SAO ~ソードアークス・オンライン~   作:沖田侑士

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補足2:ハヤマ(アークス)
アークスとして活動する一人。オキとは腐れ縁でアークスになる前からの付き合いである。
カタナ馬鹿と呼ばれるほどカタナの扱いに長けており、また数々の新規戦術を編み出してきた天才肌。オキのチームの特攻隊長であり、日常では食事作成も担当している。
ツッコミ役でボケしかかまさないメンバーにいつも振り回されている。唯一の常識人のように見えるが、実はある異常な体質を持っている。


第3話 「集合」

「ここかな?」

コンコン

あの後、街中で意気喪失していたプレイヤー達を励まし、元気づけしていた最中にオキはハヤマから拠点を確保したことをメールで知り、その場に一度全員集合させたのだった。

扉を開けると、そこにはミケとコマチもすでに集合していた。

「おう、みんなおそろいで。こまっちー、はい。タバコ。たしか一番弱いのだったな。これ150な。よこせ。」

「さんきゅー。150ね。あい。」

メールですでに連絡済みだったタバコを渡し、ライターを机の上に置いた。

「タバコは吸殻がでない仕組みになってるみたいで灰すら消える。ほんとおもしれー世界だよ。煙の臭いもないが、味はしっかりする。こんなタバコあったらなー・・・。」

「へぇ。早速吸ってみるか。」

部屋の真ん中にあるソファに座り背もたれに寄りかかるオキ。

「だー疲れたァー…。」

「何やってたの? そんなに疲れて。」

「ちょいとね。あーいいことした後のタバコウメー。あ、店はメールにした場所。今度確認しとけ。」

「あーよ。」

二人してタバコを吸う姿を見て残りの二人も苦笑する。

「さって、どうだ。状況は。」

「じゃあ俺から。」

まずはハヤマからだ。

「宿のシステムは一泊からになっていて、ある程度安価で一般的な部屋が借りれるみたい。中には高価な金額の宿もあったけど、そっちは俺らには必要ないね。調べてみたけど不必要な物ばかりだったし。それから街の中には半永久的に拠点として使用できる家もあった。けど、まだ俺たちには出せる金額じゃないほどの値段だったよ。」

「なるほど。生活ができる異世界と聞いていたが、本当にそうなんだな。おもしれーゲームだよ。まったく。」

オキは吸い終えたタバコを電子ポリゴンになって消えていく様をみながら感心した。

「とはいえ、いつかは拠点を設けたいところだな。…おもしろいなこれ。」

コマチも吸い終えたようで、吸殻が手の中でポリゴンとなって破裂していた。

「あ、俺和風拠点がいい。温泉付き。」

「いうと思った。」

苦笑するハヤマ。

「ミケはどこでもいいのだ。でも、できるだけ静かなほうがいいのかー。」

「だな。それに俺たちがはじめっからこんな場所に拠点作ったら攻略しない人が住む場所が無くなっちまう。」

オキがストレージから飲み物を出して配りながら言った言葉に疑問を持ったハヤマが食いついた。

「どういう事? 攻略しない人がいるって。」

「おれが疲れた理由が街中で意気喪失しているプレイヤー達を励ましてきたんだ。まだ、終わっちゃいねぇ。まだ死んでねーだろ。諦めんなってね。それで中には子供もいた。いくら力の加減がステータスで決まるとはいえ、平和な星のしかも子供が戦いなんてできるか? 答えはNOだ。さっき、子供たちを集めて世話しようとしていた女性と知り合ってきた。できるだけ援助するって約束もしちまったがな。その人も戦う事は出来ない。この子たちを守らなきゃって言ってた。ありゃ保母さんかそこらの仕事してんな。」

「相変わらず動き回ってるねぇ。」

長い間付き合い続けているコマチ達だからこそオキの行動力が分かる。

「ま、中には血気盛んな奴もいたから注意しといたけど。…で? コマチとミケはどうだ?」

「ミケの方は見つからなかったのだ…。あちこちまわったんだけどねー。」

この世界でも猫のように動き回っているミケですら見つからなかった。隊長たちはどこに行ったのやら。

「おれの方はある程度この冊子の中身は理解したし、頭に叩き込んだ。資金集めや資材集めは任せてくれ。」

「まーた気づいたらアイテムボックスの中身に資材が5スタックも入っていた。なんて…。」

オキがコマチをみるとニヤリと笑う。

「あ、これアカンやつや。」

コマチの行動はかなりのモノであり、気が付けば資金たくさん、資材大量と持って帰ったと思いきや、気が付けばまた惑星に飛んで行っているという始末。

「安心しろ。10スタックはいれといてやる。」

「安心出来ねーし、10はいれ過ぎだ! つか、またあの事件やる気かよ!」

相変わらずの鋭いツッコミだハヤマン…と思いながら苦笑するオキ。ちなみに事件とは、あまりに多くの素材をスタックで入れ過ぎてギルド倉庫が一杯になった事件があった。犯人は言わずもがな…。

