが飛んできた!? 飛んできたのは………
「迅さん!?」
元八幡と同じS級隊員の迅さんだった。そしてもう一人………
「『弾』印(バウンド)六重(セクスタ)」
ズドッ!
空閑君が上から人型に蹴りを入れる。
「そっちは頼むぜ京介、メガネ君。あと留美ちゃんも、比企谷の弟子に『影武者』もあるならトリオン兵くらいなら相手にできるはずだ。三人と『影武者』で他のC級を守りながら基地へ向かってくれ」
「了解!」
私たちは、直接本部へ向かう。
八幡視点。
葉山が人型に殺られてしまい、ベイルアウトした。
やべえな……決定打を打てる奴がいなくなっちまった………
すると………
ズズゥ
「メリーノ。現場変更よ」
「ミラ様」
ゲートが開き、黒いツノの女の人型ネイバーが現れた。黒トリガーか!?
「金の雛鳥を追っていたヴィザ翁とヒュースが足止めを受けてるの、だから貴女と隊長で金の雛鳥を追ってちょうだい」
「……了解しました」
人型はゲートの中に入った。おいまて!
俺は追いかけるが………
「邪魔ね」
ドッ!
俺の後ろから黒いゲートが開き、そこから人型のオーラ攻撃が飛んできた!?
この黒トリガーの能力は空間移動かよ!?
「くっ!?」
俺はギリギリで避けたが、その間に人型に逃げられてしまった………
「あの人達の目的はC級………なら留美ちゃん達のいる南西にいったはずよ、比企谷君、向かって! ここのトリオン兵はあたしといろはちゃんで蹴散らすから」
『いってください! 先輩』
「わかった!?」
俺は、南西に向かう。
平塚先生視点。
「クソッ、C級達を追うか………基地に戻るか………」
一応、ここまで来た車は無事だ。だが、迎えるのはどちらか………
『ヒラツカ、向かうべきはオサム達の元だ』
木崎についていたちびレプリカが私に言う。
『本部では黒トリガーを訓連室に閉じ込め、忍田本部長が迎え撃つ準備をしているようだ。貴方はオサム達の元へ来てくれ、ユーマと迅も向かっている』
「そうか、わかった」
私は車に乗り込み、C級達の元へ向かった。
メリーノ(オリジナルネイバー)
17歳
出身:アフトクラトル
身長:167㎝
トリガー:『錬金の硬化(アルケミスタ)』
好きなもの:ネコをもふもふすること 勝負に勝つこと