許可を頂いて
とある東方の知識録より、光さんもコラボさせていただくことにしました!
ではどうぞ!
絆「さて、挨拶しにいきましょう!」
葉「誰にですか?」
…あ、
絆「聞いていませんでした、、、」
葉「あはは…」
絆「ゆかりんのとこへ聞きにいきましょう。」
葉「はい!」
僕はさっとスキマを開いた
絆「ゆかりーん!」
霊夢「アンタ、本当にその呼び方止めたほうがいいわ。」
絆「でも、そう呼んでって言われてますから。」
葉「絆さんらしくていいじゃないですか。」
紫「もう橙も呼んでくれないの…絆だけよ、そう呼んでくれるのは、、、」
絆「それより、誰に挨拶すればいいのかわかんなくて困っているんですが、、、」
紫「解ったわ。はい。」
そういって、ゆかりんは紙を差し出しました。
紫「特長や注意をその紙にまとめたわ。言ってらっしゃい。」
絆「いってきます、ゆかりん!」
葉「いってきます!」
そうして、僕達は元気に手を振った後、走りだしました。
霊夢「…なんかはじめてのお〇かいみたいね。」
紫「それを言ってはダメよ、霊夢。」
絆「えーと、、、」
ゆかりんから受け取ったメモをみると、、、
絆「まず、素早く蜘蛛島平という忍者にあって酔い止めをもらい、白井瞬という霊夢さんのリボンを着けた男性とその妻の白井光に飲ませること。遅れたら宴会がとんでもないことになる、ですか」
葉「絆さん、よくわかりませんがとてもヤバくないですか?」
絆「急ぎましょう!蜘蛛島さんという忍者ですね!」
ヤマメ「彼になんかようか?」
絆「うわぁぁぁ!?」
いきなりヤマメさんがあらわれました!(こちらのヤマメさんはなまりがあります)
ヤマメ「驚かせてすまんなぁ。でも私の彼氏の話してたらきになってまうやろ。」
葉「ヤマメさんの彼氏?って、、、」
ヤマメ「蜘蛛島平…彼とは、ちょうどあんたらみたいな関係や!キャッ!」
葉・絆「「ええぇぇぇぇぇ!?」」
するとそこへ
平「ヤマメー!…誰だ?」
あ、来たみたいです。
絆「あ、絆といいます。」
葉「葉です。」
ヤマメ「彼ら、酔い止めをもらいに来たみたいやで。」
平「フッ…そうか。ほら、これが酔い止めだ。強力だから少なくともこの宴会中は酔わないぞ。」
絆「ありがとうございます!」
平「お大事にな。…そういえば生物兵器が男なのにメイドしてるって言ってた」
葉「せーぶつへーき?」
絆「名前は?」
平「範人っていうんだが…」
葉「あ!?お祭りの時に妖夢さんと一緒にいた!」
平「知り合いか?」
絆「はい!そしてそのメイドは十中八九僕です!」
平「男…なのか?」
葉「男です!」
絆「そういえば、範人さんには百合とか言われました…」
平「そうか…お大事にな。」
葉「行かなくていいんですか?」
絆「そうでした!いきましょう、葉!」
平「フッ…じゃあな。」
ヤマメ「また地底にもきてなー!」
あ、そういえばあれから一回も地底に行ってませんでした、、、
葉「ところで、何で酔い止めを飲ませるのでしょう?」
絆「メモによると、その人酔うと周りを口説き始めるみたいで…その人の奥さんも酔うと周りを斬り倒すみたいです…」
葉「す、凄まじいカップルですね、、、」
絆「被害が出る前に飲ませないと…」
葉「霊夢さんのリボンを着けているんですよね?あの方では?」
指さす方にはあのリボン。
絆「みたいですね。ではいってきます。待ってて下さい」
たったったっ
絆「あの…白井瞬さんですか?」
瞬「ヒックあれ~俺の名前知ってんだ~?可愛い子だね~ヒック一緒に寝る~?」
光「アンタ…ダレ?」
うん、酔ってる。さらっと口説かないでください…そして隣の女性の視線が痛い…おそらくこちらが光さんですね…
絆「絆の力「十六夜咲夜」止まってください!」
時を止めて酔い止めを二人に飲ませまして、
絆「そして時は動き出す…」
瞬「あれ?俺はいったい…」
すごく強力ですね、この酔い止め。
絆「酔って僕を口説いてたんですよ?彼女さんにも謝って下さい。怒ってますよ?」
ドス黒いオーラを放出してるとも言えますが。
瞬「あ、ご、ゴメン!今日も一緒に寝よう!な?」
光「…ホント?」
瞬「ホントホント!あ、君!助かった!ありがとな!」
絆「どういたしまして!」
二人が暴れ出すのは阻止出来たみたいです。
…ただ、少し気になったことが。
僕の時止めの中動けるのは咲夜さんのみのはずです。
何故あそこでのほほんと飲んでいるあの女性は動けたのでしょうか?
葉も連れて聞いて見ることにしました。
絆「あの、すみません。」
杏子「お?なんぞおしたんか?」
…よくわかりませんね。こういう時は絆の力「古明地さとり」で…
葉「えーと?なんて?」
杏子「ああ、「何かあったんですか、と言いたいみたいですよ。」アンタわかるん?」
絆「はい!」
さとりさんの絆の力は気持ちを汲み取る程度の能力。相手の言いたいことがわかりますから、翻訳にも使えます。
絆「えーと、まず外の世界の人ですか?」
杏子「へぇ、そうや。っても当たり前やんか!けったいなやっちゃな!」
葉「…絆さん、翻訳お願いします。」
絆「えーと、『はい、そうです。って言っても当たり前のことではないでしょうか。おかしなやつだなぁ』だそうです。」
葉「知らない内に罵倒されてた…」
杏子「あ、自己紹介してへんな。うちは鈴原杏子っちゅうんや。適当に呼んでや。」
葉「えーと、適当さんですか?」
杏子「なんでやねん!?」
絆「『自己紹介してませんね。私は鈴原杏子っていいます。適当に呼んでもらっていいですよ。』だそうです。あ、僕は仲光絆、こちらは彼女の瀬笈葉です。」
葉「よろしくお願いします!」
杏子「ハハハッ!あんたらおもろいわぁ。笑けてしもたわ。あ、お酒はお断りやで。なんかお話聞かせてやぁ。」
おもしろい話ですかぁ。そうだ、みんな驚くから言ってみましょう。
絆「血は繋がってませんが、ゆかりんの息子です。」
杏子「ゆかりんて、あのスキマババアか?うそやぁ」
あ、フラグ。スキマが開いて…
杏子「おっと」
あれ!?スキマを閉じた!?
絆「凄い……」
杏子「なんのなんの。このぐらい朝飯前や。」
葉「ハハハ…」
とんでもない人に話かけてしまったみたいです…おっとそろそろ次の人に挨拶しに行かないと。
絆「杏子さん、僕達は他の人に挨拶しに行かないといけないので、そろそろ行きます。」
葉「ありがとうございました!」
杏子「そうかそうか。ひきとめてしもたか。きずつないなぁ。おやかまっさんどした。おおきに!」
絆「いえいえ、構いませんよ。こちらこそありがとうございました。いきましょう、葉。」
葉「はい!」
葉「絆さん、杏子さんは最後なんて言ってたんですか?」
絆「『そうかそうか、ひきとめてしまいましたか。すみません。お邪魔しました。ありがとうございました。』だそうです。」
葉「む、難しいですね…」
京都弁ってなかなか濃いキャラになりますねぇ、、、
最後は難しかったかな?