東方 守絆然   作:reira

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お気に入りも25突破!うれしいです!

そして今回は長めです!


キノコの癒
番外編~謎の店主と鳥妖怪~


今日は快晴。雲一つない青空。まるで僕達を祝福しているようです。

 

絆「今日は天気がいいね。葉」

 

葉「そうですね。絆さん。」

 

今日は週一回のデートの日。そしてお出かけです。目的地は香霖堂っていうお店で魔理沙さんが常連なので紹介してくれました。してくれましたけど…

 

絆「この地図読みづらいです…」

 

魔理沙さんの字がちょっと…独特です。

 

葉「慧音さんに聞いてみたらどうですか?」

 

絆「それですよ!いきましょう!」

 

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人里

 

 

 

スキマは使わず、歩いていきました。デートですから。

 

途中にお団子屋を見つけて、一緒にお団子食べよう、って話になりましてお団子屋に入りました。

 

お団子とお茶を二人分買って、近くにあった岩に腰をおろして一緒に食べました。

 

絆「美味しいですね!」

 

うん、やっぱりお団子は三色だね。

 

葉「あ、私の分一つあげましょうか?はい、あーんです。」

 

そう言って、葉は串を一本私の目の前に持ってきてくれました。

聞いたことあります!うれしいです!

 

絆「あーん…モグモグとっても美味しいです!ありがとうね、葉。そうだ私からも、はい、あーんです。」

 

お礼に僕からも差し出します。

 

葉「あーん…モグモグ自分で食べるより美味しいです!」

 

絆「そうですよ、食べさせ合いっこしましょうよ!美味しく食べられます!」

 

 

 

そうしてしばらくすると

 

 

 

霊夢「あら、バカップルじゃない。」

 

霊夢さんが来ました。

 

葉「バカップルって私達ですか?」

 

霊夢「ええ。そうよ。」

 

葉「……………」

 

葉、驚いてますね。でもわかります。そのなんとも言えない感。

 

霊夢「ところで、お団子食べに来たの?」

 

絆「あっ!?」

葉「そうです!?」

 

思いだしました!慧音さんに道を聞きに来たんです!

 

絆「霊夢さん、ありがとうございます!用事を思いだしました!」

 

葉「行ってきます!お団子どうぞ!」

 

霊夢「本当!?ありがとうね!」

 

そうして僕らは慌ただしく去って行った。

 

霊夢「………フフフ、お茶受けがタダで手にはいったわ!」

 

 

 

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慧音さん曰く、魔法の森の中だそうです。

魔理沙さんがよくいく理由がわかりました…

 

 

 

そして僕達は魔法の森を歩いています。

 

 

………絶賛迷子中です。

 

 

葉「…みんなもよくわからないそうです………」

 

植物さん達もわからないのですか?びっくりです。

 

絆「…あれ?あれはなんでしょう?」

 

何か光ってる……

 

これは剣?

 

絆「なんでしょうか…」

 

葉「絆さん?それは剣ですか?みんなの力を感じますけど……」

 

絆「植物さんの?」

 

葉「はい!あの光だって植物さんの光ですから!」

 

そうなのかー!

 

びっくりしました。そこで思い付きました。

 

絆「じゃあこれは葉が持ってた方がいいです!」

 

葉「え!?いいんですか!?」

 

植物さんは葉が使命を果たして蘇らせた物ですし、それに

 

絆「植物さんのことは葉がよく知ってます!」

 

葉「わかりました。ありがとうございます!ふふ、絆さんからプレゼントをもらいました。」

 

絆「そうだね。」

 

さて、香霖堂はどこかな?

