【完結】暗殺教室 ―Twinkling of a star―   作:春風駘蕩

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第14話 激突の時間

 地球の大気圏を越え、無数の星が瞬く広大な宇宙空間。

 そこに、ZECTが総力を挙げて設立したステーションはあった。巨大な四枚の太陽光発電パネルを羽のように広げ、昆虫のように広がったシルエットの純白の施設は、地上から伸びるエレベーターに縫いとめられる形で固定され、ZECTの本部を遥か上空から見下ろしていた。

 すると、ステーションとエレベーターの境目に光が灯った。登ってきた者が到着した証だ。

 チン、と普通のエレベーターと何も変わらない音とともに、銀色の扉が左右に開く。無機質な機械音を響かせた扉は中から二人の人間を吐き出し、再び閉じて沈黙した。中では重力を発生させる装置でも働いているのか、体が浮かぶようなことはなく地上と同じように動くことができていた。

 吐き出された二人のうち一人は、フラフラと疲労困憊といった様子で歩を進め、やがて限界に達したようにがくりと膝をついて項垂れた。固定されていたとはいえ強烈なGに耐え続けた四肢はプルプルと震え、呼吸は全力疾走した後のようになかなか治まらず、荒々しく咳き込む羽目になる。烏間先生の訓練がなければ途中で気絶していてもおかしくない、それほどの負担が渚に長い時間襲いかかっていた。

 しかしそんな渚とは真逆に、大和は汗さえ流さず呼吸一つ乱していなかった。軽い散歩の後のように涼しい顔でエレベーターから離れると、渚を待ってエレベータールームの出入り口で立ち止まった。

「……どうした。休憩でもしていくか」

「………いいえっ、だい、じょうぶです……‼︎」

 軽い挑発じみたハッパに渚は膝をついたまま首を横に降る。震える体に叱咤し、無理やりに体を起こして膝を立て、渾身の力で立ち上がる。

 細く華奢な体に似合わぬ根性と覚悟に感心したように、大和はニヤリと笑みを浮かべ、クイッと顎で行き先を示した。

「こっちだ。しっかりやり遂げるぞ」

 大和はもう振り向かず、渚は息を荒くしたままその後を黙ってついていく。足がすでに棒のようだが、じきに力を取り戻すだろう。暗殺教室で受けたハードな訓練は体を鍛えるだけではない、持久力・集中力を持続させるために体力を回復する呼吸法も学んでいるのだ。

 だがそれは、完全ではなかった。そして大和も、ある程度の疲労により注意力を欠いていたのかもしれない。

 彼らの乗ってきたエレベーターの横には、かの復讐に燃える少女が駆る、角の生えた真紅のバイクが停まっていたことに二人とも気づかなかったのだから。

 そのことに二人が気づいたのは、いくつかの扉を抜けてステーションの外側を通る通路に出た時だった。ようやく呼吸と心拍を正常に戻せてきた渚が改めて気合いを入れ直していると、先に扉の外に出ていた大和がピタリと動きを止め、進路方向に顔を向けて硬直していた。

「ーーーよう、遅かったな」

 その声に、訝しげに大和の背中を見つめていた渚は目を見開き、彼の傍から通路に飛び出して言葉を失った。

 渚達の行く道を遮るように、地上にいるはずのヒバリが壁に背を預けて佇んでいたのだ。小馬鹿にした不遜な顔で、冷ややかな笑みを浮かべたまま渚と大和を横目で見据え、通せんぼしていた。

「…………な、んで……」

 渚は混乱した。計画の邪魔であったNEO-ZECTは、遥か下の地上で待ち伏せしている精鋭部隊によって足止めされているはずである。たとえそれを突破したとしても、このステーションにたどり着く手段がエレベーターの他にあるはずがない。渚の知らない手段があったとしても、ZECTがそれを見逃すとはとても思えなかった。

 だが渚が考え込んでいる間にも、ヒバリは壁から離れてこちらへと近づいてきている。腰にはすでにベルトが巻かれていて、カブトゼクターもすぐ側に控えている。

 思わず身構える渚の前で、大和が横に手を伸ばして彼を制した。

「潮田渚……先に行け」

「! で、でも」

 ためらう渚の前で、大和は先ほどよりも好戦的で、獣のような獰猛な笑みをヒバリに向けた。

「この小娘は…………俺の獲物だ‼︎」

 吠えると同時に、大和は右腕を掲げてヒバリに突進していく。ヒバリは繰り出された拳を躱して後退すると、空中にいたカブトゼクターをつかんでベルトに装着し、すぐさま角を反転させる。大和のツールにもゼクターが張り付き、両者はそのまま互いの腕を激しく叩きつけた。

CHANGE BEETLE(チェンジ・ビートル)

