瞬「まさか負けるとは思わなかったな。」
紅騎「まさか能力の制限がこんなにキツいとは思わなかったぜ。」
零「魔理沙かよ。お前がやるとキモいわ。」
紅騎「ああそうかい。わかったわかった。」
零「ああ、すまん。もとからキモいから時すでにおそいわ。間違えたわ。」
紅騎「よけいヒドイ!」
瞬「はやくかえろう。」
絆「まってください!」
間に合ったみたいだ。
零「絆か?なんかあった?」
絆「ルナさん、間に合ったみたいです。」
ルナ「よかった~。」
紅騎「ルナ!きてたのか!」
ルナ「ええ。紫さんが呼んでくれたの。」
紅騎「そっか。ってもしかして……」
ルナ「ええ。みたわよ。紅騎がミノムシになってるとこ。」
紅騎「うああああ!」
紅騎さんは顔を真っ赤にしてうなだれた。
絆「もしかして…」
零「ああ、ルナと紅騎は付き合っている。」
絆「そうなんですか……」
ふと、葉のことが頭によぎる。
絆「ふふ、見ているこっちが恥ずかしいですね。」
零「?そうか?」
零さんは不思議そうにしている。
零「そうだ、絆。オレと弾幕勝負してくれ。」
絆「へ?」
零「オレとは戦ってないだろ。」
絆「わかりました。」
零「手加減すんなよ。死ぬぞ。」
バトルスタート!
零「双翼「ウイングオブフレア」」
羽のような炎弾がおそいかかる。
絆「合絆「ジェリーフィッシュヴォーテックス」」
零「火には水か。わかりやすいな。」
零さんはなにもないように避けている。強い……
零「メテオ」
絆「合絆「クロススパーク」」
零さんはすっとかわした。しかし、こっちは霊力が…
零「ここまで耐えたのは幻想郷の妖怪でもなかなかだ。誇っていい。これで終わりだ。」
Last spell,
「Evil Extarmination」
光の雨が降り注ぐ。……雨?そうか!
絆「これでなんとか……ダメですか。」
小傘の力の時、傘を持っているからそれでなんとか…
なんて思ってたけどダメでした。
絆「負けました~。」
零「お疲れ様。なかなか強かったよ。」
瞬「最後、よくそれで防ごうと考えたな。」
絆「だって~。」
ルナ「あれを食らって意識があるだけ、あなたは強いわ。」
紅騎「ダメージは入っていたが、少なかったぜ。あそこで傘を使ってなかったら気絶、またはあの世いきだったな。」
零「とっさな行動の思い切りがいいな。また機会があれば俺たちの絆の力、使ってくれ。」
絆「はい!また来てください。」
紅騎「おう!またな!」
ルナ「紅騎がいったら迷惑よ。」
絆「え!?そんなことは「あるわね。」ゆかりん!?」
いきなりゆかりんが現れた。
絆「ゆかりん、どうしてここに?」
紫「友人を見送るのは当り前よ。あ、零。瞬。向こうの私にもよろしくって伝えて。」
紅騎「じゃあな、ババ“フッ”ア!?」
紅騎さんはスキマに落ちていった。
ルナ「流石にあれは…」
絆「紅騎さんが悪いですね…」
瞬「何やってんだ。」
零「自業自得だな。」
紫「それはそうと、もう別れの挨拶はすんだかしら?」
絆「はい!」零「大丈夫だ。」瞬「おう。」ルナ「はーい。」
紫「じゃ、このスキマに入って。それぞれの世界につながっているわ。」
零「またな、絆。」
瞬「いつか会おう。」
ルナ「じゃあね。絆くん。」
そういい、もとの世界に帰っていった。
絆「…………静かになりましたね。」
紫「何しんみりしているの?また会えるわよ。いつでもね。」
絆「へ?」
他の世界に?
紫「絆を結んだ人のところにスキマをつなげる。たとえ他の世界だろうとね。」
絆「あ!」
紫「もう会えないんじゃないか、なんて考える必要はないわ。」
絆「…………帰ります。」
紫「好きな人のところに?」
絆「はい。」
紫「そう。私はつかれたから寝てるわ。何かあったらスキマをつなげなさい。」
絆「わかりました。」
そういい、紫もスキマに消えた。
絆「僕も帰らないと。」
そして、僕もスキマに消えた。愛する人に、仕事や特訓の応援をするために。
U3=うえさん、黒鳶さん、何か問題があれば連絡をください。なにぶん始めてなので不安だらけです…
よろしくお願いします。あと、何度目かになりますが、コラボさせていただきありがとうございます。
またよろしくお願いします。