とある製薬会社に務めていた研究員のヤケクソ日記   作:色々残念

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後日談その4

 月 日

ブラックマーケットでアルビノイドと砂虫を購入した武器商人がいたらしい。水中でこそ本領を発揮するアルビノイドと行動するには大地がなければならない砂虫という相反する生物兵器を購入した理由は見当もつかないが、別々の戦場で売りに出すつもりなのは間違いないだろう。需要があれば供給がある。アルビノイドと砂虫を適した戦場に送り込めば効果的に運用することが可能となる筈だ。アルビノイドの場合は帯電による攻撃が主な攻撃となるので、逃げ場のない水場で電気による攻撃を繰り出すことが運用方法となる。砂虫の場合は以前私が倒したグレイブディガーと似たような運用方法となるかもしれない。不意を突いた土中からの強襲が基本的な砂虫の運用方法と言える。どちらの生物兵器も巧く運用できれば敵対者に大打撃を与えることができる性能は持っているが、使い方を誤ればあっさりと排除されてしまう。どの戦場でもある程度安定した性能を発揮できるハンターと比べれば、アルビノイドと砂虫は扱い方には気を配らなくてはならない生物兵器だ。よほど売れるという確信がなければ態々購入してまで売りに行こうとは思わない生物兵器ではあるが、買ったからには売るつもりなのだろうな。

 

 月 日

とある酒場で酒に溺れている男性がいた。どうやら妻と別れることになってやけ酒をしているらしい。絡み酒で思いきり絡まれたが、とりあえず相手をすることにした。別れを切り出したのは男性からだったようだが、多少は未練があったみたいだな。妻は別れを拒んだようだが、それでも男性は妻の出張が多すぎて殆ど一緒の時間が作れないことに嫌気がさしていたそうだ。それが改善されないなら一緒にいても仕方ないだろうと男性は思いきって離婚することを決意したと私に語った。男性の名はイーサン・ウィンターズというようだ。別れた妻の名はミアだというが、ある組織に所属している工作員と同じ名前だったのは偶然なのか、それとも本人なのか、どちらだろうな。もしも工作員であるとするならば、何故プライベートの時間も取れないのに結婚したんだと言いたい。結局酔いつぶれたイーサンを放っておけずに家まで送ることになったが、私がこうして手間をかけることになったのも貿易会社に勤務していたミアが頻繁に海外に出張して長期間家を空けるなんてことを何度も繰り返したせいで夫婦仲が冷えきって離婚にまで発展したからだな。どう考えてもミアが悪いのでミアのせいだということにしておこう。

 

 月 日

とある街の一角でテラセイブの抗議デモ活動が行われていた。内容は製薬企業の不正に関するものだったが、数えきれない程の人の集まりが一斉にプラカードを掲げて製薬企業に対する抗議を開始したのは見ていて壮観だったな。テラセイブの抗議デモを見たのは初めてだが、これだけの人数が集まるものなのだと驚愕した。イメージを大切にしていた製薬企業にとってはテラセイブの抗議デモは大打撃となるだろう。デモに集まったこれだけの人が製薬企業の不正に対して不満を持っているということになる。デモの効果か不正が露になったことが原因かは解らないが、製薬企業の株価が急速に暴落していることはよく解った。この製薬企業の株を持っていた人々は今頃大損をしているんじゃないかな。下がる前に察知して、いち早く手放していた人々もいる筈だがね。不正の内容がバイオテロに関わるものだったことが、事態をここまで大事にしたことは間違いない。バイオテロに関わる不正をバイオテロに立ち向かうNGO団体であるテラセイブが黙っていられる筈がなかった。大規模な抗議デモ活動をテラセイブが行うことは当然だったようだ。抗議デモ活動を行っているテラセイブの職員に見覚えがある顔を見つけた。ニール・フィッシャーが以前同居している時にテラセイブで一緒に働く同僚として写真を見せながら紹介してきたペドロ・フェルナンデスの姿がある。幹部職員であるニールの姿はないようだ。今のところ裏社会でニールを見かけたという情報はないが、もうウロボロス・ウィルスを手に入れることは諦めたのだろうか。諦めていたならいいが、諦めていなかったらまた面倒なことになりそうだな。

 

