前もって言っておくと、今回バトル少ないです。
では、どうぞ。
「ここがあの巫女が入っていった場所ね。…感じる、あの子の音」
「………いる、ここに」
「そうと決まれば張り切っていこ~!」
三人組も魔界へ入っていく。
大切な人を探して
魔界の奥では絆が待っていたとばかりに構えていた。
「霊夢さん、お久しぶりです。」
「お久しぶりです、じゃあないわよ全く!春は返して貰うわ!」
落ち着いて話す絆に霊夢はものすごい勢いでまくし立てる。
「勿論そのつもりですよ、でもゆかりんに少し頼まれていまして、、、」
「何をよ!」イラッ
「修業です、霊夢さんがサボタージュなので…」
「魔理沙みたいなこといわないでちょうだい!」
このとき三途の川の案内人はくしゃみをしたそうな。
それはともかく霊夢はいきなり弾幕を展開しはじめた。
「お、落ち着いてください霊夢さん!単なる弾幕ごっこです!」
慌てて絆も弾幕を展開していく。
「合絆「二重黒反魂蝶」!」
黒い蝶が舞っていくが霊夢は直感で難なく避ける。
「流石霊夢さんです、、、しかし簡単には負けられません。アマテラスさん、ツクヨミさん、スサノオさん、力を貸して下さい!三貴神「太陽と月と海」!」
すると絆の回りにお空よりも一回り大きい核融合の弾幕と月の弾幕、そして移動を制限するかのような水の弾幕が次々と張り巡らされる。
「アンタねぇ、神おろしは巫女の仕事よ。」
「友達なだけです、、、」
「やっぱりどこからどう見ても女だわ。」
張り巡らされた弾幕が霊夢に一斉に襲いかかる。
…が、絆の放った弾幕は霊夢をすり抜けた。
「……夢想天生、ですか。」
「全く、面倒起こすんじゃないわよ!一気に決めるわ!」
「その必要はありませんよ、霊夢さん。」
絆は弾幕を消す。
「…何がしたいのよ?」
「合格です。その様子だと、博麗奥義を使いこなせているみたいですね。」
「はあぁー?」
「ゆかりんに夢想天生を使いこなせているか確認してくれと言われたんですよ。では、この先へどうぞ。無駄足だと思いますが。」
絆はそう言うとスキマを使って何処かへ去っていった。
「…なんだか癪だわ。というより癪だわ。」
一人取り残された霊夢はそう呟いて先へと進む
霊夢が一つの扉を見つけ、その扉を開け放った先には葉と文花がいた。
「あ、お久しぶりです、霊夢さん。」
「この前はどうも。」
二人はのんびりと挨拶をする。霊夢は余計イラつく。
「お久しぶりです、じゃないわよ!春を返しなさい!」
と霊夢は意気込みを見せるが、二人の返答は予想していない物であった。
「え?春ならさっき返しましたけど、、、」
「葉がさっき外に春をばらまきにいったわ。植物達曰くもう博麗神社で宴会をしているそうよ。」
「…………じゃあ私が解決にくる必要は」
「「なかったですね」」
嘘だ!!と叫んだ巫女の雄叫びは魔界中にに聞こえたそうな。
次回、とある三人組の正体が明らかに!?(皆さんが知っている人達です。オリキャラではありません。)
…もうわかった人いるかも。
次回もお楽しみに!