「クエストに関してや攻略に必要不可欠であるレベル上げの効率、熟練度とかは頭に叩き込んだから後はそれぞれの武器や戦い方によってくるかな。」

「俺はしばらく片手剣かな。中間地点での支援がし易い。」

「カタナが使えれば嬉しかったけど街の中の店に置いてあっても買えなかったなぁ…」

「カタナだったらどうやら曲刀使っていくと使えるようになるらしいぞ。」

コマチが冊子を見ながら伝える。

確かに刀らしきモノは見えたがどうやら非売品だったらしい。だが、コマチの言うとおりなら今後買えたり拾えたりする可能性はある。

「まじで!? じゃ俺カタナ。一択だ。」

「ミケはダガーかなー?今まで使ってきたし」

「因みに俺は大剣かな。やっぱり」

それぞれの武器が決まった。

「て言うか、今まで通りじゃん。」

オキの片手剣、ハヤマの曲刀からカタナ、ミケのダガー、コマチの大剣。それぞれアークスとして戦ってきた型である。しいて言うなら、4人とも全ての武器を扱えるのだが此処ではそれはかなわない。

「オキさんは大剣じゃなくていいの?」

コマチが聞いてくる。元とはいえ同じくソード、大剣を使用していたからだ。

「いいさ。此処では後方支援もみといたほうがいいと思ってね。かと言って射撃や法撃はない。ならばどっちでも、前線後衛どちらでもいける片手ならいっかなって。それに考えてみろ。俺たちが使えない武器ってあるか?」

「「「ないな(のだ!)」」」

皆が声を揃えて言う。相変わらずである。

ピコン

機械音がオキの前で鳴り響いた。どうやらメールが飛んできたらしい。

「ん? あぁ、メールか。どれ。」

メールの差出人はアルゴからだった。

「もう集まったのか!? 仕事はやすぎだろ…。」

内容は依頼されたメンバー全てを見つけ、いつでも集めれる状況にあるそうだ。

「今から数名ここに呼ぶ。いいか?」

3人が頷く。それを確認してアルゴ共々、この部屋に呼ぶ事にした。

 

数十分ほど過ぎた後に扉が鳴った。

「誰だ?」

オキが扉に向かって相手を聞く。まぁ聞くまでも無いはずなのだが。

「鼠が依頼をこなして来たヨ。」

オキが扉を開けるとそこにはアルゴと女性が3人、大きな男性1人立っていた。

「どうぞ、はいってくれ。」

「あいヨ。じゃぁ確かに依頼はこなしたヨ。おネーサンは此処らで…。」

「まて、お前も用事がある。一緒にはいってくれ。」

アルゴが帰ろうとしたので部屋から出て、止めようと外に出た際に1人の少女と目があった。

「え? オ、オキさん!?」

「よう。また会ったな。とにかく全員はいってくれ。狭いかもしれんが。ゆっくりしてくれ。」

「お、お邪魔します…。」

「邪魔をする」

「し、失礼しまーす…ってあれ? ミケじゃん。」

1人の少女がミケの名前を呼んだ。どうやら知り合いらしい。

「ん? なんだ。コマチも一緒か。」

「エギルさんじゃないの。ども。」

エギルはコマチと出会ってたらしい。

「なんだ? お前ら知ってたのか。」

後ろ手に扉を閉めながらオキは部屋へと入った。

「街を歩いてたらリズベットとであったのだー!」

ミケが笑顔で経緯を話すが、リズベットは苦笑気味に本来の状況を話してくれた。

「なにいってるのよ! 私が歩いてたら上から飛んで降りて来たんじゃない。あれはビックリしたわ…。」

「あー…なんとなくわかった気がする。」

ハヤマもその光景が目に浮かんだ。

「街中で屋根の上を歩いているプレイヤーがいたってきいたけど、君だったんだネ。」

噂も回るのもはやいものだ…。

「俺はエギル。コマチがアルゴからの冊子を難しい顔して読んでたから声をかけたんだ。」

「いろいろ教えて貰ったよ。おかげで理解できた。」

コマチは冊子を街の中で読んでる最中にエギルからこの世界についていろいろ談義していたらしい。

「えっと…私はアスナ。そろそろここに呼ばれた経緯を話して欲しいのだけど…。」

1人だけ誰とも出会ってない少女が自己紹介と、今回の呼ばれた理由を聞いて来た。

『この子だけ目が死んでる…。やはりデスゲームの参加は思ったよりも影響がでかいな…。さて、どうするか。』

オキはアスナの顔をみて一瞬で分かった。完全に生きる意思を無くしている。気力でこの場に来たらしい。

「りょーかい。気になってるだろうしな。ここに呼んだ理由は幾つかあるが、まずは自己紹介から…俺はオキ。イレギュラーな存在としてこのゲーム、SAOに参加する事になったアークス。1万と1人目のプレイヤーだ。」

