東方幻想録 休載   作:鬼如月

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どうも!
「まただすんだな。」
最初はイカの非日常を出そうと思ってたんですけどねー。
「話が思いつかなかった・・・とかか?」
いや、そういう訳じゃないです。やる気が出なかっただけです。
「そうか。」
はい。ではどうぞ。


第二十二話 俺、能力を知る。

 

side 白夢

 

 

 

「よし。じゃあ早速行くぞ。」

 

「おー!」

 

うん。紫もずいぶん落ち着いてきたな。

まだ一日だけど。

 

「そう言えば白夢さん。私の能力が変わっていたのよ。」

 

「ん?どういうことだ?」

 

「私の能力が『境界を操る程度の能力』になっていたの。何か知らない?」

 

「うーん。知らないぞ。」

 

「ならいいわ。」

 

俺達は雑談をしながら歩いて行く。行先?決めてねぇよ。

 

「そう言えば紫って何歳なんだ?」

 

「女に年齢を聞くの?失礼ね。」

 

「まあそんなこと言うなって。因みに俺は億単位だぞ。確か。」

 

「!?・・・まあいいわ。私はまだ二十歳よ。」

 

「二十歳?まじかよ。」

 

「マジなのよ。」

 

「あれ?マジってわかるのか?」

 

「?当たり前じゃない。」

 

???まあいいか。

 

「そういや紫の能力って何に使えるんだ?よくわからん。」

 

「そうね・・・例えば白夢さんが寝てるとするでしょ?そこで私が能力を使って『夢と現の境界』に穴をあけて夢に入ったりできるわ。便利でしょう?」

 

「なるほどそういうことか。じゃあ空間の境界に穴をあけて移動に使えるんじゃないか?」

 

「なんでそういう考え方ができるのかしら・・・まあやってみるわ。」

 

そう紫が言うと空間に裂け目が出現する。

 

「これが穴が開いた境界か。取りあえず穴を広げて中を大きくするぞ。」

 

俺は裂け目を広げて中に入る。中は小さい立方体になっているようだ。

俺はスコップを創造して裂け目・・・覗く・・・隙間?スキマ。うん。スキマでいいや。スキマの中を掘っていく。

 

「白夢さんどうなってる?って何をしているのよ・・・」

 

「ん?見ての通りスキマの中を広げているんだが。」

 

「それでもスコップって・・・ってここの壁滅茶苦茶固いじゃないの!何で白夢さんは土でも掘るかのように掘れてるのよ!」

 

「掘るとか大声で言うなよ。いやらしいぞ。」

 

「白夢さんねぇ・・・・はぁ。」

 

なんかため息吐かれた。解せぬ。

 

「まあ取りあえずこの世界の半分くらいには掘り進めたぞ。」

 

「この世界の半分!?どれだけ掘ってるのよ・・・」

 

「この世界も元の世界があるはずなんだ。その元の世界から色々パラレルワールドができていく。別の世界では俺が存在しなかったかもしれないし紫が現代・・・だいぶ未来に生きてたりしているかもしれない。他にもこの世界には存在しない人や妖怪がほかの世界ではいるかもしれない。またそれと同じように次元という物も存在すると俺は思う。例えば俺が主人公の原作・・・元の世界があったとするだろ?するとその世界からパラレルワールドは出来ていく。だが元の世界が複数あったら?妖怪なんて存在しないで安全な世界があるかもしれないし例えば滅茶苦茶速く動ける怪物がいたとする。だがその怪物はなぜか教師。そしてその教師は一年後に地球を爆破すると言っている。それを阻止するために生徒は暗殺者になって先生を殺す。そんな次元があるとしたら。そこのパラレルワールドに本来いるはずのないサイコキラーや怪物がいるかもしれない。カードゲームですべてが決まる次元だってあるかもしれない。そしてそれらが架空の存在として絵や遊びである次元もあるかもしれない。人間が吸血鬼や究極生命体と戦う次元も!魔法が中心の次元も!・・・何もできない次元も。俺はそういう世界を行き来して本来死ぬはずの者を助ける異端者になりたい。」

 

「なんか語り始めた!?」

 

俺の話は紫の腹の虫が鳴るまで続いた。

 

 

 

 




今回はここまでです。
「俺の語りがだいぶ文字数いったな。」
そうですね。まああれは僕の持論でもあるんですがね。
「そうなのか。そういやお前何で狐の面をつけてるんだ?」
ああ、最近東方幼霊夢を見てしまいましてね。
「・・・なんだそれ?」
あ、そういや白夢は・・・・
まあいいですね。それに東方霊々夢も見てしまったんで、ルーミアとかーちゃんと霊夢と魔理沙の好感度が上がりまくりですよー。
「ちょっと待て。何も聞こえなくなったんだが。」
当たり前じゃないですか。聞かれたら困りますしおすし。
では!次回も!

ゆっくり見ていってください!


「あれ?もうゆっくり見ていってとか言ったのか?」



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