Fate/Radiant of X   作:ヨーヨー

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MOVIE大戦の前売り券の売り上げがいいそうですね~。やはりちょっとだけでもチェイスが復活してくれるのを楽しみにしている方々がいるのかな、自分のように…

では、26話です!


第26話

至急の連絡を受け、自宅へと戻った間桐慎二を待っていたのは、義兄である間桐光太郎の友人である東堂 穣が行方不明となった情報であった。

 

穣の恋人である善養寺 圭織や橿原 大輔、紫苑 良子の話によれば穣だけではなくこの数日で多くの人間が姿を晦ませていると聞いた光太郎はこの事件にはクライシス帝国の手によるものではなないかと予測を立てる。

 

そんな折、慎二と桜が通う高校の教師である藤村大河から、衛宮士郎が夜になっても家に戻っていないという連絡が入ったのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

慎二が間桐邸に到着する数時間前

 

 

 

 

 

 

 

「ふう…こんなもんかな?」

 

 

衛宮士郎は新都の災害跡地で出会った青年からの助言を受けた後に学校へと戻り、依頼を受けたまま放置してしまった備品の修理に没頭していた。

 

 

去っていく青年を見送った士郎は自身の胸に刻み込んだ言葉を再度確認する為、自分の聖域である土蔵の中で鍛錬を行おうと自宅へと急ごうとしたが帰宅途中で同級生である柳洞一成からの頼まれごとを思い出したのだ。

 

一成は士郎の様子を見て気が向いたら、と言ってくれたが頼み事をないがしろには出来ない。鍛錬は夜にゆっくりとやればいいと判断した士郎は音楽室で合唱部が使用するという空気清浄器や家庭科室常備であるミシンの修理を終え、次の作業に取り掛かるために使った工具を纏めていた、その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほう…若いというのに見事な手腕だ…」

 

「ッ!?」

 

 

 

この教室には士郎以外に誰1人、生徒も教員もいないはず。だというのに周りを見渡しても声の主の姿はない。手にした工具を放り捨て、立ち上がった士郎は咄嗟に魔力回路に魔力を走らせると両手に白と黒の夫婦剣を投影する。

 

当に日が沈み、一部の蛍光灯しか点灯させずにいた為に室内の明暗のバランスがより不気味さを強調してしまい士郎の警戒心を高めていく。

 

 

 

「ククク…なんと魔術師だったか。これはいい、マリバロン様もお喜びになるはずだ」

 

「誰、なんだ…?」

 

 

視線を左右に振っても相手の姿は捉えられず、目に付けた獲物が予想以上だった事に喜びを浮かべる声は段々と大きくなっている。士郎はどこから相手が現れても対応が出来るようにジリジリと後退し、教室全体が見渡せるようにするが、ここで誤算が生じてしまう。

 

なぜなら…

 

 

 

 

「…っ!?」

「ククク…まさか敵が『鏡』から現れるとは思うまい」

 

士郎は後頭部に強い痛みを感じた時には、既に意識が揺らぎ始めていた。

 

剣が手からこぼれ、膝を着いてしまった士郎はせめて自分に手を下した相手を一目見ようと倒れながら強引に顔を背後へと向ける。

 

 

迷彩カラーのズボンに上半身は胴や袖などの戦国時代の鎧を纏い、顔を兜と面具で覆っている。さらに白いマントをはためかせる相手の口元は三日月のように吊り上っている。

 

 

そして丁寧にも、相手は自ら自分の名を名乗り出るのであった。

 

 

「ククク…。怪魔妖族最強であるこの武陣様の目に掛かったことを幸運に思うのだな」

 

(クライシス…なのか)

 

 

敵の正体を知った士郎の意識は一気に闇へと堕ちるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…、…い、しっかりしろ」

「ん…?」

「おー、目が覚めたかー」

「ここ、は…?」

 

身体を揺さぶられ、声を掛けられたことで意識を覚醒させた士郎は痛む後頭部を手で押さえ、上半身を起こしながら自分へと懸命に声をかけ、無事に起きた事へ安堵する青年を見る。

 

目を瞑っているのかそうでないのかと判断が付きにくい程に細い線目が特徴で着用している作業着とその汚れ具合から、工事に携わっていることが伺える。

 

周りを見渡すと、士郎と彼だけではなく統一のされていない作業着を纏い、年齢も様々な男性が30人ほどが同じ一室に閉じ込められている状況だ。

 

 

「一体、ここは…」

「あー俺達も気が付いたらここにいてなぁ。まーわかってることは、ここは一切電話が通じないってことだなぁ」

 

照明の暗いためか、青年が翳した携帯電話の待受け画面が妙に明るく見えてしまうが、士郎が着目したのは画面の隅に映る『圏外』という文字。携帯電話を持ち合わせていない士郎でも、それが何を意味しているかは理解できる。

