紅魔館
魔理沙「葉ー!特訓するぞー!」
葉「はいーー!」
魔理沙がきた…のだが
香霖「紅魔館にくるなんて始めてだな。」
聖「レミリアさん、よろしくお願いします。」
他の人もきた。
絆「魔理沙、二人はなんで?」
魔理沙「ああ、香霖には葉のための八卦炉を作ってもらうために、聖は修行の相手になってもらおうとな。」
パチュリー「始めるの?」
フラン「速く遊ぼー!」
咲夜「お嬢様が二人に葉の特訓をみるよう言われました。」
魔理沙「あいつ、仕事速いな~二人とも呼ぼうと思ってたんだ。」
絆「特訓って、具体的に何をするんですか?」
聖「まずはリーフスパークを威力そのままでコストを減らすことを意識して打てるだけうって霊力をすっからかんにすることは必要なことね。」
魔理沙「そのあと、霊力が回復するまで私達のスペルカードに耐えてもらうつもりだぜ。」
絆「…過酷ですね。」
魔理沙「過酷じゃない特訓なんてないぜ。」
絆「………僕も頑張らないとね。」
魔理沙「お前もやるか?」
絆「いえ、二人も修行をみるとなると大変ですし、自分でやります。」
魔理沙「わかった。修行頑張れよ。」
絆「ええ。」
修行…か。修行好きに聞いてみましょう。できれば、みてもらえれば…いや、いっしょにやるっていうでしょうね。
そんなことを考えながら、人里へ向かう。
今日は水曜日。確か、月曜と水曜と金曜はあいつの買い出しの日。人里で会えるだろう。
人里 商店街
絆「あ、いましたいました。妖夢さん~!」
妖夢「あ、絆さん。おひさしぶりです。」
商店街で大量の荷物を抱えていたので、手助けしようか尋ねたけど、これも修行ですから。といって断った。そのままいっしょに雑談しながら途中まで歩いて、帰り道が違うので、では。って感じで別れた。これが妖夢との出会いである。
絆「妖夢さん、ちょっと相談事があるんです。」
妖夢「なんですか?」
絆「僕も修行をしようと思って。そこで妖夢の修行というのをみせてほしいな~と思いまして。」
妖夢「ほう、あなたが修行ですか…では、私達の家へ向かいましょう。」
絆「そういえば、妖夢さんの家知りません。たしか、食いしんぼの主が妖夢にいるんだよね。」
妖夢「白玉楼っていうお屋敷で、冥界と呼ばれるところです。幽霊がたくさんいます。」
絆「幽霊……」
妖夢「あ、私は半分幽霊って話しましたよね?」
絆「そうなんですか!?」
なるほど、そのふわふわしてたのがもう半分ですか。
妖夢「すいません…説明不足でした。」
絆「いや、いいですよ。幽霊を克服する必要を感じますし、修行にはちょうどいいですよ。」
妖夢「そうですね。では白玉楼まで飛んでいきましょう。」
絆「ああ、ナビ頼みます。」
妖夢「はい!任せてください!」
妖夢さんは任されるのが好きなことを会話で知った。
雲の上
妖夢「この壊れた結界の先が白玉楼です。」
絆「あれ?そこ、誰かいる?」
妖夢「ああ、あれは騒霊ですよ。」
絆「へー。騒霊なのにあんな静かなんですか?」
妖夢「はい?ま、言われてみれば変ですね…買い出しに出かけた時は陽気に演奏してましたけど…ひとり除いて。」
ルナサ「……………」
メルラン「…………」
リリカ「……………」
絆「………つくづくいい修行です。妖夢、白玉楼行く前にこの三人を相手にするから、先にいっててください。」
妖夢「わかりました。」
妖夢は結界の先へいった。
絆「…安全のために葉の血を何本か持ってきて正解ですね。……くる!」
騒符「ファントムディニング」
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