 月 日

今日は私の誕生日であり、これで65歳になる私を家族が祝ってくれた。アレクシアが代表として私に手渡してくれた誕生日プレゼントは、滅多に手に入らない希少価値の非常に高い高級なワイン3本と手作りのハーブ配合石鹸に落ち着く香りがする香木で作られた木彫りで眼に蛍石が使われている小鳥。ワインはアレクシアで石鹸は息子、木彫りの小鳥はエヴリンからのプレゼントだった。石鹸と小鳥は手作りのもので頑張って作ってくれたことが伝わってくるのが嬉しい。家族全員を抱きしめて感謝の言葉を伝えておく。お祝いだからか一段と豪勢な料理を家族と一緒に食べながら幸せを噛み締める。愛する家族全員に祝われたこの日は、忘れられない幸せな思い出になりそうだ。食事も終わり息子とエヴリンが歯を磨いて寝室に向かう姿を見送ってから、アレクシアと2人でワインを飲み始める。一口飲んで味を確かめてみて味わい深い積み重ねた歴史を感じさせた味に合うつまみを作り上げることに成功。ワインをじっくりと味わいながらつまみを口に運んでいく。穏やかな時間が過ぎていき、2人で飲んでいたワインの瓶が空になる頃には夜遅くになっていた。息子とエヴリンはすっかり寝付いている様子。不意にアレクシアが口付けてくる。そして「2人だけの時間を過ごしましょう」と誘ってきたので誘いに応じることにした。今夜は徹夜になるかもしれないな。

 

 月 日

BSAAのアドバイザーを務めるルイス君と久しぶりに出会った。どうやら休日のようで食事を食べに行くところだったらしい。いい店を知っているから着いてこないかと聞くと悩んでいた様子だったが、いくら頼んでも全て私の奢りだと言うと着いてくることに決めたようだ。店に入り料理を注文する時に店の中でも値段が一番高い料理を頼んでいるルイス君はちゃっかりしている。値段以上の味が期待できる料理を食べながらルイス君と会話をしたが、内容は近況を聞くところから始まり、BSAAのアドバイザーの仕事が順調かどうかも聞いてみた。仕事には問題ないようで、ロス・イルミナドス教団に荷担してプラーガの研究をしていた自分がBSAAに関わる仕事をしていてもいいのかという葛藤もなくなって吹っ切れた様子のルイス君は旺盛な食欲で一番高い料理を平らげて新たな料理を注文する。次は二番目に高い料理を頼んだルイス君に続いて私も新たな料理を注文した。食べながら会話を続けると今度は此方に質問をしてくるルイス君。あんたは今何をやっているんだという問いに今はハーブの研究以外は何もしていないと正直に答える。降りかかる火の粉を払いのけることはあるがと付け加えると火の粉なんてものじゃねぇだろと呆れた顔をするルイス君。

 

BSAAに巨大BOWの死骸の処理を頼んでくる奴はあんただろ間違いなくと言われたので、そんなこともあったかなと言っておく。誰が倒したんだって困惑してたぞBSAAの連中と言うルイス君に私が正直に名乗り出ると面倒なことになることは間違いないので匿名で邪魔な死骸の処理を頼んでみたんだがねと答える。連絡もなしに放置されるよりかはいいのかもしれないがBSAAに困ってる奴がいることは覚えとけよと言ったルイス君に、それは覚えておくとしようと答えておく。まあ、匿名で連絡することはまたあるかもしれないがねと付け加えるとため息を吐くルイス君。BSAAには迷惑をかけて済まないとは思っている。今度BSAAに資金を提供しておこう。食事が終わって席を立ったルイス君に元気でやっているようで安心したと言うとあんたは相変わらず変わらないなと言って此処の食事は確かに美味かったとほんの少し笑ったルイス君は踵を返して立ち去っていく。ルイス君が元気でやっている姿が見れて良かった。あの調子なら長生きしそうだな。知人の健やかな様子が見れて一安心だ。

 

 月 日

シンガポールのベネット大学理工学部教授でありBSAA極東支部のアドバイザーも務めているダグ・ライトがアジア最大である名門校マルハワ学園の理事長グラシア・デレニカスと2人で歩いているところを見かけた。2人は以前恋人だったという情報があるが、あの様子だとよりを戻したのかもしれないな。手を繋いで歩いているダグ・ライトとグラシア・デレニカスの2人が親密な関係であることは見れば解る。互いに笑顔で歩いている2人はとても楽しそうだ。仲のいい恋人同士に見える2人はデートを続けていくようだが、2人を見守っている複数人の人間がいることには気付いていないらしい。どうやらマルハワ学園の関係者みたいだが、理事長であるグラシア・デレニカスを心配して陰から見守っている様子の複数人。正確には5人だと判別ができたが、マザー・グラシアがあんなに穏やかな表情を浮かべているのは久しぶりだと言っているのが聞き取れた。普段はマルハワ学園の理事長として気を張っているマザー・グラシアが、ただのグラシア・デレニカスに戻れている今の一時を精一杯楽しんでいることは間違いない。

 

