八幡と、恋する乙女の恋物語集   作:ぶーちゃん☆

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クリスマス更新じゃないのかよっΣ(゚□゚;)
……え、上?



ホントごめんなさい。ガハマさんをヒロインとして書くならずっと書きたいと感じてた事をつらつら書いていたら、「やべ、分けた方がいいかもテヘペロ」と思ってしまったので、ついつい分けてしまいましたテヘペロ







ズルい女 【後編・上】

 

『……あたし、ヒッキーに……聞いて欲しいことがあるの……』

 

 クリスマスツリーの灯火に照らされた由比ヶ浜は、儚なげな笑顔を浮かべて俺の手をぎゅっと握る。

 そのあまりの真剣な様子に、俺はいつかの花火大会の時のように、その言葉を遮る事も誤魔化す事も出来そうにない。

 

 

 ……しかし、由比ヶ浜が俺に語りはじめたのは、俺の予想したものとはかなりの隔たりがあるものだった。

 

「……ホントはヒッキーに嫌な子って思われたくないからあんま言いたくないんだけど……でも、話すね。これ言わなきゃ、あたし先に進めそうにないから。…………ヒッキーってさ、あたしの事、どういう女の子だって思ってる?」

 

「……は?」

 

「やっぱ、いい子とか、優しい女の子とかって……思ってるの……かな」

 

 そう言って哀しげに目を伏せる由比ヶ浜。

 

 ……俺はてっきり、いま俺が最も聞きたくない想いを……、雪ノ下も含めて、この心地の良い関係が崩れてしまうかもしれない何かを伝えられてしまうのかと思っていた。

 情けなくて恥ずかしい事に、俺はまた勘違いをしていたようだ。本当に懲りなさすぎだろ。

 

 だがそれはまぁいい。後で一人になった時に、思う存分転げ回ればいいだけの話なのだから。

 そんな事よりも今は目の前の、今にも消えてしまいそうな儚げな少女の問いに答えなければならない。

 

 正直由比ヶ浜の真意は掴めない。現状のまま答えても、なにが正解でなにが不正解なのかなんて解りもしない。……いや、不正解がなんなのかはなんとなく解ってしまうけれども。

 しかし、だからと言って体よく誤魔化す事などは、俺の右手を握る震える小さな手が許してはくれないだろう。

 

「そう……だな」

 

 だから俺は捻くれるでも恥ずかしがるでもなく、思った事をありのままに伝えよう。

 

「由比ヶ浜の言う通り、お前は優しくていいヤツだと思っている」

 

 由比ヶ浜結衣は優しくて素敵な女の子。これは、由比ヶ浜を知っている人間であれば誰もが抱いている、いわば共通認識めいたもの。

 だから俺はそう答えた。別に“みんながそう思っているから”なんていう薄っぺらい理由ではない。俺自身が本気でそう思っているからだ。

 

 一時期はその“優しさ”に耐えられない時もあった。逆にその“優しさ”に何度も救われもした。

 だから迷わず答えたそれは、間違いようがないくらいに俺の本音。

 

「あはは……そう、だよね」

 

 しかし、由比ヶ浜はその答えを聞いても決して喜びはしない。それどころか、その表情に……その纏う空気に陰が差した。

 

 

 ──解っていた。あんな質問をしてくる時点で、それはこいつが望んでいる答えではないという事……その“優しくていい子”という他者からの認識に思うところがあるのだろうという事は。

 

「でも、ね? あたしは……」

 

 そして、由比ヶ浜結衣が今まで誰にも話せずにずっと抱えてきた胸の内を語りだす。

 

 

× × ×

 

 

「……あたしは、ちっとも優しくなんてないの。ちっともいい子なんかじゃないの。……あたしは、とってもズルい女の子なの……」

 

 悲しげな笑顔で、呟くようにそう口にする少女。

 

「……あたしは全然優しくなんてない。いつも自分の事ばっか考えてて、自分が可愛くて仕方がないの」

 

「……」

 

