我ら、性別反転組!!((殴   作:RaruFlag

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さあ!

さあ!!

楽しい!!!!(作者は壊れたようです。)


三角関係?(6)

「……っ、….トッ……ナトッ!!」

 

聞き覚えのある声で目覚めた。

 

目の前には女装したショウがいた。

茶色の綺麗なロングヘアを片方へと出してカールしてある。

そして綺麗な空色のドレスを着ていた。

 

「!?」

 

周りの状況を把握すると

ここはどこかの寝室らしい

しかもだだっ広い。

 

「よかった起きた…

今さっき閻魔が声で通達して来たんだけど、指令をクリアしていけだそうだ。

視界にたまに見える♡はライフポイントだそうだ。

で、俺の指令はナト…お前も守ることらしい、姫の格好でな。」

 

話が早すぎる

 

「ま、待って

わたし達の反転したものってなんなの?

というかここはどこなの?」

 

「俺たちの反転したものは……

<見た目の性別>だ。

だからお前はショートカットになってるし少し身長も伸びてる。

 

ここは城の中だお前は王子という設定になってる…らしい。」

 

「それ程度か了解。

城ねぇ……まあ、権力があるのはいいことだな」

 

「よし、じゃあお前の指令を見ておけよ

俺は今密かに入り込んできただけだから…

明日舞踏会があるらしい、そこには何十人もの姫と王子、貴族が来るらしいぞ。」

 

「待って、ショウ」

 

自分への指令を急いで見る

 

そこには

 

::舞踏会が終わるまで生き残れ::

 

「だそうだ」

 

「お前何?誰かに命狙われてんの?」

「知るかボケぃ」

 

「…まあ、いい。

とにかく明日は俺を部屋に連れてこいよ」

 

「わぁーてるよ、

じゃあの」

 

「おう、」

そういうとショウは出ていった。

 

 

静脈が訪れる

「私が王子役……ねぇ…」

 

 

何となく私は考えていた。

ショウが女役。

私が男役。

となれば

 

きっと今現在ここにいないカナギも女役のことだろう。

あいつならきっとまた3人になるために追いつくなりなんなりするだろうが…

 

今は何故か嫌な予感しかしなかった。

 

 

そうして舞踏会の時間へとなってしまったようだ。

 

 

会場はとてもガヤガヤしており居心地がいいとはお世辞でも言えなかった。

 

「ナフィア様〜♡

ご一緒にシャンパンなどどうですぅ〜??」

「ナフィア様〜!」

 

 

 

こ い つ ら う る せ ぇ (確信)

 

「は…ははっ……」

思わず私も苦笑いである。

こんな表情なのにグイグイくる。

私の目の前にいる姫?は可愛いくないのだ…

 

すると私の視界に入ったのは

ショウの姿だった。

 

「おっ、」

 

姿を見るなり歩み始める。

どんどん距離が近くなる、向こうはまだキョロキョロしているだけだ。

 

 

ここは1つ、からかってやろう。

 

唐突に手を掴む。

 

「あなたの……お名前は?」

出せる限りの超絶イケヴォで囁く

 

それに驚いたようだがすぐに表情をニヤッとさせた。

「(バーカッ)」

口ぱくでそう言うと

「アモリイ….。

アモリイ・F・ウシュリア…

と申します。

あなたは?」

 

ぅわーぉ

見事な演技ですなぁデュフフコポォ オウフドプフォ フォカ(((

 

 

「この国の王子…

ナフィア・I・リヴァイブルと申します。

 

ともに…参りませんか?」

「もちろん」

 

手を改めてとると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の手首をそっと掴んだ人物がいた。

 

いきなりのことに一瞬身が固まる

 

「ナフィア・イノセンス・リヴァイブル様……」

 

そこにいたのは綺麗な白と黒の調和したドレスを着て、少し大きめの片眼鏡をかけた

他国の見知らぬ姫のようだった。

 

「失礼極まりないですが…

知り合いでしょうか?」

 

「えぇ、知り合いですとも。」

 

脳内を巡らせる。

誰だ?なんだ?

今の私の知り合いはショウもといアモリイしかいない

「私の名前を忘れたのですか…?」

 

「すいませんが…あなたのこと自体を存じあげません…!」

 

「あら…残念ですわ……。

 

では改めて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の名前は

ギカナ・リロードル・ルバス…

 

あなたを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロシニキマシタ…♪」

 

 

 

次の瞬間私の右肩にナイフが刺さったのは夢でしょうか。それとも現実でしょうか…。

 

 

 

 

 

 

 

 




さあ!
ギカナちゃんもといカナギは気づいているのでしょうか!!

気づいてませんね多分!!

次は多分々 …ん?

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