~湖の絆~
魔理沙、レミリア、咲夜、絆、葉で紅魔館へ向かっていた。…のだが。
霧の湖
チルノ「魔理沙~!サイキョーのあたいと弾幕勝負だ!」
大妖精「チルノちゃん、吸血鬼もいるし、流石にまずいんじゃ…」
チルノ「サイキョーのあたいに不可能はない!」
この賑やかな声は……
絆「あ、チルノ!久しぶり~。」
やっぱりチルノさんだった。
大妖精「あ、絆さん。久しぶりです~。」
チルノ「絆じゃん!また氷水いる?」
チルノさんのつくる氷水はとても美味しいのです。ちょくちょくもらってます。
絆「またお願い。チルノの作った氷水、美味しいから。」
チルノ「そりゃああたいが作った氷だもん!」
チルノさんは胸をはっていった。
咲夜「妖精とも知り合いなんて…」
魔理沙「ますます絆の人脈はわからないな。」
後ろで呆れられてます。でも、いつものことです。
チルノ「魔理沙~弾幕勝負は~。」
魔理沙「ああ、わかった。いけ、葉!」
え、葉!?
葉「へ?私ですか?」
チルノ「なんだい、あたいは魔理沙と…」
魔理沙「いい修行になるぜ。」
葉「…わかりました。勝負です、チルノさん。」
……なんか面倒だから葉をだした感じがする。
チルノ「ま~いいか!勝負!」
氷符「アイシクルフォール」
葉「寒い!」
大妖精「すごいですね。出す弾幕はあまりたいしたことないですけど、避けるのは上手です。」
絆「あいつは丈夫ですから。」
チルノ「まだまだ!」
凍符「パーフェクトフリーズ」
大妖精「本気を出してますね、チルノちゃん。」
確かに、妖精にしては弾幕が速いし、時々とまってまた動く弾幕は妖精の物とは思えない弾幕だ。しかし…
大妖精「本当に避けるのは上手です、あの人。」
絆「魔理沙の自慢の一番弟子だし、僕の彼女だしね。」
大妖精「え?付き合ってたんですか?」
絆「ええ。」
だいちゃんに驚かれました。
レミリア「たまには他人の弾幕ごっこをみながら飲む紅茶もいいわね。」
咲夜「はい。お嬢様。」
……こっちは後ろでティータイムです。そんなのんびりしてたら弾幕が当たーーーらないか。咲夜が弾幕そのままにしておかないよね。
チルノ「これが最後だ!」
雪符「ダイアモンドブリザード」
葉「おっとっと、」
弾幕が少し濃いが、まだ余裕そうだ。簡単に時間切れになった。
大妖精「スペルを全部時間切れでかわした……」
チルノ「つまんない~。」
魔理沙「葉、とっておきのあれ、見せててやれ。」
アレってまさか…
葉「へ?でも、もう終わりましたけど……」
魔理沙「相手がつまんなさそうだろ。」
葉「わかりました。いきますよ、チルノさん!」
チルノ「どんとこい!」
葉符「リーフスパーク」
大妖精「……………」
絆「………………」
レミリア「…………容赦ないわね。」
咲夜「………………」
チルノ「うわーー!!」
大妖精「チルノちゃーん!」
チルノはとんでいった。
絆「二人とも、またね~。」
こうして、妖精二人は退いてくれた。
魔理沙「さて、みんなは紅魔館へ向かってくれ。私、ちょっと別のところへ行ってくる。」
レミリア「そう、中国に伝えておくわ。」
絆「美鈴さん、ですよ。また泣かれますよ?」
咲夜「いいの。誰のこと言っているのかわかれば。」
美鈴さん可哀想・・・
魔理沙「ありがとな。じゃ、ちょっといってくる。」
こうなりました。