『H』 STORY   作:クロカタ

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お待たせいたしました。
書く予定は無かったのですが、感想蘭で要望があったのでプレシア回です。




プレシア・テスタロッサの場合

 興味深い事を聞いた。

 

 【時の庭園】の主、プレシア・テスタロッサは高揚する感情を抑えながら、デバイスが展開した映像の文字列に目を通していた。

 

 事の発端は単純。プレシアがジュエルシードの集まりが乏しくないフェイトの話を聞き流していたその時、彼女は実に興味深い事を口にしたのだ。

 母の気を必死に引こうとしていたフェイトは、唯一反応を示したその話題を夢中になって話した。

 

『あ、あの………頭が光る、男の子が居て……でもジュエルシードとは関係なくて……』

 

 頭が光る男の子?

 何言っているんだ、と最初は思ったが地球は管理外世界。広く普及している魔法とは別な体系の力が存在してもおかしくはない。特に地球は、文化によって様々な錬金術、占星術、陰陽術、等々の得意な技術が存在していたと言われている。中には人の死を覆する外法の術すらもあったという。

 

 デバイスを介して地球における【光る】【人】と検索し調べる。検索により出てきたのは―――。

 

「後光……光背、いや、ず、頭光……?」

 

 何だこれは。

 プレシアは出てきた情報に混乱する。話があまりにも突拍子も無さ過ぎたのだ。ある意味ジュエルシードよりも危険なものかもしれないとさえ思える程に程荒唐無稽で現実味が無くそれでもって希望に溢れていた。

 

 光背こうはいとは仏、菩薩、キリストなどが発する光。ここで重要なのは光を発していた事ではなく、光を発していたたとされる者達。仏、菩薩、キリスト、これらの存在をミッドチルダに当てはめるのならば、聖王教会が祀り上げる聖王のようなものだろう。

 

 ―――総じて彼らは奇跡を起こす。

 

 必然的に、確定的に起こされる奇跡の数々。

 それに目を奪われるように、様々な記事に目を通す。

 

「もし、もし……フェイトが見た者がそうだとしたら」

 

 プレシア・テスタロッサは神を信じない。

 だが、可能性があるならば、神でも奇跡でも何でも利用して娘を、アリシア・テスタロッサを生き返らせたい。愛する娘を失ってから止まってしまった時間を動かすために―――彼女はフェイトを呼び出すべくデバイスを手に取る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何原行方は、公園のブランコで静かに黄昏ていた。何故彼が夕暮れ時の公園で黄昏ているか、それは最近彼を取り巻く日常に微妙な違和感が生じているからだ。

 

 何だか、何時の間にかクラスの三人娘と仲良くなっていた。これには特に悩むことはない、隣同士であったアリサの友達と友達になっただけなのだから。元20代が小学生と友達とか、と言われればお終いだが、精神的に成熟しているユクエには小学生に欲情するほどの異常な性癖は持ち合わせていないし、これといった優越感も感じる事は無い。ただ、この縁をずっと大事にしていきたいとは思ってはいるが。

 

 だが、気のせいかもしれないが彼が願う平穏な日常とは徐々に離れて行っている気がしてならないのだ。風も吹かないし、流れ弾も、桂を叩き落とす魔手も来ない安全な場所でずっと居たい、そんなささやかな願いすらも最近叶わなくなっている気がした。

 

「母さえも、俺を追い出すか……」

 

 からからと乾いた笑みで頭を抑え俯いた彼の姿は何処か疲れ切ったサラリーマンを思わせる。

 ―――実際は、家にばかり籠っているユクエに『子供なら外で遊びなさい!!』と喝を入れた母親が、ユクエの為に買ってあげた縄跳びと共に家から出したのだ。つまりは、ユクエの自業自得なのだが、左手で持つ縄跳びを見る度にユクエは自らの無力さに苛まれる。

 

「縄跳びとか……ワロタ……ワロタ……」

 

 ヅラが一番しちゃいけないスポーツ筆頭、縄跳び。都合上両手が使えなくなる危険なスポーツに加え、垂直に飛ぶ縄跳びは、例え両面テープで安全策を取ろうとも容易くそれを引き剥がす。

 もはや重力、風、地球がユクエの頭を剥がしにかかっているとして思えない事態に、彼は瞠目せざるを得ない。

 

「はああああああ…………」

 

 今日何度目かになる大きなため息を吐いた彼がそろそろ帰ろうかな、等と思っていると、視界に見覚えのある艶やかな金髪が映り込んだ。

 

「い、いた!!」

「?……ッ……あ、ああああ……」

 

 世界はどうしてこんなにも残酷なんだ。彼は目を瞬かせ吸った空気を情けない声と共に口からこぼれ出すように吐き出しながら、こちらに走り寄って来るツインテールの少女を見る。以前、路頭で気絶していた名も知らぬ少女、ユクエにとってはある意味一番会いたくない子が物凄い笑顔でこちらを見る。

