花映塚内のキャラだとリリカが好きです。キャラ的に。
地霊殿前の旧都
いろんな家が壊れたり、崩れたりしていた。
葉「ボロボロですね。」
絆「誰かが異変で暴れてるんですか？」
霊夢「心当たりが。」
…家をぶち壊すような人っていたんですね。
魔理沙「だったら面倒だぜ。」
こいし「あ、みんなー。」
絆「みんなは？」
こいし「暴れている人を止めにいったー。」
葉「速く合流しましょう！」
こいし「私、お姉ちゃんに血を持っていくー。」
絆「ひとりで大丈夫ですか？」
こいし「大丈夫ー。いってくるねー。」
咲夜「く、まずいわね。」
レミリア「４対１なのに、押されてるなんて。」
ウドンゲ「速く、重い攻撃。」
妹紅「しかも弱点を的確についてくる。」
咲夜「まだ意識はあるみたいだけど。」
勇儀「勝負・・・勝負を…心踊る・・勝負。」
レミリア「ほとんどないわよ、咲夜。」
妹紅「あいつらがくるまで耐えよう。」
勇儀「鬼符「怪力乱心」」
ウドンゲ「うわーーー！」
そのままウドンゲは空？の彼方へとんでいった。
妹紅「兎ー！」
咲夜「吹き飛ばした…」
レミリア「このままだとまずいわね。」
勇儀「力業「大江山颪」」
レミリア「くっ、まずい「お嬢様！」咲夜！」
あたりかけたレミリアをかばって咲夜が飛ばされた。
妹紅「一旦さがるぞ、分が悪い。」
レミリア「…わかったわ。」
しばらくして
葉「皆さん！大丈夫ですか！」
って、妹紅さんとお嬢様だけ？
絆「咲夜さんとウドンゲは？」
レミリア「ヤバイわよ。二人とも吹き飛ばされたわ。」
……家を壊したうえ二人を吹き飛ばすとは、どんな破壊力ですか。
霊夢「本当？」
魔理沙「まじかよ…」
妹紅「どうする？」
葉「助けたいですけど、勝てますか？」
勝てないと話になりません……そうだ。
絆「弱点はないんですか？吸血鬼の太陽みたいな。」
ああ、お嬢様の視線がいたい・・・
霊夢「豆が弱点よ。節分に豆まきするでしょ。」
魔理沙「そんなのもってないしな。」
レミリア「私は参加できないわ。遠くから見守るわ。」
葉「どうしてですか？」
絆「吸血鬼ですからね。鬼のひとりなんですよ、お嬢様は。」
咲夜さんに聞きました。
レミリア「流れてとんできた豆にあたったらまずいしね。」
魔理沙「そもそも、豆はないぜ。」
豆ですか…
絆「慧音さんならもってますか？」
妹紅「そういえば、最近豆を大量にもらったけど、どうしようか迷ってたな。私は豆嫌いだから受け取らなかったけど。」
いいタイミングです。
絆「とってきます。」
魔理沙「どうやっていくんだ？」
絆「まあ、みててください。」
少し深呼吸。ゆかりんの服になって、自分しか使えないスキマを開く。
霊夢「スキマが使えるのね。ただ、不完全で自分しか通さないみたい。そっちの方が便利かも知れないけど。」
……流石霊夢さん。完璧です。
レミリア「…いつのまにあいつと知り合ったのよ。」
絆「本当にゆかりんは有名なんですね。」
魔理沙「ゆかりん？」
絆「ゆかりんって呼んでね、って昔から言われていまして。」
霊夢「昔から？」
葉「紫さんは絆さんの育ての親なんですよ。」
霊夢「はぁ？」
魔理沙「ありえん。」
妹紅「そうなのか？」
レミリア「私にも話していなかったわよね。」
あ…そうだ。忘れてた。
絆「すいません、これは秘密よって言われてまして。」
霊夢「はぁ、ま、いいわ。速くとってきなさい。」
絆「はい。」
人里
慧音「今日の授業も無事終わったな。さて、成績を付けないと」
絆「すいません～」
スキマを開いて出ました。
慧音「わっ！」
絆「どうしました？」
慧音「お前、スキマ使えたのか。」
絆「最近ですけどね。それより、豆を譲ってくれませんか？鬼が暴れていて、困っているんです。」
慧音「あ、ああ。かまわない。そこの袋がそうだ。自由にもっていってくれ。」
…………すごく動揺してます。
絆「ありがとうございます。」
戻って旧都
絆「豆とってきました！」
魔理沙「よし、いくぜ！」
本当に花映塚が待ち遠しいです。今はそれだけです。