東方 守絆然   作:reira

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~守矢の絆~

守矢神社

 

 

早苗「……またきたんですか。メイドさん。」

 

咲夜「ええ。お嬢様を返してもらうわ。」

 

美鈴「右に同じく!」

 

アリス「魔理沙の敵、打たせてもらうわ。」

 

早苗「…なるほど。思い切りきなさい。勝てないでしょうけど…。」

 

 

十分後

 

咲夜「やはり、攻撃が…」

 

美鈴「届きません!」

 

アリス「…くっ、」

 

早苗「勝てないのがわかりましたか?」

 

アリス「…………」

 

早苗「どうしました?」

 

アリス「そんな勝てない勝負するわけないじゃない。」

 

魔理沙「いっけー!!!!」

 

早苗「!?」

 

魔理沙の鉄の輪は見事、結界を破った。

 

魔理沙「よし、これで」

 

早苗「勝てるとでも?」

 

早苗はまた結界をはった。

 

魔理沙「何!?」

 

早苗「これで終わりです。」

 

 

 

秘術「グレイソーマタージ」

 

 

 

魔理沙「くっ、」

 

咲夜「ちっ、」

 

美鈴「うわー」

 

アリス「あたっ」

 

美鈴とアリスは勢い良く被弾して気絶した。

 

魔理沙「くそっ」

 

早苗「あきらめたらどうですか?」

 

咲夜「いいえ、まだ」

 

魔理沙「お前が忘れていることがあるぜ。」

 

早苗「?何?まさか、誰かがあの人たちを助けて…」

 

葉「ちょっとまった!!」

 

早苗「!あの子……」

 

魔理沙「知ってるか?あいつは私の自慢の一番弟子だ。」

 

早苗「……それが?」

 

魔理沙「あいつは一発で私のマスタースパークをパクったんだ。今あいつが使っているリーフスパークは威力を押さえているんだ。」

 

早苗「!?」

 

魔理沙「そして、今あいつがもっているのはなんだ?」

 

早苗「八卦炉!?」

 

葉「いっけー!!」

 

 

 

魔砲「親愛なるマスタースパーク」

 

 

 

葉が放ったマスタースパークは早苗の結界を破った。

そして葉は吹きとんだ

 

早苗「また結界が…」

 

魔理沙「よっしゃ!!」

 

早苗「少し驚きましたが、まったく問題はないですね。」

 

そういって、早苗はまた結界をはった。

 

魔理沙「まだ結界を使えるのか!?」

 

早苗「もう遊びは終わりですよ。」

 

絆「そうです、終わらせましょう。」

 

 

 

絆「洩矢の鉄の輪」

 

 

 

早苗「なに!?」

 

絆の鉄の輪はあっけなく結界を破った。

 

魔理沙「絆!?」

 

絆「すみません。みんな、てこずってたのでから。助けるのは後で、早苗さんを元に戻してからです。」

 

早苗「諏訪子様の服に諏訪子様の力…」

 

絆「力を託されたんです。早苗を元に戻してくれって。」

 

早苗「でも、まだまだです。」

 

早苗はそういって、また結界をはる。

 

 

 

絆「エクスパンデット・オンバシラ」

 

 

 

結界はまた破られた。

 

早苗「まだ、まだです!」

 

 

 

神結界「完全に秘められた思い」

 

 

 

今までよりも強い結界が張られました、でも、

絆「こちらこそ、二人とも本気で心配していたんですよ。それを伝えにきたんです!」

 

 

 

合絆「神様「オンバシラの輪」」

 

 

 

オンバシラをくくった鉄の輪はあっけなく結界を破り、早苗さんに当たった。

 

早苗「…諏訪子様、神奈子様、すみません…」

 

早苗さんは気絶した。

 

魔理沙「まったく、びっくりしたぜ。」

 

絆「実は、助け出す途中だったけど、二人ほど絆が感じられなくなったからどうしようか迷っていたら…」

 

霊夢「気になるなら助けにいきなさい。」

レミリア「咲夜のナイフで何とかするから。」

妹紅「私達は後でも大丈夫だから。」

ウドンゲ「速く!」

 

絆「……って。それで」

 

咲夜「助けてくれたのね。ありがとう。」

魔理沙「私達はみんなを助けるから、絆は葉を頼む。」

 

絆「わかりました。ありがとうございます。」


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