SAO ~ソードアークス・オンライン~   作:沖田侑士

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第37話 「ハヤマ攻略大作戦」

「どうすればいいかのう。」

「うーむ…。とはいえ、あの人の硬さはうちの中でもトップだしな。」

オラクル騎士団ギルド拠点内のオキの家。その書斎でオキ、シリカ、シャル、そしてツキミが頭を悩ましていた。

『どうすればハヤマとの距離を詰めれるか。』その相談を受けたオキはシリカも交え、作戦会議を行っていた。

「あの坑道での一件から少しは歩み寄ってくれるようにはなったのじゃが、なかなかその先に進もうとはせん。オキ殿やクライン殿、それこそキリト殿は愛する者とのスキンシップはとれていると思うが、どうもハヤマ殿は壁があるというか…。」

あの人にも困ったものだ。こうして求めてくれる人がいるというのになかなか手を出さない。まぁかくいう俺もまだ何かしてあげれているかどうかと言われると微妙なところだが。

「ですが、あまり嫌なことはできませんし…。難しいですね。」

シリカの言う通りだ。自分だけ良ければそれでいいというわけにもいかない。ハヤマにも楽しんでもらったりしなければならない。だが、下手に積極的になれば壁を作られる。

「だーもう。あのバカ、頭硬すぎんだよ。」

だんだんイライラしてきてタバコに火をつけ、窓から身を乗り出す。すでに何本吸ったか分からない。

「また二人きりにするのはどうでしょうか。」

「あの一件で絶対に他の誰かと組もうとする。何故か警戒されてんだよな。」

俺からの罠だと思い、組ませようと思っても絶対に誰か他の者も連れて行こうとする。確かに安全にクエストを行うには人数が多ければ楽にはなるが。

「んー…だったら他の人もいなくなればいい? しかし…。」

「それだ。」

何故そんな簡単なことに気づかなかったのだろうか。人を増やそうとするならば『増やせない状況を作ればいい。』

「クエスト?」

「ああ。カタナの改造に必要な鋼材があってだな…。」

「その手には乗らないよ。まーた何か企んでるでしょ。」

オキの顔がにやけてるように見える。何かを企んでるような気がするし、あの坑道での一件からシャルと組ませようと思う気持ちが見え見えである。絶対この人面白がってる。

「何言ってんだ。俺が同じ手を使うと思うか?」

「う…。そういわれると確かに。」

確かにその通りだ。ネタを探し皆を楽しませようという思いからいろんなイベントを開催してきたオキだが、同じことを繰り返すという事を一切行わない。

「それにな。あんたが嫌がってたら俺も面白くない。なんだかんだ言って仕方ないとあたふたする姿をみたいだけだ。」

「あんたは何言ってんだ。まぁいいや。今回は信じてあげる。」

「おう。情報はここに。」

オキはそういって情報の掛れた羊皮紙をくれた。

「メンバーは?」

「今回はみんな出払っちまってて、シャルしかいない。じゃ、頑張って。」

「は? え?」

逃げるようにオキはその場を去って行った。代わりにシャルが現れる。

「では行くぞ! ハヤマ殿!」

「…はめられたー!?」

気付いた時には遅かった。

68層。浮遊する大陸をシャルと進む。

「♪~」

鼻歌交じりにシャルは隣を歩く。

「シャル、ツキミは?」

「ん? ツキミならアリスとリズベットと共に鍛冶スキルのクエストだ。メイサーだけじゃきつかろうて。じゃから貸したのじゃ。」

「他のメンバーは?」

「そうじゃなぁ。ペアになっている者達は基本皆オキからの全体的な戦力アップの指示で出払っておる。」

あの人だ。絶対あの人が意図してやってる。肩を落とし、はめられたことに気づく。隣をチラリを見ると楽しそうに歩くシャル。ため息を一回吐出し前を向いた。ワイバーン種のエネミーがこちらを見つけ吠えていた。

