ドリームランドでおばけ屋敷で、本物?にであい、逃げ切った龍我とルナ、本物の真相を掴もうと、姫華、良太、星嶺達はおばけ屋敷にはいるが、本物の正体はわからなかった
そんな曖昧な感じのままドリームランドを後にした龍我とルナ、次へ向かったのは・・・
「ん~・・・ドリームランドは楽しかったけど最後のはいらなかったな~」
「もう二度といかないわ・・・」
ルナもご立腹の様子
「んじゃあこのあとどーする?」
「さぁ?」
「適当に歩くか」
「そうね」
特に目的がないまま適当に歩く龍我とルナ
その後ろに怪しい人影が・・・
「ルナのやつ、龍我くんと何処へいくのかしら」
「か、会長、尾行はまずいですって」
姫華、良太、星嶺が龍我達を尾行している(良太と星嶺は強引につれてかれた)
「うるさいわね、大丈夫だって」
「大丈夫って、これってもう・・・」
「犯罪・・・?」
色々と心配している良太と星嶺、そんなことお構いなしの姫華
「お、移動したわ」
「あ~あ、歩き疲れたな~」
「俺もだ、そろそろ帰るか~」
「そうね」
結局本当に適当に歩いただけで何もしないで帰っていく、それを見届けた姫華達はなぜかホッとしている
次の日の次の日ぐらいかな~?
「龍我~朝だっよぉ~!」
寝ている龍我の上を飛び
ヒューン
そのまま落下
ドスッ
「ぐえ」
見事龍我の腹部に着地、ルナ無傷、龍我腹痛
「うぐぐぐ、もっとましなおこしかたを・・・」
「やーねー、お父さんはこんなんじゃ起きないわよ」
これで起きないってどんだけ頑丈なんだよ
「起こす時は、お母さんが起こすんだよ『あなた、朝だよ』って」
ん~・・ラブラブなんだな~ルナの親は
「今度そう起こしてあげるわ」
「え?」
「嘘よ、だって寝ればそんなの忘れてるもん」
「ですよね~」
なんか少し期待してしまった自分が恥ずかしい
「そういえばこれきてたわよ」
玄関にはさまっていたらしいチラシを見せる
なになに、『花火大会のお知らせ』と
今回の大花火大会は大会史上最大の16000発の花火を打ち上げます、ぜひきてください
と・・・ふむふむ
「いきたいのか?」
「えへへへ、なーんで分かったのかな~?」
「だってチラシの隅っこに針で刺してある穴があるもん」
「あ」
「ル~~~ナ~~~~」
「え、あ、ちょ、」
「どこから持ってきたあぁ?」
「え、あ、その、掲示板・・・」
「はあぁ・・・ったく」
「てへぇ☆」
「てへぇ★じゃないぜ」
「違うよ、てへぇ★じゃ、こうよてへぇ☆」
「どーでもいいわ」
このあと、誰も見てない時にチラシを掲示板に戻した
「もう行かない、却下」
「え~なんでなんで~!」
「ルナが悪いことしたから、連帯責任として俺までいけなくなった」
「そんな~」
悲しむルナ
「けっ」
ピンポーン
ピンポン鳴ったのでドアを開けると
「よー龍我ー!」
鬼豪が団扇を扇ぎながらやってきた
「んだよお前かよ」
「そんな言い方ないたろ?それより花火大会行こうぜ」
「わりぃ、ちーと色々あって行けないんだわ、これが」
「なんだよつれねーなー、じゃあルナさん」
「あいつが原因なんだからダメ」
「原因?」
「そっ!悪いことしたから、家族ルール第12条 『家族内で起こした罪は連帯責任!家族全員で償う』だ!」
「・・・」
めんどくさい男だと一瞬思った
「つー訳でいけないんだよ、文句あんならルナに言え」
「ヒデェ男だなお前、よくわからんが許してやれよ」
「っけ、ここで許すと後々大変なんだよ」
以前ルナが悪いことをして、軽く起こったらまた同じことをした、がたら厳しくすることにした!
え!なに?ルナが何をしたかって?ふん、ルナの名誉に関わることだから秘密だ!ひ・み・つ・!
「とにかくダメなんだ」
いきたいー!花火いきたいー!花火みたいー!祭いきたいー!夏たからいいじゃーん!いきたいいきたいいきたいいきたいいきたいいきたあぁぁーーーーいっ!!
後ろの部屋で駄々をこねているルナ、まぁ放っておこう
つれてかないと死んじゃうぞ~!
「お、おい連れてってやれよ」
「あのな~・・・俺が好意でやってると思うかー?なー、俺だって行きたいし、ルナだっていきたい、でもなー、」
「でもななんだよ、またよくかわらん罪のことか?」
「場所わからんのよ」
「・・・」
なんだよ、それが原因なのかよ・・・
「あのな、場所ぐらい教えてやるよ、一緒に行こうって言ってるんだからよ」
「ん~・・・でもなー、予算が」
「俺がおごってや・・・・」
「じゃーいこう!いくぞルナー、気前のいい鬼豪がおごってくれるってよ!」
「花火?いくの?いぃやったああぁぁぁっ!!」
喜ぶルナ
そして
夜
「本当にこの道なのかよ」
「ここだよ、何年するでると思っているんだよ」
鬼豪のことを全く信用してない龍我、昔自信満々で道案内してた鬼豪がバカみたいに道間違えて迷子になったことがあるたらである
「ほら、ここだここ」
「おー」
「うわー、屋台がいっぱいだぁ!」
道路を封鎖して両端に屋台がズラァっと並び、人でビッチリだ
そんな場所を龍我達は突き進むのであった
つづく