ソードアート・オンライン 黄昏の剣士   作:京勇樹

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そーどあーと・おふらいん 3

唐突に、そーどあーと・おふらいん

 

「皆さん、こんばんは! ニュースヘッドラインの時間です! ここ最近、ALOのあるギルドのリーダーが姿を見せていません。情報では何かの事件に巻き込まれたとされており、安否が気遣われます。以上、ニュースヘッドラインでした!」

 

唐突に、そーどあーと・おふらいん

このコーナーは、作者の気紛れと登場キャラ達。そして何より、読者の皆様のおかげで成り立っています。

 

「皆さん、こんばんは! そーどあーと・おふらいんの時間です! 司会代行のユウキです!」

 

「同じく、解説代行のケイトだ。よろしく頼む」

 

「本来の司会のアスナと解説のキリトだけど、今は参加出来る状況じゃないから、今回も僕達が代行します! よろしくお願いしまーす!」

 

「さて、今日のゲストはこの人だ。どうぞ」

 

「何でも屋ギルド、黄昏の風サブリーダー。サジだ。よろしく」

 

「今回は、この三人で進めていきまーす! では、スタート!」

 

唐突に、そーどあーと・おふらいん

 

「では改めまして、司会代行のユウキです!」

 

「同じく、解説代行のケイト」

 

「ゲストのサジだ」

 

「さて、最初はこちら! プレイバックのコーナーです! 最初のプレイバックは、こちら!」

 

ヨシアキとキリトの二人が、SSで魔法を次々と斬っている。

 

「あー、これかぁ……」

 

「確か、魔法破壊……スペルブラストだったか?」

 

「二人が編み出したシステム外スキルだな。切っ掛けは確か、GGOで対物ライフルの弾丸を斬った……からとか言ってたな」

 

「対物……ライフル……ってなに?」

 

「簡単に言えば、装甲車すら貫通させることが出来る弾を撃つ銃だな。更に言えば、対人使用は制限されている。頭に当たれば……花火みたいに弾けるぞ」

 

「ヒエッ」

 

「確か、弾の速度は音速に行くらしい……で、その弾を斬った二人からしたら、魔法の方が圧倒的に遅いって感じて、上位SSを魔法の中心に当てて、破壊する。それが、魔法破壊(スペルブラスト)らしい」

 

「……やってみよう」

 

「頑張れ、ユウキなら出来るかもしれんな。次は、こちらだ」

 

紅玉宮に居る、巨大なボス

 

「こいつか……SAO本来のラスボス……」

 

「らしいな……俺は行けなかったが……」

 

「こいつ、攻撃もスキルも多才だったぜ……両手に持ってる剣と槍に、木の蔓を使ったり、壁や床、天井の一部を使ったりと……なんでもありだったぜ」

 

「けど、アスナの登場や、ユイちゃんの機転があってなんとか倒せた……」

 

「僕も、ユイちゃんからメッセージが来て驚いたよ。キリトやアスナ達を助けるために、手を貸してって」

 

「おかげで、俺達は助かったがな」

 

「以上、プレイバックのコーナーでした!」

 

唐突に、そーどあーと・おふらいんす

ユイヒースクリフの豆知識のコーナー

 

「本来はユイのコーナーだが、今回はやむにやまれぬ事態により、代打だ。まあ、名前は敢えて言わないでおくよ。さて今回は、キリト君やヨシアキ君が使っているユニークスキルについて語ろう。ユニークスキルは、全部で十種類ある。二刀流、剣聖、神聖剣、神速、抜刀術、暗黒剣、射撃、無限槍、狩人となっている。これらに共通するのは、通常の各ソードスキルとは取得条件が異なっている。例えばだが、二刀流は並外れた反応速度が必要とされ、剣聖は十種類のソードスキルを習得していなければならない……となっている。これらユニークスキルは、他にない強力な能力を有している。それは全て、ラスボスに対抗するためだ。それらが無ければ、ラスボスに勝つのは非常に難しいと言わざるを得ないだろう。以上、豆知識のコーナーだ」

 

唐突に、そーどあーと・おふらいん

 

「次は、ゲストに質問のコーナーです! 時々、解説役も巻き込むよ!」

 

「……下手な質問は勘弁な。命懸けに繋がりかねない」

 

「……頑張ってくれ」

 

「じゃあ、一つ目のお便りから! 黄昏の風は何でも屋ギルドと聞きますが、本当にどんな依頼も請けるんですか? ある風妖精のプレイヤーさんみたいだね」

 

「あー……そうだな。基本的に、どんな依頼も請け負うな。勿論、依頼内容に依頼料金が見合ってるのも条件になるがな。ただし、あまり非マナー行為や強盗やPKの片棒を担げ。という内容は請けないな」

 

「なるほどねぇ」

 

「俺達も以前、素材集めを手伝ってもらったな」

 

「じゃあ、二つ目……ヒエッ」

 

「どうした?」

 

「こ、これ……」

 

「ん……? ……ぶっ!?」

 

「なんだ、何があった?」

 

「これはパス!」

 

「だなっ!」

 

「……本当、なにがあった……」

 

「聞かないで! 以上、ゲストに質問のコーナーでした!」

 

唐突に、そーどあーと・おふらいん

 

「というわけで、終わりの時間となりました!」

 

「いや、少し緊張したぜ……特に最後はな」

 

「……聞かないことにする」

 

「そうしてくれ」

 

「最後は少し怖かったけど、ボクは楽しかったよ! 二人は?」

 

「二度目の代打だが、まあ、それなりに楽しめた」

 

「こういうのは初めてだから、まあ楽しめたぞ」

 

「良かったぁ! じゃあ、今回はここまで!」

 

『またねー』

 

この番組は、作者の気紛れと登場キャラ。そして何より、読んでくださっている読者の皆様によって、お送りしました。


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