「今まで何してたんだよ・・・」
ちょっと内容が考え付かなくて・・・パソコンも最近使えなかったし。
「まあ、こんな屑作者の小説なんて投稿遅れても誰も文句言わねえよな。」
ひどい!確かにそうですけど!
「まあ気長に見てくれる人がいたらありがたい。」
ですね。ではどうぞ。
side 白夢
「・・・知らない天井だ。」
朝になり目を開けると見知らぬ天井が目に入る。どこだ?ここ。と、ふと周りを見て思い出す。あー、そういや不比等の家で泊まらせて貰ったんだっけ。
「ふぁ~、よく寝たなぁ。」
不比等も起きて来る。取り合えずは着替えて朝飯でも作ってやるか。
「いやー美味いねぇ!旅の途中に料理の腕を磨いたのかい?」
「まあ、そんなもんだ。」
まさか大学生の時に料理してましたなんていえないしなぁ・・・
「そういえばこれからどうするんだ?俺の家に泊めるのはいいが、流石に毎日飯を出せはしないぞ?」
「そのことなんだが・・・陰陽師ってのになろうと思うんだ。」
陰陽師。妖怪を退治するだけで金が手に入る楽な仕事だな。
「陰陽師か、遠くから旅をしてきたらしいお前さんなら何とかなるか。でも偶に恐ろしい強さの妖怪への依頼とかが来るから気を付けなよ。」
「わかった。気を付けておこう。」
そうと決まれば話は早い。俺は不比等の家を出て手ごろな木を切り加工して小さな家を作る。そして家の前に陰陽師の看板を立てれば出来上がり。
「さて、平安京を探索してみるか。」
俺はまず昨日高級団子を売っていた団子屋に行ってみた。
「おや、昨日のお兄ちゃんじゃない。団子は美味かったかい?」
「あー、オイシカッタデスヨ、ハイ。」
不比等にあげちゃったなんて言えない・・・
「それでおばちゃん、今日は何か特別なものはないのか?」
高級団子あったら食べたいな。
「あー、高級団子はないけど、今日のみ限定五個で橙団子が売ってるよ。」
「おお、まじか。今は何個あるんだ?」
「ええっと、ちょっと待ってね・・・あと二つだね。」
「じゃあそれを二つ買うわ。」
「まいどー。」
橙団子か。橙って何使って色付けしてるんだろ。柿とかか?
まあいいや。そう思い、団子屋にあった椅子に座って橙団子を食べようとすると、黒髪の少女が団子屋のおばちゃんに話しかけているのが見えた。
「あれ!?もう橙団子無くなっちゃったの!?」
「ごめんねぇ、さっき来た人で最後なのよ。」
あれ、何かいやな予感が・・・
「そこのお方、お願いします!私にそれをください!一度は食べたいと思ってたんです!」
あれー?何かデジャヴ感じる。
「あー、別にいいが「本当ですか!?」・・・だが条件がある。」
「私にできることなら!」
ふむ、条件とか言いつつも何も考えてないんだけどな。ううむ、どうするか。
そうだ、陰陽師を始めた事を宣伝しといて貰うか。
「と、言うことをして欲しい。」
そう言うと少女は不満そうな顔をする。
「周りの人に貴方の事を広めるって、それだけでいいんですか?」
「いいんだ。まだ旅をしてここに来たばかりだし、依頼人が来れば不比等に飯を作って貰わずに済む。」
「あれ?お父さんの事を知ってるの?」
「知ってるも何も昨日から家に泊まらせて貰ってるが・・・ってお父さん!?」
嘘だろ不比等!あいつの屋敷で何人か子供を見たがまだ子供がいたのか!?そういえば不比等はこれで全員だと言っていたが・・・
「あ、これあまり言わないほうがいいんだっけ。」
「もう遅いと思うぞ・・・」
「あっ・・・まあお兄さんはいい人そうですし大丈夫でしょう!きっと。」
それでいいのか。
「不比等ー、お前まだ子供いたんか。」
「妹紅!?なぜ外に出て!」
ありゃま。黒髪少女改め妹紅は存在を伏せてるとか何かなのかな?まあどうでもいいが。
「まあいいじゃないか。妹紅の事が知られたのはまだ俺だけだったし。」
「まあ・・・そうだが。」
不比等は納得していないようだ。
「妹紅はあんたに似て優しかったよ。」
「そうだろうそうだろう!やっぱり子は親ににるもんだ!」
こいつ、ちょろい・・・!
まあ明日からは本格的に陰陽師の仕事を始めますかね。
はい!今回はここまでです。
「妹紅って髪の色は白じゃなかったっけか?」
まあそうなんですが、それはのちのちと。
「まあいいか。それで次の更新は遅くなったりしないよな?」
はい。まあ三月中には出すつもりです。
「失踪とかするなよ?」
あー、まあするつもりは無いんですが、この『東方幻想録』、最初と最後を大まかに決めてるだけで、殆ど内容は考えてないので、ラストを早めて、東方幻想録のリメイク作品でも作ろうと思っています。
「リメイク作品か。ストーリーは大分変わるのか?」
はい。今考えている中では、主人公の名前は変わりませんが、まず古代スタートでは無くなります。
「まじでか。全然変わってくるんだな。」
まあいつか構成が完全にできたら実行しようと思います。すみません、長くなりましたが次回も!
「ゆっくり見ていってくれ(ください)!」