 

他の男達も同様であり、必死に携帯電話を振るわせたり、電波の届く範囲を探す為に室内を右往左往している。

 

「俺も何度か試したけどなー全然成果なし。お手上げだよ」

「あの…妙に落ち着いていますね」

 

改めて自分のいる空間が鉄格子の牢屋である事が判明したはいいが、他の者達は懸命に携帯電話を操作したり、なぜこうなってしまったのか受け入れられず頭を抱えている。だと言うのに士郎に声をかけた男は慌てる様子は見られない。

 

 

「んー焦ってここから出れるわけじゃないしねぇ。出る方法を考えるにしても、まずは何でこんな所に閉じ込められたのかが分かってからでも遅くはないでしょ」

「は、はぁ…」

 

落ち着いている…というよりマイペースであるなと感じた士郎は不思議とこの空間に閉じ込められてから青年と話していたこともあってか慌てる事はなかった。

 

 

「…っても、これは昔友達の言ってた事の受け売りだけどなー」

「友達…?」

「ちょっと昔ね、中学校の修学旅行で土砂崩れに巻き込まれた時なんだけど」

「ちょっとじゃ済みませんよねそれッ?!」

 

 

彼から聞いた話だと、こういうことである。

 

 

 

中学校時代、修学旅行先で名所である洞窟内の見学をしていた最中に唯一の出入口である場所が数日前に発生した台風の影響で土砂崩れが起き、完全に塞がれてしまったのだ。外への連絡手段もなく、土砂の量から救助が来ても掘り返す時間まで洞窟内の酸素が持たないと話すガイドの話が耳に入ってしまい彼が所属していた学年全員が閉じ込められてしまい大パニックとなってしまうが、その中でただ1人慌てることなく対処を始めた生徒がいた。

 

その生徒は閉じ込められたことへの不安から感情のままに泣き、暴れている生徒1人1人と対話を始め、段々と静まっていく様子を見ていた他の生徒だけでなく教師やガイドまでが落ち着きを取り戻していった。

 

生徒の起こした行動を茫然と眺めていた友人達も生徒に続き、未だ落ち着かない生徒達と向き合い、話し、慰めることで洞窟で騒ぎを起こす人物は誰一人いなくなってた。

 

そして、一夜明けた後。生徒達が冷静でいられた事に応えたように土砂が切り崩され、駆けつけたレスキュー隊によって無事に保護されたのであった。

 

 

 

 

 

「すごいですね、その人」

「あぁ。前からしっかりしてるとは思ったけどあそこまでとねー…そんで一度聞いたことあんだよ。なんであんな行動が出来たのかってさ」

 

 

当然の疑問であった。そのような非常事態と直面した人間は多かれ少なかれ取り乱してしまうものであるが、その生徒は逆に場の空気を鎮め、余計な混乱を未然に防いだ。そうなることを見越していたか、それ以上の厄災に巻き込まれた経験がなければ出来ない所業だろう。

 

ましてや当時中学生だった生徒になぜそのような行動に移せたのか。それは、至極単純な理由だった。

 

 

「『自分に出来る事を全力でやっただけ』ってさ…笑いながらいってたなー」

「自分に出来る事を、全力で…」

「そ。だから慌てる暇もなかったんだってよ。普通は慌てるよなーそこで」

 

青年はカラカラと笑いながら友人の発言を懐かしむように語るが、その言葉は士郎の胸に深く浸透していく。新都の跡地で出会った、あの青年から聞いた言葉と同じように…

 

 

 

「けど、この話にはおまけもあってなー。俺達の学校じゃこっちの方か伝説となっちまったんだ」

「え?」

 

余韻に浸る暇なく青年から語られた話に、士郎には心当たりが有りすぎる内容であった。

 

 

「そいつのおかげで暴動が起きることなく夜になって、洞窟の奥で平地になってる場所で眠りについたんだけどなー。何か物音がするなーって起きた何人かが埋もれた出入口の方に言ったら見たらしいんだわ」

「見たって…何をですか?」

「まー俺も直接見たわけじゃないし、今でも信じられないんだけど、洞窟の所々に置いた懐中電灯のわずかな光に照らされたそこで…」

 

 

 

 

 

 

「バッタの怪人が洞窟を掘り返してるところを」

 

 

 

 

もはや考えるまでもない。

 

 

その生徒とは、中学時代の間桐光太郎だ。

 

 

確か一年前までまだバッタ怪人にしか姿を変えられないと話に聞いたことがあった。それに聞いた話だと脱出不可能と考えられるほどの土砂が一晩でレスキュー隊が到着できる範囲まで土砂を掘り返したのがバッタ怪人へと姿を変えた光太郎ならば十分に可能の話である。

 