 

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しばらくさまよっていると、大きな建物がありました。

 

香霖堂と書いてあります、間違いなくここです。…玄関に狸さんが置いてあります。

 

葉「すみませんーー!誰かいますかーー!」

 

?「はいー?」

 

そこから出てきたのは鳥の妖怪さんでした。

 

絆「まだ開いてますか?」

 

?「あ、はい。どうぞ。」

 

葉「えーと、あなたは?」

 

朱鷺子「あ、朱鷺子。自由にしてって。えーと」

 

葉「葉です!」絆「絆です!」

 

朱鷺子「自由にしてって、葉と絆。」

 

 

 

 

中に入ると、昔に外でみた物がいっぱいありました。

 

携帯、ツルハシ、スコップ、鉛筆等々。

 

絆「お久しぶりですね。」

 

葉「誰に言っているんですか?」

 

絆「これは前に外の世界でみた物ばかりで、ひさしぶりなんです。」

 

葉「なるほど。」

 

そんな話をしていると誰かが玄関から入ってきた。

 

香霖「ただいま。朱鷺子、店番ちゃんとしてたか?」

 

朱鷺子「してたよ~。」

 

…ずっと本を読んでましたけどね。

 

葉「香霖さんお久しぶりです!」

 

香霖「おや、確か魔理沙の弟子だったね。」

 

…って、前に紅魔館にきた人ですか。

 

葉「葉といいます、よろしくお願いします!」

 

絆「絆です、よろしくお願いします!」

 

香霖「霖之助だ。香霖って読んでくれ。」

 

そして、葉が大波乱を呼ぶ一言。

 

葉「なるほど、夫婦で経営していたんですね!」

 

香霖・朱鷺子「「は?(えっ?)」」

 

香霖さんは呆れ、朱鷺子さんは顔が真っ赤に。

 

絆「それで香霖さんが仕事の間は朱鷺子さんが…」

 

香霖「いや、朱鷺子は僕が雇っただけだ。」

 

朱鷺子「………………」

 

…朱鷺子さんがフリーズしてる

 

 

問題はその時だった。

 

 

いきなり朱鷺子さんの後ろのガラスが割れて野良妖怪が入って来たのだ。僕達は慌てて避けるが

 

朱鷺子「きゃあ!?」

 

朱鷺子さんは悲鳴をあげる。ぼーっとしてたから対処できなかったみたいです。そのまま朱鷺子さんは囲まれました。

 

葉「葉符「リーフ『まって、葉。店が壊れちゃう!』確かに…」

 

間一髪セーフ。

 

香霖「……あのな、営業妨害するなら本気でいくよ。」

 

そういって香霖さんが剣を振るう(いつのまに取り出したんだろう…)

朱鷺子さんを囲んでいた妖怪は倒された。

 

朱鷺子「…すみません。」

 

香霖「いいよ、別に。さて、ガラスをどうにかしないとな。」

 

朱鷺子「手伝おっか?」

 

香霖「君からいうなんて珍しいね。ところで君達はなにを?」

 

おっとっと、また忘れそうだった。

 

絆「これを見てください。」

 

異変の元の杖をだす。

 

絆「これとこれの能力などを見て欲しいんです。」

 

香霖「随分可愛らしい杖だね。これは…ハートをとばすことができるようだ。とても可愛らしい弾幕になりそうだね。それ以外は…能力を高められることもできるのか。」

 

能力を…高める?

 

絆「ありがとうございました!」

 

葉「次はこれです!」

 

さっき拾った謎の剣。

 

香霖「これは…剣と言えば剣、だがこのくぼみは何かをはめ込めるのだろう。恐らく太極図じゃないか?そうしたら魔力もあがる。」

 

葉「スゴいですね…」

 

絆「あ、鑑定料金です。ありがとうございました。」

 

香霖「…ツケで払わないのか。ありがたいな。」

 

絆「ツケたら大変なことになりますよ!」

 

借金は、怖い。

 

香霖「それを霊夢や魔理沙に教えてくれ。今日はありがとう。」

 

葉「こちらこそ!」

 

そして、外へでてスキマで帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りが遅くなってしまったので咲夜さんにこっぴどくしかられました。

本当にナイフ投げられるとは…美鈴さんの気持ちがよくわかった気がします。


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