比企谷八幡の異世界漂流記。   作:Lチキ

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皆久しぶり、または初めまして!

Lチキさんが帰ってきたぞ~!











プロローグのような何か

今になって思い返せば俺の人生で一番輝かしかった時は、あの高校時代なのだと思う。むしろそれ以外のほとんどが黒歴史である。

 

 

すでに捨ててしまった。捨てざるを終えなかった信念の元、それでも諦めきれなかった唯一の願い。

 

 

『本物』

 

 

文字にすればたったの2文字。

 

でも、その思いは重みはどんな言葉でも恵与しがたく、大切で大切でどうしようもないほど求めてしまい、ついにこの手にできると淡希望を抱き、

 

結局手にいれられなかった。

 

いや、自ら手放してしまったと、言う方が正確だろう。

 

 

仮に――――

 

もしも―――

 

あるいは――

 

 

そんな物がこの世界にあるのなら、俺はもう一度やり直すことを望むだろうか?

 

ゲームのセーブポイントのように前の選択肢まで戻るみたいに、

 

例えどんなに先を知っていてもきっと失敗するだろうし、どうあがいても結果を変えられないだろうけれど、

 

最後の最後に後悔して懺悔して悩み苦しみ、無駄に終わり、変わらない世界に絶望し、自分を嫌悪する。そんな目に合う事が分かりきっていても、

 

俺は望んでしまうのだろう。

 

 

仮に、この世界にやり直しがあるのなら

 

もしも、聖杯でもタイムマシーンでもドラゴン○ールでもがあるのなら

 

あるいは、この”今”とは別の”未来”を手にしていたのではないだろうか

 

こんなのは所詮IFの話で、いくら考えようと結果が変わるわけではない。

要は無駄な思考だ。無駄な事はあまりやりたくない、なんせ得る物が何もないからな。でも、考えずにはいられない。

 

 

俺にとって本物とはそれほどの価値を持つ、絶対の正義のようなものなのだ。

 

 

では、

 

本物が正義とほざくのなら、それを手に入れられなかった比企谷八幡は正義であるか、正義の味方(ヒーロー)であるのか?

 

答えは否だ。

 

 

少なくとも今の(比企谷八幡)は、間違うことなく悪党である。

 

 

 

御託や前置きはこのくらいにして、そろそろ話を始めよう。

 

 

物語というにはあまりに稚拙でくだらない。

 

世間話や雑談といったような何気なく、取るに足らない『お話』だ。

 

なので、もしも、仮に、何かを期待しているなら、悪い事は言わない、すぐ帰ることをお勧めする。

 

もっとも、君に貴方にお前に帰る場所なんて物があるのならな。

 

 

 

 

 

これは、帰る場所をなくした比企谷八幡という男の話だ。

 

 

間違った青春の中で本物を求めた比企谷八幡という男の成れの果てのお話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

名前も知れない日本のどこか、

 

俺は行くあてもなくただ何となくこの道を進んでいる。

 

黒を基調とした着なれたスーツに、灰色の膝下まであるコート、そして何より暗く濁った瞳。

 

一見ただのサラリーマン風の風貌にも関わらず、道行く人は俺の姿を見るなり軽く悲鳴を上げる。

 

まるで、お化けを見たような、何か信じられない物を見たようなそんな反応だ。

 

 

これでも30半ばという年齢の割には若く、何より顔立ちや身長などそれなりで、カーストでいうなら相当、上等な部類に入る見た目なのにまったく心外である。

 

しかも、ほとんどが顔を見るなりそんな反応をする。

 

顔、というか目のあたりを見ると悲鳴を上げる。

 

‥‥理由を追及する意味はないが、心外である。

 

 

まあ、俺自身この目にはそれなりの愛着があるのでどうという事はないがな。

 

この目は苦楽を共にしたパートーナー的な存在だ。なのでこのイラつきも自分のパートーナーが悪く言われると無性に腹が立つ。そんな感情なのだろう。

 

 

・・・というか、ボッチをこじらせるとコンプレックスを擬人化する領域まで行っちゃうのかよ、我がことながら戦慄を隠せねーな。

 

 

 

まあいい。今の俺は、先ほど長くの間、拘束されていた案件から解放され割と上機嫌だ。

 

拘束とか言うと物騒な感じだが、実際はそこまでではない。これは単に俺の仕事関係での拘束だ。

 

仕事で少しドジをしてしまい、今の今まで裁判所に釘つけにされていたという何とも情けない話である。

 

しかし、職業柄こんな事も少なくないのでもはや慣れたので、どうという事はないな。どうという事はないが面倒な物は面倒なんだよな・・・

 

俺の仕事?