「……あたしって超流されやすかったじゃん? ……あれだってそう。流されやすいって事は、裏を返せばただ周りの目を気にして、周りの意見に合わせてるってこと。……みんなに嫌われたくないから……」

 

 由比ヶ浜はたははと弱々しく微笑み、指で頬をぽりぽりと掻く。

 

「……前に、ね? みんなと歩いてる時に、横断歩道渡ってるおばあちゃんの手をひいてあげた事があってさ。そしたら……ああ、そういうトコ結衣らしいよねって、みんなが言うんだよ」

 

「……そうか」

 

「うん。……でもね、あたしそう言われてワケ分かんなくなっちゃって……。結衣らしいって……あたしらしいって……なんなのかなって……。確かにあたしはあの時おばあちゃんが大変そうだなって思って、少しでも助けになれたらなって思った。……うん、それは間違いない……と、思う」

 

 けどね……と、由比ヶ浜は言葉を繋ぐ。

 

 

「でも、たぶん……心のどこかでは、そうやっておばあちゃんに手を貸した自分が気持ち良かったんだと……思うんだよね。……んで、みんなに優しい子って思われたいとかって気持ちも……やっぱどっかにあったんだと思う」

 

「……」

 

「……それなのに、結衣らしいって……なんなんだろ? って。……ホントのあたしは、裏でそんな事ばっか考えてる、優しくもない……いい子でもない……ただのズルい子なのに、みんなはあたしを優しくていい子だって言ってくれる。……なんか、ね? ……なんか、みんなにすっごく申し訳ないなって……あたしはホントは優しくなんかない、ズルい子なんだよ? って……」

 

 ……そういう事か。

 こいつは、自分自身の中身と周りからのイメージのギャップに苦しんでいるのか。

 

「……ごめんねヒッキー。あたしは、全然いい子なんかじゃない、すっごくズルい女の子なの……ヒッキーが思ってくれてるような子じゃないの」

 

 未だ俺の手を握る由比ヶ浜の手は小刻みに震え、その大きな瞳は不安に揺れている。

 

 

『……嫌いに、ならないでね?』

 

『……やな感じのとこ、見せたくなかったんだけど』

 

 そういや前に相模から文化祭の依頼を受けたあと、こいつはおんなじように自分の嫌なところを表に出す事を極端に恐がっていたっけな。

 たかだか『さがみんが苦手。あんま好きじゃない』程度の事を言うのさえもあれだけ躊躇っていた由比ヶ浜。由比ヶ浜は自分で言っていた通り、人に嫌われるのが恐いのだ。恐くて堪らないのだ。

 だが、恐くて堪らないのに、それでも由比ヶ浜はこうして自分の負の部分を俺に曝け出した。それは、どれほどの覚悟が要る事なのだろうか。

 

 だけどな、それは違うぞ由比ヶ浜。今お前が悩んでいる事は、だだの見当はずれだ。

 

「……なぁ、それのなにが悪いんだ?」

 

「……え」

 

「人は誰だって自分が一番可愛いに決まってんだろって話だ。どんなに“良い奴”だって、どっかで損得勘定は必ず働く。周りから良い奴だと見られたい。人気者になりたい。そうした方が自分が気持ちいい。誰だって、当たり前のようにそう考えて生きてるもんだ」

 

 そう。それの一体なにが悪いというのか。

 自分が気持ちがいい? 優しい子だと見られたい? アホか、そんなの当たり前だろ。

 

「良い奴代表の葉山見りゃわかんだろ。あいつが優しさを見せんのはあくまでも自分の為だ。決して優しくされた奴の為じゃない。その方が自分にとって都合がいいからだ」

 

 もちろん、葉山に限らず他者に対する優しい気持ちの全てが打算というわけではない。

 善意ってのは、そんな打算的な優しさの中に、どれだけ本当の意味での相手への思いやりが込められるかだと思う。

 そういった意味では、やはり葉山は良い奴なのだろう。そしてもちろんこいつも……

 

