僕と許嫁と学園生活   作:風澄龍

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今回から他作品のキャラを2名ほど出します。
設定は後書きにて詳細を載せておきます。
それでは本編どうぞ
まあ………キャラの口調はおかしいですが


第7話

昨日の試召戦争ではFクラスがDクラスを破るという結果となった。

そしてその翌日、僕はいつも通り登校して席に座って予習をしていた。

今はAクラスには僕以外誰もいない。それは僕が早起きしたから、学校で予習してようと思って学校に行ったら鉄人に驚かれた。僕が真面目なのそんなに変かな?

 

そんな事を考えながら予習していたらホームルームの時間になったので本を鞄にしまう。

それと同時に高橋先生が教室に入ってきた。

礼をして着席する、いつも通りの景色だ。

「今日は転入生を紹介します。それでは入って来てください」

『失礼します』

高橋先生に呼ばれ返事をして入って来た顔を見て僕の目は見開いた。

入って来たのは僕の幼馴染の織斑一夏と僕の従姉妹のシャルロット・デュノアだったのだから。

明久sideout

 

一夏side

俺の名前は織斑一夏だ。今日からこの文月学園で2年間過ごすことになる。傍には俺の恋人のシャルもいる。

「初めまして、今日からこのクラス一緒に勉強する織斑一夏って言います。趣味は家事と料理です、よろしく」

俺は無難な自己紹介を済ませる。

「初めまして、シャルロット・デュノアです。僕はフランス人と日本人の日系三世で小さい頃から日本で暮らしたこともあるので日本語は問題ありません。よろしくね」

そう言ってシャルは笑顔を見せる。

あ〜可愛いなあ

「後、僕は一夏の彼女だから告白しないでね」

そう付け足した。

そうなのだ。俺はシャルと去年から付き合っている。

最初は俺がシャルへの恋心を自覚するまでに3年間も費やしたのだ。

その後告白して付き合っている。

「ではお二人の席は、吉井君の近くにしましょう」

その言葉に俺とシャルは驚きながら、明久(幼馴染)の近くに行く。

アイツ昔は馬鹿だったのに、頑張ったんだな。

けれど、その後すぐに授業が始まってしまい問いただすことはできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

昼休みになり、俺は明久の席に集まった。もちろん問い質すためだ。

「久しぶりだね、一夏、シャル」

俺たちに気づいた明久は笑いかけてくれる。

やっぱ、こいつはいつでも優しい。

「ああ、久しぶりだな明久」

俺も挨拶を返す。

「明久?転入生と知り合いなの?」

茶髪の子が聞いてくる。

「そうだよ、優子。紹介するね、僕の幼馴染の織斑一夏と再従姉妹のシャルロット・デュノア通称シャルだよ」

そう言って明久が紹介してくれる。

「デュノアも明久と従姉妹なのね。私もそうなの、私は木下優子。明久の許嫁であり、従姉妹よ。それでこっちの黒髪の子が翔子で緑色の髪が愛子よ」

「………霧島翔子、学年次席」

「工藤愛子だよ、よろしくネ」

2人が紹介されると挨拶する。

「天気もいいし今日は屋上で食べようよ」

明久の何気ないこの一言が俺のポリシーに触る奴らを見つけるとはこの時は想像もしなかった。

一夏side out

 

明久side

「到着っと、ってあれ?雄二じゃん」

屋上に到着すると旧校舎側の扉が開き雄二たちが出てきた。

「明久⁉︎お前、Aクラスなのか?」

雄二があって早々に問いただしてくる。

「うん、まあ色々あってね」

そう言って僕は優子の隣に座る。

「見つけたわよ、吉井!」

ゲッ⁉︎この声は……

そう思って見てみると、そこにはポニーテールの女の子がこっちを物凄い形相で睨みながら近づいて来た。

「ちょっと明久に何する気だよ」

そう言って一夏が割って入ってくれる。

「誰よアンタ?ウチは吉井に用があるの、どきなさいよ」

島田さんは鬱陶しそうにする。

「悪いが俺のダチでねそんな形相で来る奴を近づかせるわけには行かねえよ」

一夏はそう言って立ち塞がる。

「それより、吉井!アンタ何でAクラスの生徒と一緒にいるのよ!」

何でってそりゃ………

「僕がAクラスだからだよ」

「嘘おっしゃい!どうせカンニングしたんんで「おいてめえ」何よ、ヒッ⁉︎」

そこには般若のような形相で睨んでいた。もちろんこれは優子だ、彼女は僕の悪口に人一倍敏感で一言でも言ったら本気でキレる。

「てめえみたいのにアタシの明久侮辱するなんていい身分じゃない」

相当切れてるみたいだ。

「な、なら試召戦争で勝負よ!ウチらが勝ったら吉井を渡しなさい」

それだけ言うと島田さんは怯えながら逃げて行った。




ちょっと無理やりでしたね。すいません、言い分が思い浮かばなくて……
それでは一夏とシャルの設定です。
・織斑一夏
明久の幼馴染で幼稚園の頃からの付き合いだが、小学校を卒業と共に引っ越してしまった。
性格:原作通りだが、友達を馬鹿にされるとキレる。シャルと付き合っていてよく独り身の生徒に砂糖を吐かせている。
容姿:原作通り
召喚獣:白色の服を基調とした鎧に白い剣(クラウソラス)を携えている。
腕輪:白夜神速 70点
目にも留まらぬ速さで相手を一太刀の下に分断する。切られた相手は即戦死
何度も発動でき、複数の相手を纏めて倒すこともできる。
・シャルロット・デュノア
明久の祖父、吉井高久の弟、吉井範久の孫娘で明久の再従姉妹
明久と一夏からシャルと呼ばれており、一夏と付き合っている。
この作品のシャルルはちゃんとした家庭で育った日系三世の女の子
昔は明久に恋心を抱いていたが、鈍感すぎて諦めた過去を持つ。
性格:原作通り
容姿:原作通り
召喚獣:オレンジ色の服に多数の銃火器を装備している。
腕輪:マルチロックオン 100点
正面にいる敵全てをロックし銃火器で殲滅する。
シャルでしか扱えない特殊な腕輪

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