そうこうしている内にダグ・ライトがグラシア・デレニカスに指輪を片手にプロポーズする場面を目撃した。それを受け入れたグラシアに見守っていた5人が驚いて戸惑っている。めでたいことではあるのでプロポーズを見ていた人々が拍手をするのに混じって私も拍手をしておく。幸せそうなダグ・ライトとグラシア・デレニカスの2人に幸が訪れることを願っておいた。結婚することになる2人は道行く人々に祝福されながら去っていく。人通りの多い中でプロポーズをしようと思ったダグ・ライトは勇気がある人物のようだ。プロポーズを目撃することになるとは思ってもいなかったが、成功して良かったと思う。失敗していたら見ていた私まで微妙な気分になっていただろうな。結婚が決まった2人には幸せになってもらいたいものだ。

 

 月 日

始祖ウィルスとtーVeronicaを宿している息子は私とアレクシアのハイブリッドと言ったところだ。どちらの長所も受け継いでいる息子に今日も身体の動かし方を教えていく。3歳で成人男性程度の身体能力を持つ息子だが、成長していくにつれて増大する力を抑えることも教えなければいけない。過剰な力で物を壊してしまうことがないように力の加減を覚えさせる。非常に壊れ易い飴細工を作り、息子に飴細工が壊れないように持ち上げさせた。今のところは繊細な力加減ができているようだ。飴細工が壊れることもなく持ち上げられている。用が済んだ飴細工は食べても構わないと息子に言うと直ぐ様飴細工をほうばる息子。私が作った飴細工は美味しいようで息子は満面の笑みを浮かべている。よく壊れやすい飴細工を少しも壊さないで持ち上げることができたと褒めながら頭を撫でておいた。飴細工を食べ終わった息子と一緒に身体を動かす。サンドバッグを叩いて蹴りを入れる息子の動きにはキレがある。なかなかいい動きをする息子には格闘術の才能もありそうだ。試しに息子へ技を見せると直ぐ様真似をして技を身につける息子。少々難しい応用編も直ぐにものにする。今現在出せる渾身の力でサンドバッグに拳を叩き込む息子は身体を動かすことも好きなようだな。楽しそうな笑顔を見せる息子と一緒に運動をするのは、いい気分転換になった。

 

 月 日

商人の元に顔を出したら私が指に嵌めている結婚指輪を目敏く見つけた商人が、あんた結婚したのかと驚いていた。従業員の金髪君がおめでとうございますと祝いの言葉を素直に言ってくれたので、ありがとうと応えていると商人が相手はいったい誰なんだと聞いてきたので答えようとすると、いや言わなくていい聞きたくないと両耳を両手で塞ぐ商人。商人の片手を掴み力づくで耳から手を離して私の妻はアレクシアだと商人に教えてやる。聞きたくないって言ったのに無理矢理聞かせんなよと憤慨する商人にタダで情報が手に入ったことを喜ぶといいと笑っておく。金髪君には聞こえなかったようで誰なんですかねと不思議そうにしていた。完全に俺で遊んでやがるなあんたと不貞腐れる商人に機嫌を治してもらうために商品を幾つか買っていくことにする。セルゲイが持っていた双頭のナイフがあったが使いにくいことこの上ないのでこれは買わない。とりあえずL・ホークの弾と各種弾薬を買っていくことにするか。あんたの結婚相手の情報なんかヤバくて漏らせねぇよと項垂れる商人に購入する物品を見せると気を取り直して商売人の顔に戻る商人。何かオススメの商品があるなら見せてくれと言うと、ある拳銃を見せてきた商人のセールストークが始まる。素晴らしい紹介を聞かせてもらったお礼にその拳銃は買っていくことにした。まいどありと笑顔で言った商人は先ほどのやり取りで聞きたくなかった情報を聞いて沈んでいた気持ちを払拭することができたようだ。商人のそういう切り替えの早いところは特に気に入っている。

 

 月 日

新聞記者であるアリッサ・アッシュクロフトが特ダネを求めて行動していたようだが、キーピック片手に鍵開けに勤しむ姿は不審者と言われてもおかしくはない。ラクーン事件を生き残った生存者の1人である彼女が掴もうとしていた情報は、ある組織にとって致命的なものだった。当然の如く差し向けられたBOWを相手に臆することなく立ち向かいバックステップで攻撃を躱すと拳銃で狙い撃ちBOWの急所を撃ち抜く様は、流石ラクーン事件の生還者と言えるが多勢に無勢で追い詰められてしまう。私にとっては有象無象の組織よりかはアリッサがどんな記事を書くのかに興味があるので、アリッサを助けることにする。L・ホークで正確にBOWの急所を撃ち抜いてやりアリッサが逃げる隙を作り出してやった。隙を逃さず脱出したアリッサを見送り、残されたBOWを排除していく。アリッサは今回入手した情報を間違いなく新聞の記事にするだろう。アリッサ個人で出来ることには限りがあるが、私が持つ情報を少し提供すれば話は別だ。そうすればアリッサの記事は、あの組織にとって大打撃となる。組織が1つ潰れるかもしれないが、世界にとっては良いことの1つだ。生物兵器を扱う組織がこの世から1つ消えることになるのだからな。アリッサにとってはラクーン事件に比べれば今回のことはたいしたことじゃないかもしれないが、私が提供する情報を掴んでからどう動くのか楽しみだ。流石に今回のような無謀なことはしないと思いたいが、どうなるかな。

