紅魔館
ここには週に三回。魔理沙と聖と神子、香霖がくる。葉の特訓のために。それ以外は僕も葉も紅魔館の仕事があるんだ。
葉は週4日、僕は週1日休みをとっている。
もともとは葉は週3日で僕は休みをとっていなかったのだが、二人で過ごす時間がなかったので休みを増やしたいとお願いしたら案外簡単に通った。
レミリア「二人で仲良く過ごすのは重要なことね。ただし、休みをとったのだから有意義に使いなさい。」
との事。
お陰で週に一回デートができている。
博霊神社や、地底、妖怪の山、神霊廟や命蓮寺など、場所は様々だ。
そうだ、僕達の紅魔館の仕事を説明してなかったよね。
僕は紅魔館の料理長、そして副メイド長をしている。
両親がいないから家事関係は大概できるし、ゆかりんや咲夜さんから特に料理に関して合格より上をもらっている。
他のみんなにも好評で、咲夜さん一人の時よりおいしくなったらしい。
一方、葉はというと
庭仕事は植物としゃべっていて進まない。
掃除をすれば散らかる。
サラダはできるが肉や魚の料理はできない。
………家事仕事はできないタイプだった。
咲夜「そこらへんの妖精メイドと同じね。」
といわれていたほどだ。なのだが、パチュリーが
パチュリー「レミリア、咲夜、この子借りていい?」
といって図書館に引き取った。
では、葉が図書館で何をしているか。というと、本の貸し借りのチェックである。
わざわざ紅魔館の図書館まで足を運ぶ人は少ない。それに、魔理沙以外の魔法使いは期日内に返してくれるので週3日でも問題がない。
魔理沙は紅魔館に葉の特訓でくるのでその時に葉は本の返却のお願いをしている。
それでも魔理沙が返さない時、特訓の場所を魔理沙の家でするようにいって特訓の帰りにもってかえる。
もって帰った本や返してくれた本は小悪魔に渡して本棚に戻してもらう。
一度自分でもとに戻したら場所が違っていたことがあったからだ。
お陰で図書館の被害が激減したとか。
魔理沙「もっと強くだ!いつものより弱くなってる、腰をもう少し落とすんだ!」
葉「はい!」
魔理沙「よし、じゃあスペカを回避してもらうぜ。」
絆「ちょっと参加していいか?」
魔理沙「スペルをだすってことか?いいぜ。二枚くらいにしておけ。」
絆「わかったよ、ありがとう。じゃ、いくよ?合絆「スコールグングニル」」
グングニルが雨のように落ちてくる。それだけのスペル。だがあたると痛い。
葉「わわっ、「落ちてくる弾幕は直線軌道だ!落ち着いて避けるんだぜ!」わかりました!」
ささっと避けて時間切れ。
絆「僕はこれでラスト。合絆「霊双剣冥想斬」」
一閃するようなスピードの速い弾幕をだす。
魔理沙「少し大きく避けるんだ!」
葉「はい!」
おおー!避けてる避けてる。すごいすごい。
そして時間切れ。
魔理沙「なかなか面白いスペルだったな。絆、ありがとな。」
絆「どういたしまして。特訓に付き合えてよかったです。」
・スコールグングニル(スコールスピア+グングニル)
グングニルの雨を降らせる。
・霊双剣冥想斬(霊双剣+断命剣「冥想斬」)
双剣で二回冥想斬。
登場させていただいた作品でもらったスペルの合絆です。