「こうなったらとことんやってやる!」

「おお! ハヤマ殿がやる気じゃ! ならば我もお供しよう!」

エネミーの群れにやけくそで突っ込んでいった。

「情報ではこの神殿の中にあるみたいだけど。」

「ふむ。では入ろうかの。」

一応装備を普段のモノから本気のモノに変えておこう。嫌な予感がする。

『多々良長政白雪』。改良を加え、今までの青色の鞘から白色に輝く雪のような鞘へと変わり、火力が一気に伸びた。そんじゃそこらの武器なんか比較にならない。唯一比較できるとするならば隊長の刀『和泉兼定』かクラインの『村雨』位だろう。

中に入ると明るい外から一転し、光が遠くまで届かず、壁に掛かっているランプが小さく灯っているだけで暗い通路となっていた。

「ゴースト系にエビル系のモンスターか。」

「じゃな。流石上層、上位のモンスターばかりじゃ。」

シャルは片手剣を構え、通路にいるエネミーがいつ襲ってきてもいいように準備した。

「まだ、試さなくていいか。」

ボソリと呟く。アレはまだそれ相応の敵に試したい。

「何か言ったか? ハヤマ殿。」

「ん? ううん。何も。じゃあ行こうか。」

「うむ!」

神殿の中は複雑に入り組んでおり、なかなか次の階層へ続く階段が見つからない。

「粗方敵を倒したかのう。」

「うん。そこまでレベルも高くないから楽だったね。」

この階層の敵は粗方片づけてしまった。次のポップまで暫く時間がかかるだろう。それより出口だ。地図を見る限り大回りで動いていたらしい。そろそろ見えてくるはずだが。

「この角を曲がれば構造的にあるはず…あれ?」

「どうした? ハヤマ殿…扉?」

角を曲がるとすぐ目の前に扉があった。少し押したが開く様子もない。鍵が必要なパターンだ。

「おかしいな。鍵あった?」

「なかったぞ。フロア内の宝箱も全て開けてきたのじゃから。」

今迄の傾向からそのダンジョンで必要なアイテムは全て同ダンジョン内で手に入る事が基本だった。それ以外にない。

「こうなると別のダンジョンの中にあるのかもな。」

「ふーむ。一度外に出てみるとするかのう。」

それしかないだろうな。キーアイテムがない以上、ここに長居してても仕方がない。

しかし、クエスト的な物もドロップしそうな特殊な敵もなかったし、居なかった。上層に入ってきたから下での基本が通用しなくなったのだろうか。

そう考えているうちに入口へと戻ってきた。

「まぶしいな。」

「うむ。しかし、この周辺に他のダンジョンはあるのかのう。」

シャルは地図を確認し始めた。俺は貰った羊皮紙を広げて確認してみる。現在攻略組はこの階層の迷宮区を攻略している。このダンジョンもその最中に見つかり、同階層の拠点となる街でNPCから情報を得たと羊皮紙には書かれている。

「街のNPC…か。」

「ハヤマ殿。これ以外のダンジョンがいくつかあるようじゃが、どうするのじゃ?」

「街に戻ろう。NPCからの別の情報があるかもしれない。」

「うむ! 了解した! …あ、そうじゃ。できればこのまま歩いてか言ってもいいかのう?」

シャルがモジモジしながら顔を赤らめて言い出した。

「別にかまわないけど、時間はあるし。」

「ほんとか!? いや、実はの…。そのこうして二人きりになるのはあれ以来じゃから、偶にはどうかのうと思ってな。」

そんな目で見ないでくれ。断れないじゃないか。

「う…。あー…なんかすまん。」

「よい。じゃからお願いがあるのじゃ。それを聞いてくれたら許そう。」

嫌な予感しかしない。

「歩きにくい…。」

「そういうな。楽しいであろう?」

「否定すると嘘になるからノーコメントで。」

とはいえ、その答え事態が肯定しているも同然なのだが、言うと恥ずかしいので言わない。現在、腕を組んで歩いている。まるでデートだ。

道中の敵はあまりいないから問題は無いが。どうやら誰かが通った後らしい。うん。以前もこんな感じにオキが後ろをつけていたので確認したが、索敵範囲にはいない。少なくとも目の届く範囲では。このエリアは見通しがいいので索敵範囲外でも目視で確認ができる。それでもいないという事はオキはいないという事だ。

