津芽湊の暗殺教室 『更新停止中』   作:ケチャップ

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今回はカミカゼさんの作品『業と狩魔の暗殺(いたずら)無双』とのコラボ作品です!

ここで少しカミカゼさんの作品の主人公の紹介を…

石垣狩魔(いしがきかるま)
彼はとにかくいたずらの天才です!
趣味に嫌がらせが含まれてるという…殺せんせーが少し気の毒に…

さらにカルマとコンビを組む事でその威力はさらに増します‼︎v(`ゝω・´)

今回はカルマ君にも登場してもらいました!

それではどーぞー


コラボの時間 津芽湊の暗殺教室x業と狩魔の暗殺(いたずら)無双

俺は今、E組の教室にいる。そして俺の目の前には不思議な光景が広がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つはE組きっての問題児、赤羽カルマが2人いる事…

 

 

 

そしてもう1つは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前誰だよ…」

 

「よ!俺は石垣狩魔よろしく♪」

 

「お前どっから来た?」

 

「…未来から…って言ったら笑う?」

 

「笑わない、てか時をかける少女入れてくるなよ」

 

「いやー昨日サマーウォー◯見たから思い出しちゃってさー」

 

そんな事を話していると、教室のドアがガラリと開かれ、先生が入ってきた。

だが、そこにいたのは殺せんせーでは無く…

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆さんおはようございます」

 

そこにいたのは、椚ヶ丘学園 理事長の浅野學峯だった。

 

「「「おはようございまーす♪」」」

 

(えー‼︎なんでみんな疑問を抱く事無く返してるの⁉︎てか今更だけどなんでカルマは2人いるの⁉︎)

 

「どうしたんだい?津芽君、元気が無いようだが…」

 

「いえ、なんでも無いです…おはようございます」

 

「さて今日君達に集まってもらったのは他でも無い、テストを受けてもらいます」

 

「「「「テスト⁉︎」」」」

 

さすがにテストを受けてもらうといきなり言われた事に、俺以外の3人も驚いていた。

 

「理事長のテストってちょー難しいらしいじゃん…」

 

「これはかなり厳しいね…」

 

険しい顔つきでカルマはそう呟いた。

あ、2人ともね、この際2人いるのはもう気にしないことにした。

 

「狩魔はどうなんだ?テストに自信ある?」

 

俺は狩魔にそう問いかけるが、狩魔は俯き小さな声で呟いた。

 

「…………………無い」

 

「え?」

 

「まだテストを受けたことが無い…」

 

「……おう、頑張ろうぜ…」

(何故か知らないが今回は俺がしっかりしてなきゃいけない気がする!)

 

そんな事を思いつつミナトは浅野に問いかけた。

 

「理事長、テストって具体的にどんな?」

 

「君達には殺せんせーに苦痛を与える嫌がらせを考えてもらう?」

 

「は?」

ミナトは思わず間の抜けた返事をしてしまった。

 

そんなミナトを気にすること無く、浅野は大声で叫んだ。

 

 

 

「これより第1回!殺せんせーに苦痛を与える嫌がらせを考えよう大会を開始する‼︎」

 

「「「おーー‼︎」」」

 

「テストじゃなくなってるじゃねーか‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の大会説明

 

嫌がらせの内容はグループごとに考える。

考えついた嫌がらせを浅野に公表し、浅野がそれは1番苦痛を与えるねと判断した方の勝ち。

 

 

 

そしてグループは……

 

ミナト・狩魔

カルマ・カルマ

 

になった…

 

「今気づいた…俺だけ仲間外れだ…」

 

「何言ってんだよミナト♪一緒に最高の嫌がらせ考えよーぜ‼︎」

 

「おう…」

 

それから俺と狩魔は互いに殺せんせーの弱点を出し合い。

どのような嫌がらせをするか互いに話し合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして双方の意見もまとまり、いよいよ嫌がらせの内容を発表する時が来た。

 

「それではまず赤羽君達から頼む」

 

「「はーい!」」

 

(いきぴったりだなこいつら)

 

カルマ達が考えた嫌がらせは、まずエロ本を使い殺せんせーをおびき出し、その下に仕掛けた落とし穴に落とす。

 

落とし穴の底には対先生用BB弾ではなく、またエロ本を敷き詰めておく。

 

殺せんせーが落とし穴に落ち、そこにあるエロ本を読み耽っている間に大量のウミウシを落とすというものだった。

 

「さすがカルマ、えげつない嫌がらせだw」

 

カルマの考えた嫌がらせに浅野もミナトも引き気味な中、狩魔は笑いながら言った。

 

「どうやら俺らの勝ちは決まったみたいだねw」

 

「当たり前じゃん、E組一の問題児が組んだんだよ?」

 

(あ、自覚あるんだ…)

 

「「さて、2人はどんな嫌がらせ考えたの?」」

 

カルマ達は自信満々な顔つきでミナトと狩魔に問いかける。

ミナトと狩魔は互いに顔を見合わせ同じように自信に満ち溢れた顔つきで言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「なにもしないw」」

 

 

 

「「「は?」」」

 

「「だから、なにもしない♪」」

 

「どういうことかな?ミナト君、狩魔君」

 

「嫌がらせをした時の殺せんせーはオーバーリアクション」

 

「だからあえて何もせずにほっとく」

 

「「そうすれば…いずれいじけるからね〜w」」

 

ニヤニヤと笑みを浮かべるミナトと狩魔を前に浅野は勝者の名を告げた。

 

「この大会!ミナト、狩魔ペアの勝利とする‼︎」

 

「「よっしゃー‼︎」」

 

なんだかんだ言って最終的には息もあい、ハイタッチをする2人。

 

「いやー楽しかったはお前と嫌がらせ考えんの」

 

「まぁ、また考えてやってもいいかなw」

 

「へへ、約束だぜ?」

 

狩魔がそう言うと次第に視界が薄くなっていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「授業中に居眠りとはいけませんねぇ」

 

俺の目の前には顔を真っ赤にした殺せんせーがいた。

 

「あー、よかった殺せんせーだ」

 

俺の言葉に殺せんせーは不思議そうな顔を見せるが、俺を注意すると教壇へ戻っていった。

 

俺は頬杖をつきつつ、先ほどみた夢を思い出していた。

 

(変な夢だったけど、石垣狩魔…あいつはなかなか面白いやつだったな〜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方…

 

 

 

 

 

 

「狩魔君!居眠りはいけませんよ!」

 

「へーい」

そう言って狩魔はあくびをしつつ、先ほどの夢を思い出していた。

 

(あえて何もしない嫌がらせ、津芽ミナト…なかなか面白い事考える奴だったな)

 

 

 

 

同じ作品、いる場所は違えども、2人は夢の中で出会った。

そんな2人の嫌がらせはこれからもつづく

 




今回はこんな感じです!
カミカゼさんの方にもうちのミナトが登場してるのでよろしかったらそちらも是非!読んでみてください♪

カミカゼさん、狩魔君!今回は本当にありがとうございました!

湊「サンキュー♪狩魔」

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