 

「ちょ、ちょっとフェイトぉ!!」

 

 後ろから保護者らしき橙色の髪をした女性が居る、が、今のユクエにはその女性が見えて居なく。ただただ目の前で止まった少女を己を社会的に殺す死神を見る様に見ていた。

 

「一緒に来て……っ!」

 

 有無を言わさず手を掴まれ、何処かに連れて行かれるユクエ。もう彼はどうしたらいいか分からない、連れと思われる橙色の髪の女性も訳が分からないとばかりに困惑の表情を浮かべる。

 

 ついには人気のない路地裏にまで連れて良かれてしまったユクエ。前回の少女の凶行を思いだしたのか、またヅラを剥ぎ取られると勘繰り頭を抑えながら後ずさる。

 

「アンタがフェイトの言ってた友達?」

 

 フェイトって誰だ。

 警戒するユクエに声を掛けた女性に首を傾げる彼だが、直ぐフェイトと呼ばれる少女が目の前の金髪の少女と分かり、誤魔化すように視線を逸らす。

 そもそも友達になった覚えもない。ならない理由は無いのだが、とくにそれほど仲が良くなったという訳ではないし、フェイトと呼ばれた彼女が何故ユクエをこんな路地裏に連れてきた理由も分からない。理由を聞こうにも、何やら自分の手にある棒状の物体を見てブツブツと何かを呟いている。

 地味に怖い。

 

「あの―――」

 

 恐る恐る質問を投げかけようとした、次の瞬間彼の視界は真っ白になり訳の分からない浮遊感にさらされる。強烈な光に思わず目を瞑ってしまう彼だったが、次に目を開けたその瞬間、彼の目の前には路地裏とは違う光景が広がっていた。

 

「トリック、か……全く、なんと手間のかかることを……」

 

 きっと光のマジックとか実は別の場所に入り口があったのだろう、と可愛げのない理屈で自己完結しながらもユクエは周りを見渡す。地下なのか、とても薄暗いが一瞬で移動したと思えない程に広い。

 特に驚きもせずに周りをぼんやりと見つめている、ユクエに何かを確信したのか、彼を連れてきたフェイトは意を決し彼に話しかける。

 

「ごめんね……いきなり連れて来ちゃって……あの、遅いと思うけど……母さんに、会ってもらってもいいかな?」

「母、さん……君の?……何で?」

「会いたいって」

 

 何故いきなり保護者面談……と、少し前まで名も知らぬ、というより自分の名を知ってもらっていない少女の母親に会わなくてはいけないのか。気まずい、それにこんなアグレッシブな子だ。きっとダイナミックな母親かもしれない、出合い頭にヅラをぶんどられる可能性を考慮しつつユクエは覚悟を決める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――母さん、連れて来ました」

 

 早い、件の少年を連れてくるように指示を出したプレシアは、命令してから一時間足らずで少年を連れてきたフェイトのあまりにも迅速すぎる行動に若干引きながらも、遅れながらやってき少年を見る。

 

 子供らしくない。妙に大人びた眼差しをしている、という理由もあるが、プレシアがそう思ったのはもっと別の理由があった。

 

「よくやったわ。……少し彼と話をさせてくれないかしら?」

「は、はい」

 

 取り敢えず少年に対する考察をする前に、現状邪魔になるであろうフェイトを外に出す。さりげないながらも母に褒められたフェイトは、一瞬呆けながらも喜色の表情を浮かべ扉から出ていく。

 残されたのは、無表情で手元の縄跳びを所在無さげに弄っている少年と、椅子に座っているプレシアのみ。

 

「座りなさい」

 

 少年を見定めながら彼女は、対面に用意しておいた椅子に座るよう促す。彼は遠慮気味に頷いたその後に、促された通りに椅子に座り「何原行方です」と自身の名を言った。

 

 やはり子供らしくない。無理に大人びた敬語を使うフェイトよりも枠に嵌っていて、それでいて違和感を感じない。何よりその瞳、あれは苦悩を経験している目、何時かの彼女のように淀んでいる瞳だ。

 

「ここの主、プレシア・テスタロッサよ。貴方、フェイトから話は聞いたわ」

 

 瞬間、彼は動揺するように表情を硬直させる。

 これだけのやり取りでここまでの動揺を見せるとは思わなかった彼女は、驚きつつも内心ほくそ笑む。半信半疑ではあったが、信憑性は高くなった。地球の文化においての神の定義は理解しきれてはいないが、ミッドのソレよりは信用できる。

 目の前の少年、何原行方は動揺しながらも「む、娘さんからは、ど、どのような話を……」と呂律の回っていない口調で訊いてくるが、プレシアは普段は見せない笑顔を浮かべる。

