東方 守絆然   作:reira

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~それぞれの自由~

絆side

 

 

チルノ「絆~!何かつくって~!」

 

大妖精「ちょっと、チルノちゃんいきなりは……」

 

絆「ごめんね、いま紅魔館でいろいろあって。終わったらご馳走しますよ。」

 

チルノ「やったー!」

 

絆「そこでちょっと頼みがあるんだ。」

 

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霊夢side

 

 

霊夢「この先が紅魔館ね。」

 

チルノ「この先にはいかせないよ!」

 

アリス「邪魔」

 

魔理沙「帰れ」

 

大妖精「そういうわけにもいかないんです。」

 

ルーミア「いかせないのだ~!」

 

リグル「生きるためにも止めるよ。」

 

みすちー「人間が居ていいわね。」

 

レティ「みんな絆のご飯目当てだけどね。」

 

霊夢「絆が?」

 

魔理沙「何があったんだ?」

 

早苗「でも、通してもらいますよ。」

 

小悪魔「あ!賊発見!」

 

魔理沙「なんでこんなところに小悪魔がいるんだ?」

 

小悪魔「ここで止めさせてもらいます!」

 

ルーミア「止めるのかー?なら仲間なのだー。」

 

チルノ「こいつらを止めるよ!」

 

謎の団結力。絆の(料理の)力か?

 

霊夢「あー、もう!一人一体ずつ当たって!負けないでしょ!」

 

魔理沙「そうだな。」

 

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魔理沙「マスタースパーク!」

 

霊夢「夢想封印!」

 

早苗「グレイソーマタージ!」

 

ウドンゲ「カローラヴィジョン!」

 

文「サルタクロス!」

 

妹紅「ウー!」

 

アリス「リトルレギオン!」

 

流石に、負けなかった。

 

霊夢「……そういえば、葉はどこ?」

 

魔理沙「紅魔館じゃないか?」

 

アリス「なんで?」

 

霊夢「いまあの子はとても重要なの知ってるでしょ!」

 

妹紅「ああ。」

 

早苗「なんの話ですか?」

 

文「是非お話を!」

 

霊夢「状況を考えなさい!早くいくわよ!」

 

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紅魔館・庭

 

美鈴「お花も元気ですね~。のんびりしていて癒されます。」

 

霊夢「門番が門にいなくていいの?」

 

美鈴「今日、クビに……」

 

魔理沙「そんなことだと思ったぜ。」

 

美鈴「自由なんです。けど、この庭は私がお手入れしてる大事な場所なので……」

 

美鈴「立ち入らないでください!」

 

妹紅「霊夢!ここは私が受け持つから、先にいけ!」

 

霊夢「わかったわ。いくわよみんな!」

 

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紅魔館・図書館

 

魔理沙「いつもののりで来ちゃったな。」

 

パチュリー「また本を奪いにきたの?」

 

魔理沙「そうだな。ついでに。」

 

パチュリー「まったく、今日は奪わせないわよ!」

 

魔理沙「まったく、いつも通りだぜ。」

 

パチュリー「はたしてそうかしら?」

 

魔理沙「!?なんか魔法がいつもより元気だぜ!?」

 

パチュリー「喘息予防できるようになったからね。」

 

魔理沙「なるほど、葉か。何だかいつもより楽しめそうだぜ!」

 

パチュリー「きなさい、普通の魔法使い。返り討ちにしてあげるわ。」

 

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紅魔館・レミリアの部屋

 

ウドンゲ「レミリアの波長は……この部屋からね。」

 

咲夜「おや、あなたですか。意外ですね。タネもしかけもないマジックはいかがですか?」

 

ウドンゲ「……まちがえました。」

 

咲夜「(まさかこんなところみられるなんて)逃がさないわ。」

 

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紅魔館・フランの部屋

 

アリス「この部屋は……お人形がいっぱいね。」

 

フラン「あ!人形のお姉さん!」

 

アリス「あら?久し振りね。」

 

フラン「あのね、今日フラン自由なんだよ!お姉さん、遊ぼ!」

 

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紅魔館・バルコニー

 

葉「絆さん、霧がでてます。」

 

絆「………つらかったら言ってね。僕頑張りますから。」

 

葉「絆さん……ありがとうございます。」

 

絆「………ありがとうね。葉。」

 

二人で抱き合ってキスをする。

パシャ! 二人「「!?」」

 

文「いや~、お二人ともラブラブですね。」

 

早苗「上手くいってるみたいですね。」

 

二人「「文さん!写真を返してください!」」

 

文「こんな一大スクープ逃すわけないですよ!」

 

二人「「まてーーーー!」」

 

ポツーーーーン……

 

早苗「おいていかないでください!」


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