異変は終わった。だが、一部の妖怪は認めてはくれなかった。オカルトボールは消えていないからだ。
このままでは流石に不味いです、、、
絆「すみれちゃん、なんとか出来ますか?」
菫子「、、、可笑しいのよ、、、」
絆「へ?」
菫子「既にオカルトボールを消す手段は使っているのよ、絆、、、」
絆「どういうこと?」
確かに僕のオカルトはまだつかえるし、、、でも消えないってどういうこと?
菫子「、、、オカルトボール出して」
絆「こうですか?」
菫子「、、、消えなさい!」
あ!消えた!
絆「これでk「まだよ!」、、、?」
すると、ボールが復活した。
絆「え!?」
菫子「、、、どういうこと?」
これは、みんなに相談です!
パチェ「消えるわけないじゃない。」
え、知ってるの?
レミリア「どういうこと、パチェ?」
パチェ「、、、竹林の案内人や兎の姫と同じ感じ。」
レミリア「、、、面倒ね、、、」
、、、えーと
絆・葉「「結局どういうことですか!?」」
レミリア「、、、不老不死でしょ?」
パチェ「ええ。」
絆・葉「「???」」
パチェ「まぁ、錆びたりすることはなく壊れても復活するのよ。」
それって、事実上、、、
絆「解決不可能では、、、」
パチェ「そうね。それに、彼女のいっていることは本当だとおもうわ。不老不死ときたら、、、」
レミリア「永遠亭ね。」
パチェ「ええ、そいつら関連だとおもうわ。」
絆「では、いってk「私もいっしょにいきます!」…わかりました、葉といっしょにいってきます!」
というわけで、葉といっしょにスキマをくぐりました。
絆「ウドンゲさーん、、、あれ?」
着いた場所は永遠亭ではなく、竹林の中でした。この能力、相手が別の所に居ると思う場所に繋がらないのが難点なんですよね、、、
そしてウドンゲさんは焼かれて倒れてますし、、、
ウドンゲ「いたた、、、あれ、絆?何かあったの?」
いやいや、それコチラの台詞です!ウドンゲさんが焼き兎になってるのは何故ですか!?
葉「焼き肉ならぬ焼き兎ですね!」
妹紅「葉、良かったら一緒に喰うか?」
ウドンゲ「さらりと恐いこといわないで!」
葉「ははは、、、遠慮しておきます。植物は食べられる側ですから。」
ウドンゲ「そういう問題!?」
ウドンゲさん、突っ込み上手ですよね~、、、何処かで鍛えているのでしょうか、、、ってそうではなくて!
絆「オカルトボールのことでお話があって、永遠亭へ行きたいのですが、、、」
妹紅「知ってるのか、これのこと!?」
絆「へ?」
妹紅「(黄泉比良坂の)ボールのこと、教えてもらうぞ!」
戦闘ですか!?仕方ないですね、、、
絆「こちらも、このボール(の不老不死)について聞かせてもらうぞ!」
妹紅「!私か、、、ふっ、なるほど面白い!私の真似事で私に勝てるかい!」
*こんな世は燃え尽きてしまえ!*
凄まじい炎が僕におそいかかる。
でも、それより、、、技の名前ですね。
絆「、、、そんな悲しいこというな!」
*驚愕!私よりも強い私!?*
「不滅染紅」
相手によってことなりますが、身体強化です。
体力は回復、そして今回は攻撃力が上がるタイプですね。
妹紅「変わった、、、!?」
絆「はぁ、、、ここでくたばる気はないよな?」
妹紅「当たり前だ!このやろう!」
絆・妹紅「「今日の
妹紅「っこの!不死「凱風快晴飛翔蹴」!」
炎を纏った勢いのある蹴りが顔へとんできます。
僕は、それをつかみます。
妹紅「なに!?」
絆「あせるな、死道「地獄背負い」」
妹紅さんを炎の渦に背中から落としました。
絆「トドメだ。邪道「徐福時空」」
追い討ちは怯んだ妹紅さんにバッチリ命中。
勝負あり、です。
絆「まだあの姫を倒さずに逃げる気か?」
妹紅「な!?」
絆「、、、それに大切なもの、守りたいものもできたんだろ?置いていく気か?」
妹紅「んなわけ!」
絆「なら死ぬな!辛くても、暇で退屈でもな!」
妹紅「、、、わかった」
絆「さて、元に戻ろう。」
オカルトボールの力を抜いて、いったん深呼吸。
結構力を使うんですよ~。
絆「ふー、、、疲れました~。」
葉「お疲れ様です!カッコ良かったですよ~!」
絆「葉、ありがと~!頑張ったかいがありました!」
ウドンゲ「口調が随分変わってましたけど、、、」
絆「、、、まぁ、そういう能力なんですよ。」
ウドンゲ「、、、はぁ」
なんか訝しげにみつめてきました、、、絶対納得してませんね、、、
そして去り際
妹紅「絆!ありがとう!珍しくカッコ良かったよー!」
絆「め、珍しく、、、」
ガクッ、、、
、、、結構気にしているんですよ?(涙)
葉「大丈夫ですよ!普段からカッコいいですよ!」
絆「、、、グスッありがとう、葉。、、、ちょっとだけ、いい?」
葉「なんですか?トスッえ?」
葉の胸を借りて、ちょっとだけ、
絆「う、うわあぁぁぁぁぁぁぁぁんん!」
泣きました。
葉「・・・・・・・」
葉は黙って背中をさすってくれていました。
葉side
妹紅「え!?ちょ、ちょっと」
ウドンゲ「あ、謝りなさいよ!」
妹紅「ふ、普段もカッコいいよ!絆!」
...ちがいます。
葉「...みなさん、絆さんはそんなことではこんなに泣きませんよ。ね?絆さん?」
泣きながら首を縦にふる。
妹紅「…じゃあ、どうして…?」
葉「、、、多分、能力か何かで妹紅さんの苦しみに触れたからじゃないですか?」
ウドンゲ「・・・?」
葉「妹紅さん、ずっと苦しそうにしてたって植物さんから聞きました。恐らく、変身した辺りでその苦悩を知ったんじゃあないですか?」
絆さんが少し驚いていた。多分そうかな?
妹紅「……根拠は?」
葉「勘、です。」
絆side
泣いている時に、葉がいった予想にびっくりしました。
ピッタリ、間違えていなかったから。
全部吐き出したあと、二人と別れたあと、何故そう思ったのか根拠を聞いたら
葉「勘でs、、、いや、愛の力です!//」
と顔を紅くしながら言ってくれました。
絆「…葉、ありがとう。」
葉「どういたしまして。」
何度目かわからない、尽きることのない言葉をいいながら、二人で抱き締めあいました。ついでに口づけもして。
絆「葉、ずっと一緒ですよね?」
葉「当たり前です!」
互いに愛を確認して、永遠亭へ向かいました。
まだ深秘録は続きそう。
あ、絆くんのオカルトスペルは今までとっておいた植物スペル、つまり植物の力を借りて自分を強化するものです。
つまり、オカルトスペルを使わない時点で強さや能力は同じに。そしてオカルトスペルで強くなる。(倍)
、、、最近思い始めたけど、チートかな?
そして最近甘さが足りないと思った。ので足してみました。
次回もお楽しみに!