 電子音声と共に、ヒバリと大和の右腕が徐々に装甲に包まれ、ライダースーツが全身を覆っていく。武具に似た名を持つ真紅の甲虫と半人半馬の怪物の名を持つ銅褐色の甲虫の戦士が起動し、青と緑の目がぎらりと光る。

「ああああああああ‼︎」

「ゼァァ‼︎」

 大気を揺らす怒号を発し搗ち合わせた腕を弾いて離れた両者は、凄まじい殺気を全身から噴き出して拳を構え、血に飢えた獣のように牙を剥く。貫手を放ち手刀を振り脚を薙ぎ、目の前の敵の首を狩らんと容赦なく急所を狙って何度も激突し、装甲同士をぶつけあわせて甲高い金属音を何度も響かせる。

 ヒバリと大和は猛攻の中幾度となく拳を合わせるが、ヒバリは決して下がることをせず通路の中央に留まり続け、渚達を背後の道へと抜けさせようとしなかった。宇宙空間にまでその身だけでたどり着き疲弊しているはずの少女のあまりの執念に、渚は動くことができずにいた。

「何をやってる⁉︎ 早く行けェ‼︎」

 だが、暴れるヒバリを押さえつけた大和が硬直する渚の方に振り返り、仮面の下から怒号を放つ。そのビリビリと震える声に、渚はハッと我に返った。

「…………‼︎ お願いします‼︎」

CHANGE STAG-BEETLE(チェンジ・スタッグビートル)

 叱責に背中を押され、表情を引き締めた渚がゼクターを手に掴んで走り出す。ベルトにガタックゼクターを装着し、装甲を纏う直前にガタックゼクターの牙を左右に展開すると、重装甲を省略して青い軽装甲の形態へと直接変身する。

 ヒバリは舌打ちすると大和を大外刈りの要領で押し倒し、壁に思い切り叩きつける。

「行かせるかァ‼︎」

 鬼のような形相で、横を通り抜けようとする渚に手を伸ばすヒバリだったが、伸ばしたその手は数ミリ先で空回る。

 ヒバリが渚の方を振り向き、その距離があと僅かになった瞬間。渚は両足をバネのようにしならせ、空中を軽々と飛んでヒバリの手を逃れていた。自身の頭上を乗り越えられ、流石に予想外だったヒバリの目が驚愕で見開かれる。

 しかしすぐさま我を取り戻し、背を向けて降り立った渚に追いつこうと背後に踏み出す。腰に下げたツールに手を伸ばすと苦無と組み合わせ、一丁の銃に変えて渚の足を狙った。

 だが、その手を大和が蹴り飛ばし、狙いのそれた銃弾は渚の横を抜けて壁に当たる。チュンと火花が散るのを横目に渚は振り向きもせずに通路を駆け抜けていった。

「くそッ‼︎」

 ヒバリは苛立ちに顔をしかめさせ、邪魔をした大和を鋭く睨みつける。向かってきた拳を大きく後ろに跳躍して躱すと、銃を手に外側の通路に背を預けて大和と相対する。

 ヤマトもまた苦無を手にすると、今度は先ほどとは逆にヒバリを奥へ行かせないように通路の中央に陣取って身構えた。

 すると、何かを考えたヒバリは目を細め、ニヤリと笑うといきなり銃を壁に向けて構えた。

 その意図を読み取ったヤマトは仮面の下で表情を変え、ヒバリが引き金を引くよりも先に内側の壁に駆け寄り、設置されていた非常用のボタンにガラスごと苦無の柄頭を叩きつける。それとほぼ同時に、ヒバリの銃が火を吹き、外ーーー宇宙空間につながる壁に無数の大きな穴を開けて見せた。

 内側と外側の気圧の差による気流が吹き抜け、まるで嵐の風のような勢いでヒバリと大和を引き摺り込む。たまらず二人は気流に飲み込まれ極寒の闇の中へと放り出されそうになりながら、かろうじて空いた穴の淵を掴んでステーションの表面にとどまる。

 ヒバリの赤い仮面が目の前に降り、機械の覆面が顔を覆っていく。ライダーシステムが呼吸機能を起動させるのを確認しながら軽く舌打ちする。本来外に放り出すのは大和ではなく渚のつもりだったのだが、意図に気づいた大和がステーションに備えられた非常用隔壁を作動させてしまったために、渚の元まで気流が起こらなかったのだ。

 それぞれで目の前の敵の頭脳の狡猾さをを忌々しく思いながらも、両者はベルトのスイッチを軽く叩いた。

CLOCK UP(クロックアップ)

 空間操作能力(クロックアップ)が発動し、無重力の中にいた二人をステーションの表面に縛り付ける。金属の板の上に降り立った二人は穴を挟んで互いに向かい合い、それぞれの武器を構え直した。

