白銀の来訪者   作:月光花

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今回は比較的にすんなり書けました。

あ、それとINNOCENTの一巻を読みました。

感想は……歴史よ、どうしてこうならなかった(泣)

いよいよ無印編も終わりが近いです。

では、どうぞ。


第13話 『テスタロッサ』の真実

  Side Out

 

 アースラに転送されたシノン達は揃ってブリッジにやって来た。

 

フェイトは武装解除して拘束衣を着せられているが、手の中には罅が入ってボロボロになった待機状態のバルディッシュが握られている。

 

アルフは協力的だったためか、拘束されることはなかった

 

バルディッシュは今の状態でも起動させることが出来るので、アースラに転送された時は局員の1人が没収しようとしたのだが、それを止めたのは意外にもシノンだった。

 

本人は「こんな状態のデバイスを使っても大した脅威にはならない。いざとなればオレがデバイスを破壊して拘束する」と言ったが、なのはとユーノにはそれが本心に聞こえなかった。

 

恐らく、なのはに敗北したことで精神的に消耗したフェイトを気遣ったのだろう。

 

「お疲れ様……」

 

ブリッジに到着した一同をリンディが出迎えた。

 

「状況は……?」

 

「さっきの次元跳躍攻撃でプレシア・テスタロッサの拠点の正確な座標が分かった。現在、武装局員を身柄拘束に向かせている」

 

シノンの質問にクロノが答え、全員の視線が正面モニターに向けられる。モニターの中では、時の庭園に突入した武装局員が映っている。

 

「初めましてフェイトさん。アースラ艦長、リンディ・ハラオウンよ」

 

しゃがみこんで視線の高さを合わせたリンディの言葉にフェイトは何も答えず、待機状態になったバルディッシュを握り締める。

 

その反応に苦笑を浮かべたリンディは立ち上がり、なのはに視線を向ける。

 

(母親が逮捕されるシーンを見せるのは忍びないわ。なのはさん、フェイトさんを別の部屋に映してもらえるかしら)

 

(は、はい……)

 

リンディの念話に、なのはが答える。

 

「フェイトちゃん。よかったら私の部屋に……」

 

なのはが言いかけたその時……

 

「武装局員、玉座の間に侵入。確保対象を発見しました」

 

オペレーターから報告に全員の意識が傾き、再び視線が集中した。

 

そこに映し出されていたのは、この事件の開始と終結を司る人物。フェイトの母親、プレシア・テスタロッサだった。

 

 

 

 

   *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *   

 

 

 

「プレシア・テスタロッサ! 時空管理法違反、及び管理局艦船への攻撃容疑で、あなたを逮捕します! 武装を解除して、こちらへ」

 

「フッ……」

 

突入した局員達がデバイスを突き付けられながらも、玉座に座るプレシアは微動だにせず、余裕の態度を崩さない。いや、傍に置かれたデバイスと思われる機械的な杖に手を伸ばさない時点で、むしろ関心が無いのかもしれない。

 

腰に届くほどの長い紫髪、やたらと露出が多いローブのような服装。微笑めばさぞ美しいであろうその美貌は顔色が悪く、瞳の中はひどく濁っている。

 

その様子を不審に思いながらも、数人の局員が危険物が無いかを調べるために、玉座の後方に伸びる通路へと足を伸ばした。

 

すると、プレシアの目つきが豹変し、瞳の中に明確な敵意が宿った。

 

局員は通路の先に扉を発見し、その先へと足を踏み入れる。

 

そこには、明るく照らされた一室の中に大きめのガラスケースが置かれていた。

 

「えっ!?」

 

そこで見た光景に、モニターを見ていたなのはが思わず声を漏らした。だが、驚いているのはなのはだけではない。隣のユーノはもちろん、アルフやフェイトまで目を見開いている。

 

ガラスケースの中にいたのは1人の少女。そして、その少女の容姿は誰から見てもフェイトとまったくの瓜二つだった。

 

「私のアリシアに……近寄らないで!」

 

その時、後ろから殺気を隠そうともしない叫び声が響いてきた。

 

振り返ると、玉座から立ち上がったプレシアが凄まじい気迫と共に走り寄り、ガラスケースに一番近い位置にいた局員の頭を片手で掴んで投げ飛ばした。

 

身体強化の魔法でも使っているのか、その速度は他の局員達も反応出来なかった。

 

即座に鎮圧しようと全員のデバイスから魔力弾が放たれるが、プレシアはその全てを障壁で防ぎ、反撃とばかりに強力な雷撃を放つ。

 

雷撃は通路を飲み込み、玉座の近くにいた局員達にも牙を向いた。その威力にバリアジャケットの防御力は役に立たず、全員がその場に倒れ伏す。

 

「いけない、すぐに局員達の送還を!」

 

