東方 守絆然   作:reira

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思いつきです。
大丈夫かな?


~それぞれのお月見前~

霊夢「慧音ー!妹紅連れてきたわよ!」

 

慧音さんに報告するため、人里に来ました。

 

慧音「本当か!」

 

妹紅「心配してたみたいだね。ありがとうな。」

 

慧音「お礼とはなんだけど、飲むか。約束のお酒開けてないし。」

 

魔理沙「おー。行く行く。」

 

霊夢「私達もいいわよね。」

 

慧音「もちろん。充分あるから、かえってきたらいっぱい語ろうとためてた分があるからな。」

 

妹紅「今日は満月。お月見にしましょう。」

 

魔理沙「よっしゃ。」

 

葉「宴会多いですね。」

 

霊夢「ここの人は宴会好きなのよ。」

 

ウドンゲ「姫様の宿敵と、ですか。師匠、怒らないかな?」

 

絆「でも、夜までまだまだありますよ?その間どうしましょう?」

 

まだ日は高い。

 

咲夜「それぞれ自由でいいじゃない。」

 

霊夢「じゃ、夜にここ集合で。一旦解散ね。」

 

 

 

ウドンゲside

 

 

 

永遠亭

 

ウドンゲ「師匠!少しいいですか?」

 

永琳「ウドンゲ!まさか、逃げてきたの?」

 

ウドンゲ「違います!お月見するので、夜まで自由行動になったんです。それで相談なんですけど、お月見に姫様の宿敵がいるのでいっていいものなのか相談に。」

 

永琳「アイツなの?」

 

輝夜「話は聞かせてもらったわ!いいわよ!」

 

いきなり襖が開いて姫様が叫んだ。

わっ、びっくりした~って、

ウドンゲ「いいんですか?」

 

輝夜「但し、私達も行くわ。」

 

永琳「輝夜、いいの?」

 

輝夜「この前ののみくらべ対決、まだ勝負がついていないの。いい機会だわ。」

 

……楽しそうですね。

 

 

 

咲夜side

 

紅魔館

 

 

 

レミリア「咲夜がいないと、寂しいわね。」

 

咲夜「お呼びですか、お嬢様。」

 

レミリア「寂しいものね。聞こえるはずはない咲夜の声がするわ。」

 

咲夜「ふふ、本当にいますよ。」

 

レミリア「・・・咲夜~寂しかったわよ~。」

 

ちょっと涙目です。そんなお嬢様も可愛いのですが。

 

咲夜「私もですわ。お嬢様。」

 

レミリア「どうしてかえってきたの?」

 

咲夜「今日はお月見をするそうで。夜まで自由行動になったので。」

 

レミリア「それはいいわね。私もいっしょにいっていいかしら?」

 

咲夜「もちろんです。お嬢様。」

 

フラン「私たちもいい?」

 

…いつのまに。

 

レミリア「もちろんいいわ。みんなでいきましょう。」

 

でも、楽しくなりそうです。

 

 

 

魔理沙side

 

 

 

香林堂

 

 

 

魔理沙「よー香林。って、アリスもいるのか。」

 

アリス「人形の材料を探しにね。」

 

香林「やあ、魔理沙。何の用だい?」

 

魔理沙「いや、今日の夜に月見をするんで、呼びにきたんだ。アリスも呼ぶ予定だったからちょうどよかったぜ。」

 

やっぱり人はいっぱいいた方がいいからな。

 

香林「月見か、いいな。」

 

アリス「おもしろそうね。いかせてもらうわ。」

 

魔理沙「そうこなくちゃな。」

 

楽しみだぜ!

 

 

 

霊夢side

 

 

 

博霊神社

 

 

 

霊夢「あわただしかったけど、やっぱり縁側で飲むお茶はいいわね。」

 

ルーミア「そーなのかー。」

 

霊夢「なんであんたがいるのよ。」

 

ルーミア「最近いなかったからなー。今日の夜は満月だし、気分がいいのだー。わはー。」

 

霊夢「ハイハイ、そーなのかー。」

 

 

 

慧音side

 

 

 

慧音「それにしても、なんか大がかりな話になったな。」

 

妹紅「家、入るのか?」

 

慧音「それは心配ない。さっき宴会場を借りてきた。」

 

妹紅「さすがだな。」

 

 

 

絆side

 

 

 

絆「二人になったし、デートでもブワッって」

 

いきなり足元にスキマが開いた。

 

葉「へ?」

 

つまり、重力に従って落ちる。

 

絆・葉「うわーーー」

 

 

マヨヒガ

 

 

葉「いたっ」

 

絆「いたた、まったく。」

 

ここは……何処かの家かな?古い感じがする。

 

紫「突然呼びだしてごめんなさい。」

 

絆「ビックリしましたよ、ゆかりん。」

 

葉「知り合いですか?」

 

絆「ああ。幻想郷に来る前に両親をなくした僕を引き取って育ててくれたんです。近所のよしみで。で、僕を外の世界からこっちに行かせたのもゆかりんなんです。僕が吸血鬼に興味があることをしってて紅魔館に。」

 

ときどきびっくりさせてくる。心臓にわるい人です。

 

紫「まあ、親といっても過言ではないわ。」

 

絆「みてたと思いますけど、月見に来る?ゆかりん。」

 

紫「もちろんよ。今回はあなたにちょっと用があって呼びだしたの。」

 

絆「何ですか?早くしてください?」

 

デート中で急いでます。

 

紫「大丈夫よ。デート中なのは知ってるから。」

 

え!?

 

葉「知ってるんですか?」

 

紫「ええ。あなた達が付き合っているのもね。」

 

葉の顔が赤くなった。そんな葉も可愛いけど。本題をきこう。

 

絆「用って何ですか?」

 

紫「あなたの能力を少し強化しようとね。あなたが死んだらいろいろと困るの。」

 

絆「いいんですか?」

 

紫「ええ。私の力を使ってちょうだい。」

 

絆「はい。」

 

ゆかりんの力をつかう。

 

紫「ちょっと待ってね。・・・ほい、できた。」

 

絆「ありがとう。」

 

紫「どういたしまして。」

 

絆「で、どうなったの?」

 

紫「絆を結んだ人の近くにスキマを結ぶ程度の能力になったわ。」

 

葉「すごい便利ですね。」

 

絆「試しに使ってみるか。慧音さんは人里にいるだろうし、慧音さんの近く!」

 

スキマが開いた。

 

紫「あ、いい忘れてた。それ、絆しか通れないわ。」

 

葉「私はどうするんですか?」

 

紫「私がまた絆といっしょに送ってあげる。デート中だしね。」

 

絆「ゆかりん、ありがフッ・とう。」

 

そして足下にスキマが開いて落とされた。

 

葉「またいきなりですか~!」

 

紫「じゃあね。」

 

 

 

絆「ビックリした~。」

 

葉「いきなり過ぎます。」

 

イタズラ好きなのは相変わらずみたい。

 

絆「ま、気にしないで、デートしましょう。」

 

葉「ハイ!」

 

 

 

こうして約束の時間になった。




次回、宴ネタです。

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