 

 月 日

購読している新聞にアリッサ・アッシュクロフトの記事が掲載されていた。この記事によればある製薬企業の裏の顔と称して生物兵器開発に関わっている証拠が詳細に書き込まれている。アリッサに渡した情報は有効に活用されたようだ。ほくそ笑みながら新聞を読んでいる私に、何か面白いことでも書いてあったのかしらと問いかけてくるアレクシア。私にとっては面白いことだが君にとってはたいしたことじゃないと思うよと答えておく。興味が引かれたのか新聞を読もうと此方に近寄ってくるアレクシアに見やすいように新聞を広げる。内容を見たアレクシアは貴方もこの記事に関わっているのかしらと鋭い質問をしてきた。ご想像にお任せするとだけ答えて深くは語らない私に情報提供者はきっと貴方ねジョンと確信しているアレクシア。勘が良いアレクシアが投げかけてくる視線を受け流して紅茶を飲んだ。別に話しても構わない情報ではあるがどうしようかと考えているとアレクシアがこの記事を書いたアリッサ・アッシュクロフトはラクーン事件の生き残りだったわねと言ってくる。確かにそうだと答えるともしかして貴方は直接面識があるんじゃないかしらと笑うアレクシアに正解だと白状した。1998年にアリッサとは一度出会ったことがあると語った私にやっぱりと頷くアレクシア。一度でも関わりのある相手には対応が甘くなるとアレクシアに言われて自分でもそうかもしれないと思う。まあ、敵対した場合には容赦をするつもりはないがね。それ以外の私にとって無害な相手に対しては対応が甘くなるのは性分なのだろうか。改善した方がいいかとアレクシアに聞くとそのままの方が貴方らしいから良いんじゃないかしらと言われた。とりあえず私はそのままで良いらしい。

 




ネタバレ注意
バイオハザードコードベロニカに登場するBOW
アルビノイド
ロックフォート島に数多く生息するサンショウウオ
この幼体にtウィルスを投与して遺伝子を操作し、育成することで完成されたBOW
幼体から成体までの成長スピードは種の数十倍で、幼体の段階から帯電能力を有している
そのため、幼体の状態で多数のアルビノイドを輸送し、成体にしてから敵地に投入するといった戦略を可能にしている
10時間ほど経過すると、幼体は完全な成体に成長を遂げ、特徴である帯電能力も格段にアップする
成体になった後は、主に水中で活動するようになり、外敵が接近すると体から大量の電気を放出
水中という条件が重なり、広い範囲に電気による大ダメージを与える

砂虫
ミミズの遺伝子を改良し、tウィルスを与えることで生み出された巨大な生物兵器
普段は地中深くに潜んでいるが、接近する獲物の匂いを鋭敏に感知し、地中から勢いよく飛び出して来る
人間程度の大きさであれば、軽く丸呑みにしてしまうほど巨大な口と消化器官を持っているのが特徴だ

バイオハザードリベレーションズ2に登場する人物
ペドロ・フェルナンデス
仕事をそつなくこなす陽気で気弱なテラセイブ職員
学生時代から政府に対するテラセイブの抗議デモに参加するなど、熱心な活動を続けてきた
アスリート級の身体能力に恵まれ、機械工学の専門知識も備わっている優秀なスタッフだが、生来の小心者でパニックに陥りやすいため、バイオテロの現場に出るのは不向き
連れ去られてきた孤島でウィルスを投与されてパニック状態に陥り発症してしまう

バイオハザードリベレーションズ2に登場するクリーチャー
発症ペドロ
テラセイブのメンバーだったペドロが、連続する死の恐怖へのストレスに耐え切れずに恐慌状態に陥り、投与されていたtーPhobosウィルスが活性化してアフリクテッドとなってしまった姿
発症にある程度の抵抗を示したためか、通常のアフリクテッドよりも強靭な個体に変異しており、それまで使っていたドリルを武器として振り回しながら襲いかかってくる
臆病だったペドロの理性は完全に失われ、ウィルスによって凶暴性だけが発露している

バイオハザードアウトブレイク、アウトブレイクファイル2に登場する人物
アリッサ・アッシュクロフト
地方紙の社会部に勤務する新聞記者
好奇心が旺盛で、あらゆる情報収集に貪欲
押しが強く負けず嫌い

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