泣きむちなロックンローラー   作:10円ガム

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第3話。私はロックが大好き!(人´ з`*)♪

私は、ロックが大好き!(人´ з`*)♪。

ロックはいつも私のハートに火をつけてくれる。

 

小さな時からロックだけを聴いてきて来た。

私にとっては神様は『えーちゃん』

だった。

私はロックとあの子が大好き!(人´ з`*)♪

あの子もロックが好きで少し歌ってくれた。

彼は『路上のルール』を少し歌ってくれた。

 

彼は歌がとても上手で、

ロックンローラーそのものに思えた。

女の私には無い物が有った気がした。

 

私はあの子を本物のロックンローラーにしたくて、

皆に聴かせてと頼んだ。

 

あの子は小さく『うん』と言ったが・・・

いざやろうとしたら、泣き出してしまった。

私は、

 

「泣きむち!泣きむち!((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」

と言って更にあの子を追い詰めてしまった。

 

大好きなあの子を泣かして、

謝る事も無く引っ越した。

 

広島の田舎の方で

ウチの喋り方はそこの喋り方が身についてしもうた。

 

ウチは、田舎で女子バンドを組み。

ギターを弾いた、

歌も練習したけど・・・

自分の声は嫌い・・・

自分では、声を張り、ハスキーな感じなつもり

だけど・・・聴いたら可愛い声だった。

 

ウチはロックが大好き!

ギターを掻き鳴らし、

ロックを歌いたい・・・でも

声が・・・

 

ウチは親の仕事の関係で昔住んでた所の近くに

戻って来た。

 

高校入ってすぐに、部活とかでバンドメンバー

を探した。

まだバンドらしい事は何も出来てにゃあけど、

 

ヴォーカルにしたい子なら見付けた。

 

そうあの子が同じ高校におる!

同じクラスにあの子、

小泉君がおる!

でも

ウチの事いっこも覚えとらん!

((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

 

でも昨日、クラスのカラオケで

歌うとーたら、

ロックンローラーでは無かったけど、

声は本物だった。

それより、うとーてと頼んで

皆の前でうとーてくれたのは、

とても嬉しかった。

 

今日は彼を放課後音楽部に来てと、

誘った。

 

過去の事を話して、謝って

バンドを組もうゆーてから、

 

ヴォーカルやらせて(^ω^)

色々話したくて、

きっと小泉君はまだロック好きよね?

 

私はずっとロックと小泉君が大好き!(人´ з`*)♪

だから、一緒にバンドを組んで

ロックをやりたい!

一緒にロックンローラーになりたい!

早く放課後にならないかな?

 

授業が終わり放課後になったが、

ベースの子と一緒に

彼を待った・・・

待った・・・

待った・・・

 

結局一時間以上待ったが

小泉君は来なかった!

 

「あのくぅーそーぼーけーが!

 ( ;゚皿゚)こうなったら、

 あいつの家までいっちゃるけぇのーや! 

 ((ヾ(≧皿≦メ)ノ))許さん!」

 


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