目が腐った黒(ブラック)トリガー   作:sewashi

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サブタイトルが思いつかなくなってきました。

旧雪ノ下隊 対 人型ネイバー

というか、オリジナル人型ネイバーの名前が出せない!?
ちゃんと考えてあるのに!?


やはり人型ネイバーはかなり強い。

人型ネイバーは俺らに攻撃をしてくる。攻撃方法はいたってシンプルなパンチ。俺はギリギリ避け――

 

ガッ!

 

「!?」ゴッ

――避けたはずなのに当たった!? どうなってんだ?

「めぐり!」

『(ガガ)今、解析してますけど、どうやらあのオーラは攻撃範囲を広げる見たいです。一瞬ですがパンチと別にオーラが攻撃をしています』

なるほど……パンチを避けてもオーラが自立攻撃する……スコーピオン見たいにオーラを自由に形を変えて操れるって事か?

「さっき、葉山を吹っ飛ばしたのは葉山の槍じゃなくて葉山そのものを吹っ飛ばしたって事か? ならやっぱり葉山の『流星弧月』が相性はいいはずだ」

「だが、真正面からやってもさっきと同じになる……」

『解析の結果、同時にオーラが攻撃できるのは1方向だけみたい』

1方向……たしかに、さっきも葉山を吹っ飛ばした後で影クナイを飛ばしたからな……

そして全体を覆うように守ってる……クソッ、ただでさえ『影武者』にトリオンを取られ続けて戦いにくいってのに……

「比企谷君はさっきみたいに『影縫い』で動きをとめて。いろはちゃんはひたすら撃って自分に注目を集めて、私と隼人でメイン、隼人は『流星弧月』私は近距離で『メテオラ』をぶつけるわ。めぐり、タイミングをお願い」

『「「「了解」」」』

俺はトリオンが少ないので『影分身』を一体だけつくり、『影分身』の横について、連続攻撃。

 

ゴッ! ゴッ!

 

人型ネイバーは『影分身』を拳で破壊してオーラで俺を攻撃。その間は無防備……

 

ガンッ! ガンッ!

 

逆方向から一色の『ライトニング』の弾が飛んでくるが『影分身』を殴った腕で振り向いてガード。どうやら本当にオーラでの攻撃や防御は一方向しか出来ないようだ。

その間に――

 

「『流星弧月』!」

 

――葉山が死角から攻撃する。そしてもう一度方向から――

 

「『メテオラ』!」

 

――陽乃さんが近距離で『メテオラ』をぶつけるべく近づくが……

「くっ……」

 

ドゴッ!

 

人型ネイバーは地面に向かって拳を降り下ろし、葉山と陽乃さんの前に割れた地面の壁が出来た!?

「くっ!?」

「はぁ!」

葉山の『流星弧月』はその壁をも貫く。陽乃さんは力づくで壁を破壊するが……そこに人型ネイバーの姿はない!?

どこへ行ったと見ていると――

 

ガキンッ!

 

「ぐはっ!?」

葉山の下から人型ネイバーが地中から出てきた!? 葉山が殴り飛ばされた。

そして……

 

ジャキンッ!

 

人型ネイバーのオーラが葉山の首を切り飛ばした。トリオン体だから本体は無事だが――

 

『トリオン体、活動限界、ベイルアウト』

 

葉山が基地に飛んでいった。

「やはり、雛鳥以外のトリガーにはあれがあるのね……捕らえるのが面倒だわ……」

やはりコイツらの目的はC級隊員……ルミルミ達か……

無事でいてくれよ……




ワールドトリガーを100倍楽しむ講座(八幡×いろは バージョン)

八幡「今日は、俺の黒トリガー『陰影』について説明しよう!」キラッ
いろは「先輩。なんかキャラ違くないですか?」
八幡「うるせぇ、迅さんがこのコーナーをやるならこうしろって仕方なくやってんだよ」
いろは「はぁ、なんか先輩、迅さんには弱いですよね……」
八幡「く、仕方ねぇだろ……とにかく説明すると、『陰影』の能力は大きく分けて三つ。一つ目は『影分身』」
いろは「トリオン体の偽物を造れるんですよね?」
八幡「そうだ。ただし、トリオンをコントロールし続けないといけないので、多くても三、四体が限界だ。そして二つ目は『影縫い』」
いろは「先輩の持ってる影クナイを影に刺すと刺された相手が動けなくなるんですよね?」
八幡「そうだ。ただし、夜や暗いところだと影と影の分かれ目が見えにくく、自分も影響を受ける事もある」
いろは「リスクだらけですよね」
八幡「うるさい。そして三つ目が『影武者』だ」
いろは「先輩のトリオンを自立個体にして自立兵として動かせるんですよね、しかも結構強い」
八幡「ただし、動き出すと俺からトリオンが取られ続けるから俺自身にも影響が出る」
いろは「さっきから先輩の黒トリガーってリスクばっかり言っている気がするんですが……」
八幡「仕方ねぇだろ! それが俺の黒トリガーの能力なんだからよ!」
いろは「要するに先輩の黒トリガーは『リスクだらけ』ということですね」
八幡「まて、黒トリガーだって万能じゃねぇ、迅さんが使っていた『風刃』や空閑や天羽の黒トリガー、アフトクラトルの連中の黒トリガーにだってリスクはあるハズだ!」
いろは「じゃあ『風刃』にはどんなリスクがあるんですか?」
八幡「……えっと……接近戦だと弧月とあんまし変わんないこととか残撃を撃ちきったらリロードまでに時間がかかることとかか?」
いろは「じゃあ空閑君や天羽君のは?」
八幡「いや、空閑の黒トリガーはあんまし見たことないから……天羽のは……うっかりすると、あたり一面がまっ平らの更地になること?」
いろは「なんですかそれ!? 天羽君めちゃ怖い!」
八幡「……俺より天羽のが印象に残ってんな……」
いろは「アフトクラトルのは?」
八幡「それこそわからんが……」
いろは「以上、黒トリガーのリスクでした」
八幡「あざとく無理矢理まとめやがった……」
おわり

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