霊夢「これからどうする?」
葉「うーん、とりあえず人里で話を聞きましょう。何か知っている人がいるかもしれないです。」
まず、情報を集めないと。
ウドンゲ「待ってください。」
咲夜「ウドンゲ、何用?」
ウドンゲ「師匠についていけっていわれたんです。」
ありがとうございます。永琳さん
霊夢「ま、いいけど。じゃましないでね。」
人里
慧音「お前たち、妹紅を知らないか?」
前にそんなこといってましたね。
霊夢「知ってるわけないじゃない。」
慧音「きのう酒を飲む約束をしていたんだが、待っていてもこなかったんだ。心配でな。」
絆「それは心配です。」
葉「探して見ます。」
慧音「そんなことできるのか?」
葉「伝言ゲームみたいにすればすぐです。」
ウドンゲ「便利ですね。」
数秒後、
葉「滝のところで暴れているみたいです。」
慧音「異変か!」
葉「助けに行きましょう!」
霊夢「ちょっと待って。あんたは何を助けたいの?」
葉「へ?」
咲夜「こうしている間も故郷の植物は苦しんでいるのよ。」
絆「どうするか、葉が決めてください。」
魔理沙「それに付き合っていくからな。」
霊夢「ただ、その選択で植物がどうなっても喚いたりしてはだめ。」
前に三人で決めたんです。葉についていくって
ウドンゲ「私は別になんでも…」
霊夢「空気読め!御札「夢幻の高速祈願札」!」
ウドンゲ「はう~~~~。」
……ウドンゲさん、すみません。
葉「うーん。」
絆「植物に故郷の植物の様子を聞いて見たらどうですか?」
葉「なるほど。」
葉「あまり変化はないみたいです。」
魔理沙「まだゆとりはあるってことだな。」
葉「助けに行きましょう。」
滝
妹紅「・・・・・」
魔理沙「いたぜ。」
ウドンゲ「姫様の宿敵だから気分はのらないけど、暴れられたら困るの。」
霊夢「慧音も心配していたし。」
咲夜「助けるって葉が決めた。」
魔理沙「自分の守りたいものをさしおいてまでな。」
絆「きます!」
妹紅「不死「火の鳥~鳳翼天翔~」」
霊夢「夢符「封魔陣」」
互いの弾幕が弾幕を消して、敵見方ダメージなし。
咲夜「幻符「殺人ドール」」
魔理沙「あ、馬鹿。ってうわっ。」
咲夜さんはなぜか魔理沙さんまで攻撃した。
絆「魔理沙さん、咲夜さんを怒らしちゃダメですよ。」
霊夢「でも咲夜、こいつの能力忘れたの?」
咲夜「あ、下手に攻撃したら・・・」
妹紅「リザレクション」
絆「復活した!」
葉「どうするんですか?」
魔理沙「突っ込む。」
葉「わかりました!いっけ~!」
絆「ちょっと待って、葉は植物でしょ。燃える!」
さっき妹紅は炎をだした。相手が悪い。
妹紅「蓬莱「凱風快晴ーフジワラノボルケイノー」」
葉は燃えて消え失せた。
魔理沙「うそ・・・だろ?」
咲夜「・・・・・・・」
魔理沙「お前!」
霊夢「落ち着いて!」
絆「霊夢の言うとおりだ、魔理沙。一旦落ち着いて。」
魔理沙「落ち着いてられるかよ!弟子が消え失せたんだぞ。お前の彼女が消え失せたんだぞ!なんで落ち着いていられるんだ!」
絆「・・・・・葉の絆をまだ感じます。まだ彼女は消えていません。」
魔理沙「へ?」
葉「えいっ。」
いつの間にか現れた葉が妹紅に血を飲ませた。
妹紅「?私はどうしてこんなところに?」
霊夢「気がついた?」
魔理沙「暴れていたんだぜ。」
妹紅「そうか、異変の影響で・・・」
咲夜「葉、頭の葉っぱは?」
葉「へ?」
絆「本当だ。ない。」
燃えてしまいました。
葉「あ、葉っぱが・・・・うう」
葉がめちゃくちゃ泣きだした。そんなに大事なんですね。
霊夢「どうする?」
魔理沙「葉っぱがなくなったぐらいでなくな。」
頭の葉っぱは気がついた頃からすでにあって、大切な相棒らしい。(ほとんど言葉になってなかったが。)
妹紅「す、すまない。」
葉「アツイよーーー。」
よけい泣きだした。すみません、妹紅さん。
妹紅「………気にしてたのよ いつ襲ってくるかわからないからいつも臨戦体制だし……………」
へこんだ。どうしよう…収拾がつきません
咲夜「代わりの葉っぱを探しましょう。」
魔理沙「さすが普段子供を相手にしているだけあるぜ。」
咲夜「お嬢様を子ども扱いしないで。」
そうだ。
絆「よく似た葉っぱなら持っていますよ。」
霊夢「……どこで手に入れたのよ。」
魔理沙「実はお前が・・・」
ええ…なんでですか?
絆「違います。前に西の村までお使いに行った時に見つけて、おもしろい葉っぱだったからお守りに入れていたんですよ。」
お守り袋から取り出して、葉に近付く。
絆「葉、大丈夫。葉っぱはちゃんとあります。」
葉「ヒグッ本当ですか?」
絆「ほんとほんと。」
葉「ほんとだ。良かったです。」
泣き止んだ。よかった。
絆「じゃ、戻ろうか。」
人里へ戻った。
フジワラノボルケイノの漢字直せました。
「がいふうかいせい」と読むみたいです。
漢字の勉強が必要ですね。