東方幻想録 休載   作:鬼如月

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どうも!諏訪子視点です!
どうぞ!


第十八話 私、八坂と戦う。

side 諏訪子

 

 

「この神社やこの国。私を信じている人達の為にっ!私はっ!お前らを倒す!」

 

「ほう。良い心がけだ。だがなぁ。『想い』だけで私に勝とうなんてね。

がっかりだよ。」

 

そう八坂が言って来るが無視。

ふと横を見てみると結界が張ってあった。他の神が入ってこれない様にか。

 

「私も頑張らなくちゃ!」

 

私は気合いを入れ直して攻撃を仕掛ける。私の能力は『坤を創造する程度の能力』。

私もどこまで出来るか解らないけど、土や水、マグマを創造できることは解っている。

取り敢えずは土で攻撃してみる。

 

土を圧縮圧縮と。

 

「そっちから来ないのかい?だったら私からいk「黙れ。」ハイ.スミマセン.」

 

よし。圧縮完了。くらえっ!

 

「!おっと。危ないねぇ。でもこれくらいじゃ私には敵わない。勿論、あいつもね。」

 

そういって八坂は指で白夢を指す。

 

「ぷっはははははははははは!」

 

やばい。面白過ぎて腹が痛い。涙出てきた。

 

「・・・何が可笑しい。」

 

「だってあんたごときが白夢に勝てるなんて・・・そんなお目出度い頭をしてるの?

白夢がお前の所に行った時に見たでしょう?白夢の力を。」

 

「っしかしあれくらいなら本気を出せば・・・」

 

「因みにあれは五割の力らしいよ。」

 

「・・・・・・」

 

「今だッ!」

 

桜吹雪の模様が彫られた刀で八坂を切り裂く。

 

「ぐわあああぁ!」

 

続けてマグマの球を百個位創造。相手に向かわせる。

 

「ふざけるなよ!小娘が!」

 

しかし流石は大和の神の中でも強い神なだけある。よく解らない柱でマグマを叩き落として行く。

 

「死ねいッ!」

 

いつの間にか近づいていた八坂に柱で殴りかかられる。しかし、受け身はいやと言うほどやらされているからすぐに体制を立て直して刀で攻撃を仕掛ける。

だけど柱で止められる。柱硬いね。

 

「いけ!ミシャグジ様!」

 

私はミシャグジ様を使って八坂を追い詰めて行く。

 

「ここまでだな。八坂の神よ。」

 

「ああ、そうだな。諏訪の神よ。」

 

「まさかまだ私に勝とうとでも思っているのか?」

 

「当たり前だろ?」

 

「さて。話にも飽きてきた。止めをさすか。『洩矢の鉄の輪』。」

 

そう宣言して私は能力で創った鉄の輪を投げつける。

これで勝てる!国を護れる!いけえええええぇぇぇぇ!!

 

「こんなもので殺られるとでも思っていたのか?所詮はただの信仰がないと消滅する神。

考えが浅い。死ね。」

 

私の鉄の輪は八坂の方へ向かっていって錆びた。これがあいつの能力かッ!

そう考えている間にも柱が私に迫って来ている。

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「これで諏訪の国は私の国に・・・ふははh「なーんてね。」!?」

 

対策練っておいてよかった。まあなーんてねとか言っておきながら自分は助からないんだけどね。まあなにをしたかと言うと・・・

 

 

 

 

白夢の十割の魔力を圧縮した球を投げつけただけ♪

 

 

 

 

 

 

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

これで国が救われるのかな・・・?

 




今回はここまでです。
後書きめんどくさいです。
では次回も

ゆっくり見ていってください。


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