初陣は魔理沙で小町さんのお金で落ちました。
~驚き桃の木~
道教の人に話を聞くことになって向かっているのだが、
霊夢「途中、人里によるわ。疲れたもの。」
のひとことで人里によることに。
葉「道教ってなんですか?」
ウドンゲ「修行して仙人になろうと頑張るかんじの宗教って師匠はいってました。余り効果はないらしいですけど。」
葉「修行ですか・・・」
絆「葉?」
何か真剣な表情をしている。
葉「ハッはい!なんでしょう!」
絆「いや、深刻そうな表情してたからね。」
葉「あ、大丈夫ですよ。」
絆「ならいいけど。」
大丈夫かな?
霊夢「まさか道教に入ろうなんて考えてないわよね?」
いや、それはないと思います。
葉「それはないですよ~。」
ニコニコしながら葉はいう。
レミリア「私達、始めて命蓮寺にいくわね。」
咲夜「そうですね。」
…そうなのかー。
夜、山のふもとの人里
霊夢「一端ここで休憩。明日は山ごえしなきゃなんないから、準備してね。」
見るからに葉は疲れている。
絆「だから人里に…」
すごく納得した。
人里の宿屋
葉「絆さん?起きてますか?」
夜、葉に呼ばれた。
絆「ええ。」葉「涼みに外にでましょう。」
絆「わかりました。」
外
妹紅「………」
妹紅さんがいた。考えごとをしているみたいです。
葉「妹紅さん、起きてたんですか。」
絆「何かあったんですか?」
妹紅「ああ、おまえらか。」
葉「お茶でも飲みますか?いれますよ。」
絆「ありがとう。」
妹紅「いただこう。」
葉「そうだ、妹紅さん。気になってたんですけど。」
妹紅「何?」
葉「どうして服燃えないんですか?」
絆「言われてみれば、気になります。燃えない服とかですか?」
前に言ってた葉の疑問。でも、答えがでないのだから疑問ではある。不老不死への疑問はさしおいて。
妹紅「はあーー。あなた、自分で自分を傷つけるようなことしないわよね?」
葉「はい。」
妹紅「おなじことよ。燃えないようにしてるだけ。」
……なるほど。目から鱗です。
葉「そうなんですか。」
絆「難しそうです。」
妹紅「案外簡単よ。」
そして、葉はお茶を淹れてくれた。
葉「お茶、どうですか。」
絆「美味しいですよ。ありがとう。」
妹紅「美味しい。でもね、」
葉「なんですか?」
妹紅さんが言いそうなこと。そして僕も気づいたこと。それは
絆「お茶に血をいれたことですか?」
葉の血が入っていること。
妹紅「気づいてたのか。」
葉「ばれちゃいましたか。」
妹紅「他人のためだとしても、あんまり自分を傷つけないで。」
絆「みんな心配なんですよ。葉のこと。…友達ですから」
妹紅「私も。そして他のみんなもね。」
葉「……わかりました。気をつけます。」
朝
霊夢「ちょっとした山ごえよ。葉、大丈夫?」
葉「はい。」
霊夢「いくわよ。」
妖怪の山 中間地点
葉「ずいぶん進みましたね。まだまだですか?」
霊夢「まだまだよ。今日も葉のこと考えて人里で休憩するから。頑張っていきましょう。」
葉「はい……」
?「驚け~。お化けだぞ~。」
絆「うわぁ!」
葉「うわぁ!」
?「驚いた?」
魔理沙「驚かないぜ。」
?「ショボーン」
悲しんでる…
葉「踏まないでください……」
葉、大丈夫かな?
絆「いやー、驚きました。」
僕はこういうものは大の苦手だ。
?「そうですよね、今どきこんなので驚けない………あなた、今、なんていいました?」
急に聞かれる。
絆「いや、びっくりして驚きましたって。」
?「やったーー!」
そしていきなり跳びはねだす。
葉「痛い…跳びはねないでください。」
?「あ、ごめん。驚いた?」
葉「驚きました。いきなり表れて踏まれたら、驚きます。」
?「踏むといいのかな?」
絆「初めまして。絆といいます。」
葉「葉です。あなたの名前は?」
小傘「小傘だよ。よろしく~。」
葉「そうだ、ウドンゲさん。」
ウドンゲ「へ?あ、何?」
葉「血をください。多めに。」
……葉?
ウドンゲ「何するの?」
葉「小傘さん。この先の命蓮寺って寺に血を届けてくれませんか?異変で暴れている妖怪を治すっていって渡してください。」
なるほど、先に運んでおいてもらうってことか。
小傘「えー?」
絆「僕たちもあとでその寺に行くから。また驚かせてください。」
小傘「わかった。楽しみにしてて。」
あっさり了解をもらった。すなおな人です。
葉「はい。楽しみに待ってます。」
霊夢「なるほど、先に血を届けてもらって面倒を減らしたのね。」
霊夢さんが珍しく理解が遅い…そういうことは珍しいのかな?
咲夜「じゃ、人里へ向かいましょう。」
タイトル、もう少し考えた方がよかったかな?