「どうせ皆忘れているだろうな。」
酷い!あ、言い訳をさせて貰うと学校の定期テストとか運動会が重なってしまって小説を書く時間がありませんでした!すみませんでした!
「ほう、それなら頑張ったんだろうな?クラスで10位以内とか普通に取ってるよな?」
!?っ主要三教科なら取れてますよ!?五教科も結構良かったですし・・・
「のこりの四教科は?」
・・・
「死んでしまえッ!」
ぴぎゃあああ!!!
2017年3月13日、最初の方を少し改変しました。
第三十話 京の都と藤原氏
side 白夢
久しぶりだな、俺だ。
神子の時から40年ほど経った。あれから紫とは会うこともなく気ままに旅をしていた。
取り合えず何をするか決めたいんだが・・・そういや今ってもう平安京できてるかな?まあ逝ってみるか!
「ここが平安京か。結構人がいるじゃないか。」
平城京に着いてあたりを見回すと、京の人々が物珍しそうにこちらを見てくる。まあ妖怪が沢山いる京の外から来たんだからそりゃそうか。さて、これからどうしようかな。取り合えず団子屋でも行くか!
よし、着いた。お、限定一名様で高級三色団子が売ってる。買おう。
「おばちゃん!高級三色団子ください!」
「あいよっ!」
よし、食うか。凄いうまそうだな。なんかもう光沢がやべぇ。
「いただきまー「あれ、もう高級団子は売り切れたのか!?」・・・」
俺が振り向いた先には凄く落ち込んでる20代後半あたりの男がいた。
「そんな・・・今日こそは食べてやると早起きしてまで来たのに・・・「おい。」・・・ん?なんだ貴様は?ってそれは高級三色団子じゃないか!頼む!俺にそれをくれ!一度は食べたいと思ってたんだ!」
えー、めんどくさいやつだな。でもまあいいかな?
「いいぞ。「本当か!?」しかしだ、お前の家に案内してくれ。見てわかるように俺は旅人でな、泊まる場所がないんだ。」
「それくらいなら全然かまわない!ありがとう!」
俺が差し出した団子を子供のように無邪気な顔で食べるこのオッサン。実はあの藤原家の人らしい。藤原不比等って竹取物語の貴族のモデルだっけか・・・?わからん。まあいいか。
「ここが俺の家だ。遠慮せずあがってくれ!」
不比等に案内されたんだが・・・
「めちゃくちゃでけぇ・・・」
そう、でかいのだ。なんだこれ。神子の家の二倍はあるぞ。
「さあさあ!何かして欲しいことはあるか?何でも良いぞ!食べ物だって通常手段で手に入れられるものは手に入れてあるぞ!」
「ほう・・・じゃあ質問がいくつかあるんだが・・・」
質問:ルーミアという妖怪を知っているか?
答え:ああ、知ってるよ。ここから山四つ分くらい離れた場所で人間を惨殺したってうわさが流れている。
質問:かぐや姫って知ってるか?
答え:すまないが、知らないんだ。
質問:・・・紫という妖怪を知ってるか?
答え:ああ、知ってるよ。何でも人間と妖怪のk「いや、やっぱりいいや。」お、おう。
質問:ここら辺に強い妖怪はいるか?
答え:旅しながら陰陽師でもやってるのか?まあいいか、さっき言ったルーミアがいた山の反対方向に大きい山がうっすらと見えるだろ?あそこは妖怪の山と言って強い妖怪が支配してるらしい。
質問:ついでだ。神埼白夢って妖怪を知っているか?
答え:ああ、昔の文献にたまに載ってるよ。何でも下種な悩みじゃない限り困っている人間、妖怪を助けるとか。
「・・・よし、これで質問は終わりだ。ありがとな。」
「どういたしまして。」
さて、空も暗くなってきたことだし寝るか。
はい!今回はここまでです!
「もう竹取物語か。展開早いな。」
そこは指摘しないでください・・・
「えー。あ、そうだ。この更新が遅いクソ小説に誤字報告が来たぞ。」
ええっ!本当だ!『黒のアリス』様!ありがとうございます!
「まったく、誤字はしないように気をつけろよ?」
はーい。では次回もー!
「ゆっくり見て行ってくれ(ください)!」