青年が光太郎と同級生であることにも驚きだったが、光太郎が仮面ライダーとなる前からこうして陰ながら人を助けていた事と、先ほどの言葉がより大きく考えられた。

 

 

(光太郎さんは、その時に自分に出来る事…全力で生徒達を助けたんだ。なら、俺に出来ることは…)

 

 

 

拳を強く握る士郎の耳に鉄格子の向こうからコツコツと何者かの足音が届く。音は段々と大きくなり、複数人で向かっていることが分かる。

 

 

 

「どうやら招待してくれた人のお出ましみたいだなー…っと、そういや自己紹介まだだったねぇ。俺は東堂 穣」

「俺は衛宮。衛宮士郎です」

「まぁ、とりあえずよろしくね」

 

 

身の危険が高まっているというのに慌てず自己紹介するとは。ますます光太郎の友人であることが逆に納得できてしまった士郎は苦笑しながら穣から差し出された手を握り、離した直後に現れた敵と相対した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずいぶんと集めたようね武陣。最初としては上出来よ」

「ハッ…」

 

品定めするように鉄格子越しに志郎達を眺めるクライシス帝国の諜報参謀マリバロンの称賛に光栄であると言わんばかりに頭を下げる武陣。その背後には背中に大きなタンクを背負い、そこから接続されたホースをさらに繋いだ銃をこちらへと向けるクライシス帝国の雑兵チャップが現れた。

 

ざわつく人々だったがマリバロンが手にした鞭を床へと叩き付けると一瞬にして静寂が訪れる。その様子に満足したかのように笑みを浮かべたマリバロンは捉えた人々の表情が再び歪む事を楽しむかのようにその妖しげな口を開いた。

 

 

 

「光栄に思いなさい!お前達は偉大なるクライシス帝国の一員となり、毒ガス衛星の量産に携わるのだからね!」

 

『なっ…!?』

 

 

その驚きは誰のものだったのか分からない。だが、マリバロンがこちらの理解が追いつかず互いに顔を見合わせる人々などお構いなしに話を進めていく。

 

 

「お前達は電気や溶接などの技術が抜きんでている者であることは調べは付いているわ。後はお前達の脳へ衛星の量産に必要な知識や技術をダウンロードすることで容易に量産作業へと移行することができる…」

 

マリバロンの言葉に続いて運び込まれたのは、拘束具が付けられた椅子と、様々な配線が繋がれたヘルメットだ。これにより捉えた技術者へ毒ガス衛星を製作する為に必要である知識を脳へ直接叩き込むことで量産の過程を早めるつもりなのだろう。

 

無論、クライシス帝国への忠誠心を植え付けるというオマケつきで。

 

 

 

 

本来ならば洗脳した怪人や素体達を労力として使うつもりだったが、動物の本能で動く怪人や単純な命令しか従わない素体には精密作業が一切できないと踏んだマリバロンは地球で技術に長ける人物を代わる労力にしようと画策。時空嵐の影響で怪魔界とのゲートが不安定である今、怪魔界から技術者の応援を呼べない状況を打破する為の代案であった。

 

そして計画通りに毒ガス衛星の量産が完了し、世界の主要都市へ狙いを定めたとすれば人類は瞬く間に降伏する。その時、もはや宿敵の仮面ライダーには打つ手などありはしない。

 

 

「さて、まずは誰から…お前は?」

「ッ!」

 

マリバロンは自分の眼を合わせた少年を見て口元を吊り上げるとチャップに命令すると牢を一度開け、数人がかりで士郎を連れ出して彼を拘束具で縛り上げてしまう。

 

 

「ちくしょう!離せッ!!」

「アハハハ…見物だわ。お前がクライシスの一員となった時、あの男がどのような顔をするのか?」

 

 

士郎がクライシス帝国の宿敵とどのような関係にあるか知った上で高笑いするマリバロンが手を上げると、志郎の頭部へ強引にヘルメットが装着されてしまう。後はマリバロンが手を下ろせば士郎へ毒ガス衛星の技術とクライシスへの忠誠が上書きされてしまう。必死に手足をバタつかせる志郎だが、もはや間に合わない。

 

 

 

 

牢からも必死に止めるようにとの声も上がっているがマリバロンにとってそれは自分を称える歓声にしか聞こえない。声援の中、勢いよく腕を振り下ろそうとした、その時であった。

 

 

 

 

突然の地鳴りがその空間に響き、不安を募らせる穣や他の技術者達だったが、それはクライシス側も同じであった。

 

 

「こ、これは一体――――」

 

 

とうとう立つことさえ覚束ない程の強い揺れとなった直後、壁面に大きな亀裂が走る。だが壁になぜ亀裂が発生したのかとマリバロンが考えるよりも早く壁が砕け散り、破片をまき散らしながら現れた赤い影によって数体のチャップが吹き飛ばされてしまう。

 