オキの言葉を聞いてその場に呼ばれた者達は驚きを隠せなかった。

「え? って事はあの広場の…? あんたが!?」

「俺は遠くから見ていたから顔はよく見えなかったから気づかなかった。」

「私も…です。」

「私も…本当なの? あの話…。」

オキは目をつむりそして口をひらいた。

「本当だ。そして、ここにいる俺たちアークス以外のメンバーはその事件の中心に位置する人物だと結果が出ている。」

「「「…。」」」

全員が黙る。

「あ、オレっちもカ?」

アルゴも恐る恐る手を上げて聞いてくる。そりゃそうだ。アークス以外なら該当する。

「その通り。悪いが、アルゴの名前もあった。そしてここにいないメンバーとして、クライン、それとキリト。この2人はもう既に知り合っている。まぁ、まだこの事実は知らされていないがな。」

オキはアイテムストレージから夕方に手に入れた美味しいどりんくを皆に出した。

「信じる信じないは自由だ。だが、悪いけど事実。俺はそれを打破し、皆を必ず生きて現実に帰す事を目的としている。どうしてこうなったか。今後の話も含めて話をしたい。まぁ長話になる。飲み物でも飲んでゆっくり聞いてくれ。アルゴ姉のアークスとは何か、も含むしな。」

全員がドリンクを受け取りソファやベッドに腰掛けオキの話を聞き出した。

「さて、何処から話すか…。」

「まずはアークスってなんぞやってとこだね。アークスってのは簡単に説明するとフォトンといって体の周囲にある自然エネルギーを体中に吸収、そして武器等を通してエネルギーを放出する事の出来る人の事をいう。アークスになった人はオラクル船団といって多数の銀河を渡り、生命体のいる惑星を調査したり交流をしたりするのが義務になっている。そしてなにより重要な義務がダーカーの殲滅。」

「ダーカーっテ?」

「ダーカー。全てを喰らうモノ。姿形は持っておらず、フォトンに似たようなものでエネルギーとして存在する。形を持ったものもいるけど。そしてそれは親玉であるダークファルスから発せられる。ダークファルスはダーカーの親玉でものすごい力をもった悪役のようなものだ。いまのところいくつかの個体が見つかっている。【巨躯】(エルダー)、【若人】(アプレンティス)、【双子】(ダブル)、そして君たちSAOプレイヤーの死を予見した【敗者】(ルーサー)。」

オキはアークス、オラクル、ダーカーについて少しづつ説明を加えていった。

何故いまここにいるのかまでの話も含め。気が付けば夜中付近になっていた。

「…で、俺たちはルーサーの研究施設から飛ばされてここにいるってことだ。皆みたいに体がもしあるのであれば、今頃惑星ウォパルの研究施設で全員寝てるだろうな。」

「あの辺、エネミーがでない場所でよかったね。」

「同感なのだ…。」

ハヤマとミケが震える。

「でだ、ここからが君たちの本題にはいる。さっきも説明したとおり、ルーサーの予見した事件の最中、よく見受けられる人物名が上がっていたそうだ。それが君たち。おれは君たちについていれば、必ず75層で起こると思われる事件に出会えると思っている。そしておれはそれを防ぐ。みんなを、プレイヤー達を必ず生きて現実に返す。それを誓った。」

「どうして…どうして。」

アスナが口を開く。声は震えていた。

「どうして、まったく関係ない私たちを助けようとするの? 死ぬかも知れないんだよ? それにわたしだって…。」

「じゃあぎゃくに聞くが、何故助けようとしちゃダメなんだ?」

「!」

それをきいてアスナは黙る。

「助けるのに理由がいるかい? ある物語の人物のセリフだ。かなり古い物語だけどね。おれはそれが大好きだ。そしてもう一つ理由がある。」

「え?」

「そんな顔してる人を放置できるか? なぁ。」

他のアークスにも聞く。全員が頷いた。

「そうだね。ほおっておけない。」

「安心するのだー。ハヤマがなんとかしてくれるのだー!」

「おめーもやるんだよ! なぁコマッチー。」

「だな、ただ今は超眠てぇ。」

自由奔放すぎんだろおめーら。相変わらずの行動思想に頭を抱えるオキ。

「つまりだ、まとめるとあんたらアークスと行動を共にして100、いや75層を目指せばいいんだな? さっきの話、聴いてる以上本当のことにしか聞こえなかった。もし創作だとしても壮大すぎる。おれは信じるよ。」