 

「勿論、全部よ」

 

 貴方が背光、頭光を放ったことをね………ッ。

 その言葉にユクエは、ゆっくりと視線を下に落とす。

 

「隠しても無駄よ」

 

 プレシアはさらに追い打ちをかける。彼は何故か頭部を抑え「なんの事やら……」と目線を左下向けそう呟くが、年の功があるプレシアにとっては無意味に等しかった。

 

「私は気が短いの、時間をかけさせないでちょうだい」

 

 だがユクエの往生際の悪さに苛立ってはいた。

 バカみたいな憶測が事実であるならば、ジュエルシード等という危険ありきの願望器など使う事は無い。これ以上しらばっくれるのならば、例え神の御使いだろうとも力でねじ伏せる―――。

 後に引く脚は無い、プレシアは圧を増すようにその身から雷撃を迸らせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何原行方は往生際の悪い人間である―――が、いくら往生際が悪くともどうにもならない事態があるという事を今まさに痛感していた。

 

 唐突に始まった二者面談。

 相手はフェイトという少女の母親。見た目が同齢の少女の親とは思えない程の妙齢だが、何処か顔色が悪いという印象を持った彼女から吐き出された言葉はユクエを振るわせるには十分な言葉だった。

 

『フェイトから聞いているわ』

 

 ぶんどられたカツラの事を話してしまったのか、だがまだ大丈夫、常識的に考えてこんな年ごろから毛根が消滅している少年なんてマルコメ君以外居ない、少なくとも彼は知らない。あってスポーツ刈りの野球少年だろう。

 若干上擦った声で答えるも、妙齢の女性、プレシア・テスタロッサからの懐疑的な眼差しは変わらない。

 

 そもそも何故そこまで自分のハゲを暴くことに執心する?ユクエはカツラの下に滲んだ汗を鬱陶しく思いながら、目の前でこちらを覗う彼女について思考を巡らせる。

 

 見るからに子煩悩。娘に近づいた不貞なハゲを排除する為に連れてきたと見るべきだろう。証拠にいの一番にフェイトは外に出された。そして、執拗にこちらのハゲを暴こうとするその姿勢、友人関係を裂く理由としてハゲは十分な理由に成りえる。

 

―――髪が無い子にうちの子は任せられないわ!―――

 

 立ち直れなくなる確かな自信があった。外聞も無く泣いてしまいそうな自信もあった。

 想像したら割と本気で吐きそうになりながらもこの重圧を耐える。

 

「いい加減にしてくれないかしら?貴方に構っている時間はないのよ……」

 

 相当な子煩悩である彼女は怒っている。

 その証拠に今のユクエには彼女から電撃が飛び散っているような幻覚が見える。これが追い詰められた人間が見る極限の世界、避け得ぬ地獄。普段の彼ならば「トリックだな」と即答するレベルの幻覚が彼のハゲという秘密を守るという決意を鈍らせてゆく。

 

「……分かり、ました」

 

 二度目の人生、一か月も経っていないにも関わらず、これまで完璧に―――誰にも露見せずに守り通してきた鉄壁の要塞を崩す。

 彼は観念したようにゆっくりと両手を頭に置く。

 何故か目の前がうるんできているが、この際仕方がない。中身が大人な彼でさえきつい、知り合い、かどうか分からない少女の母に自身が守り通してきた恥を見せるのだから……。例えるならそう、職員室で駄目だしされた読書感想文の朗読させられた時のような体験に似ている。

 

「……?……何故頭に手を掛け―――」

 

 そんな声が聞こえたが、もう諦めた彼は構わずカツラを持った両の手を未練を断ち切る様に上へあげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユクエは頭に手をかけた。

 その意味不明な行動の意図を問うたその時、プレシア・テスタロッサの眼前に目を見開くほどの衝撃の光景が映り込んだ。

 光、少し眩いほどの輝き。これがフェイトの言っていた光か等と思っていた彼女だが、ユクエの姿をよく注視したその瞬間彼女は「ぇ?」と呆けた声を上げる。

 

「………な」

 

 彼の頭にあるべきものがなかった。

 髪が、毛が、頭髪が。ある程度成熟していれば特に驚くことではないのだが彼は幼い子供。わざわざカツラなんて被っているという時点でばらしたくない秘密なのは一目瞭然。

 

 カツラを持った両の手を机に置き肩を震わせているユクエから視線を逸らし、プレシアは現実逃避気味にフェイトの言葉を思い出す。

 

『頭が光る』

 

『ジュエルシードとは関係ない』

 

 思えば既にここで答えが出ていたはずだ。フェイトは世間知らずだからこの少年のが抱く苦悩は理解できなかった。悪気がないからこその仕打ち、何故ああ育ってしまったのか、と考えてから自分のせいと自覚し、軽く自己嫌悪に陥りながらユクエを見る。