「りょ、了解です!」

 

即座にリンディが指示を飛ばし、気絶した局員達が魔法陣に囲まれて転移を開始する。プレシアはそれに関心を向けず、少女の浮かぶガラスケースを愛おしそうに撫でた。

 

『たった9個のジュエルシードを使っても完全な次元震を起こせるかわからないけど、もう時間がない。やっぱり、アレを使うしかないでしょうね」

 

1人呟いたプレシアが振り向き、モニター越しにアースラのブリッジ内を睨んだ。

 

『でも、もういい。もうこれで終わりに出来る。この子を亡くした憂鬱感を感じる続けるのも、この子の身代わり人形を娘として扱う苛立ちも……』

 

その言葉を聞き、フェイトの肩がビクッと大きく震え、目が見開かれる。

 

『聞いていて、フェイト? あなたのことよ。せっかくその身にアリシアの記憶をあげたのに、そっくりなのは見た目だけ。役立たずでまったく使えない私の人形』

 

人形、記憶をあげた、この単語を聞いたシノンは漠然とプレシアの語ろうとする真実を予想出来た。

 

そして、その予想を答え合わせするように、エイミィが俯きながら話し出した。

 

「魔導炉の駆動実験で起こった暴走事故、通称『ヒュードラ事件』。プレシアはその時に実の娘、アリシア・テスタロッサを亡くしているの。そして彼女が最後に行なっていた研究は、使い魔とは異なる、使い魔を超える人造生命の生成……」

 

『……プロジェクトFATE。これで私はフェイトを造った。『フェイト』という名前は、研究に付けられた開発時のコードネームよ』

 

導き出された答えは、人造生命体。娘を失った悲しい事実を認められず、死者蘇生を望んだ末の禁忌の秘術。

 

『だけどダメ。結果はちっとも上手くいかなかった。利き腕も、魔力資質も、人格さえも、全て違った。作り物の命は所詮作り物……失った人間の代わりにはならない。

アリシアはもっと優しく笑ってくれた。時々我侭も言ったけど、私の言うことをちゃんときいてくれた』

 

「やめて……やめてよ……」

 

ふと、黙ってプレシアの通信を聞いていたアースラのブリッジで小さな声が上がった。

 

声を聞き取ったシノンがちらりと視線を移すと、そこには悲しそうな表情でフェイトの隣に立つなのはがいた。

 

だが、その声はプレシアに届かず、拒絶の言葉が続けて放たれる。

 

『アリシアはいつでも私に優しかった。フェイト、所詮あなたは私が慰みに使うだけのお人形、アリシアの偽者。せっかくあげたアリシアの記憶も、あなたではダメ。あなたはもう要らない。何処へなりと消えなさい!!』

 

残酷な言葉を突きつけられ、フェイトの目には徐々に涙が滲んでいく。

 

「お願い!もうやめて!!」

 

なのはが悲鳴を上げるように叫ぶ。

 

「フフフッ!…………ハッハハハハハ!」

 

だが、それを嘲笑うようにプレシアは笑い声を上げる。

 

その姿を目に映すフェイトの脳裏では、与えられたアリシアの記憶に映るプレシアと、自分が覚えている最近の虐待の記憶が蘇る。

 

『良いことを教えてあげるわフェイト。あなたを作り出してからずーっと、私はあなたが…………大っ嫌いだったのよ!』

 

「あっ……」

 

その言葉を聞き、フェイトの手からバルディッシュが零れ落ちた。ただでさえ無数の罅が入っていた状態に衝撃が加わり、本体が大きく罅割れる。

 

そして、フェイトの瞳からは感情の光が失われ、その場で膝が折れて崩れ落ちる。

 

「フェイトちゃん!」

 

崩れるフェイトの肩をなのはが支えて声をかけるが、フェイトは反応しなかった。恐らく、その瞳には何も映っておらず、なのはの声も聞こえてはいないだろう。

 

「ちょっ!? 大変です艦長! 庭園内にAクラスの魔力反応多数出現! 総数60、80……まだまだ増えていきます!」

 

ブリッジ内にアラーム音が響き、エイミィさんが報告を急ぐ。

 

「プレシア・テスタロッサ! 一体何をするつもりですか!?」

 

『私は旅立つのよ。永遠の都、アルハザードに!』

 

そう言って9つのジュエルシードが一斉に輝きを放ち、そのすぐ後にアースラを地震のような激しい揺れが襲った。

 

だが、異変はそれだけで収まらなかった。

 

プレシアの周囲に、何の前触れも無くドス黒い霧が浮かび始め、それと呼応するようにジュエルシードの輝きがさらに強くなる。

 

その現象を見て、全員が驚くブリッジの中で、珍しくシノンが身を乗り出した。

 

目が見開かれ、ありえないものを見たような顔をしている。

 