「だが俺はそれが悪い事だとは思わない。むしろ人間として当然の感情だと思う。……俺から言わせてもらえば、『自分の事なんてどうだっていい。みんなが笑っていられればそれでいい』とか言ってる奴の方がよっぽど気持ちが悪い。それだって、詰まる所テメーが気持ちがいいからってだけの話だしな」

 

 だから俺は他人から自己犠牲とか言われるのを極端に嫌う。自分がやらかした行為は自分だけのもの。自分がやりたいからやったってだけのお話だ。

 自分が気持ちいいからやっただけなのに、やらないと気持ちが悪いからやっただけなのに、何も知らない第三者から『自己犠牲をするお前は格好いい。自己犠牲をするお前は可哀想』などと言われる筋合いなんて一ミリだってない。

 

「……うん」

 

「だからまぁ、そんなの気にする事ねぇんじゃねーの? ……と、俺は思う。そういう打算とか関係なく、俺は……まぁ、その……なんだ。お前は良い奴だと、優しい奴だと思うぞ」

 

 だいたい、普通の人間はそんな事は考えもしないこと。

 誰しもが当たり前のように、自分の利を自然と計算して人に優しくする。そして自分が気持ちよくなったり、人に褒められたりして、承認欲求を満たして満足する。人間はそういう生き物だ。

 そんな、誰もが気にも止めないような当たり前の感情に疑問を抱き、そのギャップに悩み、心を傷められるお前は、やっぱり誰よりも優しくて、そして誰よりもいい奴だよ。

 

「えへへ、ありがと。やっぱヒッキーは優しいね」

 

「アホか。そんなの当たり前だろ。人様に迷惑を掛けないようひっそりと目立たないように生きてきた俺は、たぶんバファリンよりよっぽど優しいぞ」

 

「ぷっ、あはは」

 

 ……ふぅ、ようやく笑ったか。ったく……こいつに暗い顔されると調子でねぇよ。

 

 やっと笑った由比ヶ浜に安心して、その笑顔を少しだけ見たくなってしまった俺は、照れ隠しにそっぽを向いたままでちらと盗み見してみた。だが……

 

「でもね」

 

 由比ヶ浜はさっき確かに笑った。けれども、そこに笑顔は浮かんではいなかったのだ。

 イルミネーションの灯火に照らされた瞳にはさらに陰りが宿り、ともすればふとした瞬間に消えていってしまいそうな、そんな弱々しい瞳。

 

「……それでも、それでもあたしはやっぱり良い奴なんかじゃないの。……だって、あたし自分の事ばっか考えて、ヒッキーにいっぱい酷い事してきちゃったもん」

 

 ……こいつはいきなりなに言い出してやがる。

 

「は? 俺はお前に酷い事なんかされた覚えはねぇぞ」

 

 なんなら由比ヶ浜の優しさに救われた記憶しかないまである。

 

「そんなこと無いの……あたしはヒッキーにいっぱい酷い事してきちゃった。…………例えば……修学旅行、とか」

 

 

 ──修学旅行。それはまだ記憶にも新しい、つい先月の話。

 その名を聞いて、こいつがなにをそんなに苦しんでいるのか、解らないはずがない。

 解らないはずがないからこそ、こいつがまたとんでもなくアホな誤解をしている事も容易に解る。

 

 

 だったら、俺はお前のその誤解を解いてやろう。

 そのしょうもない誤解を完膚なき迄に叩きのめして、せっかくのキラキラと輝くイルミネーションに照らされるお前の魅力的な笑顔を、そのイルミネーションに似合うように明るくしてやるよ。

 

 

 

 そして、由比ヶ浜は口を開く。

 その口から出てきた言葉は、おおよそ想像通りのものだった。

 

 

「……とべっちからの依頼はさ、ヒッキーとゆきのんは反対したのに、あたしが無理言って勝手に受けちゃったんだよね。……それなのに……結局全部ヒッキーに任せて責任を押し付けて、あたしは、なんにもしなかった。……任せたくせに、なんにも出来なかったクセにっ……あたしヒッキーに酷いこと言っちゃった……っ」

 