「…この際アイツは後回しでいい」

 壁に垂直に立ち、ヒバリは大和に銃を向けて口を開いた。大和は何も答えず、苦無を手に敵の一挙一動全てを見定める。

「お前を倒していけばいいんだからな」

 顔を完全に覆った仮面の下で獰猛に笑いながら、ヒバリは目の前の獲物を鋭く見据え、ダンッ!と引き金を引いた。

 

 通路を駆け抜けた渚は扉の開閉スイッチをバンッと叩くようにして押し、完全に開ききっていないうちに体を滑り込ませる。暗い部屋に入ると、事前に聞かされていた通りに施設内のスイッチやボタンを片っ端から起動させて行き、装置の目を覚まさせていく。

 そのうちの一つの通信機から、若い女性の声が届いた。

『ーーー潮田渚くんですね?』

「あっ……、ハイ!」

 突然声をかけられた渚は、そこにはいないとわかっていながらもついピンと背筋を伸ばして声のした方を向いてしまう。

 オペレーターらしき女性は小さく笑い声を漏らすと、緊張している少年に安心させるような穏やかな声をかける。

『落ち着いて……これから先は、私たちがあなたをサポートします。最終的な発動はあなたの役目ですが、座標やタイミングの指示は私たちが行います。安心して私たちを頼ってください』

「……ハイ」

 重低音を響かせる装置の中へ、渚は足を踏み入れていく。

 覚醒した装置の中は円筒型で、アンテナのような機械がびっしりと一面に生えており、渚が中央に立つと入ってきた扉が自動的に閉まり、渚を完全な密室の中へと閉じ込める。後に引くこともできなくなった渚はきっと表情を引き締め、目をスッと閉じると中央で仁王立ちして天井を仰ぐ。

 色とりどりの光が機械に入ったラインを走り、目を閉じた渚を照らし出した。

 渚の方からは見えないが、この時ステーションでは機材の一つが動き出し、宇宙空間のある一点に向けて照準を合わせていた。ガタックゼクターのクロックアップエネルギーを弾丸として射出し、宇宙空間に彗星を誘導する巨大な穴を開けるためだ。

地上からの操作で、この計画の重要な要たる存在を支えるための巨大な砲台が着々と動き始めていた。

「…………」

 渚は逸る気持ちを押さえつけ、腰のスイッチの上に手をおいて構える。

 チャンスは一回。クロックアップを最大限に発揮できる唯一のタイミングで発動しなければ、ZECTが長年かけてきた、そして人類を延命させる計画も全てが水泡に帰すのだ。この瞬間に、渚の一挙一動に全てがかかっているのだ。

 渚は深く深く呼吸を繰り返し、こわばった筋肉をゆっくりとほぐしていき、けれど緊張は解かぬまま、合図と共にいつでも手を当てることができる準備を整えておく。

 複雑すぎて意味もわからないほど高度な計器やモニターの数値が変動していく中、渚はじっとその瞬間を待ち続ける。

 そして、その時はきた。

 渚の目の前にあったランプが、強く赤色に点灯したのだ。

「ーーークロックアップ‼︎」

CLOCK UP(クロック・アップ)

 点灯した瞬間、渚はコンマ1秒のズレもなくベルトの右側を叩き、最強の出力を誇るゼクターの能力を発動させていた。空間を捻じ曲げ、あらゆる物理法則を無効化するシステムの力が、彗星の軌道を操るために凄まじいエネルギーとして放たれたのだ。

 その時だった。

 渚の体をドクンと強烈な鼓動が突き抜けて行くのを感じたのは。

「ぐっ…………ぅあああああああああああああああああああ⁉︎」

 バチバチと弾けていく雷撃の音と共に、ガタックの鎧を青い閃光が迸っていく。閃光は渚のいる装置全体に走り、展開しているアンテナの中へと吸い込まれるようにして装置に吸収されていく。

 すると同時に、エネルギーの渦が渚自身をも巻き込んで勢いを増し、ただでさえ疲弊していた少年はその苦痛に耐えきれず絶叫してガクガクと体を痙攣させた。装置はまるで渚自身からも力を吸い取るように出力を上げていき、みるみるうちに電撃による発光を強めていった。

 渚の悲鳴を混ぜながら、唸り声をあげた装置は吸い取ったエネルギーを蓄え、外部に展開した砲身へと集めていく。その砲口が、ゆっくりと眩い光を集めていった。

 渚は自分の指先から徐々に感覚が抜けていくのを感じ、薄れそうになる意識の中ででぼんやりと眩しい光を見つめていた。視界はぼやけ、もはや声すらもまともに出せない苦痛の中、なぜかそれははっきりと見えた。

 光の中で浮かぶ、自分がこれまで見てきた光景。クラスメイトたちと過ごした日々、困難や逆境に挑戦した思い出、達成した瞬間の記憶、そして、共に過ごした仲間の、みんなの顔。

