唐突に、そーどあーと・おふらいん
「皆さん、こんばんは! ニュースヘッドラインの時間です! ここ最近、ALOのあるギルドのリーダーが姿を見せていません。情報では何かの事件に巻き込まれたとされており、安否が気遣われます。以上、ニュースヘッドラインでした!」
唐突に、そーどあーと・おふらいん
このコーナーは、作者の気紛れと登場キャラ達。そして何より、読者の皆様のおかげで成り立っています。
「皆さん、こんばんは! そーどあーと・おふらいんの時間です! 司会代行のユウキです!」
「同じく、解説代行のケイトだ。よろしく頼む」
「本来の司会のアスナと解説のキリトだけど、今は参加出来る状況じゃないから、今回も僕達が代行します! よろしくお願いしまーす!」
「さて、今日のゲストはこの人だ。どうぞ」
「何でも屋ギルド、黄昏の風サブリーダー。サジだ。よろしく」
「今回は、この三人で進めていきまーす! では、スタート!」
唐突に、そーどあーと・おふらいん
「では改めまして、司会代行のユウキです!」
「同じく、解説代行のケイト」
「ゲストのサジだ」
「さて、最初はこちら! プレイバックのコーナーです! 最初のプレイバックは、こちら!」
ヨシアキとキリトの二人が、SSで魔法を次々と斬っている。
「あー、これかぁ……」
「確か、魔法破壊……スペルブラストだったか?」
「二人が編み出したシステム外スキルだな。切っ掛けは確か、GGOで対物ライフルの弾丸を斬った……からとか言ってたな」
「対物……ライフル……ってなに?」
「簡単に言えば、装甲車すら貫通させることが出来る弾を撃つ銃だな。更に言えば、対人使用は制限されている。頭に当たれば……花火みたいに弾けるぞ」
「ヒエッ」
「確か、弾の速度は音速に行くらしい……で、その弾を斬った二人からしたら、魔法の方が圧倒的に遅いって感じて、上位SSを魔法の中心に当てて、破壊する。それが、
「……やってみよう」
「頑張れ、ユウキなら出来るかもしれんな。次は、こちらだ」
紅玉宮に居る、巨大なボス
「こいつか……SAO本来のラスボス……」
「らしいな……俺は行けなかったが……」
「こいつ、攻撃もスキルも多才だったぜ……両手に持ってる剣と槍に、木の蔓を使ったり、壁や床、天井の一部を使ったりと……なんでもありだったぜ」
「けど、アスナの登場や、ユイちゃんの機転があってなんとか倒せた……」
「僕も、ユイちゃんからメッセージが来て驚いたよ。キリトやアスナ達を助けるために、手を貸してって」
「おかげで、俺達は助かったがな」
「以上、プレイバックのコーナーでした!」
唐突に、そーどあーと・おふらいんす
ユイヒースクリフの豆知識のコーナー
「本来はユイのコーナーだが、今回はやむにやまれぬ事態により、代打だ。まあ、名前は敢えて言わないでおくよ。さて今回は、キリト君やヨシアキ君が使っているユニークスキルについて語ろう。ユニークスキルは、全部で十種類ある。二刀流、剣聖、神聖剣、神速、抜刀術、暗黒剣、射撃、無限槍、狩人となっている。これらに共通するのは、通常の各ソードスキルとは取得条件が異なっている。例えばだが、二刀流は並外れた反応速度が必要とされ、剣聖は十種類のソードスキルを習得していなければならない……となっている。これらユニークスキルは、他にない強力な能力を有している。それは全て、ラスボスに対抗するためだ。それらが無ければ、ラスボスに勝つのは非常に難しいと言わざるを得ないだろう。以上、豆知識のコーナーだ」
唐突に、そーどあーと・おふらいん
「次は、ゲストに質問のコーナーです! 時々、解説役も巻き込むよ!」
「……下手な質問は勘弁な。命懸けに繋がりかねない」
「……頑張ってくれ」
「じゃあ、一つ目のお便りから! 黄昏の風は何でも屋ギルドと聞きますが、本当にどんな依頼も請けるんですか? ある風妖精のプレイヤーさんみたいだね」
「あー……そうだな。基本的に、どんな依頼も請け負うな。勿論、依頼内容に依頼料金が見合ってるのも条件になるがな。ただし、あまり非マナー行為や強盗やPKの片棒を担げ。という内容は請けないな」
「なるほどねぇ」
「俺達も以前、素材集めを手伝ってもらったな」
「じゃあ、二つ目……ヒエッ」
「どうした?」
「こ、これ……」
「ん……? ……ぶっ!?」
「なんだ、何があった?」
「これはパス!」
「だなっ!」
「……本当、なにがあった……」
「聞かないで! 以上、ゲストに質問のコーナーでした!」
唐突に、そーどあーと・おふらいん
「というわけで、終わりの時間となりました!」
「いや、少し緊張したぜ……特に最後はな」
「……聞かないことにする」
「そうしてくれ」
「最後は少し怖かったけど、ボクは楽しかったよ! 二人は?」
「二度目の代打だが、まあ、それなりに楽しめた」
「こういうのは初めてだから、まあ楽しめたぞ」
「良かったぁ! じゃあ、今回はここまで!」
『またねー』
この番組は、作者の気紛れと登場キャラ。そして何より、読んでくださっている読者の皆様によって、お送りしました。