「バカな……! アレはまさか……!」

 

『ジュエルシードとこの力で、私は失くした全てを取り戻すの!』

 

その言葉を最後にモニターを繋げていたスフィアが消滅し、ブリッジの中にはアラーム音のみが響くようになった。

 

だが、時を刻むごとに強さを増す大きな揺れが、すぐに現実を突きつける。

 

「これは……次元震です! ジュエルシード9個の発動を確認……同調して規模をさらに拡大中させています! 艦長、このままでは次元断層が……!」

 

「振動防御障壁を展開! 本艦は現宙域に留まり、次元震の拡大を阻止します! クロノ執務官、シノン君はすぐに庭園に突入し、プレシア・テスタロッサを確保してください!」

 

リンディの指示に返答するよりも早く、クロノは懐から取り出したS2Uを即座にセットアップして転送ゲートへと走った。

 

その後に、顔に手を当てて数回の深呼吸で意識を落ち着け、同じくセットアップを終えたシノンが続く。

 

だが、その途中でフェイトの肩を支えていたなのはが慌てて立ち上がり、手を上げながらリンディに声を掛ける。

 

「あの、リンディさん! 私も現場に……「待てっての」へうっ!?」

 

だが、即座に後ろからシノンのピコハンで頭を叩かれ、ボガッ! という音と共に再び姿勢が低くなった。

 

「お前は体力も魔力も消耗してるだろうが。来るにしても、全快とは言わないが少し休んでからにしろ。その後、お前とユーノにはあっちを止めてもらう」

 

そう言うシノンの指が差している先には、先程から最上階で暴走を開始している時の庭園の駆動炉。エイミィの報告によれば、不足している次元震の出力を補おう為らしい。

 

なのはが視線でリンディに許可を求めると、無言の頷きが返される。どうやら、シノンのプランに賛同しているらしい。

 

シノンはそのまま転送ゲートに向かおうとするが、ふと足元に落ちていたバルディッシュに気付き、拾ってフェイトの手に握らせた。

 

「オレは恐らく、お前の母親を殺す」

 

そして、無気力なフェイトを前に無情な言葉を告げた。

 

その言葉を聞いたフェイトの肩が僅かに震え、周りがシノンを咎めようとするが、それよりも早くシノンは言葉を続けた。

 

「このまま見ているのもいいだろう。どうしようとお前の自由だし、誰もそうしているお前を咎めはしない。だが、経験上で1つだけお節介を言っておく」

 

片膝を付き、シノンは未だ微塵も動かないフェイトの瞳を見詰める。

 

「後悔だけはしないようにしろ。お前の親が人である内に、自分が何をしたいのかをよく考えてみろ。でなきゃ、お前に付き合ったこいつにも失礼だぞ」

 

そう言って最後にフェイトの手の中にあるバルディッシュを小突き、シノンは今度こそブリッジを飛び出し、転送ゲートへと向かった。

 

数分で到着したゲート前には、デバイスを片手に待つクロノがいた。もう先に乗り込んだと思っていたシノンは、少し驚きながらもクロノと共にゲートを通る。

 

「ブリッジでの会話はエイミィから聞いた。なのは達に駆動炉を止めてもらうのは僕も賛成だ。でも、プレシアの殺害は認められない。彼女は法の下で裁きを受けるべきだ」

 

「オレだって出来ればそれで片付けたいさ。殺すとは言ったが、それはあくまでオレの予想が的中して最悪の事態になった時の話だ」

 

「……その予想というのは、通信でプレシアが発生させていた黒い霧が関係しているのか? アレが、彼女の命運を決めると?」

 

「まだ……今はまだ何とも言えん。だがオレとしては、この予想は絶対に外れてほしいと思っているよ」

 

言葉だけで事態の深刻さが伝わってくるが、今は先にやるべきことがあるので、クロノはそれ以上の説明を求めず、気持ちを切り替えた。

 

そんな中、シノンは念話を使い、ヴェルフグリントに声を飛ばす。

 

(……それで? 実際どうなんだ。あの女のやろうとしてることが成功したとして、あそこに……アルハザードには行けるのか?)