 

別にそんな大層な物じゃねーよ。

 

俺は、どこにでもいるような、ごくごく普通の、ただの

詐欺師だ

 

心なしか、どんどん物騒な話になってる気がするが、多分気のせいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりわけ話す必要はない気がするが、気晴らしに少し昔の話をしよう。

 

 

あれは、俺が大学を卒業し働き始めて幾分かたった頃だった。

 

高校時代の進路調査に書いたような専業主夫に俺はなる!みたいな夢は叶うことなく、

 

働きたくないでござあると家族の前で冗談半分に言ったら、

 

勘当するぞバカ息子、

 

ゴミいちゃんそれはないわー、

 

え、お前今年卒業なの?

 

と、家族3人から猛反対されてしまいやむなく就職した。というか最後、息子の卒業くらい知っとけよ。

 

 

就職先は、可もなく不可もなくといった感じの普通の中小企業で、俺でも問題なく働けていた(人間関係以外)

 

 

不満がなかったわけではないが(主に職場の人間関係)、それなりに充実した毎日を過ごしていたと思う。

 

歯車が狂いだしたのはそれから少し先。

 

 

その日も俺は、朝の満員電車にもみくちゃにされながら社畜の如く会社に向かっていた。

 

今日は取引先との話し合いに外回り・・・そんな今日の予定を考えていると、どこからか携帯の着信が聞こえる。

 

この着信音は、俺が高校の頃からそれなりに流行っていたアイドルのものでそれを聞くとふと記憶が蘇る。

 

事故にあい、部活に入り、様々な人の悩みを聞きいた。

 

始めにいきなり罵倒され、初めての依頼を終え新しい部員が増えたり、

 

中二病の騒がしい奴の小説(笑)を読まされ、

 

天使に出会った。

 

黒のレー・・・いやなんでもない。

 

夏休み小学生の引率、体育祭に文化祭、修学旅行、そして生徒会選挙にクリスマス。

 

悩み足掻き、取り返しのつかない失敗をしてしまった俺の青春。最後に思い出すのは、いつも元気でアホっぽく笑う彼女の泣き顔と、見とれてしまうほど美しい彼女の心の籠らない冷たい目・・・

 

 

そこまで考え、首を左右に振り思考の波から現実に戻る。

 

今更こんな事を考えても仕方がない。もうアレは過ぎてしまったことだ。終わってしまったことなんだ。

 

 

時刻版を確認する。俺の降りる駅までまだ少し時間がある。その間に意識を切り替えようと必死に別の事を考え出す。

 

すると、次の駅に着くと人が入ったり出たりして、すし詰め状態になり顔を顰める。

仕方がないとはいえ、朝っぱらからこんなにも気分を害す状況も早々ないだろう。政府はもっと日本を支える社畜の待遇改善を考えたほうがいいと思う。

 

扉が閉まり、電車が発車すると俺の目の前には大学生くらいの少女達の集団がいた。

 

正直、香水やらの臭いがこの状況で漂ってくると最悪なのだが、身動きが取れないので仕方なくそのまま待機する。

 

 

「こ、この人!痴漢ですっ」

 

顔を顰める事数十分、その声は目の前の女子大生集団の一人から発せられた。

 

彼女は俺の手を高々と持ち上げそう叫んだ。何の事か一瞬理解できず、頭が回り始めたころにはすでに遅く、周りにいた男達に拘束されるように次の駅で下される。

 

 

日本の痴漢冤罪率は相当高く、言ってしまえば痴漢で捕まったらほとんどの場合、泣き寝入りするしかないのが現状である。それは例えなにもしてなくとも同じだ。

 

ここまで言えば大体想像できるだろ?

 

結局の所、この世界は俺に厳しくて、世間は冷たく、神様は俺の事が嫌いだってことだろう。

 

駅員、警察、裁判と流れるように回された俺の事を信じてくれる人は一人を除きいなかった。

 

世間は勿論、家族でさえ俺の無罪を信じる奴なんて・・・

 

まあ、普段の行いが悪く信じてくれる友達がいなかったというのは自業自得なんだけど。

 

 

俺を唯一信じてくれたのが妹の小町だ。彼女は言う。

 

 

「小町はいつでもどんな時でも味方だよ。だから、お兄ちゃんも小町を信じて。お兄ちゃんは何もやってない。あ、これ小町的にポイント高いよ!」

 

 

いつも通りの笑顔に良くわからないポイント制、俺はどうしようもないほどに感謝した。

 

小町が信じてくれればそれでよかった。例え全世界の全人類が敵でも小町が俺を信じてくれるならどんな相手でも戦えた。どんな逆境でも、どんな苦悩でも、いつものように斜め下の解消方法を考えてやる。そう意気込み行動を開始する。

 

でも、

 

どこまでも、どこまでも世界は俺に厳しく、神様は俺の事を嫌っていたのだった。

 