 ……はぁ〜。やっぱアホだ、こいつ。

 由比ヶ浜は、こんな下らない事をずっと一人で引きずってきたんだな。

 

「……あたしサイテーだよね。人の気持ち考えてとか、あたしがヒッキーに言う資格なんてないのに……っ」

 

「由比ヶ浜、それは違うぞ。別にあの依頼には、あの結果には、お前が気にするような部分はひとつもない」

 

「……でも」

 

「……由比ヶ浜があの依頼でなにもしていない? 俺に責任を押し付けた? それは一体なんの話だ? 少なくともお前は“奉仕部員”としての仕事は責任持ってきっちりやっただろ。お前だって奉仕部の部員なら、言っている意味は分かるよな」

 

「……うん」

 

 

 そう。あの依頼で、由比ヶ浜は由比ヶ浜に出来うる仕事はきっちりとこなしていた。

 もしもどこかに修学旅行の時の由比ヶ浜は無責任だとか宣う輩が居るのだとしたら、それはそいつが奉仕部の理念を理解していないだけだ。

 

 

 ──奉仕部の理念。それは言うまでもなく『飢えた人に魚を与えるのではなく、魚の捕り方を教える』である。

 つまり俺らが請けた依頼は『振られないようにしてくれ』ではなく、『修学旅行中に告白する手伝いをしてくれ』だ。

 

 あくまでも振られないかどうかは戸部の努力次第。そんなの当然だ。

 振られないのが条件の依頼なんて奉仕部で請けるわけがないだろ。だってそれは、飢えた人(戸部)に魚(海老)を与える行為に他ならないのだから。そもそも無理だし。

 

 それはもちろん戸部もしっかり理解していた。

 依頼を請けたあとの相談段階で何度「無理だ、諦めろ」と言われ続けても(言ってたの俺だけど)、それでも告白をやめようとしなかった戸部自身が証明している。

 

 そもそも本当に“振られないのが条件の依頼”だと思っていたら、告白直前にコントラクターに「振られたらどうすんだ?」なんて言われて、「そりゃ諦めらんないっしょ」なんて、イイ顔して言うクライアントが居るわけがない。

 普通だったら「ふざけんななに言ってんだ、そうならないように依頼したんだろ!」ってキレる流れになるだろう。

 

 つまり“奉仕部が請けた依頼”に関して言えば、あの舞台を整えた時点で完了していたのだ。その結果で生じる利益不利益もクライアントには了承済み。

 そこから先はあくまでただのアフターケアであり、友人から恋愛相談を請けたからには出来れば成功させてあげたい……という、単なる優しい願望でしかない。

 

 そういった観点から考えれば、勝手に依頼を請けたくせに無責任だなんて言葉が由比ヶ浜に当て嵌まらない事くらいは誰にだって解る。

 なにせ由比ヶ浜は、学生の一大イベントでもある修学旅行で自分が楽しむべき時間を削ってまで、戸部と海老名さんが少しでも二人きりになれる時間を作る為に……戸部が最高のシチュエーションで告白出来る為に、頑張って奔走していたのだから。

 

 結果がアレだったから責任を押し付けてしまったみたいな誤解をしているのだろうが、“振られないようにする”なんてのは、本来奉仕部が負うべき責任ではない。

 だからたかだかいち高校生が出来うる責任はちゃんと果たしていた。いち部活動のいち部員が、いち依頼に対して行える活動は、責任を持ってしっかりとこなしていたのだ、由比ヶ浜は。

 

「……だからお前がなにもしていないなんて事はない。……そして、お前が俺に対して罪悪感を抱くような責任も押し付けられていない」

 

 

 ……あのあとに俺がした馬鹿な行為は、俺が“奉仕部には内緒”で、“ひとり”で勝手に請けた依頼に対する行為なのであり、そこには雪ノ下も由比ヶ浜も一切介在しない。

 由比ヶ浜たちからすれば、依頼完了後の単なるアフターケアを俺に任せたからといって、まさかあんな事をしでかすなんて思いもしなかっただろう。あんな事をするかもしれないと予想出来るとすれば、それは俺と海老名さんと葉山との内幕を知っている人間だけ。

 

 

 そしてその内幕も知らない雪ノ下と由比ヶ浜が、俺のあの馬鹿な行為を受け入れられないのなんて当たり前だ。

 だって、もしも海老名さんからの裏依頼に気付いたのが俺ではなく雪ノ下か由比ヶ浜だったとして、あの告白を未然に防ぐ為にどちらかがあの場で戸部に告白していたとしたら? そして俺の目の前で痛々しく振られる姿を晒していたとしたら?

