東方 守絆然   作:reira

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永夜抄編ラストです。


~それぞれの宴~

葉とデートして、お月見へ集まった。

 

慧音「やあ、よくきたね。」

 

葉「皆さんは?」

 

慧音「もう集まって飲んでるよ。」

 

速い!そして早い!まだそんなに暗くないですよ。

 

絆「遅れました?」

 

慧音「大丈夫、まだ食べ物はある。」

 

葉「いきましょうか。」

 

絆「ええ。」

 

 

 

宴会場

 

 

 

入ってすぐ目に入ったのはお嬢様だった。

 

レミリア「絆~心配したよ~。」

 

絆「お嬢様!どうしてここに?」

 

咲夜「私が呼んだわ。お嬢様のいないお月見なんて考えられないもの。」

 

フラン「私達もね。」

 

小悪魔「おひさ~。」

 

美鈴「おひさです。絆さん、葉さん。」

 

レミリア、咲夜、フラン、美鈴が揃っていた。……ほとんど紅魔館ですね。全員ですね。揃ってます。

 

葉「パチュリーさんは?」

 

小悪魔「パチュリー様なら、魔理沙さん達魔法使いグループで飲んでいますよ。」

 

美鈴「ところで絆さん、あのあとうまくいっていますか?」

 

絆「何がですか?」

 

フラン「葉とうまくやってる?」

 

絆「ブッ!」

 

そんなこと聞かれるなんて。楽しいですよ、毎日

 

葉「やってますよ。」

 

……よかったです。

 

レミリア「絆、あなたは紅魔館のメイドなの。それを忘れないで。」

 

絆「はい、心得ております。」

 

レミリア「あと、良ければだけど、葉も紅魔館で働く?」

 

…え!?

 

葉「いいんですか?」

 

咲夜「絆といっしょにいられるわ。」

 

絆「…でしたら、ときどき休みをください。じゃないと、デートとか出来ませんし…」

 

レミリア「もちろんよ。絆とね。」

 

やったーー!

 

====================

 

絆「それにしても、人がいっぱいですね。」

 

霊夢「いったでしょ。ここの人は宴会好きなのよ。」

 

少し開けたところで、霊夢さんが一人でいた。

 

葉「霊夢さん、一人ですか。」

 

紫「一人じゃないわ。私がいるから。」

 

スキマが開いてゆかりんが出てきた。ゆかりんいるなら安心ですね。

 

葉「あ、さっきの人。」

 

絆「みんなは?」

 

霊夢「みんなそれぞれ飲んでいるわ。」

 

紫「心配しないでいいわ。霊夢、いつもこうだから。」

 

……いつもって寂しくないですか?

 

葉「霊夢さん、いっしょにあいさつ周りにいきません?」

 

葉、いい提案だね。

 

霊夢「いいけど。デートのジャマになるからいいわ。」

 

絆「僕も別に構いませんよ。」

 

霊夢「いや、ジャマされる痛みはよくわかっているから。自分がしたくないのよ。」

 

異変途中で邪魔した人をぶっ飛ばしたらしいです、霊夢さん。面倒だったんですね。

 

葉「わかりました。霊夢さん、これからもよろしくお願いします。」

 

=====================

 

あ、魔理沙がいた。

 

葉「師匠~!」

 

絆「魔理沙~ここにいたのか~。」

 

魔理沙「お、ちょうどいいところに。紹介するぜ、こいつが話していた私の一番弟子の葉だ。」

 

何がちょうどよかったのかな。

 

葉「よろしくお願いします。あ、絆さん。この人が前に話したアリスさんです。」

 

アリス「よろしくね。絆さん。」

 

絆「よろしく。話は葉から聞いてます。森でたくさんの人形と一人で住んでいて、一人でたくさんの人形を動かして一人で人形劇したりしているんですよね。」

 

葉に説明された通りにいう。

 

アリス「あぶない!その説明は様々な誤解をうむわ!」

 

あれ?そうかな?

 

葉「間違ってました?」

 

アリス「間違ってないけど!」

 

ふふ、あはは。面白い!

 

パチュリー「・・・何の漫才?」

 

魔理沙「アリスと葉の漫才だぜ。」

 

絆「ははは。すごいおもしろい漫才です。」

 

魔理沙「始まりはお前だけどな。」

 

絆「へ?」

 

なんで?

 

パチュリー「二人揃って天然ね。」

 

絆・葉「「二人って?」」

 

魔理沙「お前らのことだぜ。」

 

葉「つまり、相性いいってことですか?」

 

アリス「ある意味、ね。」

 

絆「やったね、葉!」

 

葉「はい!」

 

魔理沙「あー、誉めてないぜ。」

 

=====================

 

絆「ウドンゲはどこにいますか?」

 

葉「あ、あそこで弾幕ごっこしているの、輝夜さんと妹紅さんですよね?」

 

向こうで弾幕ごっこしているのがみえた。たしかに輝夜さんと妹紅さんだ。

 

絆「本当だ。近くにいるかもしれないですね。」

 

永琳「あら、葉と絆じゃない。」

 

タイミングバッチリです、永琳さん。

 

絆「永琳さん。ウドンゲを知りませんか?」

 

葉「これからお世話になるので、あいさつしようと思っているんですけど、いなくて。」

 

永琳「ウドンゲなら、そこの落とし穴にはまってのびてるわよ。」

 

え!?落とし穴!?予想斜め上すぎます!

 

葉「なんで宴会場に落とし穴が?」

 

てい「私がほったの。」

 

……そういえば、前にあった時もウドンゲを落としてましたね、ていさん。

 

絆「まだいたずらしているんですか?痛い目みますよ。」

 

てい「大丈夫だよ~。」

 

うしろうしろ。

 

てい「うしろ?」

 

妹紅「誰が」

 

輝夜「大丈夫なのよ」

 

いつのまにか黒いオーラをまとった妹紅さんと輝夜さんが鬼の形相で立ってます。

 

永琳「姫様、何かあったの?」

 

輝夜「弾幕ごっこで勝負してたら」

 

妹紅「そこのうさぎの落とし穴にはまったんだ。」

 

てい「あはは・・・逃げろっ」

 

ていは脱兎のごとく逃げだした。

 

妹紅「まてーーー」

輝夜「許さないわよ!」

 

絆「まったくです・・・」

 

葉「困ったものですね。」

 

 

 

そんなこんなで宴会は終わりを向かえた。




花映塚を注文しました。
届くのが楽しみです。

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