 

小町が病院に運ばれた。

 

意識不明だが命に別状はなく数日中に目覚めるという事だ。

 

なんでとかどうしてとか、思う事は色々あったがそんな事はどうでもよかった。裁判も何もかもがどうでもよく、結局多額の金を払い示談という形でこの事件は終わった。

 

後に聞いた話では小町は、一人で目撃者捜しをしていてくれて、その時に駅の階段から誤って転落したそうだ。

 

 

あの裁判の後、俺は会社を首になり私生活でも近所の目は冷たく行く先々で後ろ指を刺される。もう、色々と限界だった・・・

 

小町が目覚める事を確認して家を出る。

 

もう何もかもから逃げ出したくて行先も目的も考えずに、仕事でためた少しばかりの貯金を全額おろし、最低限のものだけを持ち、当てもなくさ迷っていた。

 

 

 

 

そして俺は、あの男と出会う。

 

男は、喪服のような真っ黒なスーツに、赤いクローバのネクタイをしていた。

 

不気味・・・というと少し語弊がある。いや、不気味なんだけどさ、

 

その男はなんというか、目の前を黒猫が横切るような、靴ひもや茶碗が突然割れるような、そう、どこか不吉な感じがするそういう男だった。

 

お互い名前を教え合ったが、恐らく偽名であるため本名は分からない。

 

俺とその男と少しの間とある町で出会い行動を共にした。経緯とかは正直覚えていないが、話している内になんとなくそういう流れになった。

 

色々な事があったが最終的にはその男は俺を詐欺に嵌め忽然と姿をくらました。

 

 

ボッチは元来警戒心と洞察力が常人より発達した存在だ。

 

その中でもエリートプロボッチである俺は並大抵のボッチとは、格が違い観察するだけでそいつとのコミュニケーションの7割を終わらすレベルだ。

 

そんな俺でも、あっけなく、あまりにあっさりと詐欺にかかってしまい、その時の持ち金全額を騙しとられてしまった。

 

まさに、俺とは踏んできた場数が違ったのだろう。格が違ったのだろう。

 

その不吉な男は、最後に言った。

 

 

「比企谷、この件からお前が得るべき教訓は、人を見たらまず詐欺師と思えという事だ。次があればまたな」

 

 

何とも皮肉の利いた捨て台詞で、しかも最後はなんとフランクに心にもない言葉を発するのか。

 

色々と言いたいことがあったが、なにより俺はその男の言葉が頭の中に響き何も言えなくなった。

 

他人を見たら他人と思えという自分が傷つかないためのボッチの鉄則を掲げる俺には、その言葉の意味は良く理解でき、なんなら共感すらできるほどだ。

 

その時思う。この男と自分は何処か似ているのだと。似ているのにも関わらずこうまで違う存在なのだと。

 

詐欺にかけられ少なくない額を騙し取られたというのに、俺はあの男に対し怒りとか恨みとか言う感情を抱かなかい。

 

いや、本当のところはただただ衝撃的だっただけだろう。あの男が行う詐欺という犯罪行為になぜかその時の俺は、感銘を受けてしまったのだ。

 

これが、詐欺師比企谷八幡の始まり。

 

 

この先に、本当の意味で俺が詐欺師になった出来事があるのだが今は話す必要はない。

 

なんせこの話は、そうやって俺が(詐欺師)になったというプロローグ的な話なので、それさえ理解できれば、それ以上を知る必要はない。

 

世の中知らなくていい事の方が割と多いし、知らなくていい事を知らないというのは存外に幸せな事なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れの公園、遊具の影が伸び、少年少女達がまばらに帰路につくそんな時間帯。

 

可笑しな昔話を考えながら歩いていると、いつの間にかこんな場所まで来てしまった。

 

俺みたいなおっさんにはいささか不釣り合いな場所といえる。

 

いや、カップ酒片手にブランコに乗ってる的な意味では俺のような連中にもお似合いな場所といえるが、やはり公園は子供たちの遊び場だろう。

 

 

そんな中、遠くを見れば高校生くらいの男女が歩いてる姿が見える。

 

男の方は自転車を引っ張りながら、女の方は男と肩を並べて歩いている。

 

いつもならそんなリア充の姿なんぞ視界に入れたくないのだが、今日に限りそんな彼、彼女の姿に目を奪われてしまう。

 

ふと、思い浮かべるのはいつぞやの放課後に少女と一緒に歩いた夕暮れの街。

 

俺は、夕日に照らされた彼女の姿があまりに綺麗でついつい「きれいだ」と、口に出して言ってしまい慌てて夕日がきれいだと補足したあの日の事を思い出しす。

 

今の俺を見たら、彼女はなんというだろうか。

 

