BLEACHへの転生者   作:黒崎月牙

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どうも、こんにちは。
相変わらず下手な文章ですが見てくれると幸いです。

それでは、どうぞ。


協力することに意味がある

「たわけ!!!こんな所で寝るな!!起きろ!!!」

 

その声を聞いて俺は目を覚ました。そして起き上がり周りを見渡す。家と家の間にある茂みの所にいる。一応転生出来たか確認するために目の前にいる少女に聞く。

 

「・・・なぁ、ここが何処だか分かるか?」

 

「貴様、別の所からやって来たのか?ここは南流魂街78地区戌吊だぞ?」

 

よし、BLEACHの世界へ転生出来たらしい。で、今目の前にいるやつだが、大方予測してはいるが・・・

 

「えっと・・・君は・・・?」

 

「自己紹介が遅れてたな。私の名はルキアだ。お前は?」

 

「鬼柳院 京夜だ」

 

「京夜か。よろしくな」

 

「それで、何で俺を?」

 

「あぁ、貴様が余りにも無防備に寝ているものだからな。あのままいたら、多分、お前殺されていたぞ」

 

「そうだったのか・・・ありがとな。助けてくれて」

 

「いや、別にお礼など・・・!」

 

ルキアは何かひらめいたらしい。そして不適な笑みをつくる。

 

「・・・そうだ、助けてくれたお詫びとして私と協力するというのはどうだ?」

 

「は?・・・協力?」

 

「そうだ、あそこに水を盗もうとしている奴らがいる。」

 

ルキアはそちらへ顔を向ける。見ると赤髪の少年を筆頭におっさんの目を盗んで水を盗もうとしている4人組がいた。

 

「・・・でもあのままじゃ、気づかれてしまうような・・・」

 

「多分、そうだろうな。だから私はあいつらが逃げた所で手助けをして、水をもらおうと思う。どうだ?協力してくれないか?」

 

「・・・分かったよ。でもできるだけ大事にはするなよ?」

 

「無論だ。それではお前は合図があるまで待っててくれ。」

 

俺はルキアからの合図を待っていたら懐から小さな紙がでてきた。それは神からの手紙だった。

 

『あなたの能力のことなんですが、少し付け加えさせていただきました。あれだけの能力じゃ私の気持ちが晴れないので。

 

・霊圧、霊力が最高クラス

・ハードな修行や鍛練をこなせる身体

 

それでは転生した世界を楽しんで下さい。』

 

能力が更に2つ付いたのか。流石にこんなについたらチートすぎじゃねぇの?

そんなことを考えていたらルキアから合図が出た。

 

「いくぞ!京夜!」

 

「あ、あぁ。」

 

4人組がにげている。その後を追いかけるようにおっさんが走っている。俺達はそれを待ち構えるように立っている。

 

「ルキア、手助けっていったって、何やればいいんだ?」

 

「転ばせるだけでいい」

 

「了解」

 

おっさんが走ってきた。

 

「もーダメだ!!もー殺す!!もー返しても殺すもんね!!」

 

それを俺とルキアは足を蹴って転ばす。タイミングぴったしだ。

 

「な・・・何だよ、あいつら。知り合いか恋次!?」

 

「い・・・いや・・・?」

 

4人組は驚いている。そりゃそうか。急に現れて助けたもんな。だがおっさんは諦めず立ち上がろうとしたが・・・

 

「ぐ・・・くそっ!!誰だ、コラ俺の足引っかけ・・・やぶっ!!!」

 

ルキアはおっさんの顔を地面にめり込ませた。更に容赦なく蹴り続ける。

 

「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぅっ!!!」

 

「は・・・はは・・・」

 

俺は引き笑いしかできなかった。そして、ルキアはそのまま逃げる。

 

「こっちだ。ついてこい。」

 

4人組も戸惑いながらもルキアの後を追った。俺も追おうとしたが、おっさんがかまを投げた。

 

「このガキ共!!ぜーったい許さん!!しねー!!!」

 

「ルキア!!!」

 

かまの矛先はなんと今逃げているルキアだった。俺はとっさに叫ぶと同時に駆け出した。

 

「!!!」

 

ルキアは立ち止まり、振り向くが、眼前にかま来ているのでよけれそうに無い。残り数センチの所で・・・

 

「ふー、危なかった」

 

「京夜・・・?・・・」

 

「怪我はねぇか、ルキア」

 

「あ、あぁ。何ともない」

 

俺はかまを掴んでいた。

というかこれが瞬歩か。やっぱり早いね。と、そんなことを考えているとおっさんがまた追おうとしている姿が目に写った。

 

「悪いな、おっさん。あんたしつけーよ。―縛道の四・這縄―」

 

「な、なんだぁ!!これ!!」

 

おっさんの腕に霊子でできた縄で拘束する。お陰で動きが止まった。

 

「当分はおとなしくしていてくれ。ルキア、皆、行こうか」

 

「あっ、ま、待て。京夜!」

 

「ん?何だ?」

 

俺はルキアに止められた。ところがルキアは俺に目線を合わせず、もじもじしている。気のせいか、頬もほんのり赤い。

 

「そ、その・・・あ、ありがとな。さっきは助かった」

 

「どういたしまして。でも、無理して礼を言わなくてもいいんだよ」

 

「なっ!無理などしていない!」

 

「顔を赤くしているくせによく言うよ」

 

「い、いや!これは何でもない!!」

 

ルキアはそっぽを向く。まったく、素直じゃないんだから。

あっ、騒ぎに聞きつけて人が集まってきた。ここを離れよう。

 

「ほら、行くよ。お前らも来いよ!」

 

「お、おい!手を引っ張るな」

 

「あっ!ちょと待ってくれよ!2人ともー!!」

 

俺はルキアの手を取り、駆けていく。後から4人組、恋次達もついてくる。

 

 

 

家族が仲間ができた瞬間だった。

 




相変わらずの文才ですね(笑)
キャラの・・・口調が・・・変わっている・・・(チャドの・・・霊圧が・・・消えた・・・のパクリ)

次は恋次視点でやりたいと思います。

それでは、また次回、バイバイ。

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