「うーん。」

「やっぱり…いやか?」

だからそんな目で見ないで。悲しい顔をしないで。

「そんなことは無いよ。あーもう。こうなりゃやけだ。とことん行くぞ!」

「うむ!」

恥ずかしいったらありゃしない。こんなところ誰かに見られませんように。

「ようはやまん。いい感じになってるな。」

見つかりました。街に帰り着くと丁度そこにオキがいた。

ってかシャル離して恥ずかしいから。なんでまだぴったりくっついてるの!?

「なんでここにいるのオキさん…。」

「迷宮区がすっげぇ入り組んでてさ。補給しながら何度も攻略しに行ってんだけど…なかなか面倒でね。」

あ、迷宮区攻略か。それにしてもタイミングを見計らったような感じだったけど?

「敵強い?」

オキは首を横に振る。

「そこまで。でもダンジョンが面倒でさ。トラップはあるわ、パズルはあるわ、迷路だわで、挙句今3階層を攻略してんだけどセーフティゾーンがまだない。広さ的にそろそろあってもいいかと思うんだがなくてさ。仕方ないから交互に帰って補給物資調達しながらその場で休憩しつつ上を目指してるってわけ。」

「オキさーん。買ってきましたよー。」

そこにシリカも加わる。だからシャルお願いだから手を放して。ギュって握らないで。顔真っ赤になってるから。

「あ、シャルさんにハヤマさん。ふふふ。仲がいいですね。オキさん、お邪魔にならないように早くいきましょうか。」

「おうそうだな。『ジャマ』になったな。『ジャ・マ』に。」

あ、すっげぇ楽しんでるこの人。もういいや。めんどい。

「気を付けてね。二人とも。」

「ああ。お互いにな。」

街から出ていくオキにダンジョンの話を振りかけた。

「あ、そうだ。オキさん。忘れてた。」

「あー? なんぞい。」

戻ってくるオキ。

「この先にある神殿ダンジョンなんだけどさ。鍵のかかった扉があるんだけどそれのせいで先に進めなくってさ。何か知らない?」

んーと考え込むオキの袖をシリカが引っ張った。

「ん? シリカ、何か知ってる?」

「はい。先ほどアイテム購入の際に初めて来たときとNPCのセリフが違う方がいらっしゃいました。もしかしたら何か情報を持っているかもしれません。」

攻略が進んだり、フラグが立つとNPCのセリフが変わる事が多い。

「感謝するぞシリカ! それはどこのNPCじゃ?」

「この先真っ直ぐいって西側の雑貨屋さんの中にいるかたでした。」

「ハヤマ殿!」

「うん。いこう。」

そう言ってオキ達に感謝を述べシリカの言うNPCに話を聞きに行った。

大当たりだった。NPCは昔神殿に行ったことがあるらしく、そこで古びた鍵を見つけたらしい。だが、モンスターの影響でそれ以上進むことは断念したという。神殿の話をすると快く鍵を貰えたので、早速再び神殿へと向かった。気になる事とするならばその男は逃げる時に金色の羽をもったモンスターを見たと言った。

「これであの扉の先に進むことができるな!」

「ああ。どんなのが待ち構えているのやら。」

そう言って神殿へと再び足を入れる。

「しかし、あの者がいっておった金色の羽とは一体…?」

「さぁて…ね!?」

「これは…!?」

神殿に入ると初めて入った時よりも雰囲気が違う。確かに暗かったがここまで暗かったか?