「ああ。はなしがはやくて助かる。エギルさんだったか。頼めるか?」

「問題ない。むしろ行動しないと帰れないしな。向こうにおいてきちまったものがある。それにあんたらが守ってくれるんだろ?」

オキは頷く。

「必ず守る。だが、死にに行くことだけはしないでくれ。そればかりは助けられん。」

「りょーかい。ただし条件がある。やりたいことはさせてくれるんだろうな?」

オキはその点においても考えていた。

「もちろんさ。自由に動いてもらって構わない。戦いができない人だっているだろ。それに遊びじゃないとはいえ、腐ってもゲームだ。プレイの仕方は無限にあるだろう。」

エギルはそれをきいて手を出してきた。握手のようだ。

「OK。話、のったぜ。おれはあんたについていく。改めてエギルだ。よろしく。」

「よろしく頼むよ。エギルさん。もしよかったらコマチと面識あるみたいだし、コマチと組んでくれ。」

エギルはコマチに向かって頷き、コマチも頷いた。

「あ、あたしもそれにのるわ。どうせなにもしないで死ぬより、あんたたちと一緒に行ったほうが死なないで済みそうだもの。」

「オレっちはもう契約済みだしネー。」

リズベット、アルゴも了承してくれた。あとはアスナだけだ。

「アスナ、シリカも。どうする?」

「私は…。やります。聞いてて落ち込んでるだけじゃどうしようもないし。なによりこうして人を、赤の他人でも助けようとしてる方が手助けを求めてるならば、わたしはやります。オキさん、お願いします。」

「うん。シリカ…はどうする?」

「私も…私もさきほどオキさんに元気をもらいました。私も皆さんを助けたいです。私のような小さな力でもお役に立てるなら…。」

シリカも頷いてくれた。これで全員がオキと共に攻略を手助けしてくれることになった。

「ようし。全員すまない。俺にその命、預けさせてくれ。必ず、必ずや外の世界に帰してやる!」

オキが意気込み、全員の顔がやる気に満ち溢れた。

 

 

夜も更け、明日からさっそく行動開始をすることにし、まずは体を休めるために全員同じ宿に泊まることにした。

オキは今一度攻略の行い方を決めるため宿のロビーのソファーで、コマチやハヤマとアルゴノートを見ながら作戦を立てていた。

「で、クエストを受けて…。」

「いや、このタイミングならそのまま行けるのでは?」

「スカー…。」

コマチは完全に寝ていたが…。ちなみにミケは早々に部屋のベッドで寝ていた。ハヤマとオキが白熱している中近づいてくる一人の少女がいた。

「ん? シリカか。どうした?」

「その、寝れなくて。オキさんたちは…何をされているのですか?」

「こいつで明日以降の作戦。とはいえ机上でのあくまで理想論だけどね。結局はその場の状況で変えることになるから、何をどうするくらいを決めておこうかと。」

「そうだったのですか…。すごいですね。オキさんたちは。」

シリカモソファーに座る。オキはロビーの中にあった飲み物(フリー)を出した。

「はい。温まるよ。」

「ありがとうございます。」

「まぁ俺たちはいつもこんなふうに談義してはあれこれ作戦立てたり、装備整えたりしてたからね。結局、こっちも変わらなかったけど。…さってっと。そんじゃおれは先上あがるよ。コマチも寝てるし。これどうする?」

「ほたっとけ。」

タバコに火をつけて一服するオキ。それに苦笑するしかないシリカ。

ロビーにはシリカとオキしかいなくなった。

「…まさか私と会いたいって方がオキさんだなんて、びっくりしましたよ。どうしてあの時教えてくれなかったんですか?」

「あー…。いいそこねただけ。すまなかった。」

「あ、いえ。いいんです。それに知らない方より、オキさんで良かったです。少し不安だったので。」

飲み物を持ったまま、それを見つめるシリカ。たしかに知らない人からいきなり会いたいから出会ってくれなんか言われても不安しかない。

「なはは…いやはや。まぁ明日からよろしくな。」

「はい。こちらこそ。」

「おら、こまっちーこんなところで寝たら風邪ひかねーかもしれねーけど風邪引くぞ。」

「もうちょっと…。」

完全に寝ている。しかたないとオキがつぶやきコマチの耳下である言葉を喋った。

「緊急警報発令。アークス船団周辺宙域に、ダークファルスの反応が接近しつつあります。繰り返します!アークス船団周辺宙域に、ダークファルスの反応が接近しつつあります。」

「ふぁ!? ダークファルス!? まじで!?」

「おはよう。こまっちー。」

オキが緊急警報時の放送を真似て言った直後、コマチは飛び跳ね起きた。

「オキさん! ダークファルスは!? 緊急!?」

「バカヤロウ。周り見ろ。ここはSAOだ。」

「あ、あはは。」

アークスの悲しいサガである。そして夜は更けていった。

 




私の作る世界では皆、前向きな性格である(これぞご都合主義!!!

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