武陣と共にすぐ回避したことで免れたマリバロンは赤い車…ライドロンの操縦席から姿を現した黒い戦士の名を驚愕の声と共に叫ばずにはいられなかった。

 

 

 

 

「お、お前は…仮面ライダーBLACKッ!?」

 

赤い複眼を光らせ、強化皮膚理プラスフォースの関節から余剰エネルギーである蒸気を巻き上がらせながら登場した仮面ライダーBLACKは自分の登場に動揺するマリバロンに目もくれず、士郎を束縛する拘束具やヘルメットから解放し、さらには多くの技術達を閉じ込めていた牢の鉄格子を両手で掴み、飴細工のように引きちぎってしまう。

 

 

「さぁ、今空いた穴から脱出を!その先に進めば人のいる街まで出られますッ!!」

 

光太郎がライドロンの突撃によって生じた穴を指さすと、牢に閉じ込められていた人々は一目散に逃げ出し、穴の奥へと走っていく。その中で、穣は一度だけ自分の救助へ現れ、士郎に手を差し伸べる戦士と目を合わせる。だが、特に声をかけることもなく一度頭を下げると、志郎に先に行ってるぞーとだけ伝えて避難するのであった。

 

 

 

「な、なぜここが…この基地には電波妨害装置によって外との連絡などできないはずっ!!」

「お前の言う通り、ここは通常の方法であれば発見できない場所だった。しかし、いくらクライシスでも魔力感知だけは見落としていたようだったなッ!!」

 

 

 

 

士郎が帰っていないと藤村大河から連絡を受けた後、別の連絡が光太郎達へと届く。その相手は士郎や慎二、桜が通う学校の教員である葛木宗一郎からの電話であった。

 

 

士郎が使用していた教室から別の気配を察知した宗一郎が教室に入ると中には誰も居らず、士郎のバッグや工具が床に落ちているだけであった。不審に思った宗一郎は柳洞寺で趣味に没頭していたメディアへ連絡し、室内を調査するように頼む。

 

その結果、士郎の魔力が点々と別のどこかへと向かっている経路が見て取れたという結果となったのだ。

 

 

 

 

「くっ…サーヴァントとマスターめ。余計な事をッ!!」

 

 

 

歯噛みするマリバロンの前に腰に差していた刀を抜いた武陣が立ち、その切っ先を光太郎へと向ける。

 

 

「ククク。だが貴様も大切な事を見過ごしているぞ間桐光太郎…」

「………………………」

「ここは地下の施設であり、極めつけは日はとうに沈み、今は夜。貴様はRXへと姿を変えることは出来んッ!!」

 

光太郎の背後で息を飲む士郎は沈黙する戦士の姿をただ見つめることしか出来ない。武陣の言う通り、光太郎の力を最大限に発揮できる姿になるための条件である太陽は当にその眩い姿を潜めている。だが、士郎の予想に反して圧倒的に不利であるのに関わらず、光太郎は余裕の笑みを浮かべる武陣に向かい、一歩を踏み出していた。

 

 

 

「言いたいことはそれだけか?」

 

 

自分の放った挑発が通用しないことに激高した武陣は両手で剣を構えると血走った眼で光太郎を睨み、振り上げた刀を一気に振り下ろす。

 

 

「生意気なッ!!貴様などに我が『秘技』を披露するまでもないッ!!死ねぃッ!!」

 

 

 

戦い慣れてきた志郎ですら見切ることが出来ない武陣の剣閃。その刃が光太郎の頭部へと届くその刹那、光太郎は左手首で刃を弾くと同時に、強く握りしめた右拳を武陣の胸板へと叩き込んだ。

 

 

 

 

 

「ご…がぁ…!」

 

 

胸を手で押さえ、ヨロヨロと後退する武陣に向かい、光太郎は拳を下ろすとゆっくりと構える。

 

 

 

「確かに今の俺はRXへ変身できない。それに比べれば、BLACKの力は数段劣るだろう…だが、そんなことがお前に敵わない理由になると思っているのか?」

「…っ………!?」

 

未だまともに呼吸の出来ない武陣は光太郎の言葉でようやく理解する。侮っていたのは敵ではなく、自分であったのだと。

 

 

 

「太陽の力が借りれないのであれば、今自分の持てる力で全力を尽くす。それが俺の戦い方だ」

「…っ!」

 

 

穣から聞いた話と、光太郎の言葉が重なる。例え不利な状況だろうと相手に自分の全てをぶつけて戦う姿勢を見せる光太郎の姿が、士郎にはとてつもなく大きく見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「クライシスッ!!俺の親友達を誘拐し、悪事に加担させようとするなど絶対に許さんッ!!」

 

 




光太郎は中高、こうして過去に隠れて解決した事件がいくつかあったりしますがそれはまたの機会に…

士郎と他の方々の活躍は次週をお楽しみ!


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