 みんなが、渚を見つめていた。

「ーーーぁああああああああああああああああああああ‼︎」

 それら全てが、渚を完全に覚醒させた。

 咆哮を上げて痛みに耐える渚の脳裏に浮かぶのは、ただ一つの願い。

 ーーー帰りたい。

    みんなのもとに。

 その小さくも切なる願いに、最強の力を秘めた機械の甲虫は応えてみせた。放電の威力をさらに上げ、渚自身を青く発光させているかのように見せる。

 少年の気迫で勢いを増した凄まじいエネルギーを蓄え込んだ砲台は、次の瞬間設定したポイントに向けてクロックアップの力を撃ち放った。

 

ドォン‼︎

 

 エネルギーが何もない宇宙の一部に炸裂し、小さな穴を穿つ。だがそれは徐々に大きく育ち、ステーションをも飲み込みそうなほどの大きな空間の歪みとなって広がっていく。

 その歪みの奥から、淡く青い輝きが漏れた。穴の大きさに比べればとても小さく頼りないものの、十分に巨大な大きさを誇る氷の塊。

 待ち望んでいた彗星が、ゆっくりと道を通って地球に向かってきていた。

 その様を、ヒバリは大和と刃を交えながら目を見開いて凝視していた。

「…………遅かったか」

 するとヒバリは苦無を弾いて跳躍し、大和から距離をとった。肩から力を抜き、完全に戦意を解いて目の前の敵を見据える。

「……今回はボクの負けらしいな。潔く退くとしよう」

「…………」

 肩をすくめるヒバリに、大和は何も応えない。不気味に空間に空いた穴を見つめているのを訝しく思いながら、勝者の側である男を睨みつけた。

「でも今回で終わりじゃない。お前たちがどれほど強大になろうとも、必ずその首を落としに戻ってくる。そして忘れるな。この勝ちはお前たちじゃなく、アイツに譲ってやったんだ」

「…ああ、全くその通りだ」

 素直には負けを認めないヒバリに、大和がようやく口を開いた。だがその声に、ヒバリは何故かぞくりと寒気を覚えた。天を仰ぐ男の声が、どこか冷たいものを感じさせるものだった。

「本当に彼は……よくやってくれた」

 気味の悪い声で呟いたヤマトに嫌な予感を覚えたヒバリは、今もなお止まない悪寒の正体を探るため、彗星の方を見上げて観察する。

 そして気づいた。

 この男は、彗星など見ていなかったことに。

 

 任務を終えた渚は、ぐったりと装置の壁にもたれかかって荒く息をついていた。通信からは本部からの歓声が聞こえてきていて、大人たちが年甲斐もなくはしゃいでいるのがわかって笑が止まらなくなる。

 実際、渚も飛び上がって喜びたかったところだったが、長時間苦痛に耐え続けた体は言うことを聞かず、装置の中から出るだけで限界だった。

 しかしそれが苦にならないくらい、渚は達成感に満ち溢れていた。引きつった笑い声しか出なかったが、満足だった。

「……やったよ、殺せんせー。……また、勉強教えてくださいね……」

 師を思い、虚空につぶやく渚。あとはもう帰るだけだ。そうすればまた、賑やかで騒がしい学校生活が始まるのだ。

 最後の力を振り絞り、立ち上がろうとする渚だったが、そこでふと奇妙なものを感じた。先ほどまで聞こえていた歓声がいつの間にか止み、ドヨドヨと困惑したようなざわめきが通信機から漏れていた。

 訝しく思っていた渚が通信機の方へと近づいた時、彗星を映していたモニターがなんとなく視界に映った。

 彗星と空間の空いた穴を前面に移したモニターだが、ふと疑問に思う。この穴は一体いつ消えるのだろう、いつまでも開いたままでは別のよくないものまで入ってきてしまうのではないだろうか、そんなことを思いながら、渚はモニターから目を離せなかった。

 なぜか、冷や汗が止まらず、落ち着いたはずの動悸が激しくなりかけている。作戦は成功したはずなのに、なんなのだろうかこの嫌な予感は。

「…………え?」

 そこで渚は、ようやく気づいた。

 空間に穿たれた穴はもうとっくに消えていることも、見えていた穴のようなものは全く違うものであったことを。

「……なん、だ、これ……」

 それはあまりに巨大で黒く、そこの見えない穴と見間違わんばかりに圧倒的な存在感を放つ物体だった。それがようやく穴の中から全貌をあらわにして初めて、渚はそれの正体に気づいた。

 現れたのは、巨大な岩の塊。黒々とした歪な塊が、空間に空いた穴を通って地球の前に降臨し、ゆっくりと近づきつつあった。

 彗星を軽く超えるほどの、かつて恐ろしい予言を残した男を思い出させる、希望をたやすく塗り潰すほどの巨大な絶望が、地球を覆い尽くそうとしていた。


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