今回は織斑一夏さんです‼︎
「よろしくな、作者」
はい、よろしく一夏さん。どうですか?シャルロットさんと恋人という関係は?
「悪くないな、この間なんかシャルが俺のべッドで一緒に寝てさあー」
あれっ?ここで惚気ですか?勘弁してください、マジで‼︎
「では本編どうぞ」
あ、明久さん⁉︎人のセリフ取らないで〜‼︎
あっ雄二と翔子は付き合ってませんが、付き合う一歩手前です。
本当に勘b、ザア〜〜‼︎(砂糖を吐く音)
雄二side
1回戦は島田のせいで負けに終わり、更に教科選択権を勝手に使ったので俺達は残り2回しか使えない。
「2回戦を始めます。代表者は所定位置に付いてください」
高橋女史の言葉に俺はすぐさま作戦を変更し2回戦を捨てる事にした。
「須川、次はお前だ(捨て駒として)逝ってこい。科目は指定するなよ」
そう釘を刺して須川を送り出すと、向こうから翔子が出てきた。
「なっ⁉︎なんでお前が出て来るんだ翔子‼︎お前が代表なんだろ?」
翔子は首をかしげると、あっと言った感じの顔になる。
その反応にうちのクラスの奴らのテンションが上がるのがムカつく。
「………雄二、私は代表じゃない」
その言葉で俺はますますAクラスの代表が判らなくなった。
「科目はどうしますか?」
「霧島さんと戦えるなんて幸せもんだ〜、俺は!」
須川はハアハア言いながらそう呟く。
後で覚悟しとけよ。
「………現代社会で」
これで、相手が2勝か、引き離されたのは仕方ない。だが、俺と康太と姫路で必ず取り返す‼︎
雄二side end
明久side
悩んでるね雄二、まさか代表が僕だなんていう発想には至らないだろう。
「それでは召喚してください」
『
高橋先生の承認の下召喚獣が召喚される。
須川君のの召喚獣は道着(白帯)に棍という装備、対する霧島さんの装備は武者鎧に日本刀という装備。遅れて召喚獣の頭に点数が表示される。
Fクラス 須川亮:15点
V.S
Aクラス 霧島翔子:432点
結果は一瞬だった。
霧島さんの召喚獣が近づいて一閃で終了、須川君の召喚獣は消滅した。
「それまでっ‼︎勝者Aクラス。それでは次の代表者前へ!」
先生はさらりと終了を宣言し次の試合に移行した。
「秀吉頼む」
向こうは秀吉が前に出てきた。こっちは一夏に活躍させようかな
「一夏、行ってくれる?」
「いいぞ、行ってくる」
2人が対峙する。
「お主は一昨日おったの」
「ああ、明久の幼馴染の織斑一夏だ。よろしくな」
秀吉が一夏のことを思い出すと互いに自己紹介する。
「うむ、ワシは木下秀吉じゃ、言っとくがワシは「男なんだろ?明久から聞いてるよ」そうか、感謝するぞ明久」
別にいいけどね。あれは可哀想だから。
「気にしなくていいよ秀吉」
そう言ってどうってことないとジェスチャーする。
「それでは科目はどうしますか?」
「選んでいいぞ。俺は召喚獣の腕輪試したいしな」
「ならお言葉に甘えさてもらおうかの。高橋先生、現代文でお願いするのじゃ」
一夏の言葉に秀吉は現代文を選択した。うん予測どおりだね。
「それでは召喚してください」
『
お馴染みのキーワードと共に2人の召喚獣が現れる。
秀吉の召喚獣は袴に薙刀を装備している。一夏の召喚獣は真っ白な鎧に剣が腰に差されていた。
あれってクラウソラスだよね?一夏の召喚獣の剣すごいな。
点数は、頑張ったな2人とも。
Aクラス 織斑一夏:650点
V.S
Fクラス 木下秀吉:110点
「明久に聞いて正解だったぜ。お陰でこんな高得点取れたし」
そう言い終わると同時に一夏の召喚獣の腕に巻かれている腕輪が光る。
「腕輪発動‼︎」
そう言うと一夏の召喚獣が一瞬にして消えると、秀吉の召喚獣が真っ二つに叩き斬られた。そして再び一夏の召喚獣が現れる。
神速かな?一夏らしい腕輪だった。
「勝者Aクラス」
これで3勝だね、でも勝負はどう転ぶか解らないからね。気は引き締めないと
「4回戦を始めます。代表者の方は前に出てください」
スクッとムッツリーニが立ち上がる。
こっちは工藤さんにでも任せようかな?