 

 見事なまでに毛根が無い。

 顔色は悪くない、病気ではなく生まれつきの何かだろうか。どちらにしてもこれまでの言動を振り返ると、物凄く彼を追いつめてしまった気付き罪悪感が湧いてくる。追い込んでしまった原因が悲しすぎる。

 

「あのッ……すいません、でした……おれぇ……髪がなくてぇ……そんな怒られとはッ……思わなくてぇ……何かぁ、もう電気とか幻覚とか見えてぇ……凄く吐きそうでぇ……す、ほんとうに……すいませんでしたぁ……ッ」

 

 無言のプレシアに耐えきれなかったのか、ついには本格的に泣き出してしまったユクエ。中身が大人と思えないほどの大号泣に、流石に冷酷と自負する彼女も慌てる。

 先ほどまでの追及を見ればそう捉えられてもおかしくはないが、何だ、髪がなくて怒られるとは。訳が分からない。

 

「俺なりにぃ……隠そうと頑張っているのに……世界が俺のハゲを……ハゲを暴こうとするんです……ッ」

 

 世界がハゲを暴こうとするとはどういう意味だ。

 流石にどう反応していいか分からないボケが飛んできてさらに困惑する彼女だが、異変を感じ取ったフェイトとアルフが来るとまずいと考え、とりあえず彼を宥めるべく声をかける。

 

 冷酷非情な彼女だが、流石に見ず知らずの子供相手にトラウマを掘り返すような陰湿な事をして喜ぶようなサディストではない。というより相手は魔法も知らない子供、そんな相手に割と本気の殺気と威嚇をしてしまった大人げなく考えが浅かった自分を情けなく思う。

 

「も、もう怒ってないわ……いえ、さ、最初から怒ってはいなかったわ」

 

 彼女らしくない焦ったような言葉に、一先ず泣き止み袖で目元を拭ったユクエはテーブルに乗せられたカツラを被り直し、「じゃ……じゃあ何で怒っていたんですか?」と遠慮気味に聴いてくる。

 

「っ」

 

 貴方が神の使いと思って連れてきたなんて言えるはずがない。しかしこのままではただ苛々しながら頭を言及しただけという訳の分からない女性という認識になってしまう。扉の外にはフェイトがいる、もし彼を返す際にそれが伝われば、ジュエルシードの回収に支障が出るかもしれない。

 それだけは避けなくてはならない。あくまで最終目的はアリシアの蘇生。その為にはフェイトが必要なのだ。

 

「娘が、心配だったのよ」

 

 間違ったことは言っていない。フェイトのジュエルシード回収が遅れ、アルハザードに行けず娘のアリシアが蘇生できなくなるという事態は起こってはならない。

 ユクエは「娘さんの為ですか、それなら……しょうがないですね」とあっさり引いた。

 

「そう……娘の、為よ……」

 

 アリシアの為の言葉、の筈なのに脳裏には【人形】の姿がよぎる。

 深くは考えないでおこう。それが自分の為にもなるし、【人形】の為にもなる。もう、引き返せない段階まで来ているのだ。ここで計画を止めるという選択は無い。

 

 無言になった彼女に訝しむような視線を向けるユクエだが、その視線を受けたプレシアは瞳を鋭くする。

 

「……もう用はないわ。帰りなさい」

 

 念話でフェイトを呼び出しながら、ややきつめに言い放つ。怖がるように肩を震わせたユクエは彼女の指示に従う様に椅子を立つ。

 その際、彼女は何を思ったのか立ち上がったユクエに、複雑な表情で話しかける。

 

「貴方は……フェイトと友達なの?」

 

 この問いに深い意味はない。

 ただ、頭のせいで日々の生活に絶望している彼が【人形】―――フェイトの事をどう思っているかが気になった。彼は少しだけ悩むように眉を渋めてから「とりあえず自己紹介してから友達になれればなります」と曖昧に答え、一礼してから扉の方へ歩いて行ってしまった。

 

 彼の答えにプレシアは無意識に安堵の息を吐いた。

 しかし先程のユクエの言葉に引っかかる部分があった事に気付き頭を抑える。

 

「……あの子、名前も知らずに連れてきたの……?」

 

 

 

 

 

 

 プレシア・テスタロッサと何原行方の邂逅。

 それは原作という大きな流れには大きな影響を与えはしないが、些細な、ほんの小さな変化を与えたのだった。




 特に良く知らない少女の母親にハゲを隠している事を根掘り葉掘り聞かれたら中身が大人でも泣いてしまっても仕方がないと思います(真顔)



 今回の話でプレシア生存ということにはなりませんが、ユクエとの出会いを機にプレシアがほんのちょっとだけフェイトに優しくなりました。


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