東方 守絆然   作:reira

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僕は氷妖精の弟です の方でコラボさせてもらっているタケイン2000さんから絆くんの挿し絵をいただきました!


【挿絵表示】


タケイン2000さん、ありがとうございます!

とっても可愛い男の娘になりました!

絆「男の子の間違いですよね!」

間違いではないよ、絆くん。

絆「ええええー!?」


~背負った葉っぱを助ける時~

転送された場所はとにかく真っ白な世界だった。

 

絆「ここは…」

 

どこでしょう?と言おうとしたが向こうから爆発音がした。急いで向かうと、葉が二人いて戦っていた。

僕はどちらが僕の知っている葉かはすぐわかった。さっきの毒の方が強い技を使うから。

 

絆「葉!」

 

葉「絆さん!?なんで!?」

 

絆「説明は後!いくよ!」

 

葉「はい!」

 

 

 

連携符「クロススパーク」

 

 

 

毒を怯ませた。

 

絆「みなさんからの絆を感じます……絶対に倒します」

 

葉「ここですべてを終らせます」

 

絆・葉「「いつも通りの明日を迎えるために!」」

 

=====================

 

暫くして、なんとか毒を倒した。戦っている間の事なんて覚えていない。必死だった。

 

絆「葉、役目を」

 

葉「はい。絆さん、今までありがとうございました。みなさんにも伝えてください。」

 

絆「……はい、わかりました。」

 

 

 

そして葉は消えた。きっと植物の力を開放したのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~その後しばらくして~

 

しばらくショックで引きこもったけど、約束がある。悲しんでばかりいられない。

僕は葉を戻す方法を探すことにした。その為に、幽香さんの所へいくことにした。お嬢様は快く送り出してくれた。

 

 

太陽の畑・幽香の家

 

 

幽香「あら、いらっしゃい。紅魔館の男メイドさん。」

 

絆「その呼び方やめてください!」

 

僕は男の子です!頼みます!

 

幽香「それで、何をしに来たの?」

 

絆「……葉を元に戻す方法を探しに来ました。」

 

わかってますよね。本当は。

 

幽香「そう、でも本当にないわ。」

 

絆「逆に何があれば葉を元に戻せますか?教えてください!」

 

そこがわかれば打開策が出せるかもしれない。

 

幽香「・・・すべて終わったし、いいわ。まず、葉の元となる植物。それから葉の魂。それだけよ。」

 

葉の元となる植物?それってもしかして・・・

 

絆「これですか?葉の頭の葉っぱの。」

 

御守り袋から葉っぱを取り出す。

 

幽香「!?」

 

驚いている。あってたみたい。

 

幽香「どうしてあなたが!」

 

絆「紅魔館の自分の部屋で育ててます。異変も解決しましたから、もうすぐ咲くと思います。」

 

幽香「なんで育てることが出来るのよ!?」

 

絆「話すと長くなりますが……

前、御守りにこの葉っぱをいれた時、種を見つけたんです。その種は昔、幽香さんに教えてもらった通りに育ててます。異変でなかなか育ちませんでしたが、解決したいまはすぐ咲くでしょう。」

 

幽香「なぜ御守りに葉っぱを?」

 

絆「えーと、不思議な力を感じて。」

 

言葉では表現出来ないんだけど…

 

幽香「そう、ま、いいわ。あとは葉の魂なんだけど…」

 

絆「白玉楼には?」

 

幽香「あそこは人の魂が集うところ。私は植物の魂の行き先なんてしらないわ。」

 

ダメですか……

 

紫「いかなくていいわよ、絆」

 

絆「うわーーー!」

 

いきなりスキマが開いて驚く。ゆかりんだ。

 

幽香「自分もスキマを使うくせに…」

 

幽香さんに呆れられた…

 

絆「気持ちがわかった気がします…」

 

紫「いかなくていい、といった理由だけどね、私が持っているのよ。葉の魂は。」

 

絆「本当ですか!」

 

じゃあ、これで葉を……

 

幽香「はぁ、あんたらにはまけたわ。葉はもう役目を持たないから、自由にしたら?」

 

絆「やったーー!」

 

葉を蘇らせることが出来る!

 

幽香「じゃあ、ついて来て。」

 

そして、家の中の部屋へ。

 

幽香「私はここにいるから、植物を持って来てくれるかしら?」

 

絆「わかりました!」

 

そして紅魔館へ。

 

 

 

 

咲夜「絆、大丈夫?」

 

咲夜さん、元気が無さそうです。

 

絆「はい!」

 

咲夜「あれ、元気ね。」

 

絆「方法、有りました!」

 

咲夜「え、もう!?」

 

驚いてます。

 

絆「僕の部屋の植物持って来てくれますか?」

 

咲夜「はい。」

 

絆「え、もう!?」

 

聞いて一秒で持って来たので驚きました。…さっきの咲夜さんみたいです。

 

咲夜「こうしちゃいられないわ、お嬢様に連絡と博霊神社で宴の用意をしないと!」

 

こうして咲夜さんはあわただしく消えた。…僕もいかないと。

 

 

 

幽香さんの家

 

絆「持って来ました!」

 

幽香さんに植物を手渡す。

 

幽香「びっくりね……私が使命のために出した植物と同じだわ。名前は葉に決定ね。」

 

紫「そしてこれが葉ちゃんの魂ですわ。」

 

ゆかりんは幽霊をスキマから出す。

 

幽香「そろったわね。これをこうして、……こう!」

 

僕の育てていた植物が光輝く。そして…

 

 

 

 

葉「………あれ、みなさん?」

 

葉が、いた。

 

絆「葉ーー!」

 

葉「絆さん!また会えましたね!」

 

僕は抱き締めてキスをする。約束通り。

葉もそれに応えてくれた。

 

 

 

紫「えーと、感動的な再会のなか悪いけど……」

 

幽香「葉、服きたら?」

 

 

 

葉「へ?あっ……」

 

よく見ると、葉は服を来ていなかった。とたんに顔が赤くなる。

 

絆「ご、ごめんなさい。」

 

葉「こちらこそ、ごめんなさい。」

 

ああ、みなさんの視線が痛い……

 

紫「大丈夫よ、絆は可愛いから。」

 

絆「うう、複雑です。」

 

幽香「私の昔の服をあげるから来なさい。」

 

葉「はい……」

 

その後出てきた葉はいつもの帽子に黒いジャケット、したにはタンクトップっていうのかな?とてもラフな格好をしていた。可愛い。

 

その後、いっしょに帰った。そんな僕達を待っていたのは宴会の知らせだった。




楽しみにしてた方、バトルとばしてすみませんでした!
僕の力では表現出来ないくらいすごい戦いだったんです!

絆「それこそ書かないと!」

…絆くん、ごめん、難しかったんだ。あと、思い浮かばなかった。

絆「ええー」

そして次回、久々の宴会です!

絆「楽しみです!」

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