葉side
葉「お姉ちゃん…本当に」
文花「今回の異変は私が起こしたよ。」
魔理沙「それが聞けたら充分だぜ。」
霊夢「退治させてもらうわ!」
文花「させない!」
すると、霊夢に向かって大きな竜が襲いかかる。
霊夢「面倒ね…」
レミリア「こっちは私と咲夜でなんとかするから、霊夢と魔理沙はあっちを…」
咲夜「お嬢様、思い切り掃除させてもらいますよ。」
レミリア「あれに手加減なんていらないわ。」
霊夢「任せたわよ。」
魔理沙「サンキューな。」
霊夢「さてと、ジャマもいなくなったし」
魔理沙「葉の師匠として、な。」
葉「…みんなを、植物を」
文花「あれからどれだけ成長したかを」
霊夢「退治してあげるわ、花の妖怪!」
魔理沙「かっこいい魔法を見せてやるぜ、弟子の姉!」
葉「私の友達を返してください、お姉ちゃん!」
文花「見てあげるわ、可愛い妹!」
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絆side
絆「つまり、葉の体は植物の力でできているから、植物をもとに戻すと葉も消える……」
幽香「そういうことよ。」
絆「…では、葉の血に異変を治す効果があるのは」
紫「植物の力を集めているから、血には植物の力がこもっている。おそらくそれね。」
絆「葉を復活させる方法は……」
紫「私が把握している限りではないわ。」
幽香「ないわ。」
絆「…そんな、」
幽香「だから、あなたには最後まで葉の味方でいて欲しいの。」
絆「…わかりました。」
紫「よかったわ。話をわかってくれて。」
絆「ただ、諦めるつもりもありません。」
幽香「どうするの?」
絆「葉と、みんなと、探します。」
紫「そう……」
幽香「応援してるわよ。」
絆「では…」
スキマを開いてみんなのところへ戻ろうとする…が
紫「待って、まだあるの。」
ゆかりんに閉じられた。
絆「ゆかりん、なに?」
紫「これを見て。」
そういってスキマを見せてくれた。そこに映っていたのは…
絆「なに?これ?」
紫「どうやら、結界の中で戦っているみたいよ。」
絆「お嬢様と咲夜は竜かな。霊夢と魔理沙と葉で戦っている相手は?」
紫「文花っていう妖怪で、花の妖怪ね。植物の力を集めるために、時間稼ぎをお願いしたの。この結界は特殊で、スキマが使えないわよ。」
絆「じゃ、みんなのところへいけません…」
紫「あと、こっちも準備万端みたいよ。」
今度は藍さんーーいや、藍さん達が映っている。
絆「これは?」
紫「私の式が勘違いして、葉を封印しようとしているの。後でばっちりしかっておくわ。」
葉を封印?
絆「なんでそこに妹紅さんやウドンゲさん、神様や慧音さん、輝夜さんに文さんまで…」
紫「植物をダメにされたと考えてるみたいね。」
絆「僕、いって来ます!」
幽香「どこに?」
絆「みんなのところへ、です!」
幽香さんが優しい。