「ハヤマ殿…。」

シャルも不安がっているのかこちらに体を近づける。

「…大丈夫さ。なにが出て来たって切るのみだ。」

シャルの頭を撫で、後ろを警戒させ自分は前を見て進んだ。確かにおかしい。あれから時間も経っているというのに何故かエネミーがいない。

どう考えてもおかしいのは目で見てわかる。そしてこの奥から漂う黒い靄も先ほどは無かった。

「気をつけろシャル。何が出て気てもいいように武器はしっかりにぎっていて。」

「う、うむ。」

問題の扉までなにも無くたどり着いた。シャルから鍵を受け取り鍵穴に差し込む。

「開けるよ?」

「うむ。」

シャルも覚悟を決め、頷いた。扉をゆっくりあけ、先を覗く。

「階段…あった。」

下への階段だ。だが、物々しい雰囲気は余計に強くなった。何かいる。

「シャル気を付けて。この先、何かいる。」

「うむ。了解した。」

階段を下りていくにつれ、索敵スキルが警告を鳴らしている。どうやら自分よりもレベルの高いエネミーがいるようだが、ここまで警告のポップが赤いのは初めてだ。体が震える。

「ハヤマ…どの? 大丈夫…か?」

シャルが顔を覗いてくる。不安だと思われたのだろうが、シャルは予想していた言葉とは全然違う言葉を発した。

「笑ってる…?」

自分でも気づかなかった。口元が笑っている。

「あれ、すまん。笑う気はなかったんだが。」

「よい。我もわかる。この先に強者がいると。ハヤマ殿はそれと戦いたくてうずうずしておるのじゃな。」

ばれてる。

「まぁ性格と言うか、なんというか…。」

長い階段も終わりを迎えた。下層では短い一本道の通路となっており、その先に扉が一つだけあった。

「ボスクラスなのは確かだな…。」

「そうじゃな…。気を引き締めるぞ。ハヤマ殿。」

二人して頷き、扉を開けた。どう考えてもこの先に大ボスがいる。しかもフロアボスクラス。

扉を開けると暗い広間に出た。そして壁いっぱいに取り付けられたろうそくに灯がともる。

そして二人はそれをみた。目を疑った。いや、居てもおかしくないと思った。

金色の羽、黒と赤の流れる紋様。鳥のような顔に馬のような体。4本の腕に長い槍を二本持ったその姿。首にはリングのようなものが二個。見間違えるはずがない。何度も戦い、何度も腕を競い合った因縁のある『ダーカー種』。

「ブリュー…リンガーダ…!?」

『ヒョオオオオ!』

紅く眼を光らせ、立ち上がり、高い一声を挙げた。

「シャル! 気をつけろ! あいつは…シャル!?」

「いやじゃ…黄色い…鳥…くるな…いやじゃ…。」

様子がおかしい。目は焦点が合っておらず、体は震え、今にも駆け出し逃げそうな感じだが、足が動かない。

「ちぃ!」

ガン!

