【成功か失敗か】
絆「ゆかりんに聞いたら、魔法使いに聞いてみたら?って言われました…」
パチュリー「それで私のところへ来たのね。まぁ、間違ってないけど。」
そう、いま紅魔館の図書館にいます。
パチュリー「それにしても大成功ね。流石は賢者、かしら。」
絆「へ?成功?まさか異変ですか?」
パチュリー「まぁそうね。まだあるけど。」
……それって、
絆「………つまり、パチュリーさんも異変関係者ですね。まだ異変は終わってない!」
それにパチュリーさんが呆れながら答える。
パチュリー「…その様子だとまだ気づいてないのね。大失敗だわ。」
〈戦闘開始〉
火符「アキバサマー」
パチュリーさんが空高くとんで地面まで届くくらい長い火の棒がぐるぐる回されます。…そんな体力あったんですね。意外です。
合絆「ジェリーフィッシュヴォーテックス」
やはり火には水です。水の膜に火は効きません。
水符「ジェリーフィッシュプリンセス」
相手も水ですか。ならこちらは
絆「花鳥風月」
〈決着〉
水には草です。ポ◯モンです。
パチュリー「水は草が弱点なのね。しらなかったわ。」
絆「これで!」
異変解決です!って言おうとしたけど、パチュリーさんに止められる。
パチュリー「まだ関わった人がいるけど、言わなくていいのかしら?」
しかし、
絆「断ります!霊夢さんならきっとそういいます!」
パチュリー「…嫌なところまで真似しなくていいのに。」
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【立派な魔砲使い】
絆「パチュリーさんの付き合いそうな人は限られますから、多分……」
パチュリーさんはずっと図書館ですからね。でも、何となく予想はあるのです。
今回の真犯人は…
魔理沙「おう?こんなところまでどうした?」
絆「今回の真犯人はあなたです!」
魔理沙「会っていきなりなんなんだよ。」
あ、そうですね。
絆「いきなりすみません!でも、間違ってません!」
魔理沙「まず、何の話だ?」
絆「今回の異変です。」
魔理沙「それはお前が解決したろ。」
絆「勘です。」
魔理沙「どこの巫女だよ。」
霊夢さんです、と答えそうになりますけど重要なことに気づきました。
絆「あれ?なんで私が解決したと?」
魔理沙「あ~、それは、うーんと、そうそう、天狗が記事に」
魔理沙さんが口ごもる。歯切れの悪い返事は魔理沙さんらしくないです。
絆「僕が異変を解決したのはスキマの中です。天狗が入れる場所ではありません。ボロをだしましたね。」
魔理沙「ま、そうだな。たまには異変起こすのもいいだろ。」
開きなおった…
絆「今回、霊夢さんに異変解決をまかせられました。泥を塗るわけにはいきません!」
魔理沙「よし、こい!私の二番弟子!」
〈戦闘開始〉
魔砲「マスタースパーク」
十八番ですね!
絆「マスタースパーク」
魔理沙「流石!なかなかやるな!これならどうだ!」
自信満々ですね!
恋風「スターライトタイフーン」
星の混ざった風を放ってきました!魔理沙さんにしては起動が読みづらいスペルですね…珍しい。
合絆「ムーンライトセレナ」
魔理沙「風に流されないスペルを選ぶあたり、すごいな。」
絆「ありがとうございます。」
魔理沙「だけどな、弾幕はパワーなんだぜ!」
魔砲「ファイナルマスタースパーク」
先程よりも強いマスタースパーク。構え方をみただけでわかります。とんでもない魔力が集まっていることが。
僕だって!
合絆「スコールスパーク」
〈決着〉
マスタースパークを上から何本か落としました!
そして、僕は魔理沙さんの、魔理沙さんは僕のマスパに呑まれました。…つまり引き分けです。
魔理沙「流石だぜ!」
絆「魔理沙さんこそ!」
僕達はハイタッチをした。
魔理沙ラストが少ない!(同じ主人公でも霊夢ラストは多いのに)と思った。
理由はそれだけ。