 

 そのとき俺はその馬鹿で痛々しい姿を目にして、その行為を認められていただろうか。……馬鹿馬鹿しい、そんなの考えるまでもない。認められるわけがないではないか。

 

 なぜなら…………俺は二人の事を大切だと思っているのだから。

 

 

 

『君が傷つくのを見て、痛ましく思う人間もいることにそろそろ気づくべきだ』

 

 

 本物が欲しい。……泣きながらあんな恥ずかしい台詞を口にしてまであの場所を守りたいと思った今なら、あの時の平塚先生の言葉が痛いほど良く分かる。アレは、俺の間違いなのだと。

 

 勝手に依頼を請けたのも俺。その事を相談しなかったのも俺。あいつらに痛ましい思いをさせてしまったのも俺。

 

 だから今は、逆にあのとき俺を否定してくれた事を有り難いと……嬉しいと思っているまである。

 だってそれは……俺が由比ヶ浜たちを大切に思っているように、あいつらも俺の事を大切に思ってくれているという証なのだから。

 

 だってさ、もしあの場で告白を阻止するために嘘告白をしたのが材木座だったとしたら、俺なんとも思わないもん。由比ヶ浜たちだってなんとも思わないだろうしね!

 

 

 

 ──だから……もしもこの件でお前を、お前らを否定するような奴が居るのなら……俺を救いたいとか俺に同情するなんて下らない事を訳知り顔で言う奴が居るのなら、他の誰でもない、俺がそいつらを否定してやるよ。

 なにも分からない癖に勝手な理想を押し付けんじゃねぇよ、ってな。

 

 

「……あの時の俺には、確かにお前のあの言葉が相応しかった。人の気持ち考えて……か。確かに、俺はお前らの気持ちなんて全然考えてなかったんだからな。平塚先生にあれだけヒントを貰ってたってのに……。ったく、情けねぇ話だ。……だからもうあれは終わった事だ。忘れてくれ。……てかお前がいつまでもウジウジと気にしてると、むしろ俺のダメージの方が半端ない」

 

 

「……ヒッ、キー……ッ」

 

 

 

 ああ、そういやランドの帰りにも一色相手に思ったっけ。こういう時、小町にやるように優しく頭に手を添えてやれたら、頭を撫でてやれたら、どんだけ楽なんだろうなって。

 

 でも俺がそれをするわけにはいかないから、今はただ、お前が泣き止むのを黙って待っていよう。

 なるべく泣き顔を見てしまわないよう、そっぽを向きながら。

 

 

 

 

続く

 

 




ありがとうございました☆
どこがクリスマス更新だよって話ですよねー。嘘ついちゃってホント申し訳ないです><



今回のは、言うまでもなく『いろはすに「結衣先輩らしいですね、優しいところが」的な事を言われた際の複雑な表情』ってシーンを使わせていただきました
“ズルい女”とは、ガハマさん本人が自分に対して抱いている感情だったんですねー


そして修学旅行の依頼の話は……うん、まぁ深くは語りません
ただ私的にはアンチヘイトな流れを見た八幡はこんなこと言うだろうなってずっと思っていたので、いつかガハマヒロインをやった際には書いてやろうと考えていたことです




さて、本気で三話で締める気マンマンだったので今回はガハマさんのズルさが出せませんでしたが、次回こそはクリスマスの夜にガハマさんのズルさを遺憾なく発揮させたいと思っております(=>ω・)/

ではでは今度こそ本当にクリスマスにお会いしましょうノシノシノシ



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