失望、嫌悪、敵意、むしろお前誰だみたいな顔をされそうだ。

 

彼女だけじゃない、あの青春の中で出会った彼、彼女達はどう思うだろう。

 

もしも彼ら彼女らが俺の事を覚えていたら・・・

 

これ以上の思考は墓穴だな。やめよう。

 

 

それにしても、なぜ急にこんなことを考えたのだろう。裁判が終わり気が抜けたからか、それともあの少年少女の姿が、いつぞやの俺と重なってしまったからか、単純に年を取ったからか・・・

 

まあいい、まずは今日の寝床を確保しないといけないし、考えるのはその後だ。

 

 

目の前を見るとそこには公園から飼い主の手から離れたであろう犬とそれを追いかける少女の姿が目に入った。

 

これまた何の偶然か、どこかで見たような光景だ。

 

色々な種類が違う事を除けばほとんどあの日の再現と言っていいだろう。

 

少女の見た目もどことなく彼女に似ているし、

 

何よりそんな少女と犬に向かい猛スピードで向かってくるトラック。

 

犬の犬種と、車の車種が違うだけでほとんどあの日の再現といってもいいほどの再現率だ。

 

随分と冷静に今の状況を分析しているが、何という事はない。

 

 

ただ単純にとっさの行動に、思考と体が不一致してるだけで現実味が起きないだけだ。

 

凄い轟音を立てながら空中に投げ出され360°ほど天地を仰ぎ、再び地面に到着したときにはグしゃりという何とも不愉快な音を立て数mの距離を転がる。

 

ああー・・・体が物凄くいてえ・・・

 

目を開けるのもつらいし‥開けたら開けたで、真っ赤じゃん・・・

 

 

きしむ体をやっとの思いで数センチ起すと、少し離れた所に唖然とした少女と犬の姿を発見する。

 

遠目の上、なんか目が霞むからよく確認できないがどうやら無事なようだ。

 

全速力で突き飛ばしたからかすり傷や捻挫くらいしてるかもしれないが、まあ、許してくれるだろう。なんせこちとら命の恩人だ。

 

そんな事を考えると笑みがこぼれる。

 

 

「は、はッッ・・・・・ゆ、るしてくれ、るとかッ・・・」

 

 

らしくない。

 

例えどんなに酷い詐欺をしようと、その後の被害者が転落した人生を歩もうと、罪に問われ裁判に掛けられようとも反省なんてしてこなかった俺が、こんな名前も知らないガキ相手に許しを請うなんて、あまりにもらしくない。

 

ここで、助けた際に怪我をして服も汚れたから慰謝料とクリーニング代と謝礼をよこせと俺なら言う場面だろうに・・・よりにもよって許してくれると来たか。

 

らしくなさすぎて笑いが止まらない。笑うたびに激痛がするから笑いたくないのにどうしても止められない。

 

詐欺の被害者でもなく自分が助けた相手にというのがツボに入る。

 

自分でも色々と歪んでる自覚はあったが、ここまでとはな。

 

ああ、本当にらしくない・・・

 

まったく、らしくない事なんてするもんじゃないな‥‥‥

 

 

そういや・・・始め平塚先生に歪んだ性格とかって言われたっけか・・・

 

 

 

 

その後、雪ノ下のいる‥奉仕部に言って・・・初対面なのに、罵倒されて・・・

 

 

 

 

始めの依頼は‥由比ヶ浜で・・・クッキーが・・・クソまずくて・・・それから・・・それから・・・

 

 

 

ああ・・・なんか懐かしいな‥‥

 

 

 

 

昔の記憶がどんどん流れてくる。これが俗に言う走馬灯ってやつなのか・・・

 

 

 

 

黒歴史とトラウマしかないと思ってた俺の人生も・・・死ぬ間際にこんな思い出が出てくるのなら・・・そう捨てたものでもなかったのかもな‥‥

 

 

 

こんな‥‥事・・・・・お…もうなんて‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‥‥‥‥本当にらしくない‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

痛みも感覚も感じられなくなった体で、最後の力を振り絞り空に向かって手を伸ばす。ここまでらしくないのなら、最後にもう一つくらいいいだろう。

 

 

 

 

 

「も、しも・・・・・・で・・・きる‥‥なら‥‥‥もう‥ッ‥‥一‥度‥‥‥」

 

 

 

 

 

 

伸ばした手は誰に掴まれることなく静かに力尽きる。

 

 

最後の最後に、彼らしくない純粋な思いを口にして。

 

 

 

 

こうして間違った青春ラブコメの主人公、比企谷八幡は生涯を終えた

 

 

 

 

 

‥‥‥

 

 

 

 

‥‥‥

 

 

 

 

‥‥‥

 

 

 

 

 

 

はずだった。

 

 

 


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