エネミー『ブリュー・リンガーダ』は馬のように走り、こちらへと距離を詰め槍でこちらを攻撃してきた。何とか動かないシャルを抱きかかえ、扉の向こうへと戻る。

「はぁはぁ…やっぱり、こっちには来れないか。」

ボスクラスのエネミーは限られたエリア内でしか行動が出来ない。扉が開いたままで助かった。

「シャル! おい、シャル!」

「…ふぇ…。ハヤマ…殿?」

シャルの体を揺さぶり、正気に戻す。よかった。

「すま…ぬ。体が…震えが止まらぬ…。」

シャルは体を抱きかかえ、何とか動こうとするも足が動かない。

「…。」

ハヤマは立ち上がり、扉の向こうからこちらをにらむブリューを見る。

「黄色い…鳥、か。」

「すまぬ…あれじゃない事はわかる。じゃが…どうにも体が動かぬ…。」

確かに黄色い鳥に見えなくもない。鳥ダーカー種はその親玉であるダークファルス【敗者】の色をそのまま受け継いでいる為だ。金色を主体に紅と黒の紋様が入っている。

振えているシャルを見る。あの元気なシャルがここまで震え、恐怖におびえている姿は初めて見た。目を瞑り、一呼吸おいてもう一度目を開いた。

「…大丈夫だよ、シャル。」

「ハヤマ…殿?」

振える体をそっと包み込んだ。そして頭を撫でてあげる。

「…落ち着くのう。すまぬ。」

「いいって。それにね。」

身体を離し、あれを睨み付けた。

「あれとなら一人でも充分だ。」

「まさか…あれと戦うというのか!? 我のせいでもあるが、一人は危険じゃ! そなたも見たじゃろう!? あれのレベルは100! 我らのレベルを超えておる!」

その通りだ。自分のレベルは高い方ではあるが90になったばかり。アインクラッド内でもトップクラスだろう。だが、それ以上のレベルを持つアレに立ち向かうのは本来自殺行為だ。レベルの差が10もある。これはかなり危険だ。

「そうだね…。でも、安心して。あれは、あのダーカーは…。何度も戦ってきた。何度も倒してきた。それはもう山ほど。だからいくらレベルがあいつの方が高かろうとも、負ける気はしないよ。」

そう言って、カタナに手をかける。ダーカーという言葉を聞いてシャルも気づく。あれがハヤマ達が何度も対峙してきた化け物だという事を。

「…気を付けるのじゃぞ。無理はするでない。」

「わかってるさ。じゃないと、あの人に怒鳴られそうだ。」

『まーたか! ざけんじゃねーぞ! キサン1人で戦ってんじゃねーっち、あれほど言っただろうが! ばーたれが!』

あの人の怒鳴り声が頭に響く。あの時はこちらが叩かれたなぁ。アークス生活の中でも最も地獄と言える、『採掘場跡地での戦い』。それを思い出した。

つかつかと扉をくぐり、再びこちらのヘイトを捕らえたブリューが吠える。

『ヒョオオオ! 』

「よぉ…。久しぶりだな! ブリュー!」

少しずつ走りだし、ブリューの目の前で飛び上がりカタナ『多々良長政白雪』を横に一閃する。

『オオオオ!?』

振り上げようとした槍を弾かれたブリューはこちらをにらみ返す。

「さぁて、『アギト』は無いけども、久々にこの型で戦えるのはうれしいね。カタコンないけど、お前には無くても充分だ。」

居合の型、それはハヤマが得たユニークスキル『抜刀術』。ミケとほぼ同時期に手に入れ、ここぞという時まで実戦を控えていた。

これ以上に『抜刀術』のデビュー戦は考えられないだろう。何しろあの因縁あるダーカー『ブリューリンガーダ』なのだから。

『ヒョオオオ!』

再び吠える『ブリュー』。刀を構えるハヤマ。

「さぁ、やろうぜ!」

一人と一匹が向かい合い、アークスとダーカーの戦いがソードアート・オンラインの中で再び火蓋を切った。




みなさま、ごきげんよう。
PSO2のEP4の情報が公開されましたね! まさかの地球ですよ! 東京ですよ!
どうしよう・・・。コイツは困った。 設定を考えねばなりませんね。
さて、今回1話で終わらせようと思っていたら思ったより長くなっちゃいました。
ボス戦を軽くで終わらせようと考えていたんですが、ノリにのって書いていたらブリューだそうそうしようになってこうなりました。(さすが俺、何も考えてないのがまるわかり!
というわけで次回はハヤマVSブリューリンガーダです。
抜刀術を手に入れ、アークス時の戦い方により似せて描くつもりです。
ではみなさま、次回にまたお会いしましょう。

(年末年始は忙しく最新話をUPすることができるか微妙ですので、あげれたらあげますが、基本ないとお考え下さい)

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