 

(正直、私もなんとも言えません。私が知っているのは正式な進入方法のみで、他の手段には心当たりがありません。ですが、前に発生した次元震をあそこで観測したのですから、可能性はゼロではないでしょう)

 

おおよそ予想通りの返答を返され、シノンは内心で溜め息を吐く。

 

シノンは一瞬、自分の知っている情報を全て教えればこの騒動も丸く収まるだろうかと考えたが、管理局の反応と信用してもらえる可能性を考え、諦めた。

 

それにシノン個人としても、プレシア・テスタロッサにはついさっき用が出来たし、放任は出来ない。彼女はすでに、自分の意思で戻せない引き金を引いたのだ。

 

 

 

 

  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  

 

 

 

 

 転送が完了し、シノンとクロノの眼前に広がったのは、何処かの城内でお目にかかれそうな広い廊下だった。

 

だが、今は廊下の所々に穴が開いており、そこからは奇妙な色をした地面が見える。

 

何で床の下に地面があるんだ? と不思議に思ったシノンはしゃがみ込んで下を覗こうとするが、クロノの呆れたような声に止められる。

 

「それは虚数空間、魔法の効力が無力化される空間だ。飛行魔法も使えないから、重力の底まで落ちていくぞ」

 

なるほど、と答え、シノンは大人しく首を引っ込めて立ち上がる。

 

術技の応用で風を使ったらどうだろうとも考えたが、失敗した時のリスクがちょっとシャレにならないので黙ってやめておいた。

 

「さて……駆動炉は暴走したおかげで最上階にあると分かったが、プレシアが何処にいるのかはハッキリと分からないな」

 

「暴走させた駆動炉のすぐ近くって可能性は無いだろから、上は無しだな。てことは、単純な消去法で庭園の最下部だろ」

 

数秒天井を見て上にいる可能性を消し、シノンは右足でトントンと床を踏む。

 

「何故そう思う。上が無いとはいえ、必ずしも一番下とは限らないぞ」

 

「わかってねぇな、クロノ執務官。どんな時だろうと、ダンジョンのボスってのは上か下か横の一番奥ってのが鉄則なんだよ」

 

クロノの肩を叩いて何処か自信ありげに答え、シノンは通路を走り出す。その後を

クロノが慌てて追い掛け、走りながら通信を開いてエイミィに確認を取る。

 

『えっと、ちょっと待ってね~……うわっ、本当だ。庭園の最下部に生体反応および魔力反応が1つ。これ間違いなくプレシア・テスタロッサだね』

 

ビンゴで予想が的中し、シノンは走りながらクロノにドヤ顔を向ける。だが、クロノからすれば、視線を後ろに向けている状態で、床に開いた穴を全て避けている方が驚きである。

 

やがて、シノンとクロノの前には高さが天井まで届く巨大な扉が立ち塞がった。

 

「……クロノ、扉を開ける際にちょっとしたリクエストがあるんだが……」

 

「……何を望んでるかは大体想像が付くから言わなくていい」

 

顔を合わせながらの短い会話を終え、シノンは右足を、クロノは青色の魔力が先端に集まったS2Uを持ち上げる。

 

そして次の瞬間、せえ~の、と言葉を挟んで、右足の蹴りと魔力砲撃が放たれ……

 

 

ドオォォン!!!

 

 

爆発音と共に巨大な扉が宙を舞い、室内に盛大な破壊音を撒き散らした。

 

そして、部屋に入った2人を出迎えたのは、軽く見ても全長10メートル以上の巨大な鎧。正確な数は分からないが、今いる部屋の殆どを埋め尽くしている。

 

よく見ると先頭に立つ一体の全身が派手にひしゃげているが、その原因は足元に散らばった木材を見れば想像が付くだろう。

 

「傀儡兵、魔力で動くただの機械だ」

 

「ようはボスに辿り着くまでのザコだろ。よし、薙ぎ払うに限るな」

 

クロノの短い説明に短い答えを出し、シノンは右手を持ち上げ、詠唱に入った。

 

「“大地の咆哮 その身は荒れ狂う地竜の牙”」

 

2人を敵と認識した全ての傀儡兵が歩を進めるが、そもそも動き出すのが遅過ぎた。

 

「グランドダッシャー」

 

持ち上げた右手の指が鳴り、大地を示す庭園の床が怒涛の岩波と化した。

 

未だ正確な正体が掴めていない右腕の助力を加え、切り立った無数の岩棘がシノンとクロノの前方に土砂崩れの縮小版のような大破壊を撒き散らした。

 

ただでさえ大きい物体が密集していたせいで、全ての傀儡兵は逃げようと動き出すことも出来ず、残さず上級魔法の餌食となった。

 

数秒でガラクタ置き場へと変貌した室内を見渡して全滅を確認し、シノンはゆっくりと大太刀を抜刀し、峰で肩を軽く叩く。

 

「さあて、派手に要塞攻略といこうか」

 

「微妙に目的を間違えてないか? 確認するが、最終目的はプレシアの身柄確保だからな」

 

そんな軽口を叩き合い、2人は庭園の中へと歩を進めた。

 

 




ご覧いただきありがとうございます。

今回はラストダンジョンに乗り込んで、チャイム代わりに上級魔法ぶっ放したところで終わりです。

ダンジョンに溢れた世界からやってきたシノンは、こういう流れに詳しいようです。

あと少ししたらオリジナルの部分をストーリーに入れていけると思います。

では、また次回。

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