「工藤さんお願い」
「いいよ。ムッツリーニ君とは戦って見たかったんだ」
そう言って前に出る。
「………誰だ?」
康太は見たことがないからか聞く。珍しい、いつも大抵の女子は調べてるのに
「初めましてムッツリーニ君、ボクは去年の11月頃に転入してきた工藤愛子だよ」
彼女は何を考えてるのかよく分からないけどあまりいいことじゃない気がする。
「保健体育が得意なんだよね?ボクも保健体育が得意なんだ。君と違って実技で、ね♪」
その言葉に康太が反応する。相変わらずだな、でも耐えれるぐらいには成長したんだ。
「科目はどうしますか?」
「………保険体育」
そう呟いた。
「分かりました、それでは召喚してください」
そう言うと召喚フィールドが展開される。
『
そして召喚された召喚獣は康太は忍者の衣装に小太刀を2本持っている。
対する工藤さんのは、セーラー服を着ていて、
「なっ何だよあのデカイ斧⁉︎」
「あんなの喰らったら一溜まりもないぞ!」
身の丈以上ある巨大な斧だった。
「実践派が理論派より強いって事を証明してあげるよ!腕輪発動」
そう言うと斧が電気を帯び、それを振り被る。
「加速」
康太がそう呟いた瞬間召喚獣が消えるのと同時に斧が振り下ろされ土煙が上がる。
煙が上がるとそこには
Fクラス 土屋康太:0点
V.S
Aクラス 工藤愛子:0点
と表示されていた。
つまりは引き分け。
「この勝負、引き分け!」
なかなかやるね2人とも。この2人はいいライバルになるよ。
「5回戦を始めます。代表者の方は前に出てきて下さい」
「姫路頼む、勝ってくれ」
そんな雄二の言葉を受けて、姫路さんが前に来る。
どうしようかな、誰に頼もう?
「ねえ、明久」
不意にシャルが話し掛けてくる。
「何シャル?」
シャルの目を見ると僕が行きたいと言っていた。
「じゃあシャル任せるよ」
そんな風に喋ってたら姫路さんが睨んできた。
「吉井君!どうして私の知らない女の子と話してるんですか⁉︎」
いや別に誰と話したっていいじゃん。
「吉井君は他の女の子と話す必要もありません!それにAクラスじゃなくてFクラスに居るべきなんです!」
姫路さんが意味のわからない御託を並べ出した。あれでもかつては学年次席を久保君と争ったって言うのが謎だね。
「ねえ、幾ら何でもそれは明久に失礼「外野は黙って下さい!」僕が君の対戦相手なんだけどな……」
シャルが沈んじゃった、一夏がすごい形相で睨んでる。
「吉井君、後でお仕置きです!」
意味がわからないよ。
「……いい加減にしてよ!君は明久の何なのさ!明久はものじゃないよ!」
シャル、ありがとう。
「先生!教科は総合科目でお願いします!」
そう捲し立てた。
「……分かりました、召喚してください」
『
その言葉と共に召喚されたのは姫路さんが西洋鎧に身の丈の2倍はある大剣、シャルの方は全体が一夏の鎧をオレンジ色にした感じなのは変わらないが、注目すべきはその武装だ。
装備しているのが右手にベレッタM92、もう片方の手にH&K USPを握り、背中にはSIG SG550とイサカM37をさらに腰にグレネードを3つ装備し、今は出していないがマンゴーシュも接近用として装備している。
Fクラス 姫路瑞希:4560点
V.S
Aクラス シャルロット・デュノア: 点
「なっ4000点越え⁉︎」
「姫路瑞希、恐るべきだな」
「悪いけど、今の僕はお怒りだよ!腕輪発動《マルチロックオン》!」そう言うとシャルはまるで舞うように銃を撃ち、弾が切れれば別の銃に変えて撃つ。それらは全て一寸の狂いもなく姫路の召喚獣の四肢に直撃し四肢を吹き飛ばす。そして最後にマンゴーシュで姫路さんの召喚獣に突き立てた。
Aクラス シャルロット・デュノア:5680点
遅れてシャルの点数が表示される。
「勝者Aクラス!よってこの試召戦争Aクラスの「待って下さい高橋先生」何ですか?吉井君」
これでこの試召戦争は勝った。けど、僕はこのまま終わらせない。
「最後に代表同士で試合をさせて下さい」
僕はそうたのみこんだ
次回で試召戦争は一旦終了して、日常に行きます。