御影悠の日常彩る化学式   作:如月
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如月「よし、できた。18話始まるよ~」
 榊「なぁ、どうして突然前書きに俺たちを呼ぶことにしたんだ」
如月「なんだ今回は榊かよ」
 榊「え?なにそれ俺もしかして来ちゃダメだったの?」
如月「うん、帰れ」
 榊「ひでぇな!お前が呼んだんじゃ、ってか塩なげてんじゃねぇよ!」
如月「そうだけど。なんか気分がのらねぇ。榊、退散!この小説から出ていけ!」
 榊「何言ってるんだ作者ぁー!!」


如月「ちなみにこんな前書きにし始めたのには理由なんて特にないよ」


第18話


「それにしても久しぶりですね修部長」
「そうだな。もう2週間くらいか?」
「あぁ貴様が夜逃げしてもう2週間か。もう帰ってきたのか」
「えっ?部長さん夜逃げしてたんですか?」
「あれだよ結月。学校生活に嫌気がさして学校から、そして家からも逃げたんだよ。まぁ遅めの厨二病だな。みんなが寝静まった深夜に人知れず―」
「盗んだバイクで走りだす」
「部長さん……」
「夜逃げじゃねぇよ!?ってか御影に結月!なにそれっぽくねつ造してるんだよ!結月もそんなかわいそうな目で見るのをやめろ!!」

修部長が来たということで部長の分も結月がお茶を入れてきたところで、

「修部長。こちら先ほどから一切しゃべっておらず修部長同様に空気となりつつある榊君です」
「もっと普通の紹介しろよ御影!」
「だったら自分でさっさと挨拶しろよ。さっきから黙ってないでさ」
「わかってるよ。初めまして、榊です。御影のとm「おもちゃです」ってちがうだろ!御影!」
「そうだった。こちらの榊君は俺の忠実なる下僕にしてわれらが科学部のみんなのおもちゃとなりつつある人です。……人?」
「なんで人ってところで疑問を浮かべるんだよ!それになんて紹介してるんだよ!」

榊が俺の友達なんて言おうとしたから照れ隠しでついやってしまったぜ!

「榊か。お前も大変だな」
「いえ、部長程じゃないと思いますけど」

修部長が来たということで就活はどうかと聞いてみたがどこも駄目だったらしい。
桜花先輩は大爆笑、体力的にも精神的にも疲れているのか怒らない部長。
大変ですねと言い例のネタクッキーを出してみると、ありがとうと言いそれを口にして動かなくなった。
数秒動かなかったので修部長の頭の少し上を眺めながら

「これがホントの幽体離脱」
「してねぇよ!」

なんだ、つまらねえ。

「御影……なんだこれは」
「クッキーですが、なにか?」
「それは分かる。一体何をしたらこんなひどい味になるんだ。おまえ錬金術でも使えるのか?味だけを絶望的なものに変えるような」
「何言ってるんですか?使えませんよ、カナじゃありませんし」
「ユウ君酷い!」
「えっ、だってカナの料理って」
「もう!その話はしなくていいでしょ!」

まぁとにかく修部長に食べさせることはできたので満足したので、紅茶とまともな方のクッキーを出してやる。

「で、自転車で就活をするという無謀な挑戦はどうなんですか?」
「無理。会場着くころに力つきてそれどころじゃない」
「でしょうね」
「だが、俺は諦めない!そこで自転車といっても原動付自転車を使うことにした!そんなわけで原付の免許取ってきた」
「あんた学校休んで何やってるんだ」

就活ってことで学校を休んでるんだよな。なのに免許を取っていたとかそんなことしてる暇があったら他にやることがあるだろうと、思った悠だが口には出さなかった。いって無駄だろうな。

「ところでお前ら、来週にはゴールデンウィークがあるが予定に空きあるか?」

修部長が突然そんなことを聞いてきた。
ゴールデンウィークか。今年は確か5連休だったな。特にこれといった予定もないのと思うが一応カナに聞いてみた。

「特に予定入れてなかったよな」
「だね。でも、せっかくだからどこか出かけたいよね。夏帆ちゃんは?」
「私は土日が空いてるよ。月曜と火曜は家族で出かけるんだ」

みんな空きがあるというと結衣先輩と桜花先輩が立ち上がり

「ならば!日曜日に新入部員歓迎会!」
「毎年恒例!千川渓谷でバーベキュウを開催するぞ!」
「そんなわけで日曜日は開けておけ。歓迎会だから食材の準備等は俺らがやっておくから何も持ってこなくていいぞ」

千川渓谷っていったら確かちょっとしたキャンプができる施設があるって聞いたことがあるな。鉄板等の貸し出しも行っていて結構人気の場所だ。

「おぉ!修部長がなんか部長してる!」
「カナがなにをいっているかというと、部長が珍しく部長らしいことを計画している。明日、もしくは当日は天気崩れて雨降るな、と言った感じです」
「ユウくん、解説ありがとう。だいだいそんな感じです部長」
「結城!さすがに失礼だぞ」
「そうだぞ、カナ。仮にもコレは部長だぞ。雨が降るなんて失礼だ」
「月宮、お前も相変わらずだな」
「降るのは雨ではない。メガネだ!」
「なにそれ怖い」
「月宮ぁー!!」



「まぁ、そんなわけで日曜に校門前に集合ね。御影先生が車出してくれるし、スーパーで買い出ししてから会場にいくから」
「あの、おれも参加していいですかね?」

榊がそう尋ねると結衣先輩は指を鳴らしてミカッチ、例のものを。と言ってきたので、それを瞬時に把握した俺は戸棚から一枚の紙を取り出して榊に渡すと、結衣先輩と俺が一言。

「参加資格を満たしておりません」
「参加するにはこの書類にサインをお願いします」
「予想してたよチクショウー!」

そんなわけで榊竜也、科学部加入。



あ~つ~い~ぞ~
ほんと暑さと湿気でつらいです。
これだから夏は嫌いだ。季節から夏が消えればいいと思う。

来週も更新できるかな……。