～新たなる思い～
みんな集まったので、今後のことを話していた。
レミリア「私もついていっていいかしら？」
霊夢「いいけど、あんた平気なの？日の光ダメなんでしょ。足手まといはゴメンよ。」
レミリア「ふふ、ついにアレができたの。心配ないわ。」
お嬢様は自慢気にはなしてます。
・・・・アレ？なに？
咲夜「お嬢様、ついにアレができたのですか。」
魔理沙「アレってなんだ？」
ナイスです、魔理沙さん。
レミリア「日焼け止めよ。」
一同「・・・・・・・・・」
たしかに、お嬢様には革命かもしれないですが……
レミリア「これで異変の調査をいっしょにできるわ。」
たしかにそうです。
絆「お嬢様、よろしくお願いいたします。」
葉「よろしくお願いします。」
レミリア「こちらこそ、よろしくね。」
妹紅「私もついていく。異変のおかげで竹林がめちゃくちゃになったからな。」
葉「妹紅さん、よろしくお願いします。」
絆「ところで、これからどうするの？葉。」
もう手がかりがないです。
葉「もっと自分のことが知りたくなりました。植物にきいちゃったんです。私と異変のタイミングがあっているのは不自然だと話していたって。」
・・・あれ？
魔理沙「知ってたのか。」
霊夢「自分で不思議に思わないのが葉らしいわね。」
絆「そこで、異変解決のために自分のことを知りたいのですか。なら、あいつですね。」
葉「あいつって？」
絆「偶然出会って仲良くなったんですけど、友達のお姉さんが心を読めるらしいんです。」
あのときはびっくりしました。いっしょに話してたら近くの人に、独り言の声が大きいですよ、って注意されたんです。
霊夢「つまり、こいしにも出会ってたの？」
魔理沙「絆の人脈は謎だぜ。」
咲夜「よく見えたわね。」
絆「普通に見えますよ。っていうか、霊夢さんの隣にいるじゃないか。」
霊夢「ハア？」
こいし「ねえねえ。」
こいしさんはずっと霊夢さんの服の裾を引っ張っていました。…みんな気づいてないですけど。
霊夢「えっいつのまに！」
絆「さっきからいましたね。」
葉「はい。皆さん無視していたので、なんでだろうって疑問に思ってました。」
葉にも見えていたみたいです。
こいし「ちょっと聞いて。」
魔理沙「なんだ？」
こいし「お姉ちゃんが大変なのー。」
………まさか
絆「・・・暴れちゃった？」
こいし「はいー。」
霊夢さんがため息をつく。また面倒なことになりそうです。
葉「助けにいきましょう。私のこともわかるかもしれないです。」
霊夢「決定ね。地霊殿にいきましょう。」
魔理沙「じゃあ、あそこを通って地下に降りるか。」
あそこって？・・嫌な予感。
レミリア「日の光もとどかないから、塗り替える必要がなくて助かるわ。」
咲夜「お嬢様、念のため塗っておいてください。……何か分かるといいですが。」
ウドンゲ「採血は任せて。注射針も瓶もあるから、痛くないし保存もできるわ。」
妹紅「どうせ死なないから、いつまでも付き合うわ。」
絆「いこうよ、葉。」
みんなの考えはまとまった。
葉「皆さん・・・・ありがとうございます。」
こいし「ありがとー。」
道中
葉「地底にあるんですか。地霊殿って。」
こいし「うんー。」
絆「地底ってどんな感じなんですか？太陽の光もとどかないし、暗いかな？」
こいし「いやー？そんなに変わんないー。」
魔理沙「地底に太陽の力をもった妖怪がいるから、意外と明るいんだぜ。」
葉「そうなんですか。」
レミリア「じゃあ、結局日焼け止め塗ってきて正解ね。」
霊夢「はぁ、もうすぐあそこにつくわ。」
葉「あそこってどこですか？」
そして、葉は聞いたことを後悔した。
魔理沙「灼熱地獄。」
絆「葉、燃えない様に気をつけて。」
次回、風神録編！
・・・かと思いきや、地霊殿編です。